ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 夢 死 【オリキャラ募集中】 参照200達成!!
- 日時: 2011/03/29 13:15
- 名前: リア ◆Y/JGN/wCwk (ID: AllbnElc)
二作目です!!
コメよろしくおねがいします!!!
お客様
ヴィオラ様
聖也様
かりん様
オリキャラ製造工場工場長様
月世の救世主様
人物
木村 椿 ♀
ツバキ ♀
波兎 狸 ♂
ユリ ♀
植木 理恵 ♀
リエ ♀
浅瀬 梨華 ♀
カエデ ♀
桜木 春香 ♀
サクラ ♀
浅瀬 瑠華 ♀
木蓮&水練 ♀
椿とツバキは同一人物
春香とサクラは同一人物
狸とユリは同一人物
梨華とカエデは同一人物
木蓮と水練は同一人物
理恵とリエは同一人物
お知らせ
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- Re: 夢 死 【オリキャラ募集中です!】 最終章開幕 ( No.45 )
- 日時: 2011/03/12 21:55
- 名前: リア ◆Y/JGN/wCwk (ID: AllbnElc)
木蓮「弱いお前に守れるものなどない。」
あたしは首を横にふった。
ツバキ「あなたには一生わからないものよ。」
木蓮「お前に私の気持ちなどわからないっ!!」
びくっ
一瞬ものすごくびっくりした。
だって・・・。木蓮が泣くなんて思ってもいなかったから。
必死でこらえてるけどさ。
あんな冷たい氷のような眼をしたあの木蓮が・・・。
木蓮「私はずっとつらい思いっしてるんだからっ!お前はそんないつもいつも知ったかしてっ!うざい!うざい!お前なんか・・・!おまえなんか・・・!!大っキライ!!!!!!!」
・・・。しってるよ。あたしが嫌いなことなんて。
でも、知ったかなんてしてない。事実なんだ。
あたしは光の力を手にした。
だから心がわかるんだよ。
でも・・・。木蓮の心はなぜか読みにくい。
両親が殺されたときにすっかり心を閉ざしてしまったからだ。
あたしの・・・せいでもあるのかな。
ツバキ「木蓮。」
木蓮の目の周りはすっかり赤くなって、すべての物を軽蔑したような眼であたしのほうに振り返った。
木蓮「なによ・・・っ今度はどうやって私を傷つけるの・・・?」
ツバキ「1人じゃ・・・ないよ・・・?」
木蓮は一瞬。ほんの一瞬だけど・・・。うれしそうな顔をした。
だけど・・・。
木蓮はあたしの差し出した手を正気に戻ったように振り払った。
木蓮「ふふ・・・。ふふふふ・・・。危うく引っかかるところだったわ。何が1人じゃないの?仲間だとでもいうの?幼いころから1人ぼっち。だれの手も借りないで両親が死んでからずっとやってきたのよ?
お前には両親もいる。友達なんて意味のわからないものもたくさんいる。私には・・・。両親もいなく、周りにいるのは陰気くさい兵士と敵だけじゃない。お前を味方などと思ったことは一度もないわ。さあ、遺言と命乞いはその辺でかまわないかしら?」
- Re: 夢 死 【オリキャラ募集中です!】 最終章開幕 ( No.46 )
- 日時: 2011/03/13 13:25
- 名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode
木蓮・・・かわいそう・・・
- Re: 夢 死 【オリキャラ募集中です!】 最終章開幕 ( No.47 )
- 日時: 2011/03/14 10:46
- 名前: リア ◆Y/JGN/wCwk (ID: AllbnElc)
だよねっ!ウチめっきり悪役にしようとおもったらこうなってしまったww
- Re: 夢 死 【オリキャラ募集中です!】 最終章開幕 ( No.48 )
- 日時: 2011/03/14 16:37
- 名前: リア ◆Y/JGN/wCwk (ID: AllbnElc)
ツバキ「ちょっと木蓮っ!あたしそんなつもりじゃなかっ・・・。」
あたしは木蓮に言葉をさえぎられた。
木蓮「ふん。人間の心など、この世で一番信頼してはならぬものだ。うそとは、殺人よりも重い罪なのだ。」
ツバキ「ちがうっ・・・。人間は心が弱いだけだよっ自分の身が危なくなったら・・・うそで塗り固めるしかないの!!うそで塗り固めなきゃいけない極限の場に追い詰めるのは同じ人間よ!!」
木蓮は笑う。なにがおかしい。・・・でも・・・。
もうこの人にはきっと何を言っても無駄ね・・・。
木蓮「私のこと何にもしらないでいい気なものね。」
ツバキ「あたしはしってるよ。両親が自分の見ている前で殺されたことは。霞さんという人も、秋葉さんという人も、確かにあんたの周りはあの時敵ばかりだった。でも敵だけじゃなくて、それ以外にもいたでしょ?」
木蓮に・・・、あたしの心が伝わるのはいつかな・・・。
でも・・・。
いつか伝わりますように・・・。
- Re: 夢 死 【オリキャラ募集中です!】 最終章開幕 ( No.49 )
- 日時: 2011/03/14 20:18
- 名前: リア ◆Y/JGN/wCwk (ID: AllbnElc)
- 参照: http://aaaaa
木蓮「ふふ・・・。おしゃべりはソコまでだ。お前にこんなことを話してもしようがない。」
といって木蓮が松を構える。
まっすぐあたしの顔に落ちてきー・・・。
びしっ
顔をまっすぐ切り、血で染める。
ツバキ「痛!!!」
駄目だ。あたしも何か・・・。
ツバキ「ファイア!!」
あたしの手から伸びる魔法の力。。ファイアはそのまま、炎の力。
松は燃え尽き、炭となった。
木蓮の金髪ももえた。
木蓮は自分の髪の燃えた部分を切り捨て、あたしに投げかけた。
火の弾があたしの目に・・・。
前が見えない。真っ暗。木蓮はどこ?どこなの?・・・何か聞こえる。
水練「大丈夫?水練よ。今あなたの心に話しかけているわ。眼がなければ・・・。心をつかって。心の目で、木蓮の悪の気を感じるのよ。」
ツバキ「−・・・。わかった。」
そしてあたしは・・・。前方にある悪の気を感じ取った。悪は・・・あたしの後方に高速移動。
悪の刃が?向かってくる。私はそばにあるコルクの木(コルクガシ)の木の皮を剥ぎ取り、盾にした。
がきーっ・・・ん
みえた・・・!?
あたしには悪が感じられた。よしっ。
あたしは木蓮とみられる悪の気に善の刃をむけ、走り出した。
木蓮はうなり声を上げ、刃は深く木蓮の身体に突き刺さった。
私の体中に木蓮の血。木蓮は2度と立ち上がることはなかった。
まだ眼は見えていない。心の目に映るものは悲しい気だった。
ソレは木蓮のものだと確信できた理由はわからない。
ツバキ「木蓮。木蓮。」
木蓮「ツバキ・・・。今までに私の言葉を真剣に聞いてくれたものは・・・あまりいなかった・・・。仲間とか・・・友達とか・・・ほんの一瞬だけど・・・自分の心に温かみが戻った気がしたよ。・・・ありがとう・・・。」
ツバキ「あたしは・・・なにもしてないよ。ほら、たって。」
遠くでゴゴゴゴ・・・と鈍い音がした。
危ない?
ツバキ「ほら、早く!!」
と、あたしの差し出した手をつかませるのをせかした。
木蓮「私が死ぬと・・・この星は爆発するの・・・。あと3分・・・。この星を脱出するには十分間に合う・・・。早く行って・・・。」
近くでガガガガ・・・と鈍い音がした。
危ない!
ツバキ「木蓮!!」
木蓮「私は・・・。水練・・・。さようなら・・・。ツバキ。そして・・・。あなたの大切なものをうばってごめんなさい・・・。さようなら・・・。」
ツバキ「水練!水練!!!」
がががががががががが!!!!!!
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