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涙のシズク
日時: 2011/02/16 17:14
名前: misako (ID: W0tUp9iA)
参照: http://mirei3368

〜プロローグ〜

「泣くなよ…」


そういってくれたあなた


ずっと


あたしに…


あたしにその言葉をください…


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Re: 涙のシズク ( No.14 )
日時: 2011/02/20 21:19
名前: misako (ID: XyK12djH)


亜梨沙はいつの間にか

屋上に来ていた。


そして


自然と涙が出ていた。


「あたし死んじゃうんだね…
 ばいばい。みんな。
 ばいばい。この世界…」


泣きながら

そう呟いた。


「泣くなよ…
 お前。死ぬつもりだろ?」


いきなり後ろから声がした。


「え?」


振り返るとそこには…

Re: 涙のシズク ( No.15 )
日時: 2011/02/21 16:04
名前: アガサ・リスク (ID: Ytr7tgpe)

  やあああ!!きになるぅぅぅぅ!!!

  どーしよ!見逃せないんですが!!

  (って、小説なんですけど(汗))

   じゃ、ちょくちょくくるからニャ

Re: 涙のシズク ( No.16 )
日時: 2011/02/21 17:26
名前: misako (ID: 3T8mb002)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

アガサ・リスクさん>ありがとうございますw
          しかし残念なお知らせが…
          もうちょっとで終わっちゃいますww
          早くてごめんなさい<(_ _)>

Re: 涙のシズク ( No.17 )
日時: 2011/02/21 17:42
名前: misako (ID: 3T8mb002)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

〜第三章〜

幼馴染の陸也がいた。

「なんで……」

「お前は絶対…
 絶対に死なせない…」

陸也は低い声で言った。

「なんでよ…
 あたしのせいで…
 あたしのせいでお父さんは死んだんだよ!!
 なのに…なのになんで……
 あたしは決めたの!!!
 今日死ぬの!!!!
 お父さんの所に行くの!!!!!!!!
 だから…
 だから止めないでょ……………」

亜梨沙の顔は涙でぐしゃぐしゃだった。



「お前って馬鹿だな……」

陸也は笑いながら言った。


「何笑ってんのょ………」

「いゃ。ごめん…
 だけど死ぬって…
 本当にそれでいいのか?
 それに
 お前の父さんはそれを望んでんのか??
 死んだらそれでオワリだろ?
 お前は……
 いや,亜梨沙は父さんの分まで
 思いっきり楽しんで生きろよ!!
 父さんもそれを望んでるはずだよ…」


「陸也…
 ありがとう……」

(そうだね…
お父さんの分まで生きよう…)


そう亜梨沙は思った。


しかし,


『グラッ』


「え?」


「亜梨沙—————————!!!!!!!!!」


バランスを崩し


亜梨沙の体は


どんどん下へ————————


「陸也……」



陸也の顔がどんどん小さくなっていく。


(そうか…
あたし死んじゃうんだ…
ここから落ちて…
 
お母さん…優奈…
陸也…………。バイバイ…………………………。
お父さん。今行くからね———)


『ドシャッ』

亜梨沙の頭からは血が流れていた。

遠くでは救急車の音が響いている。

(バイバイ……)


目からは大量の

「涙のシズク」が流れていた。

Re: 涙のシズク ( No.18 )
日時: 2011/02/21 18:43
名前: アガサ・リスク (ID: Ytr7tgpe)

うわわわ!

  ど、どーなっちゃうのぉ!?

  


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