ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- MAGIC 参照200突破しました!感激です!
- 日時: 2011/05/29 16:41
- 名前: 綾愛 雪夜 (ID: teK4XYo.)
- 参照: http://id20.fm-p.jp/377/yuki351/
上のフレンドコード
(私は略してフレコと呼んでます)は
私が尊敬している夢小説のサイトです!
見てみてください!
オリキャラ募集します♪
下の様に書いて下さい!
—————オリキャラ応募用紙—————
名前・「 」(読み仮名も付けて下さい!)
年齢・「 」
性別・「 」
性格・「 」
魔法・「 」(念力・透視…他。
魔法の内容は具体的に書いて下さい。)
———————————————————
手数お掛けしますがよろしくお願いします!
さあ!本編の始まりです!!!
キャラ一覧表は、>>12。
目次は>>16にあります!!
ではどうぞ!
- Re: MAGIC ( No.9 )
- 日時: 2011/02/20 10:52
- 名前: 黒鳩 ◆k3Y7e.TYRs (ID: Y8BZzrzX)
はじめまして。とても内容が面白かったので、ボクもキャラクターを応募させて頂きます。
—————オリキャラ応募用紙—————
名前・「荻悠/おぎ ゆう」(読み仮名も付けて下さい)
年齢・「18」
性別・「男」
性格・「堅物、クソ真面目、常識人。自分の能力の自覚をし、危険と理解したうえで不必要に使わないようにしている。しかし頭に血が上ると見境なく暴れる危険人物」
魔法・「時雨と呼ばれる特殊魔法。限定的だが、時間をある程度自由に操る。自分の時間を加速、結果凄まじい速度で動く。部屋の時間を一時的に止める、物体の時間を逆にする、等」(念力・透視…他。
魔法の内容は具体的に書いて下さい。)
———————————————————
更新、頑張ってください。これたら読ませていただきます。
- MAGIC ( No.10 )
- 日時: 2011/02/20 11:12
- 名前: 綾愛 雪夜 (ID: teK4XYo.)
第三話 【どこかで会える日】
アリアは、必死になって現在の状況
を把握しようとしていた。
自分の知り合いのシス・マジシャン…
それが梨音で…。
彼は重罪人になっていて…。
そして今彼は自分の目の前に居る…。
梨音の目は、氷のように冷たかった。
あの時。出会った時の目は何処に行ったの…?
そんなことを頭の中でぐるぐる考えていたその時。
「ビュオオオオオオ…!」
風…というより、空気の固まりが飛んできて
梨音に直撃した。
空気の固まりをぶつけた主は藤原美幸という、
アリアの友達(?)だった。
「ちょ…ちょっと…?アリア何してんの?!
逃げなきゃ!!!」
美幸が声を張り上げた。
「ぁ…でも…。」
アリアは手首を美幸に引っ張られながら美幸の家、
要するに民宿に連れ込まれた。
「アリア!!!!お前何してんだよ!!!!」
アリアをぶっ飛ばしそうな勢いで怒鳴ったのは、
泉川青夢という炎のマジックを持った少年だった。
「ご…ごめん…。」
アリアは今にも凋んでしまいそうな声で謝る。
でもアリアにも分かる事があった。
今、いや…さっき見たのは前の梨音じゃなく、
「重罪人」の梨音ということ。
もう、「前の梨音」の面影は何処にも無いということ。
「心が凍ってた…。」
おそらくさっき梨音にあった時に、
心を透視して視たのだろう。
アリアは、恐怖のあまり震えていた。
が、それは美幸も青夢も気付かなかった。
続く
- MAGIC ( No.11 )
- 日時: 2011/02/20 11:28
- 名前: 綾愛 雪夜 (ID: teK4XYo.)
第四話 【白風波紋〜君に出会った日〜】
そのころ町では、波紋と梨音が鎖を鳴らしながら
町の様子を見ていた。
波紋は、気に入らないものが有ったら、
すぐ「それ」を破壊する癖が付いているという事ぐらい、
町の人たちは分かり切っていた。
前、14年前梨音と波紋が帰って来た時も
同じような雰囲気に包まれた。
(裏切り者…)
(重罪人…)
アリアだけが、何を思っているのか
視る事が出来た。
「怖い…。」
アリアはそう呟いた。
そして今。
まただ。
また、前の様なおかしな気持ちが
アリアの中で膨らんでいった。
梨音じゃない人…別の梨音を見ている様な気がした。
大きなゴムが、アリアを叩き付けている様に、
ココロが痛い…。
美幸も青夢も、アリアが何かに苦しめられている
そんな気がしたが、「何か」が分からないと、
慰め様がない。
「あのさぁ。」
青夢が口を開いた。
「俺、波紋のこと知ってんだよね。」
「幼馴染みだから?」
アリアが冷たく言い放った。
その場が氷のように冷たくなった。
波紋が入って来たから。
続く
- MAGIC ( No.12 )
- 日時: 2011/03/06 20:24
- 名前: 綾愛 雪夜 (ID: teK4XYo.)
【キャラ一覧表】
☆とりあえず今までに出てきたキャラをまとめてみました〜♪
オリキャラは第二章になっても三章になっても、募集し続ける予定で す!
個性的なオリキャラを待っています!!!
——————————————————————————————
☆音堂アリア(オンドウ アリア)
・16歳
・透視のマジック
☆黒内梨音(クロウチ リオン)
・16歳
・生命の命を捕るシス・マジック
☆白風波紋(シラカゼ ハモン)
・16歳
・全てを破壊するシス・マジック
☆泉川青夢(イズミカワ セイム)
・16歳
・炎のマジック
♪藤原美幸(フジワラ ミユキ)
・14歳
・念力のマジック
☆シスター(本名不明)
・25歳
・人を操るマジック
☆琴乃貴 モア(コトノキ モア)
・17歳
・幻術のマジック
※♪マークは応募されたオリキャラです。
- MAGIC ( No.13 )
- 日時: 2011/02/26 10:46
- 名前: 綾愛 雪夜 (ID: teK4XYo.)
第五話 【白風波紋〜絶望の日々〜】
「波…波紋…?」
青夢がやっと口を開き呟いた。
青夢らしくもない。
声が震えている。
「青夢…。元気だったか?」
波紋がそう言った。
誰も予想してはいなかった言葉だった。
「元気だったけど…。どうして波紋が此処に?」
予想もしていなかった言葉が
波紋の口から出てきたせいか、
青夢は、自分でも訳の分からない言葉を喋っていた。
その時だった。
「青夢!アリア!美幸!逃げて!!!!」
この町の教会のシスター…すなわち
「迷える子羊達を導く神に仕えし者」
が、民宿に入ってきた。
「ど…どうしたんですか????」
アリアが聞いた。
「梨音が暴走してる……!」
(そんな…。うそだ…。)
アリア箱の言葉を何度も繰り返しながら、
民宿の外に出た。
しかし、アリア達が見たのは、
何とも悲惨な状況だった。
草花は枯れ果て、
人々は梨音に跪き
動物たちは生きている形さえも無かった。
「や…やめてよ梨音…!!!」
アリアは夢中になって飛び出した。
そして、梨音の腕を掴み泣きながら訴えた。
「…やめてよ…梨音————!!」
アリアの叫び声は町中にこだました。
続く