ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

学校の怪談
日時: 2011/05/30 21:14
名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

はい、駄目文書きまくってるかりんです。
まあ・・・いろいろ書いているけれど今回はホラー系に兆戦してみました。



ルール

「かりん?嫌いだね」→嫌いで結構コケコッコー

「駄目文?アー無理」→はい、見なくて結構

「短編ねー・・・かりんじゃなきゃ好きなんだけどね・・・」→お帰り願います

Page:1 2 3 4



Re: 学校の怪談(短編集) ( No.9 )
日時: 2011/03/28 13:54
名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

銀弧さんが駄目作者のもとに・・
しかも続きを楽しみに・・・
うれしいです。
そうデス桜には・・・めっちゃくらい過去が・・・

Re: 学校の怪談(短編集) ( No.10 )
日時: 2011/03/28 15:09
名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

第5章 教室の怪談

気づけばわたしたちは教室に着いた。

「友里恵?」

桜が不意に私を呼んだ。

「ん?何か用?」

「友里恵は、気がついてたの?」

「何を?」

「わたしが自殺しようとしていたこと・・・」

「うん、だって親友だもん」

桜が涙を流しながら言った。

「親友?本当に?グスン」

「うん」

「でも、理由はわからないでしょ?」

ごめんわかるよ親友だから・・・

「いじめじゃないの?」

「えっ・・・どうしてそれを知ってるの?」

「桜の様子を見てたらわかるよ」

「友里恵・・・」

「そしていじめていたやつに復讐しようとここに来た・・・違う?」

「違わないよ」

「始めて友達になったとき言ったよね隠し事は、ナシって・・・」

「ゴメンね・・・友里恵」

(何が親友よ何が・・・)

「えっ何?桜」

「どうかした?」

「うん、少し声がしたから・・・気のせいだよね」

「そうでしょ」

「確かここっていじめを苦に自殺した女の子の霊が出るって・・・」

「うん。たしか・・・ 」

そう話していると、いきなり机が浮いた・・・

「まさか・・・これって・・・」

桜と私の考えてることは同じだ。

「ポルターガイスト!」

「ここの教室にもいるのね・・・幽霊」

「じゃなかったらどうして机が浮くの?」

「だよね・・・逃げよ」

「うん」

そうわたしたちは、教室から出ようとした。

でも・・・

「うそ?開かない・・・なんで?」

「友里恵・・・こっちも開かない・・・」

(閉じ込められた・・・でも誰に?)

「どうすれば・・・」

すると、後から

「ウフフ・・・あなたわたしと一緒・・・」

と声が聞こえてきた。

振り返ると手首に傷のある女の人がいた。

「わたしと・・・お友達になろ?あの世で」

そういい桜のほうに腕を伸ばした。

「この人・・・幽霊だよね・・・」

「うん。多分」

「わたし、寂しかったんだ。あなた私と一緒・・・なろ?」

「桜は絶対駄目」

「どうしてそんなこというの?・・・この子はわたし・・・同じ・・・」

「わたしには、友里恵って親友がいる」

「し・ん・ゆ・ウ?・・・嫌、嫌・・・わたしには・・・いやああああ」

そう叫び幽霊は消えた・・・

「そっか・・・あの子・・・親友いなかったんだ・・・」

桜が悲しそうにつぶやいた。

「死んじゃったあとでも親友・・・欲しかったんだ・・・」

「じゃあいこっか・・・」

「うん・・・」

第5章オワリ

Re: 学校の怪談(短編集) ( No.11 )
日時: 2011/03/28 15:01
名前: 銀弧 (ID: jyhYldWc)

また来ましたよ!
やっぱり桜過去暗かったね…、
あと、余計かもしれないけど…復讐を復習って書いてます、はい。

Re: 学校の怪談(短編集) ( No.12 )
日時: 2011/03/28 15:08
名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

あ・・・銀弧さんありがとうございます

Re: 学校の怪談(短編集) ( No.13 )
日時: 2011/03/29 17:35
名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

第6章 階段の怪談

「あと3つ・・・」

桜が言った。

「そうだね・・・」

「1つ目はトイレの花子さん、2つ目は音楽室、3つ目は鏡、4つ目は、教室・・・」

「5つ目は多分・・・階段・・・」

「まあ、お決まりだよね。階段の数が変わるやつ・・・」

「じゃあためそうか・・・」

「うん」


「1,2,3,4・・・10,11,12,13・・・」

「アレ・・・ここ12段じゃ?」

「うん・・・」

「やばくない?」

「じゃあ・・・逃げよ!」

「きゃ・・・」

桜が転んだ、足を見てみると・・・手が・・・

「イヤ・・・離してよ」

「桜を離して!」

でも、手は離れようとしなかった・・・

(桜を離すにはどうしたら・・・)

でも、いくらがんばっても桜から手は離れなかった。

(もう離れてよ・・・)

桜が泣き出した。

「いい加減に離してよ・・・グス」

涙が手に当たった。

手が引いていった。

「助かったの?」

「多分・・・」

「でも、あと1つ・・・」

「うん。7つ目・・・」

第6章オワリ


Page:1 2 3 4