ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 学校の怪談
- 日時: 2011/05/30 21:14
- 名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
はい、駄目文書きまくってるかりんです。
まあ・・・いろいろ書いているけれど今回はホラー系に兆戦してみました。
ルール
「かりん?嫌いだね」→嫌いで結構コケコッコー
「駄目文?アー無理」→はい、見なくて結構
「短編ねー・・・かりんじゃなきゃ好きなんだけどね・・・」→お帰り願います
- Re: 学校の怪談(短編集) ( No.4 )
- 日時: 2011/03/26 18:50
- 名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
言い忘れていましたが登場人物は死神意外は「死神につかまると・・・」のキャラクターを登場させています。
- Re: 学校の怪談(短編集) ( No.5 )
- 日時: 2011/03/26 21:34
- 名前: クピクピ (ID: gHpB4F6k)
感動の花子さん話!
- Re: 学校の怪談(短編集) ( No.6 )
- 日時: 2011/03/27 19:37
- 名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
第3章 音楽室の怪談
「えっと・・・音楽室に来たけれど何かあったっけ?」
桜が訊ねてきた。
わたしは、苦笑しながら答えた。
「ベートーベンの目が光るとか、真夜中ひとりでにピアノが鳴り出すとかでしょ?」
「そういうのがあったんだ」
調べとこうよ・・・
「じゃあ、ここは何もないんじゃない?だってベートーベンの絵ないしピアノは自動演奏機ついてるし」
そう話していたとき・・・
「何してるの?」
か細い女の子の声がした。
わたしたちはびっくりして後ろを振り返った。
そこにはわたしたちより3つか4つは離れている小さな女の子だった。
女の子が言った。
「怪談話がないっていってるけど・・・ここにも怪談はあるんだよ?」
「えーどんなの?」
桜が訊ねた。
一瞬女の子の表情がこわばったような気がした。
(気のせい・・・よね・・・)
女の子が話し始めた。
「ここね、昔女の子が自殺した場所なんだって。だからその子の死んだ時刻の午前0時になると女の子の霊が現れて人・・・殺しちゃうんだって・・・」
「・・・そんなことが・・・」
桜がつぶやいた。
(でも、そんな話1度も聞いたことないけれど・・・・)
そう、わたしは思った。
桜が言った。
「今、何時?」
私は腕時計を見て答えた。
「今、11:35分」
このときわたしは、どうして暗い中発光装置がついてない時計が見えたのだろうと不思議に思うべきだったのだ・・・
「ふーん、じゃあ少し待てば合えるんだね。幽霊に・・・」
「えっ・・・まさか0時まで待つの?」
「うん」
(うっそ〜)
少したち時計は0時をさした。
周りがぼんやりと明るくなりわたしたちより少し年上ぐらいの女の子が現れた。
驚くべきことにその女の子の顔はさっきまで話していた女の子とまったくおんなじ顔だったのだ・・・
「クス・・・お馬鹿さんたちでよかった。これで役を交代できるわ・・・クス長かったわ50年は・・・」
「どうゆう意味よ?」
「自殺した女の子の霊の話は本当よ?そのこを自殺に追い込んだのも私。でもそのこに道ずれにされちゃってね・・・」
「あなたが悪いんじゃないの?」」
桜が言った。
女の人は笑いながら答えた。
「わたしが悪い?ふざけないでよクスあの時警察は私を無関係だと言ってくれたわクス・・・さあ、無駄話もそこまでよ。あなたたちのどちらかが幽霊にならなくちゃいけないもの。」
そういい腕が伸びてきた。
もう駄目だと思った瞬間、
(うちが止めるさかい、はよ、にげ)
この声は・・・有紀さんだ・・・
桜も驚いている。
女の人のほうを見ると、とまっていた。
「これも、有紀さんの力?」
桜がつぶやいた。
そしてわたしたちは音楽室から逃げ出すことが出来た。
第3章オワリ
- Re: 学校の怪談(短編集) ( No.7 )
- 日時: 2011/03/27 21:21
- 名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)
第4章 鏡
「・・・ここに鏡なんてあったっけ?」
桜が不意につぶやいた。
わたしはびっくりして桜が見ている方向を見た。
「・・・!」
そこにはあるはずのない鏡があった・・・
「どうしてこんなところに・・・」
桜が鏡に触れた瞬間・・・
「キャっ」
短い悲鳴とともに桜は鏡に吸い込まれていってしまった・・・
「うそ・・・うそでしょ桜?」
でも、桜は出てこなかった・・・
と思ったら・・・
「あーびっくりした・・・」
桜がそうつぶやいて出てきた。
でも、桜じゃないことは一目でわかった。
桜の利き手を見ると逆になっていたからだ。
「桜?利き手、左だったっけ?」
「うん」
違う・・・こいつは桜じゃない・・・
でも、どうすれば・・・
あっそうだ・・・
「桜、じゃないよね・・・」
途端に桜の目つきが鋭くなる。
「どうして、そう思うの?」
「それは、あなたの傷よ」
「傷?」
「そう、桜には片腕に傷があるの・・・」
「なぜ?」
「それは、自殺しようとしていたから・・・」
「自殺?わたしが?うそよ」
桜が狂ったように笑い出す・・・
そのとき私の脳裏に話し声が聞こえてきた。
「友里恵?聞こえる?桜よ?」
「うん聞こえてる」
「今から言う呪文をあいつに向かって唱えて・・・」
「わかった」
「じゃあ言うわよ?」
「うん」
「恩邪魔祈祷恩邪魔祈祷この者の魂、助けたまえ」
「わかった、桜」
「たのんだわよ・・・友里恵」
わたしは、桜を助ける為に呪文を唱えた。
「な、いつの間にそんな呪文を・・・ぎゃあああああああ」
そういい桜は気絶した。
少したち桜は目覚めた。
「友里恵・・・ありがとう」
「そんなことないよ。でも、アノ鏡に映ったらまずいよ。急ごう」
「うん」
第4章オワリ
- Re: 学校の怪談(短編集) ( No.8 )
- 日時: 2011/03/28 12:37
- 名前: 銀弧 (ID: jyhYldWc)
学校の怪談ですか〜
そういえば私の学校って全然そういうの聞かないです。
ストーリーとてもおもしろいです!!
桜、なんか暗い過去がありそうですね。
続き楽しみにしています!