ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ラィアード-ル
- 日時: 2011/04/10 11:08
- 名前: リン# (ID: BeoFjUrF)
嘘をついたのは、一体誰でしょう?
主人公・速水 空
中学二年、十四歳
飯田 ヒロ
中学二年、空と仲がいい。
遠藤 由佳里
中学二年、ヒロの幼馴染
桜井 茜
中学二年、空が想いを寄せる女子
悪い嘘といい嘘があるって本当ですか?
小説は初心者です。
それでも読んでくださる方はぜひ読んでください。
・・・あと、コメントも待ってます!
- Re: ラィアード-ル ( No.6 )
- 日時: 2011/11/22 13:45
- 名前: 菜恵 (ID: xJkvVriN)
こんにちは、菜恵です。
今後の展開が気になる小説ですね。
次の更新、楽しみにしています。
- Re: ラィアード-ル ( No.7 )
- 日時: 2011/11/30 17:23
- 名前: リン ◆e.eLe5cpyE (ID: 1v/lWFT.)
菜恵さん、ありがとうございます!
更新できなくてすみません…
今期末考査なのでそれが終わったらまた書きます。
コメントとてもうれしかったです!
- Re: ラィアード-ル ( No.8 )
- 日時: 2011/12/01 12:34
- 名前: リン ◆e.eLe5cpyE (ID: 1v/lWFT.)
『恋をした』と言っても僕の日常にさほど変化はなかった。
そして桜井茜とも話すことはなかった。
でも、少しだけ桜井について分かったことがある。
それは『猫が好き』ということ。
鞄に猫のキーホルダーをつけていて、前から気になっていた。
そして昨日桜井がほかの女子と猫の話で盛り上がっていたのを僕は偶然きいたのだ。
帰り道、僕は一匹の猫をみつけた。
そして僕は一言猫に言った。
「お前はいいなあ…」
- Re: ラィアード-ル ( No.9 )
- 日時: 2011/12/04 14:22
- 名前: リン ◆e.eLe5cpyE (ID: 1v/lWFT.)
次の日、僕は桜井を見かけた。
桜井は昨日僕が見た猫と戯れていた。
—話しかけようか—
一瞬そう思った。
でもその時の桜井の笑顔がぼくを困らせた。
その時僕はまた昨日のようにその猫に向かって
「お前はいいなあ…」
と心のなかで呟いた。
でも昨日とは明らかに違う感情でその言葉を発した。
その猫が憎くなった。
殺してしまいたいほど憎くなった。
猫に向かってそんな感情を持つこと自体馬鹿げてることは僕自身が一番わかっていた。
でも、僕はその感情を抑えることができなかった。
- Re: ラィアード-ル ( No.10 )
- 日時: 2011/12/05 12:35
- 名前: リン ◆e.eLe5cpyE (ID: 1v/lWFT.)
その夜、僕はさっき自分が猫に対してあんな感情を持ってしまったことに恐怖を感じた。
人ならまだしも、動物に対して『嫉妬』をおぼえるなんて…
あの時自分は本当に猫が憎かった。
あんな感情は初めてだった。
次の日から僕は登校するたびに、猫に会わないかとヒヤヒヤする日々を送った。
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