ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 〜アビリティワールド 8話UP〜
- 日時: 2011/05/19 20:32
- 名前: 崇 遊太 (ID: BZFXj35Y)
知っている人は知っている筈……の遊太(ゆうた)という小説馬鹿です。
今回、私が昔まで書いていた作品をリメイクして更新していきたいと思います。
なるべく皆様方が読みやすいように改良はしましたが、恐らく文の中身は最低中の最低でしょう(T_T)
でもまぁ、読んで頂きたいものです(*^_^*v)
超能力者と人間が普通に暮らす未来歴3年の世界─────
我々は未だ見たことのない現実を,悲劇を,悪夢を,終焉を
目の当たりにする______
オリキャラ募集用紙>>12
【>>13-18 >>21-22
プロローグ>>4
用語解説>>1
【第1章 選ばれし超能力者】
主要登場人物>>11
第01話>>007
第02話>>010
第03話>>020
第04話>>026
第05話>>029
第06話>>035
─↓異空間夢籠編↓─
主要登場人物>>38
第07話>>42
第08話>>45
第09話
第10話
第11話
第12話
第13話
第14話
第15話
- Re: 〜アビリティワールド〜オリキャラ募集 ( No.16 )
- 日時: 2011/05/01 17:30
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
〜オリキャラ募集用紙〜
※名前はあり得ないものでなければOK。外国人でも全然OKです。
【名前&読み方&性別】
神無 仏(かみなし ほとけ) ♀
【外見&血縁】
黒くて耳より少し上にある髪の毛、紅い両方の不思議さを漂わせているような瞳。
顔は結構いいほうというよりかはカッコいいような感じなので男と間違えられてしまうこともある、そんなこんなでよく見知らぬ人に何度か告白されている。服装はだいたい学生服だがネクタイとかリボンはしない
血縁は能力者(レベル6)である母親と一緒に暮らしている、父親は西暦最後の事件で亡くなり、無能力者である姉(如来という名前です)とは別居している
【超能力&詳細】
どんな重いものも操作することが出来る、あんまり疲労は感じないようで怒ってしまう時も能力を使ってしまうことも・・・ちなみに能力解除をしても倒れない。
とりあえず象でも家でも持ち上げられる、しかし能力が自分自身で解除できないことが多いことだけは悩みである
とめられずに迷惑をかけることを嫌うからか最近は銃を使っている
能力レベルは5
【その他加えたい設定】
男っぽいけど女、甘党で良い人なんだけれどもキレたら怖いのであんまり敵にはまわしたくないような人。
ちなみに辛いものと酸っぱいものと男扱いする人が苦手らしい、運動は得意というか能力のようなものを秘めている感じがする。
とりあえず普段はいろんな人に優しくて愛されている(いじられている)ような存在だが嫌っている人の前だと手加減はしないらしい(いろんな意味で。)
幼い頃は泣き虫で結構弱虫だったが10歳くらいになったときに急に泣き虫が直った、正直まだ怒ると感情を制御できないことが怖いらしい。
【自身の小説紹介or私に神のお声を】
私も『Black Crow —黒い鳥たち—』という能力者の小説を書いています、更新頑張ってください
- Re: 〜アビリティワールド〜オリキャラ募集 ( No.17 )
- 日時: 2011/05/07 14:23
- 名前: ソロモン (ID: cx1920xY)
〜オリキャラ募集用紙〜
※名前はあり得ないものでなければOK。外国人でも全然OKです。
【名前&読み方&性別】
月森 花/ツキモリ ハナ/女
【外見&血縁】
黒のフェザーウェーブでどこ影のある冷たい印象持つ少女。
体が細く肌が白い。
基本露出が多い服は好まない。
【超能力&詳細】
触れた相手の能力を模倣・コピーすることができる。ただし持てる能力は一つだけで他の超能力者に触れれば持っていた能力は自動的に触れた超能力者の能力に書き換えられる。能力のレベルは四十八願のレベルと同じ規模でしかコントロールできないため触れた超能力者のレベルが8だったとしても絶対的にレベル5になる。
【その他加えたい設定】
‘東京’超能力高等専門学校の生徒だが人付き合いが悪くあまり友達がいない。が、本人は繊細で友達が欲しいものの自分をさらけ出すのが嫌で自分からは喋りかけない。そのクールな雰囲気に周りは圧倒されて避けられていることも少なくないが避けられるたびに死ぬほど落ち込んでいる。
尊敬する人物は兄で親はいない。別にブラコンというわけでもない。(らしい。
【自身の小説紹介or私に神のお声を】
どうもw応援しています更新頑張ってくださいねww
楽しみにして待っています。駄キャラすいませんでしたw
- Re: 〜アビリティワールド〜オリキャラ募集 ( No.18 )
- 日時: 2011/05/01 21:55
- 名前: 月夜の救世主 ◆WABCAFs6Hg (ID: rs/hD2VF)
- 参照: コントラバス……チューバ……コントラバス……チューバ……
名前&読み方&性別】
宇野神 朝之
うのがみ あさの
男
【外見&血縁】
紫色の髪の毛。赤い瞳。
黒いパーカーを着ている。赤いスニーカー。
血縁は、三人兄弟で次男。長男に昼野、三男に夜乃がいる。
昼野はレベル3で夜乃は1。
両親はよく分からないようです。
【超能力&詳細】
相手のステータス(能力)を覚醒させる。
通常より、倍にして上昇させる。2倍から〜15倍までならおk
朝ということなので、活動を始めるという意味です。
【その他加えたい設定】
お調子者。陽気。滅多と泣かない。
レベル5。超能力高等専門学校の生徒。
辛いものが好き。
人をそんなに嫌わないが、怒るとめちゃくちゃ怖いそうです。
【自身の小説紹介or私に神のお声を】
内容が面白かったとです。そんな発想自分には出来ません。
更新頑張ってください。
- Re: 〜アビリティワールド〜オリキャラ募集 ( No.19 )
- 日時: 2011/05/02 04:38
- 名前: 崇 遊太 (ID: BZFXj35Y)
>>13 黒鳩様
美人&金属操作の能力者………最高ですね(^^♪
奈々のよいライバルになりそうですww
ご協力感謝です!!
>>14 Neon様
孤児院出のキャラは嫌いじゃありません。謎めいていて物語が膨らみます☆。
状態変化の能力にやる気のない天才。ふむふむ、カッコよすぎます\(◎o◎)/
ご協力感謝です!!
>>15 さくらもちもち様
兄貴まさかの犯罪能力者!?これは使える…( 一一)(オイッ
運動操作能力は思いつきませんでした、、、是非使わせていただきます!!!
ご協力感謝です!!
>>16 ヴィオラ様
ボーイッシュで重操作の……ま〜さ〜か〜の女の子ww
好きの中の好き?なキャラ設定(*^_^*)、そのうえ甘党………いいっ!
ご協力感謝です!!
>>17 ソロモン様
すみませんが……名前が凄すぎるので、もう少しクオリティを下げてくれたら嬉しい限りです(T_T)
いや!!、設定は最高です!!
このキャラは、僕的には物語最終話まで出したいキャラです。
ご協力感謝です!!。
>>18 月夜の救世主様
紫朗(※登場人物参照)と張り合いしそうなキャラ……お調子者&陽気。
兄弟もまた、後々物語に出てくるかも(^u^)
ご協力感謝です!!。
いやはや、本当に感謝します。
いつ登場するかは未定ですが、必ず出します!!
いや………
ぜってぇ───出す!!
………ありがとうございました。
- Re: 〜アビリティワールド〜 ( No.20 )
- 日時: 2011/05/02 06:59
- 名前: 崇 遊太 (ID: BZFXj35Y)
〔3.ダメ教師の過去〕
チャイムと同時に能育の授業は解散となり、一同はその場で礼をして教室に戻り始めた。
優太は2階に上がり、校舎2階と体育館2階を繋ぐ空中回廊を光と並んで歩いていた。
「優太君。ちょっと………いいですか?」
「ん?」
光は優太を呼び止めると、その場で足を止めた。他の生徒達は2人を避けながら教室に戻っていく。
光は手すりに凭れ掛かり、窓から見える学校脇を流れる川を見ながらため息を吐いた。
優太は光のあまり見ない表情と状態を見て、何か不自然さを感じた。
「どうしたんだよ?」
「さっき、堺さんと安堂君の…………その………」
先程見た光景と2人の会話を伝えようとしたが、光は恐怖と花火の言葉が頭に蘇り、言葉が出ない。
─ それ以上口を開けたら 殺すよ ─
花火の言葉が頭を駆け巡る。光は額から冷や汗を一滴流すと、無理に笑顔を作って頭を下げた。
「すいません!!なんでもないです。早く教室に戻りましょう♪」
「…な、なんだよ、変だぞ光。」
「気にしないでください。ささ、HRが終われば帰れますよ。」
光は優太の背中を押しながら教室へと無理に向かう。
優太は苦笑いを浮かべながらも、光と共に1-C組の教室へと戻って行った。
* * * * * *
「おらぁ〜、さっさと座れ。」
全員が体操服から制服に着替え終わって数分後に、1-C組の「変わり者」と呼ばれる担任が入ってきた。
短パンにカッターシャツと言う奇妙な服装、そしてだらしのない口調。無償髭を生やしたボサボサの髪。
優太達の担任であるアンドリュー・トンプソンは、教室の前のパイプ椅子に座り、さっそく話を始めた。
「んじゃ、明後日から俺も楽しみな夏休みだ。明日の終業式は遅刻すんなよ。」
……────‘これ’を心から尊敬している生徒は、恐らくいないだろう
しかし、1-C組の生徒達だけはアンドリューの‘人間性’を知っている。
「夏休み間近だからって気は抜くなよ。全員、元気な顔で始業式には来い。んじゃ、ご〜れ〜。」
アンドリューのだらしのない掛け声で、学級員が号令をかけ、HRは終了した。
真ん中の列の一番後ろの席である優太は、豪快に背伸びをして席を立つ。
「それじゃあ、優太君。さよならです。」
「ん?あぁ、生徒会あるんだ。」
優太の隣の席である光は頷き、鞄を持って教室を出て行った。
光とは反対の隣の席に座る奈々は、鞄とバットケースを持って立ち上がる。
奈々は女子ソフトボール部に入部しており、‘1年のエース’である。
「じゃあね。ロリコン。」
「ロ……お前、約束忘れんなよ。」
「はいはい。」
奈々は何も持っていない右手をプラプラと振りながら、教室から出て行った。
特に部活に入っていない優太は、無人の教室を見渡しため息を吐く。
「まだ残ってんのか?」
優太がボーっとしていると、なぜかアンドリューが教室に戻ってきた。
「あれ?アンディ先生、なんで戻ってきたんですか?」
アンディはアンドリューの呼び名であり、先生や生徒は親しみを込めてそう呼んでいる。
アンドリューは教卓に腰をかけると、窓から見える橙色の夕日を見ながら、胸ポケットから煙草を取り出す。
「ちょ、ここで吸うんですか?」
「校内はオール喫煙だ。校則にねえだろ。」
「………教師失格の言葉ですよ。」
「うるせえ。ケチるな。」
アンドリューは人指先から青い炎を出し、煙草に火をつけた。アンドリューの能力は発火。
こんなダメ教師でも、一応レベル7の成人超能力者なのだ。優太は呆れを超えて、なぜか微笑んでしまう。
「先生は、どうして先生になろうと思ったんですか?」
「は?」
自然に口から出た質問に、優太さえも驚いていた。しかし、優太以上にアンドリューは驚いていた。
一瞬目を丸くして驚いていたが、鼻で笑って煙を吐いた。
「西暦最後の事件の様なことが起きた時、お前達に生き残ってもらいたいからだ。」
アンドリューは煙草を咥えたまま優太の方を向いて、悲しげな表情を見せながら話を続ける。
「あの事件で関係のない人間、能力者、お前らみたいな子供たちが死んでしまった。俺はあの事件が起きて4時間後に、現場の国会議事堂へ緊急自衛隊員として出向いた。だが、そこには血まみれに倒れた人間と虚しく半壊している議事堂以外何も残っていなかった。襲撃した能力者達はすでに逃亡していたんだ。その瞬間に真っ先に疑問に思い浮かんだのは、奴らの目的は一体何だったんだということだ。意味もない罪もない人々を数百と殺し、煙の様に消えて行った。死んだ人の中には、俺の親友や最愛の人もいたんだ。生涯愛し続けると誓った彼女は、虫けらのように殺された。現場から数十メートル離れていない所の自販機に、悲しげな顔で空を見上げて亡くなっていた…………。俺は君達にそんなつらい思いをさせたくないんだ。だから、生き残る術を教える為に、教師になったんだ。」
アンドリューは涙を流し、両手を拳に変えて怒りを露わにしている。
優太はなんて言葉をかけていいか分からず、無言でアンドリューの悔し顔を見つめる。
「お前なんか尚更だ。お前の家族は妹だけだろ、妹を守る力を身につけるんだ。」
アンドリューはそう言い残すと、まだ火をつけたばかりの煙草を握りしめて消し、教室から出て行った。
「分かってます。アンディ先生………」