ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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 捕まった世界地図
日時: 2011/05/19 20:37
名前: ザクラ・ノイザ ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)

 こんにちわ!始めましたの方、始めまして!
 
 この小説は、基本的に暗い小説にする予定です。
 まだここのサイトを使って間もないので、意味不明な文章がたくさんあると思いますが、ぜひ!読んでいってください!
 ちなみに、自分は書くペースが亀ですので!

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Re:  捕まった世界地図 ( No.7 )
日時: 2011/06/07 21:51
名前: ザクラ ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)

 青年がその場を立ち去ったあとも、エリ香はしばらくの間そこにいた。
 青年に合うのが目的ではないのだが、青年が帰ってしまったあと、エリ香は何度も帰ろうか?と考えていた。
 青年に合いさえしなければ、そんな事、かけらも考えなかっただろうに。

 一人その場に立ち竦むエリ香。
 すると森の中、おくの方でがさがさと何かがこちらへやってくるような音がした。

 「!?」
 反射的に振り向くエリ香。 
 実はエリ香はオバケのたぐいが苦手なのだ。
 

Re:  捕まった世界地図 ( No.8 )
日時: 2011/06/15 21:17
名前: mk (ID: PMHGkQdB)

始めましてmkです
この小説とてもいいですね
私も小説かいてるのですがあまり・・・
これからも頑張ってください

Re:  捕まった世界地図 ( No.9 )
日時: 2011/06/17 18:50
名前: ザクラ ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)

 mk様
 コメントありがとうございますww
 ぃゃ〜コメント来ないので、この小説書くのやめようなかと思ってたんですが((←ォィ!
 やる気出たのでこれからも書くことにしましたw
 はいw
 という事で、ペース遅いと思いますが、これからも書いて行きます^^
 では、コメントありがとうございました!

——————スタート——————
 エリ香はしばらくの間、森の奥深くのほうから聞こえてくるガサガサ、という音に耳をそばだてていた。
 少しづつではあるが、確実にこちらへ近づいてくる様子だ。

 「ぇ、とっ。な、なに?オバケさんなの?」
 エリ香は震える膝に力をいれて何とか立ち続けた。
 (ここで、座り込んだら私のプライドが傷つく!座るな自分!!)

 気合を入れるエリ香だが、実際には力を入れても立つことしか出来なかった。
 走り出せるならば今すぐにこの場から立ち去りたい思いだ。

 ガサガサ、と草をかきむしるような音が近づいてきて、ついに自分の目の前で止まった。
 (な、何が出てくるのかな?轆轤首?河童?ドラキュラ?ふくろう?)
 身構えるエリ香。

 ——しかし——
 
 「・・・ェ・・・・・・?」
 シーンと静まり返る公園と森。
 不気味なほどにさっきまで聞こえていたカエルやその他もろもろの虫の音がやんでいた。
 どうしたのだろう?そう思い森へ一歩足を運んだその時だ。

  ガサッ!!

 大きい音が目の前でした、と思った瞬間、何かの影が森から公園へ飛び出してきた。エイリアンだろうか?
 大きい何かだ。

 「ギャアァァァァ——————!!!イ゛ヤァ゛、オ゛バゲ——!!」

 エリ香は少女らしからぬ悲鳴を発し、その場に座り込んだ。いや、崩れこんだの方が正しいのかもしれない。

 頭をかかえ。体を丸め。目をつぶり。
 ボールのように小さくなり、ブルブルと体を震わせるエリ香を見て、大きい何かは何事か?と呆然と彼女を見ていた。

 「・・・・・・大丈夫か?」
 森から飛び出してきた張本人、テンはいくら待ってもいっこうに動く気配のないエリ香が心配になり口を開いた。
 ・・・が・・・
 エリ香はいまだに体を丸めたままだ。

 「ぅお〜い、エリ香?」
 彼女の背中を叩く。
 しかし、彼女は無言のままだ。
 魂が抜けたようにぐったりとボール化しているエリ香。

 やべぇな。背中に冷や汗をかきつつテンは彼女の顔をのぞきこんだ。
 「ッ!?」
 その瞬間テンは思わず後ずさってしまう。

 それは当然の反応なのかもしれないのだが。
 なんせ、エリ香は白目をむき出しにして、気絶していたのだから。
 どちらがホラーか分からない。
 
 「・・・・・・あぁ〜、可愛い顔が台無しだろぅ。」
 白目のエリ香を見たときの驚きで心臓をドキドキさせつつ、テンは腹の底から吹き出てくる笑いをこらえきれずに、笑った。

Re:  捕まった世界地図 ( No.10 )
日時: 2011/06/18 14:42
名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: L7bcLqD7)

なにこの迸るセンス。

いきなりスミマセン。紅蓮の流星というものです。
飛び降りても死ななかったり、それでも死にたがってたり、なんかところどころセンスが良かったり。
そんなこんなで気付いたらコメントさせていただいていました。お邪魔してすみません。
これからも更新頑張ってください。陰ながら応援させていただきます。

Re:  捕まった世界地図 ( No.11 )
日時: 2011/06/18 17:32
名前: 亀ザクラ ◆nOYt2SrT96 (ID: jusjvnjl)

  紅蓮の流星様
 コメありがとうございます!
 コメントもらえるとテンション上がりますね^^?
 センスについて語ってくださったコメントは初めてですね。。。ぅん。。。
 はい、これからも陰ながら頑張って生きます。
 では、亀のように新便遅い作者ですが、亀なりの努力をしていくんでww
 コメどうもでした〜。

————スタート————

 チュン・・・チュンチュンッ・・・・・・
 小さな音を聞き、エリ香は目を開けた。

 窓から差し込む朝陽がちょうど顔に当たってまぶしい。
 目をしかめつつ、のっそりと上半身を起こし、エリ香は辺りを見渡した。

 そこには、いつもとなんら変わる事無く、自らの部屋の風景が広がっている。
 「んぅ〜〜ッ!」
 エリ香はベットの上で背を伸ばしつつ、フと昨日の夜の出来事を思い出した。
 
 —家から出たところをテンに見つかり、ダッシュで見知らぬ公園に逃げて、青年に会って、青年は帰っていき、森の中から——・・・?

 「あれ、おかしいな。記憶が途切れてる。じゃぁ、何で私は私の部屋にいるわけ?」

 エリ香は必死に頭の中から記憶を穿り出そうとする。
 しかし、森の中から何かが飛び出してきた記憶の先を思い出すことがどうしてもできない。
 イラついたエリ香はダンッという音とともに、部屋を飛び出していった。

 階段を下りた先にあるリビングにはいつもと変わらず、母親が朝食を作っていた。

 ギイィィ・・・・・・

 「あら、めずらしいわね〜エリちゃんが早起きするなんて!」
 ホホッと小さく笑う母にエリ香はおはようの言葉も言わずに問いかけた。

 「昨日、私ってどうやって家に帰ったの?」


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