ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- コランダムの空
- 日時: 2011/07/19 08:54
- 名前: 宇宙 (ID: xETOa9mj)
どーも、宇宙(そら)です。
駄文ですが読んでいただけるとうれしいです。
でわ、登場人物を紹介しようとおもいます。
木霊 青葉 こだま あおば
真守 海稀 まかみ みき
夏目 咲夜 なつめ さくや
綾村 要 あやむら かなめ
桜庭 一樹 さくらば かずき
野々村 夏希 ののむら なつき
春間 厳臣 はるま たかおみ
須賀 歩夢 すが あゆむ
葉沢 結祈 はざわ ゆき
〜本編〜
>>0〜 勇者の朝
〜番外篇〜
>>6 真守海稀の苦痛(あくむ) 【SS】
>>9 葉沢結祈、その後 【SS】←ネタばれ含みます。
>>10 桜庭一樹の祈り 【SS】←ネタばれ含みます。
〜 『コランダムの空』本編スタート 〜
勇者の朝
冥王(めいおう)100年 西暦2700年、コランダム星は冥界の者たちに支配され死の星と化すと予言がなされた。
現在人々は冥士(めいし。死者のこと)たちのもとにひれふしている。
希望のなくなったコランダムに現れた勇者(かれ)は一すじの光だった。
彼の名は木霊青葉、22歳という若さで異次元に生きる天才。勇者となるまでの彼は自らの気配をひそめ、ひっそりと生活をしていた。
つづく。
- Re: コランダムの空【コメください!】 ( No.12 )
- 日時: 2011/07/10 13:26
- 名前: 彩夜 ◆Rc6Rcb4vBU (ID: WkxsA0sZ)
- 参照: 元:宇宙です。↑“あや”と読みます
と、外が急に暗くなった。
「やばいかも」
海稀がつぶやく。
「どうした?」
海稀が指さしたほうを見ると、まだ昼だというのに外は闇に包まれていた。
「冥士が攻めてきたんだ……」
よく見ると空から不気味な色をした光がさしている。
俺は知らないうちにケータイをだし、大学の後輩を呼んだ。
しばらくして、俺たちの後輩は集まった。
「あおさ〜ん、お久しぶりで……」
俺たちの顔を見た一樹はかたまった。
「どうしたんですか……」
うつむいていた海稀は顔をあげる。
「俺が恐れていた事態がおきたんだ」
- Re: コランダムの空【コメして!】 ( No.13 )
- 日時: 2011/07/11 21:45
- 名前: 彩夜 ◆Rc6Rcb4vBU (ID: WkxsA0sZ)
「え?いまなんて……」
海稀は悲しそうな顔をして言う。
「俺が恐れていた事態がおきたんだ。俺がみたのは攻めてくるとこじゃなかった。“攻め終わった”とこだったんだよ」
「つまり、もう間に合わないかもしれないと……」
「そういうこと。しょせん俺たちは勇者でもなんでもないんだ」
海稀は再び顔を上げる。
「でも、やるからには勇者を気取らなければいけない。だからチカラをかしてくれ」
「もちろんです。この世界をのっとられたりはしない」
「俺もです。ぜひチカラになりたい」
仲間たちからつぎつぎに声があがる。
「だそうだ。俺たちで世界を守ろうか」
- Re: コランダムの空 ( No.14 )
- 日時: 2011/07/16 12:58
- 名前: 海音(彩夜 ◆18dMSLkgUc (ID: xETOa9mj)
- 参照: 読みは“かいと”です。
俺が言うと、海稀は笑った。
「あおってこういうとき強いよね。じゃあ、あおが隊長ね」
海稀は間をおき、微笑みながら言う。
「副隊長の指名を」
「わかった。副隊長は海稀だ。あと、後方支援部隊をはやく集めてくれ」
一樹が手をあげる。
「俺が行きます」
「よし、たのんだ。海稀、俺たちは訓練内容を考えよう。1日だけ余裕がある」
「他のヤツ呼ぶから集まったらすぐ訓練でいいよね?隊のほうから何人くらい借りる?」
「そうだな、とりあえず各5人ずつにしてくれ」
- Re: コランダムの空 ( No.15 )
- 日時: 2011/07/19 08:16
- 名前: 海音 ◆18dMSLkgUc (ID: xETOa9mj)
「了解っ」
海稀はケータイを出した。
俺は海稀より先に訓練内容を考えはじめる。
海稀が通話を終え、俺は作戦を考え終わった。
「これでいいか?」
海稀に見せると、海稀は苦い顔をした。
「これ穴ありすぎ。負けに行くわけじゃないんだから」
「だよな……」
「ほら、これをこれに変えるの」
海稀は修正したものを俺に見せた。
こういうことをやらせると強いのが海稀なのだ。
- Re: コランダムの空 ( No.16 )
- 日時: 2011/07/19 14:52
- 名前: 海音 ◆18dMSLkgUc (ID: xETOa9mj)
「あおさ〜n!」
ずてっ。
呼ばれてそっちを向くと一樹が宙を舞う。
「ナイスヘッドスライディング」
いつの間にか戻ってきていた海稀が言う。
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