ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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『高貴なる若き黒狼』と『悪魔』の話
日時: 2011/07/03 19:36
名前: ボリーン (ID: V89zVUtf)

初めまして!
ボリーンと申します・・

ここ(シリアス・ダーク小説)では初めて
小説を書かせていただきます・・

小説家を目指しているわけでもなく・・
ただただ趣味で小説を書いている者です・・


今回書こうと思っているのは・・
題名通り「悪魔」に関する小説です・・

ざっと紹介すると

悪魔と契約した少女が契約相手である悪魔に恋をして苦しむ

というような内容です

人間の苦悩や悪魔の思いをうまく描きたいと
思っています・・

『高貴なる若き黒狼』については
いずれわかります・・・
まぁ・・最初から登場はしてますが・・


駄作ですが・・どうぞよろしくお願いします!!

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Re: 『高貴なる若き黒狼』と『悪魔』の話 ( No.6 )
日時: 2011/07/03 20:29
名前: ボリーン (ID: V89zVUtf)

第五話

アリスはもう次の瞬間には意味がわからなくなっていた・・

立っているのか倒れているのか・・
現実なのか夢なのか・・
死んでいるのか生きているのか・・

——ふ〜ん・・なかなか可愛い奴だ・・——

優しく誘うような甘い声音の男の声・・
しかし何故だか身の毛がよだつ恐ろしい雰囲気を感じた・・

声を出したいのに金縛りのように体が動かず・・

しかたがないので
『此処は何処だ・・お前は何者だ・・・』
っと心の中で思った・・

——・・流石・・貴族の娘・・ぞんざいに扱われている今も
生まれながらの傲慢さは忘れない・・か・・——

『そんなことはどうでもいい・・』

——・・おやおや・・そんなこと言っていいのかな??
・・・悪魔に・・——

『悪魔・・・本当に・・・だとしたら何が望みだ・・』

——それはお前が一番知っているはずだ・・——

『契約・・・』

何故だか凍える程冷たい風が吹いた・・








Re: 『高貴なる若き黒狼』と『悪魔』の話 ( No.7 )
日時: 2011/07/03 21:01
名前: ボリーン (ID: V89zVUtf)

第六話

次の瞬間にはアリスは天蓋付きの豪奢なベットに寝ていた・・
繊細なレースのついた純白のネグリジェを着ている・・

ベットの周りは真っ暗で何も見えない・・

もう体は動くようになっていた・・

「悪魔よ・・・何処に居る・・??」

——ここだ・・娘よ・・・
・・・さぁ・・願いを言ってごらん・・——

いつのまにか足元の方に輝く金髪の優男が居た・・
整った顔立ちで細身な男だ・・

「・・ただ・・近くに居て・・・
何があってもわたしを裏切らずに・・
わたしを守って・・・わたしの力になって・・・ほしい・・」

——そんなことでお前と契約出来るのなら
これほど有益なことはない・・いいだろう・・では・・
名前を教えてくれるかな・・——

「アリス・ブラック・ローウェル・・」

——・・ふ〜ん・・良い名だ・・アリス・・
高貴なる人よ・・——

悪魔はそういうとアリスの柔らかな頬を
優しく撫でると霧のように消えた・・


—————————————————————



『高貴なる若き黒狼』はついに見つけた・・

傷が癒える場所を・・
何もかも忘れられる場所を・・

悲願はついに叶ったのである・・












































Re: 『高貴なる若き黒狼』と『悪魔』の話 ( No.8 )
日時: 2011/07/03 21:42
名前: ボリーン (ID: V89zVUtf)

第七話

眼を開けると・・もう朝になっていた・・
鳥達が気持ちよさそうに囀りを交わしている・・

先程のことは全て夢だったのか・・

そんな気がして空しくなった・・

しかし・・起き上がって姿見の前に立つと
驚きのあまり声を出してしまった・・

長く重たい印象を与えていた髪は短く切られ・・
服も漆黒のレースやフリルがたくさん付いた
モスリンのドレスだった・・・

首には・・十字・・・いや・・
悪魔崇拝の印である逆十字のネックレスがかかっていた・・・

左手首に鈍い痛みを感じ・・見てみると・・

自ら何度も傷つけたその場所に
薔薇のマークが刻まれていた
赤黒い血が滲んでいる・・



















Re: 『高貴なる若き黒狼』と『悪魔』の話 ( No.9 )
日時: 2011/07/05 22:06
名前: メイト ◆Y3OgiZluOM (ID: au7rBPzb)

どうもです(*^o^)/
凄く綺麗で幻想的な雰囲気ですね!!
ご、語彙力をください(笑
自分が書くとどうにもファンタジーにならないというか…
雰囲気が出せないので(汗


Re: 『高貴なる若き黒狼』と『悪魔』の話 ( No.10 )
日時: 2011/07/06 21:51
名前: ボリーン (ID: LWhCOkz/)

あ!来てくれたんですか!嬉しいです!
メイトさんの方が全然・・・
文才があるし・・・

これからもよろしくお願いします!


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