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飛空聖騎士部隊【血十字連】
日時: 2011/07/12 20:48
名前: 王翔 (ID: gT4Hbmrj)

プロローグ


なんで、こんなことが……


飛び交うのは、無数の飛空角。


村には、悲惨なほど攻撃がなされた。





「ああ……」



父が、母が、友達が、次々と焼かれ、死んでいくのを見ている



ことしかできなかった。


ゴオオオオン!!

「!」

炎に呑まれそうに、なった時、

誰かが助けてくれた。

「大丈夫かいな?ほら…こんなとこにおったら、あかんよ……

あの森を抜けたら、町があるわ……はよ、行き」

こくりと頷き、走った。

結局、あれは誰だったのだろう。

華南>>5



第一話 >>1  第二話 >>3  第三話 >>4 第四話 >>6  第五話 >>7  第六話 >>8 第七話 >>9 第八話 >>10  第十話 >>11第十一話 >>12

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Re: 飛空聖騎士部隊【血十字連】 ( No.1 )
日時: 2011/07/10 11:24
名前: 王翔 (ID: //vZRqeb)

第一話

晴天だった。
透き通るような青い空を、華南は自宅の前で見上げた。
「華南、もう行くの?」
声をかけてきたのは、リンウェイだった。
リンウェイは、この町に来た華南と引きとってくれた。

Re: 飛空聖騎士部隊【血十字連】 ( No.2 )
日時: 2011/07/10 12:21
名前: 王翔 (ID: uI3hDTJ6)

第一話 後編

華南は、リンウェイに恩返しをするために、血十字連と言う
飛空聖騎士部隊に入団を決めた。
以前に、試験があり、合格した。
今日から、正式に血十字連に所属することになった。
「猫耳が恋しくなるね」
「リンウェイ!?目的は、私じゃなく猫耳だったんですか!?」
「冗談よ。じゃ、気をつけてね」
「はい……」
寂しく、なるな。




血十字連の本部に来ていた。
華南は、手続きを済ませ、指定された部屋に向かった。
「たしか……前線部隊、だったっすよね。どこ、なんでしょうか」
迷った。
どこか、分からない。
ヘルプ!!
「あ、新人さんかいな?」
「え?」
声をかけられ、振り向くとそこには、青年が立っていた。
「迷子かいなあ?んじゃ、案内してあげるけん、ついてきいや」
「は、はい……ありがとうございます。えーと……」
「ああ、俺は天津言うんよ。よろしくなー」
天津は、愛想笑いを浮かべた。
何だろう……コイツ、どこかで見覚えが……


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