ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 脱出ゲーム -コロシアイ-
- 日時: 2011/08/11 09:39
- 名前: 道化師 ◆tZ.06F0pSY (ID: OXTNPTt9)
初めまして(?)、道化師です。
違う名前で以前小説を書いていたんですが、結局放置かました野郎です・・・(´・ω・`)
なので今回は自分の好きなジャンルで小説を書こうと思います。
よろしくお願いします!
また、ジャンプでエグニマっていう漫画が連載されてるんですけど、
少々リスペクトしてる的な感じです(´・ω・`)
あとバトルロワイヤルとか好きです・・・すいません。
*
≪注意≫
①更新は2、3日置き、また1日更新・・・ぶっちゃけ不定期です。
②グロ注意です。過度のグロ表現はしないつもりではいますが、グロ嫌いな方は注意してください。
③荒しはプラウザバックで速やかに退散してください。
(追記)オリキャラ募集は最初だけです。締め切った後は一切オリキャラを受け付けませぬ(´・ω・`)
以上になります。
≪目次≫
序章>>1
登場人物>>2 オリキャラ用紙>>3
【第一章 平凡な日常にサヨウナラ】
第1話>>17 第2話>>32>>33 第3話>>45 第4話>>52 第5話>>63 第6話>>66 第7話>>67
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- Re: 脱出ゲーム オリキャラ募集あと1名! ( No.31 )
- 日時: 2011/07/30 14:15
- 名前: 道化師 ◆tZ.06F0pSY (ID: OXTNPTt9)
>>30
Neonさん
了解しました!返信ありがとうございます^^
実は今まで寝てました・・・自分でも吃驚←
何時の間に寝てたんだ・・・一時間も時間を無駄にしてしまった><
今からちょいと書いてきますね
- 第一章 平凡な日常にサヨウナラ ( No.32 )
- 日時: 2011/07/30 16:18
- 名前: 道化師 ◆tZ.06F0pSY (ID: OXTNPTt9)
- 参照: 2話前編です!後編はもう少し後にw
僕は携帯のふたを閉じると、壁に寄りかかり深く深呼吸した。
紅服の男に捕まったら殺される。
脱出の術が無い脱出ゲーム。
本当にこのゲームが行われているとしたら——————
それは脱出ゲームなんかじゃない、ただの殺人ゲームだ。
≪ 第二話 もう一人の参加者 ≫
Pururururururururu…
携帯電話が鳴ったのは、3度目となる。
携帯電話の着信音は、この暗闇に響く————僕は慌てて携帯電話を取り出した。
携帯電話の着信音で、紅服の男に見つかったら…僕もあの少女のように殺される。
惨殺された少女の死体。
忘れたくても忘れられない悲惨な姿。
僕の頭の中でその映像がフラッシュバックして、僕の指先は震えだしていた。
「…っ」
僕は意を決して携帯電話を開く。
すると表示されていたのは一人の少女の名前。
−新橋 真−
なっ————真!?
そう。
そこに表示されてある名前は、僕の知り合い。
僕の幼馴染で同じ学校のクラスメイトの名前だったんだ。
僕は名前を見た瞬間思わず嘆息し、すぐさま電話に出た。
「…もしもし!?真か?」
『あっ…ゆ、悠氏…?悠氏なんだよね!?』
だけど、その彼女の声を聞いて——ある事に気が付いた。
真の声がひどく…震えている。
「お前…どうしたんだよ?何かあったのか!?」
『悠氏…っ、今どこにいるの?』
何故か彼女は、僕の居場所を尋ねてきた。
まるで、僕に助けを求めるかのように————
…、
まさか…
まさか真—————
僕は思った。
いや、確信した。
「真…まさか今、学校にいるのか…?」
『えっ…?う、うん…そうみたい……』
—————…やっぱりか。
僕は軽く舌打ちをした。
一件目のメールの、“参加者の皆様”という言葉。
僕以外にもこのふざけたゲームの参加者とやらがいるだろうという事は確信していた。
けど、まさか幼馴染…身近な人物が、僕と同じ目に遭っているなんて…。
…、
と言う事は———真も2件目のメール…あの写真を見たのか…
「不正な脱出」をしようとして殺された少女。
今脱出しようとすれば、例の紅服の男に殺されると分ったから、きっと真は———外にいるはずの僕に助けを求めに来たんだ。
けど、僕も今…その学校にいる。
「真、今どこにいるんだ?僕も実は学校にいる」
『…!悠氏もじゃあ…`脱出ゲーム’に参加してるの?』
「うん…知らない間に、ね。
たぶん僕等のほかにも参加者はいると思うんだけど…とりあえずお前の所に行くよ。
今どこにいる?」
『…体育館の、倉庫の中に隠れてる…ねぇ、早く来て…?怖いよ…』
「うん、分った。すぐに行くから待っ—————」
と、その時だった。
カツ、
カツ、
カツン————…
暗闇の向こうから、足音が聞こえてきたのは。
「あ……」
『悠氏?どうしたの!?』
その時、僕は気が付いた。
———————紅服の、男が来た
「ッ!!」
それを察知すると、僕は携帯を切ってポケットに押し込み駆けだした。
足音も、それに合わせて走り出す。
振り返らない。
振り返りたくない。
殺される。
紅服の男に捕まったら、僕は——————!!
「真…!」
心臓の鼓動が加速する。
僕はもう————捕まるのか!?
———グンッ
その時誰かが、僕の手を引いた。
- 第一章 平凡な日常にサヨウナラ ( No.33 )
- 日時: 2011/07/30 22:22
- 名前: 道化師 ◆tZ.06F0pSY (ID: OXTNPTt9)
『な————…!?』
僕はあっけなく腕を掴まれて、横に引っ張り込まれた。
そして手で口を押さえつけられ、身動きできなくなってしまった。
殺される。
あの女の子みたいに。
≪ 第二話後編 選択肢 ≫
僕はその腕から逃れようと暴れた。
まだ死にたくない。
こんなところで…殺されてたまるか——!!
「暴れるな、静かにしろ…」
だけど。
不意に聞こえた、落ち着いた低い声。
僕は驚いて動きを止めた。
なぜなら、その声は聞いた事のある声だったから。
「風間…会長…?」
そう、その声は…この学校の、生徒会長の声だった。
「今はいい、それより静かにしろ…男が通るぞ」
カツ、
カツ、
カツン
カツ、
カツ…
カツ……
…
「…行ったか…」
「あ、あの…生徒会長が何でこんな所に…?」
3年2組、生徒会長 風間 礼司。
彼はチラッとこちらを見て、すぐ視線を外して僕から手を離した。
「俺が知った事か…おそらく『お前等』と同じだ。
メールを見た後、たまたまお前が例の男に追われていたから助けてやっただけだ…」
「…」
僕と同じ。
ということは、会長も気が付けばここにいたのだろうか?
「———…会長、その方は誰なんでしょうか…?」
するとその時、部屋の奥から声。
女の子の声がした。
「あ…」
そこには、4人の男女がいた。
僕に声をかけてきたのは、茶色の腰まであるロングの女の子。色白で…瞳は透き通るような綺麗な緑。
その彼女の後ろで僕を怪訝に睨みつけるのは、茶色い髪の背の高い、カッコいい感じの女の子。
さらにその後方、窓の側で腕を組みながらこちらを見ている、寡黙そうな男の子。
そしてその男の事は対称的に、明るい笑みを浮かべた、右目の下にほくろのある女の子。
「…ここに連れてこられたのはお前だけじゃない。俺や…あいつ等も同じ目に遭っている」
「———…」
風間はあっけにとられる僕に、対して興味無さそうにそう言った。
すると、僕に話しかけてきた女の子が近づいて来て、丁寧にお辞儀をする。
「貴方も脱出ゲームの参加者なんですね…初めまして、森本美都です」
「あ…どうも、不二磨 悠氏です」
「——え?不二磨 悠氏って…ウチと同じクラスの?」
と、今度は僕等の会話を聞いていた元気そうな女の子が僕の側に寄って来た。
底抜けに明るい笑顔に、少しお気楽な口調。
…って、その口調とハイテンションさはまさか…
「よっ!!留美やっ!!」
「は、葉峰…!?」
そう、元気そうな女の子の正体…それは、僕と同じクラスの転校生。
今年大阪から越して来た彼女は、前向きで気さくだ。
「葉峰さんと知り合いなんですか?」
「知り合いというか、同じクラスの…」
「そうそう、悠氏ええ子やから名前覚えてんねん!」
『ええ子』って…
僕はどう言っていいか分らず、とりあえず苦笑を浮かべた。
「———あの、二人もこっちに来たらどうですか?折角なので自己紹介した方が…」
すると森本と名乗った彼女は、残りの二人も呼んだ。
彼女が笑いかけると、怪訝に顔をしかめていた女の子は嫌々こちらへやって来た。
男の子の方は無言のままその場に残っているが、間もなく森本に手を引っ張られこちらへやって来た。
「…ど、どうも不二磨悠氏です…」
「………陽島奏」
陽島と名乗った彼女は、僕と視線すら合わせようとしなかった。
機嫌が悪いというか、何とも言えない殺気を帯びている様な…
「とっ、とりあえずよろしく…」
なので僕は、取りあえず握手だけでもしようと彼女に手を差し出した。
だが、彼女は僕の手のひらを一瞥して、一言。
「触るな、穢れる」
ピシッ
その声のトーンの低さに、怖さで背筋が凍りそうだった。
あっけにとられる僕を気遣ってか、森本が「あの人、男の子が嫌いみたいなんです…」と耳打ちをした。
そ、それでも少し心に刺さったな…
「………」
そして寡黙そうな男の子。
彼はどこかそっぽを向いて、口を閉ざしたままだ。
だけど、そんな彼は僕等の視線に気が付き、一言だけ口を開いた。
「京乃…智哉」
それだけ言うと、再びふいと視線をずらした。
そしてそれからは何も言わず、上の空になってしまった。
「…」
とりあえず、風間を含めて5人の人物に接触できた。
少なくとも参加者は、僕を含めて7人…
7人…?
「あっ…!」
「?
不二磨君どうしたの…?」
しまった———————真を一人にしたままだ!
「あっ…僕の幼馴染の新橋 真が学校の体育館にいるんだ!早く合流しないと…!」
「はぁ!?なんや真もおるんか…そら急がなあかんな!」
僕は再び教室を出ようと立ち上がった。
そして教室から出ようとした、その時だった。
「待て、一年」
…風間だった。
「お前、さっき紅服に追われていたばかりだろう…態々女一人の為に死にに行くつもりか?」
「なっ…?」
しかも風間が言った言葉は、思いもよらない言葉だった———
「…どういう、意味ですか?」
「分らないのか?今動いたら紅服の男に見つかるリスクが高くなる…
たかが女一人と合流する為に、そんなリスクを負うのか?」
「だけど…さっき電話で離したとき、あいつ震えてたんだ…!心細いに決まってる!」
「だったら」
———…今度口を開いたのは、陽島だった。
僕等は彼女の方を見る。
すると彼女はあからさまに面倒くさそうに溜息をついて、吐き捨てるように言う。
「電話できるんなら、その真って子の方からこちらに来てもらう様に言えばいいだろ…」
「っ——!そんな事が…できる訳無いだろ!?」
「いや、そいつの言うとおりだ…」
そして風間も——彼女の意見に納得と言わんばかりに、言った。
「お前一人が合流したとろで、何も状況は変わらない。
女をここに呼んで、皆で固まって行動した方がより安全だ…」
「さぁ、お前はどっちを選ぶんだ?
限りなく死に近い可能性と、限りなく生に近い可能性と」
- Re: 脱出ゲーム オリキャラ募集あと1名! ( No.34 )
- 日時: 2011/07/31 08:15
- 名前: 優音 ◆XuYU1tsir. (ID: 4z3SNsbs)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel6/index.cgi?mode
オリキャラ出してくださって感謝です☆
「触るな、穢れる」かっこよかったですっ!!
しかも、殺気とか・・・。
めちゃいい感じに出してくれてありがとう御座います!!
さて、主人公の悠氏クンの前に選択肢が・・・
どちらを選ぶんでしょうか?
たぶん、助けに行くと私は思うんですけどねww←
- Re: 脱出ゲーム オリキャラ募集あと1名! ( No.35 )
- 日時: 2011/07/31 14:48
- 名前: 奏子 (ID: .mrUqyHH)
ついに留美ちゃんでましたねっ!!!
感謝ーー!!
サンボイそのまま使ってくれてるし!!
おい留美っ!!
お前、すごいことなってっぞ!!
留美「おおきにーーーーーーーーー!!!!!」
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