ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 《インフィニティ・オンライン》(オリキャラ・オリモン募集)
- 日時: 2011/08/28 20:16
- 名前: 神凪夜草 (ID: 4CT2wXi/)
初めまして、神凪夜草といいます。
大した経験もなく、思いつきでこの小説を書こうと思いました。なので、途中で投げ出してしまうかもしれません。それでも見て下さる優しい方は、生温かい目で見守って下さるとうれしいです。
この小説以外にも小説を書こうと思っているので(いつになるか分かりませんが)そちらもチラ見してくださるとうれしいです。
では頑張って書くのでよろしくお願いします。
——オリキャラ用紙——
名前【】
性別【】
性格【】
外見【】
武器【】(短剣、大剣、太刀、槍、ハンマー、弓矢)
死亡おk?【】
——オリキャラ用紙——
——オリモン用紙——
モンスター名【】
外見【】
攻撃方法【】
レベル【】(強すぎたり弱すぎると物語に出せない恐れがあるので、変える可能性があります】
——オリモン用紙——
オリキャラ
ヴィオラs>>18蒼緋s>>19
用語《terminologie》
〆>>3〆>>19
目次《index_〆》
《プロローグ》〆>>1
Level Ⅰ《ようこそインフィニティ・オンラインへ》
〆>>2〆>>9>>11〆>>14〆15
- Re: 《インフィニティ・オンライン》 ( No.11 )
- 日時: 2011/08/18 22:57
- 名前: 神凪夜草 ◆Upy4wcs9SI (ID: 4CT2wXi/)
個人プレイは買ってすぐに出来るのだが、全国のプレイヤーが集まり同時に攻略するプレイは、発売されてから2日後の正午となっていた。
友達と一緒に始めたい、というプレイヤーも多いらしく2日間ゲームを我慢する人も多かったが、俺はとても我慢できなかった。
買ってすぐ、自分の部屋に戻り部屋の鍵をしめ、プレイを開始する。
《イン・ワールド》に《インフィニティ・オンライン》の小さなソフトを差し込み、電源を付ける。
視界が暗くなり、暫く経つと視界が光に包まれる。それが収まると、『プレイを開始しますか?』という文字が表示された。
「はい」
こういうコマンドは、基本的に口に出して行う。肯定のコマンドはイエス、だとかオーケーとかでも良いらしい。俺ははい、としか答えたことがないけど。
すると画面が切り替わり、真っ黒な空間に立たされる。視界だけではなく、『立っている』という感覚がある。
『名前を入力して下さい』という表示が現れ、俺は他のゲームでも使っている名前にすることにした。
レイン。
由来は、俺の名前の雨ヶ原竜星(あまがはら りゅうせい)の雨からだ。安直だとは思うが、この名前には結構愛着がある。
入力が終わり、表示が消える。
しばらくすると、『キャラクターを構成中』という文字が出る。このゲームは自分でキャラクターを作れない。自動的にシステムがキャラを作ってしまうのだ。不細工だとかにならなければいいんだけど。『キャラクター構成が終了しました』という文字が現れたと思うと、目の前に鏡が現れた。
鏡には、175㎝くらいの背の少年が映っていた。と言うか、モロ現実の俺だった。何でこっちの世界でも同じなんだよと、少しガックリしつつも次に進む。
この世界には魔法、銃が存在しない。あるのは剣と弓矢だけだ。勿論剣と弓矢にも色々種類がある。このゲームは最初に武器を一つだけ選べる。それを使い、暫く進んでいくことになるらしい。つまり、ある程度ゲームを進めない限り武器を変更することは出来ないのだ。慎重に決めなければ。
選択肢にあるのは、『片手剣』『大剣』『太刀』『槍』『ハンマー』『弓矢』 だ。
片手剣はスピードと連続攻撃、空いた手で盾を持てるのが特徴。大剣はスピードを引き替えにした攻撃力が特徴。太刀は間合いが広く応用が利き急所に当たりやすいのが特徴。槍は太刀と同じく間合いが広く、ヒットアンドアウェイが出来るのが特徴。ハンマーは大剣と同じくスピードを犠牲にした威力が特徴。尚、鍛冶屋、武器屋になるためにはハンマーを選択する必要がある。最後に弓矢。遠距離から連続で攻撃できるのが特徴。
俺は武器の説明を見た後、一つ一つ試しに手に持って振ってみた。片手剣は一発一発が軽くて合わなかった。大剣とハンマーは重すぎて使いにくかった。どうせ闘うなら剣で闘いたいので、弓矢は除外。後残ったのは太刀だけだ。
握ってみると、丁度良い重さだった。軽すぎず、重すぎず。振ってみてもしっくりきた。
「よし」
俺は太刀を選択することに決めた。
その後、ゲームの説明などが表示され、ついに『ゲーム開始しますか?』というコマンドが表示された。
俺は緊張に喉を鳴らしながら、肯定のコマンドを入力した。
次の瞬間、目の前が光り出し、視界が白く塗りつぶされる。その中で、俺の目の前にとんでも無い物が表示された。
『あなたは選ばれし十人の1人です。特殊なスキルや武器がレベルアップする事現れます。そのほかにも、通常プレイヤーよりも経験値が入りやすいなど、様々な特典があります。それらは自分の目で確認してみて下さい』
その表示が消えると、次の文章が現れた。
『ようこそ、インフィニティ・オンラインへ』
- Re: 《インフィニティ・オンライン》 ( No.12 )
- 日時: 2011/08/18 18:45
- 名前: そらね ◆ZPJ6YbExoo (ID: xYJBB/ey)
こんばんわ。お邪魔します^^
早速、更新してあったので読みました。
世界観や武器の説明を見ながら、うへうへしていましたw
断じて、ニヤニヤではなく。
ヒロインが楽しみですね……サラディンの武器はなんですか?
- Re: 《インフィニティ・オンライン》 ( No.13 )
- 日時: 2011/08/18 22:49
- 名前: 神凪夜草 ◆Upy4wcs9SI (ID: 4CT2wXi/)
>>12
こんばんは。
ヒロインの登場はもう少し後になりそうです。サラディンの武器は、大剣にするか槍にするか迷ってます。
サラディンって名前から何故か槍が連想されるんですよね。
コメント有難うございました。
- Re: 《インフィニティ・オンライン》 ( No.14 )
- 日時: 2011/08/18 23:39
- 名前: 神凪夜草 ◆Upy4wcs9SI (ID: 4CT2wXi/)
雲が浮かんでいる現実と変わらない青い空の下、中世的な作りの建物が並んだ街が広がっていた。NPCが店を開いていたり、買い物をしており活気に溢れている。街の中央には大きな噴水が設置されており、透き通った水が噴き出していた。
俺はまるで外国に観光に来ているような気分になり、思わず周りをキョロキョロと見回してしまう。
「リアル過ぎるだろ……」
実際の建物を参考にした、とか説明されていたけどこれはそんなレベルじゃないぞ。ここが外国だと説明されても信じられてしまう。
《始まりの街》と名付けられていたこの街は、名前の通り全てのプレイヤーのスタート地点だ。
しばらく街を眺めていた俺だが、2日後に始まる協力プレイに備えて経験を積んでおかなければならない。協力プレイでは残念ながら1人プレイとは別物で、最初に設定した状態からでしか始められない。だけど、ステージやアイテムの配置、モンスターなどは双方同じように設定されているため、この二日間で経験を積んでおけば他のプレイヤーと大きく差を付けることが出来る。それに、選ばれし十人というのもきになるしな。
俺はまず自分のステータスを見てみることにした。
「レベル1、装備は《始まりの防具》でblock(防御力)が4、武器が《レストブレイド》でattack(攻撃力)が5か。バリバリ初期装備だなあ。今のところ変わったところはないな。ん?」
ステータスの隅に、スキル欄というものがあった。この世界の重要な要素のスキル。スキル欄を開いて中を覗いてみる。
合ったのは《身体スキル》と《ソードスキル》の二つだ。経験を積んでいく事に《鍛冶スキル》や《釣りスキル》と言った具合に増えていくらしい。噂では、《オリジナルスキル》という隠されたスキルがあるらしい。今のところ、説明書通りだ。
俺が自分のステータスを眺めていると、後ろから誰かに肩を叩かれた。振り返ってみると、白髪の老人が立っていた。
どうやら最初のイベントらしい。
- Re: 《インフィニティ・オンライン》 ( No.15 )
- 日時: 2011/08/22 23:58
- 名前: 神凪夜草 ◆Upy4wcs9SI (ID: 4CT2wXi/)
老人の持ってきた最初のイベントをクリアし、俺はひたすらゲームを進めた。2日後のオンラインまでに、効率的の良い狩り場やレアアイテムの在処、モンスターの生息など出来る限り色々な情報を手にしておきたい。
オンラインゲームではポップするモンスターの奪い合いが起きる。経験値を入手するためだ。イベントだって、全員分が用意されている訳ではないだろう。当然、人数制限のあるクエストがあるに違いない。そういう争いに打ち勝ったものが、上位ランカーとなれるのだ。
俺は食事やトイレ、風呂や睡眠の時間など一分一秒を節約し、殆ど一日中ゲームに費やした。今は夏休み中だから、不規則な生活をしても問題ないし、宿題なんて最初の一週間で終わらせている。
オンラインが始まる一時間前まで俺はゲームを進め、最終的にはレベル15になっていた。経験値が入りやすいと説明されていたとおり、恐ろしいほどのスピードでレベルアップする事が出来た。多分最初のボスを時間ギリギリで撃破することが出来たし、太刀の扱いにも大分慣れた。
後は出遅れないよう、準備するだけだ。
俺はシャワーを浴びて服を着替え、軽い食事を取って腹を満たした。トイレにも行っておく。
なるべく現実世界でストレスがない方が、ゲームの方に集中出来ると聞いたからだ。
俺はベットに横になって《イン・ワールド》を構え、オンラインの開始に一秒も送れることなく、《インフィニティ・ワールド》を起動させた。
光が視界を包み込み、俺は仮想空間へと意識を落としていった。
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