ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 冥界の主は———
- 日時: 2011/08/25 19:29
- 名前: グレイ (ID: RXugjDaQ)
- 参照: http://www.kakiko.cc/bbs2/index.cgi?mode=view&no=5647
どうも、おはこんばんにちは、初めましての方は初めまして。
グレイという者です。
因みに今、オリキャラを募集しています。
興味のある方は、上のURLからどうぞ。
シリアス系の話を書きたくて始めました。
あ、ちょ、石投げないでください、いたたた…
この話は、暗かったり明るかったり、明るかったり暗かったりと、何か不安定です。明るいのと暗いの7:3の割合です。
宜しければ先にお進みください。
それでは、注意事項です。
・駄文です、下手です。
・流血・死ネタ・グロイ表現するかもです、というか、絶対にします、グロ風にします。そう言った者が嫌いな方、ブラウザのバックボタンを連打することをお勧めします。一話目が特にグロイかもしれません多分。
・二次創作の方でやっている小説をなるべく優先しますので、最初は更新しまくりますが、話に詰まってくると亀以下の更新となります。
・グレイが嫌いな方は自転車でUターンをお勧めします。
…では、頑張っていきたいと思いますので、温かい目で見てやって頂けるとうれしいです、では…
お客様(神様)
★IANA様
☆黎様
- Re: 冥界の主は——— ( No.1 )
- 日時: 2011/08/19 10:03
- 名前: グレイ (ID: RXugjDaQ)
1、妖〜冥界の城にて〜
今日も、魅夜様に会いに来た者達で灰色の部屋はいっぱいだ、
…と言っても、死人か自殺願望者だけだが。
私は、この部屋で魅夜様を守るためにいる、魅夜様は不満そうな顔をしているが、そうはいかない、あの人は死なないが、大怪我ぐらいはすることもある。
だから私達が守らなければいけない、あの気まぐれな冥界の主を——
「それで、貴方は何の用かしら〜?」
魅夜様が優雅に歩き、近くにいた生きた人に話しかける、まぁ、魅夜様の場合、死人より生きた人の方が退屈しのぎになるのだろう。
「あの…楽に死ねるという噂を聞いてきたんです…冥界の主…」
「あら、やっぱり?あと、私のことは魅夜、それが無理っぽいなら魅夜様で良いわよ〜」
…会って2分の人に呼び捨てにさせる気か。と、私は無言のプレッシャーをかける、しかし、魅夜様には意味が無い、
しかし、このプレッシャーを魅夜様の目の前にいる自殺願望者に当てることもできる。
「で、では…魅夜様…どうか楽に殺して欲しいのです…」
「あらそ〜お〜?」
ここからは魅夜様の気まぐれだ、良いことがあったり、気に入った人間なら説教で終わらせる。
普段道理、普通なら相手に選ばせる。
どうでもいいなら適当に、機嫌が悪ければ…
「そうね…選ばせてあげるわ。」
「え…?」
今日は普段道理、普通だったようだ。
「さぁ、切り裂かれて?毒ガスで?それとも飛び降り?なんなら押しつぶされるっていうのは〜?あ、あとギロチン。」
相変わらず怖いこともさらっと言う、自殺願望者もうおびえてるな。
「私のお勧めは〜…うん、ギロチンかな〜。一番苦しむと思うからね〜」
一番苦しむ奴を進めるところも魅夜様らしい。
あ、でも毒ガスの方が苦しむのでは??
…まぁ、そんなこと考えてる場合では無いだろう…
「あ、あ…の、楽に…死にたいのですが…」
自殺願望者の笑顔が引きつる。
「私の元に来たのだから、いっぱい苦しみなさいよ〜はい、ギロチン決てーい!!」
最終的には強引に決める、これも普段道理、うん、体調は平気か。
自殺願望者はと言うと…あ、逃げだそうとしてるな。
すかさず、逃げだそうとしている自殺願望者に駆け寄り、普段から持っている刀を抜き、自殺願望者の首に突きつける。
そして、自分としてありったけの笑顔で言い放つ。
「逃げてはいけませんよ。ここに来た時点で、貴方の死は確定されていますから。何なら、私が今ここで、少しずつ首をはねて差し上げましょうか?その方が苦しみますよ?」
「ヒッ…」
思わず後ずさりした所を、魅夜様が手を掴み…
「捕まえた〜じゃあ、自殺というか、雰囲気だと処刑タイム始まりま〜す。」
そう大声で言うと、どこからともなく刃に血が付着しているギロチン…もとい、処刑台が現れ、自殺願望者の首にセットされる。
「い、いやァァァァァァァァッッ!!!助けて!!誰か!助けて!!」
しかし、他の生きている人は、処刑台から遠く離れたところで見ている。
おそらく、何か魅夜様を怒らせてこうなっただけと思い込み、自分には関係ないと無視しているのだろう。
…数分後にはこうなるのに。
「3秒待ってあげる。何か最後に言うこと無いかしら〜?一応神様だから、聞いてあげるわ〜死の神だけど。」
自殺願望者は焦り、何かを言いたげにパクパクと口を動かすが、恐怖のせいか、声は出ていない。
「3」
顔には絶望と言う言葉が似合うように、その顔に貼り付けられる。
「2」
更に抵抗しようとするが、それは虚しく、無駄だと言うことは、私や幽魅様にもわかりきったこと、この死から逃れられない。
「1」
顔は青白くなり、目を大きく開いて魅夜様を見つめる、しかし、ただ魅夜様の怪しげな笑みによって、それはさらなる恐怖になっただけだ。
「0♪」
そういうと同時に、刃が落ちる。
イヤァァ!!と最後に悲鳴を上げ、首が綺麗に切断された。
灰色の床を赤く染め、魅夜様は上機嫌になる。
そして、大きな声で他の生きている人に言った。
「そうね〜ここにいる人たち、死人以外は今から、切り裂かれます♪多分致命傷になって死ぬから、苦しまないわよ〜では!GO♪」
そう大胆に宣言すると、急激に人が倒れていく。
ある者は心臓を、ある者は首を、ある者は頭を。
切り裂かれ、倒れてゆく。
悲鳴を上げる暇すら与えずに。
そうして、部屋はすぐに死臭と血のにおいがする部屋へと変わった。
死人達は、城から出て行く、おそらく、日課の魅夜様に殺されるであろう人たちを見に来たのだろう。日課は終わったので帰ったと言うとこだ。
魅夜様は満足そうに笑みをこぼすと、私に向かって歩いてきた。
「妖、この部屋片づけておいて〜♪」
ただそう言って、部屋をあとにした。
…取り敢えず、掃除をするか。
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