ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- さよなら…〔別れの……〕
- 日時: 2012/12/23 21:23
- 名前: ヘムロック (ID: ccgWKEA2)
〜ご挨拶〜
えーと…こんにちは。
このジャンルは初めてなので…お初よろしくお願いします。
前まで『複雑・ファジー小説』を書いていた、『燐 蜷 白亜』です。
気分で名前を変えてみました。
『白亜』でも『ヘムロック』でも『クー』でも…呼び名はご自由で〜。
それでは、初ホラー系 ご堪能あれ!ww
……すみません。調子乗りました!
ご覧ください。 よろしくお願いします。
※コメント・アドバイス よければ書いてください。
荒らしはお断りします。
- Re: さよなら…〔別れの……〕(感想ください!) ( No.34 )
- 日時: 2011/12/13 17:23
- 名前: ヘムロック (ID: HK6OImIM)
赤音緋色様
変身遅れてすみません…
ありがとうございます!
他のシリーズでも書いているので、良かったら見てください♪
- Re: さよなら…〔別れの……〕 ( No.35 )
- 日時: 2012/12/23 22:21
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: ccgWKEA2)
お久しぶりです。
久々にホラー系をまた書こうかな……?とも思いまして
忙しいので今は書きませんがお知らせだけしておきます。
ついでに言いますが
私はホラー大嫌いです。苦手です。
文芸部の題材で、没になった作品を書こうかなーと思っただけです。
それでは、またよろしくお願いします!
- Re: さよなら…〔別れの……〕 ( No.36 )
- 日時: 2012/12/23 22:46
- 名前: 燐 蜷 白亜 (ID: ccgWKEA2)
第1話
「……ん?」
目を覚ますと、いつもの風景。
俺は二度寝をした。
「……ん?」
目を覚ます。ああ、そっか2度寝したんだよな。
時計を見ると午後4時。
あれ、降りる駅に着くのは3時56分だよな?
横で寝ている友人を起こすが起きる気配なし。
「……嘘だろ?」
真っ暗なトンネルをただ走っているようにしか感じない電車。
俺はただ友達を起こすのに必死だった。
「……お客様?どうされましたか?」
振り向くと綺麗な女性。
「あ、あの……この時間は、この駅に着くはずの電車ですよね?」
そう言うと女性は綺麗に笑って
「お客様、この電車は“あることをクリアしないとお望みの駅には着きません”」
と言った。
妖しい雰囲気の電車は今もトンネルをくぐり続けている。
友人は起きる気配なし。
そして この人は綺麗なのに何故か怖い。
“あること”って何なんだ?
俺は、この先にある不安に押し潰されまいと音楽プレイヤーを出して聴いていた。
- Re: さよなら…〔別れの……〕 ( No.37 )
- 日時: 2012/12/25 20:21
- 名前: ヘムロック (ID: ccgWKEA2)
あ、上の2件 名前ミスってます。
気にしないで下さい。
- Re: さよなら…〔別れの……〕 ( No.38 )
- 日時: 2012/12/26 20:50
- 名前: ヘムロック (ID: ccgWKEA2)
第2話
えーと、ひとまず自分が今、置かれている状況を整理しよう。
友人は起きな……「ん?」起きた。
タイミングが良いのか、悪いのか分からないな。
綺麗な女性は……「あれ?」居ない。
さっきまで傍にいたのに!!?
「な、なぁ……此処に綺麗な女性が……」
うろたえる俺に友人は「は?居ないじゃん」と冷静に返すだけだった。
「……で、まだなのかよ?」
友人が考える俺に聞いてきた。
「え、何が?」
何のことだ……全然分からない。
「駅だよ!!俺の時計壊れてるみたいでさー」
ヘラッと笑う友人の頭を叩いた。
「で、駅のことだけど———」
俺の説明を遮るかのようにアナウンスが流れた。
「……皆様、降りてください」
そして、それだけしか言わずに切れた。
降りろって……何なんだよ。
ドアが開く。
降りると木があり、鳥は鳴き、一言で表すと不思議な空間だった。
今までの不安から想像していた場所じゃなくて、安心した。
だけど、その安心感から険悪な雰囲気になるなんて
誰も予想すらしてなかっただろう。こんな素晴らしい場所を目の前にしていたら。
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