ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 不幸の手紙
- 日時: 2011/12/24 13:28
- 名前: 天深 ◆mC9k.RUh6o (ID: 0TKZoCaZ)
初めて小説を書かせていただきます、天深と申します。
更新が亀並みにおそいですが
気長にお待ちいただけば嬉しいです。
タイトルの不幸の手紙はチェーンメールのことです。
チェーンメールというタイトルにしようとしたら
すでにあったのでこのようなタイトルにしました。
目次
#登場人物 >>1
#プロローグ >>2
#1 >>3.>>4.>>5.>>7.>>9
#2 >>12.>>13.>>14.>>15.>>19
#3 >>23.>>25.
お客様
#たむこう様
#雪姫様
- Re: 不幸の手紙 ( No.9 )
- 日時: 2011/12/24 13:30
- 名前: 天深 ◆mC9k.RUh6o (ID: 0TKZoCaZ)
————————————————————————
あぁ、俺はもう駄目だろう。
ついこないだからいのちの危険を感じていたんだが
今家で1人なんだ。
家のチャイムの音が何度も何度も鳴っている。
窓から見れば、黒尽くめの男が立ってこちらをニヤリと笑ってみていた。
あぁ、これが×ゲームなんだろうな。
1人でずっともっていちゃいけないんだな。
俺に回した相手はどうしているのだろうか。
このチェンメを始めた奴だから、俺をみて嘲笑っているのだろうか。
けど、これで分かった。
チェンメをもっていい期間は一週間。
一週間たてば、黒尽くめの男がなにがなんでもじぶんをころしに来る。
俺のこの死は、回された人のためになることを書かなきゃ駄目だ。
とりあえず、回すんだ。
誰だろうといい、大切じゃなくともこのメールは回していいみたいだ。
俺はぼっちだから、回す相手がいないがな…。
とりあえず招待状をゲットしなくちゃ駄目だ。
このゲームを成功した人はいるんだからな
頑張れよ、回されたやつら。
…あぁ、ドアが壊された音がした。
俺もこれで終わりだな。
—————————————————————
下のコメントでは、
この時間帯、日にちにころされた人のニュースがはっつけてあった。
きっとこの人なんだろう。
そうか、もっていたらころされる。
もっていい期間は一週間。
親には回せない…。自分を生んだやつと兄弟、親はだめってとこか。
黒尽くめの男。
色々と分かったところで、下の母がうるさいので
寝ることにした。
明日、チェンメのことを知っていた芭那と春葵に
聞いてみることにしよう。
少し不安な気持ちで俺は眠りに付いた
- Re: 不幸の手紙 ( No.10 )
- 日時: 2011/11/26 16:20
- 名前: たむこう (ID: /srgSQSM)
応援なら任せなさい!
いくらでも応援してあげよう^^←上から目線すみません!
頑張ってください。
- Re: 不幸の手紙 ( No.11 )
- 日時: 2011/11/26 20:09
- 名前: 天深 ◆mC9k.RUh6o (ID: 0TKZoCaZ)
たむこう様
ありがとうございます^^
いえ、上から目線でいいんですよww
- Re: 不幸の手紙 ( No.12 )
- 日時: 2011/11/26 20:18
- 名前: 天深 ◆mC9k.RUh6o (ID: 0TKZoCaZ)
#2
「おい、春葵!芭那!」
朝、登校中
2人の後姿を見つけ叫びながら近づくと
不思議そうな顔をしながら振り向いた芭那。
春葵は…
「なんだよ、海人〜。そんな大声で!」
と、少し嬉しそうな顔をする。
朝から大声を出すなんて、俺は珍しいからだ。
そんな春葵を軽くスルーして、携帯の画面を見せながらいった。
「たぶん、2人がいってたチェンメが届いたんだ」
2人は驚愕していた。
けど、その驚愕はどこか…曇っていたんだ。
「…サボるぞ」
春葵が、いつものうざいほどの笑顔じゃなく
真顔で俺と芭那をひっぱってどこかへ連れて行った。
「は!?ちょ…」
「海人…。」
俺が、春葵の手を振りほどくのと
消えそうな声の芭那がとめた。
芭那の表情はすごく曇っていて
どこか、恐怖もあった。
春葵の家へついた。
「おま、親…」
「…いないよ。」
苦笑をして春葵がいった。
「俺の親、前しんだからさ。祖母とかたまに来るけど、ずっと家にいる事はないんだ。
・・・・てか、こんな話どうでもいいんだよな」
そういいながら、座った。
俺もつられて座る。
芭那は横でちょこんと座り、俺の服をつかんでた。
- Re: 不幸の手紙 ( No.13 )
- 日時: 2011/11/26 20:24
- 名前: 天深 ◆mC9k.RUh6o (ID: 0TKZoCaZ)
どうして、芭那はそんなに怯えてんだよ
どうして、春葵はさっきあんな真面目だったんだよ。
「チェンメ。誰から送られてきた?」
「え。中学時代の友達だけど…」
「その友達は誰からだって?」
「いや、知らない…」
「…聞いて?」
俺は無言でメールで聞いてみた。
電話は、きっと出ないと思ったんだ。
俺にチェンメを送ったのに、しゃべるのは気まずいだろう。
少し立つと返事が来た。
「…普通の友達だって。で、その普通の友達の前に2人いるらしいけど…」
春葵はそれを聞いてノートに書いた。
チェンメをはじめた奴(ゲームを始める奴)
↓
1人
↓
2人
↓
海人の中学時代の友達の友達
↓
海人の中学時代の友達
↓
海人
「五人…。ゲームに参加する人数は七人なんだ。」
「へぇ…。…なんでしってんだ?」
少し気になって聞いただけだった。
そんな俺の言葉に、春葵はびくっとして
少し焦りながら、いった。
「別に、チェンメの噂きいて少し興味もって調べたんだよ前」
「ふぅん…。」
「そこでなんだ、海人。」
「ん?」
「俺にチェンメを回してくれ」
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