ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- colors game
- 日時: 2011/12/21 20:55
- 名前: 紅 琥珀 (ID: RZyCPB/0)
こんにちは
初めましての方も多いですよね。
紅 琥珀です。
今回はシリアス・ダークに挑戦です!
コメ大歓迎です!!
荒らしは禁止です!!
駄文しか書けませんがよろしくお願いしますm( _ _ )m
【目次】
プロローグ >>01
設定 >>02
game start >>03->>04->>05
異変 >>06->>07->>08->>09->>10->>11->>12->>15
- Re: colors game ( No.1 )
- 日時: 2011/12/10 17:00
- 名前: 紅 琥珀 (ID: GZZH.9.a)
colors game を知っているか?
4人でやるゲームで、やり方は簡単だ。
紙に半径4㎝程の円を書きそれを真っ黒に塗りつぶす
その円の端に上下左右に決められた色のペンを立てる。
ペンの色は、赤・黄・青・緑だ。
それから、4つのペンを中心に向かっていっせいに倒す。
円の中心の真上でペン先が4つきれいにあたったとき…………
真っ暗なゲームの世界へ吸込まれていくという。
- Re: colors game ( No.2 )
- 日時: 2011/12/10 17:11
- 名前: 紅 琥珀 (ID: GZZH.9.a)
黒炎 騎士(こくえん ないと) 17歳
成績はそれなりに良い。4人の中のリーダー的存在。
鬼水 夏夜(きすい なつや) 17歳
髪を金髪に染めている。気が強い。
隈原 紅真(くまはら こうま) 17歳
成績は学年ワースト1位。運動神経は良い。
刀帝 星(とうだい きら) 17歳
普段は見栄を張っているが、本当はかなりの臆病者。
- Re: colors game ( No.3 )
- 日時: 2011/12/10 21:56
- 名前: 紅 琥珀 (ID: RARTxK9z)
8月の真っ只中。
夏休みだってのに補習に呼び出されている。
俺たちの学校では週に1回必ず補習に出なければならない。
だが、俺たち4人は夏休みに入ってから一度も補習に来なかったため、
強制的に呼び出されたのだ。
「あぁ〜。ダリーー。」
机にうつ伏せになっている紅真。
「まぁ、クーラー効いてるだけましだよな。」
「しかも、先生どっか行ったし。」
「マジで!?」
騎士の言葉を聞いてバッと起き上がり、辺りを見回した。
「本当に居ないじゃん。ラッキー。」
紅真はニヤニヤ笑っている。
「どうしたんだ?紅真。」
星が首を傾げながら聞いた。
「なぁ、ゲームしないか?」
「ゲーム持ってきたのか?」
「ちげぇよ。お前らも知ってるだろ?colors gameってやつ。」
- Re: colors game ( No.4 )
- 日時: 2011/12/11 10:08
- 名前: 紅 琥珀 (ID: GZZH.9.a)
「colors gameってあれだろ?円の端に4つのペンを立てて、
それを倒したらゲームの世界に行くとか言うやつ。」
夏夜も面白そうだと言わんばかりにニヤニヤした。
colors gameはこの学校の生徒なら誰もが知っている。
実際にやってみたという例は幾つのあるが、未だに成功したという例は聞いたことがない。
「面白うそうじゃん。やってみようぜ!」
「どうせ成功しないんだ。やったって意味がないだろ。」
夏夜の発言に星が反対する。
おそらく、成功したときのことが怖いのだろう。
「どうせ、成功したときが怖いんだろ?」
騎士は星を少し挑発してみた。
「こっ怖いわけないだろ!いいよ。やってやるよ!!」
案の定、まんまと挑発にのる。
「全員賛成な。んじゃ、始めようぜ!まずは紙に円を書くっと…………」
そう言って、紅真はノートに円を書き始める。色は騎士が塗り、
4色のペンは、星と夏夜が出してくれた。
そして、全ての準備が整った。