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死のサバイバルゲーム
日時: 2011/12/10 20:37
名前: やみゃ〜 (ID: zavaTVeh)

登場人物

本田えりな・・主人公。かなりの美人で、正義感あふれる人気者

大塚陽菜・・気が強い。主人公の友達

山本樹・・主人公のことが好き。  

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Re: 死のサバイバルゲーム ( No.10 )
日時: 2011/12/17 20:49
名前: やみゃ〜 (ID: zavaTVeh)

第4章〜裏切り〜
体育館が静まった。

隣にいる樹の唾をゴクリと飲み込む音が聞こえるほどに。


「わかってくれたかね?諸君 これから君たちにやってもらうゲームは生と死をかけたサバイバルゲームなんだ・・・・。」 

サ・・バイバ・・・ル?

「では、これからルール説明をしよう。」

「君たちの紙には:裏切り:か、:生贄:のどちらかが書いてある事だろう。そこでー:裏切り:と書いてある者は・・・とにかくみんなを殺しまくるのだ。 そしてー:生贄:と書いてある者は・・・逃げて逃げて逃げまくるんだ。   アーーーーーーーッハッハッハッハ  アーーーーッハッハハハハハ  」




校長の狂った叫び声が体育館に響き渡る。



隣を見ると樹と陽菜は顔が青ざめている。

「ね....。えりなあ。こんなの嘘だよねぇ。そうだよねぇ。」

「・・・。」

何と答えればいいかわからなかった。

でも さっき生徒を殺したんだから嘘ではないはず・・・。

本当は陽菜もわかっているはずだ。今校長が話したことが嘘ではない、」という事を・・・・。。。
ただ、それを認めたくないだけ・・・

「あ、一つ言い忘れたがー・・:裏切り:と書いてある者は 最低1人以上は殺さないと・・・・・自分も死ぬ事になるぞ?」



「では、武器を配ります」

:裏切り:の人も、:生贄:の人も斧が一つずつ配られた。

「くれぐれも武器は 頭を使って使用するんですよ・・・?」

「では・・・・・ゲームスターーーーーーーーーート。」


皆混乱した様子で 全く動かない

その時校長が言ってた言葉を思い出した。

そうだ・・。一人以上殺さないと私・・死んじゃうんだ・・・・。

でも人を、友達を殺すなんて・・・できない。

「え  えりな・・・?私、えりなを信じてるからね・・?私たち友達だもんね・・・・?私のこと・・・ころさないわよねぇ・・・・?」

「う、うん・・もちろん・・・。」

「い 樹も殺さないでよ・・?」

    ガンッッッ

その瞬間、陽菜の血液がとびちった。


つづく

Re: 死のサバイバルゲーム ( No.11 )
日時: 2011/12/17 22:26
名前: チョコ (ID: n7e5lTf.)

初めまして♪
さっそく読ませて頂きました!
とっても面白いですっ!!
続きが気になる〜っ!
応援してますので
頑張って書いてください(*^_^*)

Re: 死のサバイバルゲーム ( No.12 )
日時: 2011/12/18 23:55
名前: やみゃ〜 (ID: zavaTVeh)

第5章〜友達〜

樹の服が返り血で真っ赤に染まっている。

「え・・・・?い、樹?い、今・・・何したの・・・・?陽菜に何をしたのよおっっっっ??」

「・・・しょうがないだろ。俺だって、こんな事したくないよ。」

「っっじゃあ、どうして?何で陽菜を殺したのよおおおっ。うちら、友達じゃなかったの??・・・あんた 最低よっっ。」

「っ、俺はっお前の事が好きなんだっ。本当に、俺はこんな事したくなかったけど・・・1人以上殺さないと死ぬんだろ・・・・?俺はお前が死ぬなんて、耐えられないんだよっっっ。」

え・・・。樹が、私の事を 好き・・・・・・?

 ・・・でもっだからって・・

「だからって陽菜を殺さなくてもいいじゃないっ。」

「・・・ごめん。・・許してくれ・・・・。」

樹は涙を流していた。

周りでは、悲鳴などが聞こえてくる。

こんな事になったのも、全部このゲームのせいよ・・・。

止めるんだ。なんとしてでもこのゲームを止めてやる・・・・・。



つづく

Re: 死のサバイバルゲーム ( No.13 )
日時: 2011/12/18 23:57
名前: やみゃ〜 (ID: zavaTVeh)

きさらちゃんも、チョコちゃんもコメント、ありがとうです^^
頑張るので応援してくださいっ><

Re: 死のサバイバルゲーム ( No.14 )
日時: 2011/12/19 21:55
名前: やみゃ〜 (ID: zavaTVeh)

第6章〜決意〜

「みなさん、戦いをやめてください。終了です。」
校長のアナウンスがはいった。

「終・・・・了・・・?」

私は驚いた。なんだ・・・とめるまでもなかったじゃん・・・・。

「:生贄:の人が全員死亡したので、第2ステージにうつりたいと思います。」

「え・・・・?」

ショックのあまり倒れそうになった。

「畜生。まだあんのかよおっ。」

樹が大きな声で叫んだ。


「私・・・もう、ヤダ・・・。」


「えりな・・・。しっかりしろっ。お前なら生きられる。絶対生き残れっ。」

樹・・・。ありがとう 樹ーーー。

「誰が生き残れるって?」

校長がニヤニヤしていった。

「本田君、君はさっき私が言った事を忘れたのかい? いったじゃないか。1人以上殺さないと自分も死ぬって。アハハハハハッ 殺してないのは君だけなんだよ、本田えりな君。」

あ・・・・。そうだった。私、死ぬんだ・・嫌だ怖い怖いよ・・・

「俺が代わりに死にます。だから、えりなだけは助けてください。」

「ちょ、樹っ?何言ってんのよ・・あんた。」

「お願いします。えりなだけは・・・。」






つづく


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