ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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壊れて直して繰り返し
日時: 2011/12/11 18:28
名前: 律久 ◆rapaJxxdP2 (ID: cPNADBfY)


「嗚呼、憂鬱だ。」

そう呟いては何度目か分からない溜息をついた。

批判することが好き。

屁理屈を言うのが好き。

ごねているのが好き。

何もしないのが好き。

批判されることは嫌い。

たてつかれるのが嫌い。

苦しむのは嫌。

息が詰まって吐きそうになる。

救いの手を求めたい。

でもできない。

助けて欲しい。

でもできない。

助けを求めても、

私は信じることが出来ない。

どうしたら

どうしたら

どうしたら

もっと楽に生きられるの?

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Re: 壊れて直して繰り返し ( No.1 )
日時: 2011/12/11 18:46
名前: 律久 ◆rapaJxxdP2 (ID: cPNADBfY)



【必要か分からない程度の挨拶】

初めまして。
人の目に触れるところに初めて小説を書きます。
律久です。りつくと読みます。
どうでも良いですか。それは失礼。

基本的に明るい内容が書けないので、
始まりからあんな感じです。
常に多分おそらくgdgdしてます。
自己嫌悪おおおおおおryって感じだったり、
絶望したああああああryって感じだったり、
あ、なんかもういいや。って感じだったりします。
間違っても可愛い女子やイケメン男子や、
よくいう萌え系、無いです。
可愛さなんてここには微塵もありません。
お気に入りのキャラが此処で出来ると思ったら大間違いですよ...。
読んでると気分的にあまり良くないと思います。
というかこの先の続け方が未だによく分かりません。
...言いましたよ?私先に言いましたからね?
後で苦情とか、きても、知りません。スルーします。
良いですね、そろそろ手が疲れました。
終わります。はい終了。

最後に、
考え込み過ぎ少女の絶望、とその他諸々そこにいる貴方へと送ります。
お楽しみ頂ければ幸いです。

Re: 壊れて直して繰り返し ( No.2 )
日時: 2011/12/11 18:52
名前: 律久 ◆rapaJxxdP2 (ID: cPNADBfY)


私、名前は高城綺李(たかしろきり)と付けられた。

現在年齢、14歳。

現在学年、中学二年生。

性別、戸籍上女子。

人間関係、最悪。

基本的に人が嫌い。

生きることが面倒とか、そんな事は言わない。

捻くれてる。

この言葉がしっくりくる。

人を困らせることがよくある。

空気なんて読めないし、クラスになんてなじめてない。

教室で本当に思ってることなんて、一ヶ月に何回言ったか数えられる。

コミュニケーション、嫌。

必要最低限しか話したくない。

褒められることが嫌い。

信用できない。

まだ沢山あるけど、そんな考え方で構成されているのが、

私という人間なのだろう、という勝手な自己解釈。

Re: 壊れて直して繰り返し ( No.3 )
日時: 2011/12/11 19:35
名前: 律久 ◆rapaJxxdP2 (ID: cPNADBfY)


いじめられて居るわけではない。

むしろ存在認識されているのか、というくらい影が薄い。

..のだろう。多分。

教室で一人というわけでもない。

三人ほど、女子で良くあるグループの人はいる。

このグループを作るのが嫌いだったが、できてしまってはしょうがない。

この三人とも私は嫌いだ。

考え方が合わない。

自分が正しい、そこだけが私と一致している部分。

すごく、大嫌い。とてもとても。

本人達には言わない。

面倒な事をしたくない。

言い争うのは嫌いではない。

屁理屈を言うのが好きな私は、相手を追い詰めてしまうから言わない。

過去に経験があった。

私と口喧嘩をした人は、皆力尽きた顔をして去っていく。

それが、後々面倒。

先生に呼ばれては、売ってきた喧嘩を買っただけだとただ一言。

嫌な子供だ、自分でも思う。

今でもその性質は変わってないだろう、表に出さないだけで。

先程の三人について話をしよう。

中でも私が苦手とするのは冬川由実(ふゆかわゆみ)。

人に対してよく「常識無い」「おかしい」とか言う。

私からしてみれば彼女にも常識がないのだが。

一度それを言ったら、

「それは常識じゃないじゃん!アンタの中だけでのことじゃん!」

と逆ギレされたので、もう二度と言わない。

そもそも常識とはその人の中だけでのことなので、私が責められている理由がおかしいのだが。

私の言う事に対して一々否定的なので嫌だ。

「どっか行きたいところあるー?」

という由実の質問に対し、

「ここのカフェ」

と返したところ、

「えー?そんなところ行って何すんの?」

という不満そうな声。

じゃあ聞くなと。自分で決めろと。

次に、苦手なのは夏島真奈美(かしままなみ)。

全てに対して否定的。

周りから嫌われている奴を嘲笑っているが、自分が嫌われていることに気付かない。

私から見ていると滑稽だ。

一々人に影響される。

自分の知らないことがあれば知った振りをして、

私が知らないことがあれば

「え〜?知らないの?普通のことじゃ〜ん」

といった調子だ。その後仕返ししたわけだが。

「○○って知ってる?」

「え?知ってるよ〜、有名じゃん!」

「まぁ、実在しないけどね。○○とか。」

「…………」

無言になった真奈美を見て笑顔な私は、性格が悪い。

三人の中で一番温和しい、桜井裕子(さくらいゆうこ)。

いつもは何も言わないが、真奈美の居ないところでは陰口を言う。

表では仲良くしてるのだが、影ではよく言う。

目立った行動はしないが、自分が得するところでは急に張り切るので、狡賢い人間なのだ。

賢い、のだろうか。そこは怪しい。


三人に共通するところ、自分は頭が良くないという自覚がないところ。
(しかし由実は学力はある。)

あげてもキリがないので一旦此処で終了する。

考えるだけで苛立ちが止まらない。

頭が狂いそうだ。

そんな時に私は、

唯々唇を血が出るほどに噛み締める。

無理矢理笑顔を作っている時に血が出た時は周りに心配された。

形だけの心配なんて、何も嬉しくはないけれど。

Re: 壊れて直して繰り返し ( No.4 )
日時: 2011/12/12 23:07
名前: 律久 ◆rapaJxxdP2 (ID: cPNADBfY)


私は人を見下す考え方をしているようだと最近気が付いた。

でもそれを表に出すことはない。

一々それで何か目を付けられるのも面倒だし、

何処から見ててその発言なのだろうか、と他人には疑問を抱く。

熟々嫌な人間だ。

時折、というよりも正しくは常に自己嫌悪している。

どうしてそのような考えをした?

何故そんな行動をした?

私は嫌な人間だ。

駄目な人間だ。

もっと、変わらなくてはならないのではないか?

繰り返し繰り返し、そのような内容ばかりだ。

それくらいしか考えることは出来ないのだ。



ちなみにここまでの考えは、寝る前の話。

ここから私の考えは記憶にない。

つまり眠りについたのだろう。

Re: 壊れて直して繰り返し ( No.5 )
日時: 2011/12/12 23:21
名前: 律久 ◆rapaJxxdP2 (ID: cPNADBfY)


朝、その時間が私には憂鬱だ。

起きるのが、まず嫌だ。

ずっと眠っていられたら楽なのに、とつくづく思う。

次に、自分が嫌いなところに行くために準備を始めなくてはならない。

行きたくて行ってるわけじゃ無い。

義務教育、なのだ。

親が子供を学校に行かせなくてはならない等という決まりのせいでそうなっている。

生まれた時から義務、義務、義務。

世の中義務だらけだ。

溜息をつきながら何度も呼びかける母親の声で布団から起き上がる。

アイロンを掛けた制服に着替える。

ここから私の演技が始まる。


二階の部屋のドアを開けて、慌てた調子で階段を降りる。

洗面所に向かい、顔を洗ってコンタクトを目に装着する。

リビングに行くとテレビが一人で喋り、キッチンでは母が朝ご飯を作っている。

「あ!やっと起きたー。何回呼んだと思ってんの、もうっ」

「御免御免、イヤホン付けたまま寝ちゃってて」

イヤホンは本当だが、三〇分前には起きていた。

「絡まるから危ないって言ってるじゃない。やめなさいって」

「だって、音楽聴くの好きなんだもん」

「まったく…首に絡まっても知らないからね?」

「はいはい」

よくいる普通の中学生女子といった感じで過ごす。

といっても、妙に見た目を着飾ったりはしないが。

「早くご飯食べちゃいなさい、遅刻する!」

「はいはい…」

黙々とご飯を食べる。

視線はテレビに向いているが、生憎情報は一つも頭に入っていない。

「最近物騒なのね…」

ニュースを見て母が呟く。

「そうだね」

内容も聞いていないが、一応相づちを返す。

「御馳走様」

ご飯を食べ終えて、洗面所で歯磨きをする。

廊下を歩き階段を上がり、鞄を取りに部屋へと戻った。

途端に表情が消える。

正しくは笑顔が消える。

朝にしてもうすでに何度目か分からない溜息をつき、カーテンも開けていない部屋を見渡す。

「…我ながら殺風景な部屋だ」

自嘲気味に微笑み、鞄を手に取り部屋を後にする。

階段を降りながら髪を縛る。

「もう準備できたのね。今日は提出物無い?」

「無いよ」

「と言ってもあんまり信用できないわね…」

じゃあ聞くなと。

玄関で靴を履く。

ローファーは歩きづらくて私は嫌いなので、スニーカーだ。

「いってきます」

「いってらっしゃい」

ドアを開けて外へ出る。

今日の天気は、私の嫌いな、


晴れ。


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