ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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赤い蝶
日時: 2012/02/29 20:43
名前: ネコ (ID: EFs6h6wo)

見てくださりありがとうございます!
感謝!…としかいいようがないです

感想もらえたら、喜びのあまり踊ります!
踊り狂います!

こんな小説ですが、見てってくださいっっ

〜感想をくれた神様のように優しい方々〜

†LOL† 様
霧アリス 様
イチゴ様
黒い蝶様

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第四話【憎い、殺したいくらい憎い】 ( No.9 )
日時: 2012/02/26 18:21
名前: ネコ (ID: EFs6h6wo)

「赤…い蝶…?」

こんな少女があの“赤い蝶”なのか?
見た目、いいとこ11才だろう。
まだ顔には少女らしいあどけなさがある。


…こんな少女が僕の弟を殺したのか?


「なんでさ、人を殺すの?」

僕は今まで聞きたかったことをいった。

わからないのだ。
少女が人を殺す気持ちが。


「だってさ、面白いじゃん。人を殺すのって。」


少女は笑った。


ありえない。


僕の弟は遊び道具か?


この少女…赤い蝶が楽しむ為に殺されたのか?


そんな理由で…


僕の弟の人生を潰したのか?


「僕はお前を許さない……。」

「あれ? 私、君に何かした?」

少女は楽しそうに聞いてくる。

その行動一つ一つが僕の【殺したい】という気持ちを強くする。


「お前はな僕の弟を……殺したんだよ……ッ!!」

僕は怒りをこめた目で少女を見る。


なのに、


少女は笑っている。
楽しそうにしている。
凄く嬉しそうにしている。

「ごめんね、覚えてないや、君の弟さんのこと。」

すると、少女は僕にナイフを渡した。


これで私を殺したら?


そうとでもいうように。


いけない。


そう思いながらも僕は


ナイフを握った。


「うわぁぁぁぁっっ!!!」

気持ちがおさえられなくなり、少女にナイフを向ける。


少女はそれを軽やかにかわす。

楽しんでいるかのように……。


憎い。

僕の頭にはそれしかなかった。


憎い憎い憎い憎い憎い憎い………

Re: 赤い蝶 ( No.10 )
日時: 2012/02/28 20:24
名前: イチゴ (ID: OxFItNy1)

どうも、2次小説でコメントしたイチゴです☆

2次小説と違って、また違う面白さがあります!

更新楽しみにしています!!頑張って下さい

Re: 赤い蝶 ( No.11 )
日時: 2012/02/29 17:36
名前: 黒い蝶 (ID: yLLAlAoY)

同じような名前で興味をひかれますた♪
また続き書いてくらさいまし❤

Re: 赤い蝶 ( No.12 )
日時: 2012/02/29 20:41
名前: ネコ (ID: EFs6h6wo)

>イチゴさん

あっ、こっちにもきてくれたんですか!!! 
ありがとうです^^

2次小説とは結構ふいんき違いますよね!
まぁ、駄作なのはかわりませんけど……((苦笑

>黒い蝶さん

初コメありがとうですっ!

名前似てますね〜
違うの赤い蝶と黒い蝶……
なんかいいです←

よっしゃ〜、続き書くぞォォ!!!

第五話【騙し】 ( No.13 )
日時: 2012/03/01 22:53
名前: ネコ (ID: EFs6h6wo)

「今の警察は…人に刃物を向ける…か。」

少女が微かに笑ったように見えたのは気のせいだろうか。


「きゃーっっっ!!!!!」

突然少女は叫び声をあげた。

当然近くにいた警察はくる。

少女はこういった。



「あ…あの人が、私を殺そうと……ッッ!!!」


え……?
誰が殺そうとしたって?

僕が、僕がか?

ふと正気に戻ると手にはナイフが握られている。


僕が少女を殺そうとした?


殺そうとした…のか?


ガシャン


手に何かがつけられる。


手錠だ。


僕は、警察に手錠をつけられている。


そして、


そして少女はこういった。



「あの人、赤い蝶なんです!」


誰が赤い蝶だって?


僕が赤い蝶なわけないじゃないか。


君だろ、赤い蝶は。


「違うんです。僕は…」

「黙っとけ。」


人は騙されるものだ。


今までずっと尊敬してた上司が僕のことを信じないで



赤い蝶という少女の言葉を信じた。





その3日後


僕は


僕は








死刑された。


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