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赤い蝶
日時: 2012/02/29 20:43
名前: ネコ (ID: EFs6h6wo)

見てくださりありがとうございます!
感謝!…としかいいようがないです

感想もらえたら、喜びのあまり踊ります!
踊り狂います!

こんな小説ですが、見てってくださいっっ

〜感想をくれた神様のように優しい方々〜

†LOL† 様
霧アリス 様
イチゴ様
黒い蝶様

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Re: 赤い蝶 ( No.4 )
日時: 2012/02/25 15:59
名前: ネコ (ID: m16n.Ntt)

>†LOL†さん

初コメありがとうございますっ!!
嬉しくて踊ってますよ〜←

面白いだなんて、私には似合いませんよ!
それでも、期待にこたえられるよう頑張りますっ

第二話【夜にしかでない人殺し】 ( No.5 )
日時: 2012/02/25 16:27
名前: ネコ (ID: m16n.Ntt)

翌日、男が殺されたあの場所には無数の警察が立っていた。

その全員が顔をしかめている。

その理由は一つ、この頃毎日のように殺人が起きるのだ。
しかも、そのどれもが夜中に……。

「…また、赤い蝶の仕業か。」

そう呟いた男がいた。
名前は坂本徹。
ここら辺で有名なエリート警察だ。
爽やかな見た目、優しそうな笑顔で女からの人気も高い。

「徹君、君も赤い蝶の仕業だと思うのかね?」

無言で考えていた徹の横に現れたのは、渋谷雄樹。
こいつもなかなかのエリート警察らしい。
徹には負けるが……。
一応、徹は雄樹の部下なので敬語は使っている。

「はい、雄樹さんもそう思いますよね…?」

「あぁ、ここまでくると…な。」

“赤い蝶” それはあの少女、由李のことをいっている。

とある誰かが由李に殺された時、そいつが最後にいったのだ。

「赤い…蝶に殺された…。」

と……。


それからというもの、立て続けに殺人がおきている。

そして殺された人の共通点は全くない。
由李は、お遊びで人を殺しているのだからね。

「なんで、こんなことするんだ……?」

徹は声をかみころしながらいう。
理解できないのだ、なぜ人を殺すのかが……。

「徹君、おちつきたまえ。」

「雄樹さんはなんでそんなに落ち着いてられるんですか!?」

ハッと気づいた時にはもう遅かった。
周りの目線が痛い。

「すみません…。」

「いいんだよ、雄樹君。僕だってね恨んでるよ……。

僕の弟を殺したのは赤い蝶なんだ…ッ!」

雄樹の言葉に徹は呆然とする。
…弟が殺された?

それなのに、あんな笑顔ができる雄樹は……

「弟さんの為に、絶対捕まえましょうね。」

「あぁ……。」

気づくともう辺りは暗くなっていた。
いつのまにか夜になっていたようだ。

「今日も、でますかね? 赤い蝶。」

徹が小さな声できくと、雄樹は黙って頷いた。

「見回りいきましょう? もしかしたら、そこら辺にいるかもしれないし。」

「そうだな。じゃあ徹君はあっちを見てきてくれ。」

「はい!」




……これが、この二人の最後の会話になるとは思っていなかった。

第三話【二度と戻ってこない弟】 ( No.6 )
日時: 2012/02/25 18:28
名前: ネコ (ID: m16n.Ntt)

雄樹side


僕は徹君と別れた。

暗い道を歩きながらあの時のことを思い出す。

……弟が殺された時のことを。


あの時、僕と弟は喧嘩をしていた。
今考えれば馬鹿馬鹿しい…。

喧嘩の原因もくだらなすぎた。

[どっちが最後のアイスを食べるか]

ただ、それだけでもめていた。

「兄ちゃん、俺が食べるんだよ!!」

「なんでお前が食べるんだよ!? こういう時は、年上の僕が……」

くだらない争いは長く続いた。

「じゃあいいよ! 兄ちゃんなんか勝手にしろよ。
俺が死んだら絶対あんときアイスあげればよかったとでも思うんだな!」


バタンッ


弟は怒って外にいった。


今思う。


なんであの時追いかけなかったんだろう。


僕が追いかけたら、弟は死ななくてすんだのに。


なんで追いかけなかったんだ?


……そのあと、弟は赤い蝶に会って殺された。

最後に僕が弟に言われた言葉。それは

「俺が死んだら絶対にあんときアイスをあげればよかったとでも思うんだな!」

……あのときは、本当にお前が死ぬとは思わなかったよ。

今更後悔をしても、遅い。



「絶対に…捕まえる。」

「誰をかな?」

僕が呟くと、誰かが聞き返した。
誰だ……?

振り向くと、可愛らしい少女が立っていた。

「お嬢ちゃん、こんな夜遅くに歩いちゃ駄目だよ?
お母さんとお父さんも心配するし…。」

「……ハハッ、お父さんとお母さんか〜」

僕はなんで少女が笑ったのか、その時には分からなかった。

「私にお母さんとお母さんなんかいないよ?」

笑っているけど、冷たい目で少女は僕を見てきた。

あ…、聞いちゃいけないこと聞いたかな?

「あ…ごめんね…。 だけど、もう家帰りな!」

「私が誰なのかを聞いたら、そんなこと聞いてる暇ないと思うけどな〜」

少女はいかにもあざわらうかのように、見てきた。





「私は、赤い蝶だよ?」

Re: 赤い蝶 ( No.7 )
日時: 2012/02/25 22:26
名前: 霧アリス ◆tr.t4dJfuU (ID: LQ45f2Hx)

はじめまして。霧アリスです。
タイトルにひきつけられて見ましたがサクサク読めて面白いです。
これからも応援しているので頑張ってください。

Re: 赤い蝶 ( No.8 )
日時: 2012/02/26 17:25
名前: ネコ (ID: EFs6h6wo)

>霜アリスさん

初コメありがとうございます!!
ついついにやけちゃいます(ニヤニヤ

いやいや、面白いだなんて(照)
文章構成がとんでもないくらいおかしいんで……
思わず笑っちゃうくらい下手ですよ!

応援ありがとうございます
頑張るぞー!!!(黙


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