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3.11 その日私は大切なものを失った 震災の方々へ
日時: 2012/03/17 18:33
名前: 空 (ID: mHaTlu7y)

  震災から1年。私たちの心には深い傷が残っています。

今日立ち上げたのは、ちょうど一年経ったからです。

この話に出てくる人物・団体は現実には存在しません。

また、話の中の描写は作者の考えです。

——私は震災の被害者ではありません。そのため、震災の被害者たちがどんな気持ちだったのかよく分かりませんが、多くの人が3.11を忘れないようにするため、作りました。

これを読んでくれた方へお願いがあります。

震災の被害者の方々に応援のメッセージを…。


目次 >>14

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Re: 3.11 その日私は大切なものを失った ( No.1 )
日時: 2012/03/11 10:06
名前: 空 (ID: d7J/qdLn)

 プロローグ 〜震災から1年〜

  2012 3.11

震災から一年が経った。今日のニュースはあの日のことでもちきりだ。

原発…津波…。あの日のことは忘れられない。

2011年3月11日がどれほどの酷さだったのか。

——私の経験談を皆に語ることを許してください。

話し始めるのは3月10日からでいいですか?

Re: 3.11 その日私は大切なものを失った ( No.2 )
日時: 2012/03/11 19:53
名前: 空 (ID: 4olN.zSL)

 第1話 〜震災の前日〜

その日、私はとても浮かれていた。

「優〜。明日は何の日か知ってる〜??」

「…知ってるけど。」

「何でしょう?」

「…日和の誕生日でしょ?」

「うん♪」

学校が終わり、日和こと私は友達の優と一緒に帰っていた。

「知ってるけどたんプレはあげない。」

——!!?驚き発言!

「嘘でしょ!?私1月に優の分を渡したじゃん!?」

「等価交換っていいたいの?古い古い。」

「本当に言ってるっ!?そりゃ鋼の●金術師はとっくにおわったケド…。」

「うん。マジの嘘(^^)」

にっこり笑って優は言った。マジなんだ…ってあれ?

「うそかいっ!!」

思わず手もつけてつっこむ。ビシーッと。

「大丈夫大丈夫。もう用意してあるから。」

「心配した〜。」

ホッと胸をおろす。

「ん。じゃあまた明日。」

「うん。明日を楽しみにしてるね♪きっと豪華なものくれるんだろうから♪」

私はにっこりと笑って言った。その瞬間、優の動きが止まる。そして私の方を向いて言った。

「……冗談?」

「ううん。マジ。」

優の顔が引きつる。豪華なもの…という単語が響いたんだと思う。

「アハハハハハ。」

——笑いながら優は帰って行った。

「きっとごまかしてるよね。」

丸分かりの行動を見届けて私も家に帰ることにした。

Re: 3.11 その日私は大切なものを失った 震災の方々へメッセー ( No.3 )
日時: 2012/03/12 18:00
名前: 空 (ID: U0ZlR98r)

第2話 〜震災の前日〜

「ただいま〜。」

ドアを引っ張る。「ガチャ」といってドアが少しだけ開く。

「…アハッ。」

思わず苦笑い。そしてインターホンを鳴らす。

ピーンポーン…

『うにゃ〜…。おねぇちゃん??』

「うん。ゴメン…鍵忘れたから開けてぇ…。」

『いいよ…。っていうかもう開けた。』

…ハァ?私はドアをもう一回引っ張る。すると簡単に開いた。…(怒)


————

一旦切ります。

Re: 3.11 その日私は大切なものを失った 震災の方々へメッセー ( No.4 )
日時: 2012/03/12 18:14
名前: satona (ID: cLFhTSrh)

はじめまして!
私はこの題名に引かれてきちゃいました。
実は私には東北に友達がいるんです。
何回か手紙を出しました。そこには・・・
「まだまだ余震があるけどがんばるね」
と書いてありました。うれしいですね。がんばってほしいと思います!
これからよろしくお願いします。


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