ダーク・ファンタジー小説
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- 赤の破魔師 参照400突破!
- 日時: 2013/04/03 08:36
- 名前: 青き炎をまとう白い、 ◆yYS7z8mpMw (ID: CeT39c7b)
青き炎をまとう白い、です!
前の小説は失敗作だったけど、やっぱりあきらめたくない、そんな思いがあり、改良してみました!
人物はそんなに変わってないけど、内容はだいぶ変わってます!
今後もよろしくお願いします(´∀`)
☆コメントしてくださった方☆
須藤ハヤ様 瑞葵様 方瀬 梨乃様
希歌 絆様 値千金様 七瀬 薫様
キャンディ#様 あらゆき様 未桜様
杏理様
小説はじめ 1月15日
参照100突破 1月24日
参照150突破 1月29日
参照300突破 2月22日
- Re: 赤の破魔師 コメください!☆ ( No.25 )
- 日時: 2013/01/30 16:41
- 名前: 方瀬梨乃 (ID: bPDqEDL.)
見てくださーい!(笑)
- Re: 赤の破魔師 コメください!☆ ( No.26 )
- 日時: 2013/03/16 13:09
- 名前: 青き炎をまとう白い、 ◆yYS7z8mpMw (ID: CeT39c7b)
おーい・・・
おーい・・・おーい・・・
「おーいもう起きろよ」
声をかけられ、私ははっと目を覚ました。
「私は寝ていたのか・・・?」
私を起こしてくれたのは蓮だった。
私はあたりを見渡す。
「ここは・・・」
私がいた場所は、そこはまるで、まるで・・・
「ろ、牢獄かーっ、ここはー!」
鉄格子のかかった部屋には粗末なベッドが二つと、使い古された毛布が二枚あった。
「俺たち、閉じ込められたみたいだね」
蓮が部屋を見回して言った。
かろうじて鉄格子から差し込む明かりのおかげで、私たちは周りの状況を知ることができていた。
明かりがあるということは・・・。
外に誰かいるということだろうか。
「蓮はいつ目を覚ましたの?」
「ああ、俺は・・・雫が起きるちょっと前だ」
「脱出、できるかしら」
私は鉄格子に目を移し、そう呟いた。
「なんて?なんて言った?」
「脱出、するの」
「はあっー!脱出とか、そんなんできるはずないだろーっ!」
蓮は外にも聞こえるのではないかと思うほどの大音量でさけんだ。
「ちょ、ちょっと聞こえたらどうするの!」
「あ、ホントだ・・・ご、ごめん」
案の定、敵は私たちの声を聞き届けてすぐにやってきた。
ドタドタと走る音が聞こえ、鉄格子のむこうに人が見えた。
どうしてくれるんだよ蓮・・・
やばい、殺されるかも。
だが、私の耳に聞こえた言葉は意外なものだった。
「なぜ、獄になど入れておる!早くここから出してやれ、全く・・・」
「え・・・しかし、この者は人間、しかも破魔師が目をつけている者ですよ!」
「かまわん、早くここから出して、私の部屋に移せ」
「え、でも・・・」
「つべこべ言うな!」
「・・・了解。」
何やら外でガチャガチャやっていると思ったら、鉄格子が開いた。
私たちは外に出された。
だめだ、この急な展開に頭がついていけていない。
敵の案内に従い、私はある場所に案内された。
- Re: 赤の破魔師 コメください!☆ ( No.27 )
- 日時: 2013/02/04 22:25
- 名前: 値千金 (ID: r/aDEmsN)
絶望的状況!!
前回の更新でヤバいとは思ってましたが、
やはり捕まってしまいましたか・・・
どうやって脱出するのでしょう、気になります!
- Re: 赤の破魔師 コメください!☆ ( No.30 )
- 日時: 2013/02/16 11:21
- 名前: 青き炎をまとう白い、 ◆yYS7z8mpMw (ID: CeT39c7b)
「まあ、そこの椅子にでも腰掛けてくれ」
案内されて来たその部屋は、一つの大きな机を中心としていくつもの椅子が並んでいる、いわゆる応接室のようなものだった。
机の真ん中には見たこともない奇妙な花が、花瓶に植えつけられていた。
花の芳香だろうか。とてもいい香りがする。
私は椅子に腰掛けた。
蓮が私の隣に座り、私の向かいに男が座った。
火事にあった時にいた男と同じような格好をしていたが、雰囲気がちがうので別の人だと思われる。
先程までの張り詰めていた気持ちがわずかにゆるみ、私たちはくつろいでいた。
「御剣さんと朝桐君だね」
私たちはこくりとうなずいた。
「先ほどは私の部下がとんだ無礼をかけ、申し訳なく思っている」
「いや、べつに謝るほどじゃないぜ。俺たち、起きたばっかりだったし、な、雫」
「・・・うん」
「今日君たちを呼んだのはわけがあるんだ」
男は言った。これから話すことを最後まで聞き届けてほしい、と。
そして、話したあと、私たちの記憶から話しの内容を消すということを。
私たちは、男の話すことを聞いた。
これから、記憶が消されるというのになぜ私たちは平気でいられるのか?
平気でいられるほどの精神を持つ者こそが「破魔師」にふさわしいのだ、と。そう思うようになったのは、男な話を聞いてからだった。
「では、記憶を少し消すぞ」
男は言った。
「ああ、ちょっと待って」
蓮が思い出したかのように叫んだ。
「なんだ?」
「なぜ俺たちの記憶を消すんだ?それもお前の話のところだけ」
「・・・質問の答えもお前の記憶には残らないが、それでもいいのか?」
「・・・ああ」
「後で、破魔師たちがお前たちの記憶を見るからさ」
男はそう言って、両手を胸の前で合わせた。
空間がぐにゃりと歪み、だんだん意識が遠のいていった。
- Re: 赤の破魔師 コメください!☆ ( No.31 )
- 日時: 2013/02/17 12:10
- 名前: あらゆき (ID: ObIO3ZF8)
きたよ〜
よく考えたら書くことなかったwww
面白かったからまた来るね♪