ダーク・ファンタジー小説
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- 破壊ノ少年ト修復ノ少女[参照1000突破&リク募集]
- 日時： 2015/07/26 05:25
- 名前： 穂逆 深去 （ID: VmnQ.FWP）
こんにちは、はじめまして！
穂逆 深去[ほさか みこ]というものです。
★注意点
•;作者は駄作製造機&機械オンチ
•ネガティブの時とポジティブの時が差が激しい。
•たまに全然来ない
•テンション上がると文章がおかしい
↑こんな駄作者ですが読んd(殴
穂逆は(心が)ウサギさんだから、寂しいとおかしくなるよ？
↑上にかいてある穂逆の身勝手を爽やかな笑顔で許してくれる方、
↓下のプロローグへgo！
[prolog]
生まれてから破壊ばかりするお前に
罰を与える。
神はそう、少年へ告げた。
少年への罰はあまりにも過酷なものであった。
「神よ？それではあまりに酷すぎる。少年へ挽回の機会も与えないというのですか？」
少女はそう神にいった。
心底哀れそうに。
それではお前はどうすべきだと思うのかね？
神はそう少女に問いた。
「××××××……×××。」
少女は待っていたかのようにそういった。
……いいだろう。おまえの願い聞きいれよう。
その、言葉に少女は嬉しそうに笑った
少女は、少年のたった一人の友であった。
そんな二人のやりとりを、みている事しか出来ない××は………。
そのとき二人の少年は、同じことをおもっていた。
その瞳に、どうしようもないやるせなさを宿して。
●目次●
第一章[破壊ト心ト]>>3,>>5,>>8,>>11
第二章[修復少女]>>12,>>13,>>16,>>17
第三章[昔々の御伽噺]>>18,>>23,>>24,>>25,>>26
第四章[もう一人]>>27,>>28,>>29,>>30
第五章[手<結>手]>>32,>>33,>>35,>>36,>>37,>>38,>>39
別章a[とある一人の不信少年の一生]>>41,>>43,>>44
第六章[彼にとって]>>47,>>48,>>49,>>50,>>51,>>53
特報[赤いことり様にカイとビリーブのイラストを書いてもらいました！]
>>54
第七章[静かな異常]>>56,>>57,>>58,>>59,>>60
別章b[キミと友達になるために]>>62,>>63,>>64,>>65,>>66,>>67,>>68,>>69
別章c[とある一家の一人と一人]>>71,>>72,>>75,>>76,>>77,>>78,>>79,>>80,>>81,>>82
第八章[金と銀の訪問者]>>84,>>85,>>86,>>87,>>88,>>91
別章d[偽りの始まり]>>94,>>95,>>96,>>97,>>99,>>100
☆現在、参照1000突破記念でやるミニストーリーのリクエスト募集中です。
- Re: 破壊ノ少年ト修復ノ少女 ( No.107 )
- 日時： 2015/10/18 12:52
- 名前： 穂逆 深去 （ID: rCHW4Zfn）
*ビリーブside*(多分)
「……えっ！？どうしたんですか、キボウさん！！」
急に泣き出してしまったキボウに、たじろぐビリーブ。
声を掛けたり、体を揺さぶっても
「……うぇぇ、消さないでぇ、みんなを消さないでぇ…」
としか呻かない。
明らかに様子がおかしい。
ということは分かるのだが……
(……私が何かキボウさんの琴線に触れることを言ってしまったのだろうか)
考えられることとしては、私のいった”私はキボウさん達に何をしてしまったか”発言だが……
(”みんなを消さないで”って、どういうこと？)
キボウさんの知り合いが、私が原因で消されたということなのだろうか。
だとするとおかしい。
私がキボウさんと知り合ったのは今日が初めてだ。
(……”私が覚えていないだけ”なのか？)
「ともかく今は」
彼女をどうにかしなければ。
もう一度彼女の姿を見据えると、彼女はさっきよりもおかしくなっているように見えた。
「…ふぇっ？ここどこぉ？…おれをひとりぼっちにしないでよぉ…」
(精神年齢が低下している……の？)
舌ったらずの口調。
イントネーションがちぐはぐな喋り。
焦点の定まらない目。
きっと私の考えはあたっている。
しかし打開策が見当たらない。
どうすればいいのかと頭を悩ませた時。
「ごめんください」
というアルトボイスと共に、ドアを蹴破ってきた者がいた。
一瞬目に映る”水色”
そうして”彼”は目にも止まらぬ速さでリズとキボウに
細い針をさした。
彼等は一瞬ぴくりと電気実験のカエルのように痙攣を起こすと
動かなくなる。
死んだように。
死んだ、ように。
「ご迷惑をおかけしました。リズ先輩とノゾミ先輩は、この僕ールルウ.スカイ、オリジナルではありませんがねーが責任をもって”治療”したので、ご安心下さい」
水色の少年は喋る。
そしてビリーブの前で跪くと
「信者ーsisterー殿、何か御質問は？」
気絶しなかったのは幸か不幸か。
- Re: マジですいませんでしたm(--)m ( No.108 )
- 日時： 2015/10/18 13:30
- 名前： 穂逆 深去 （ID: rCHW4Zfn）
☆9章のまとめと謝罪☆
まず一言。
ほんっとーに申し訳ございませんでした！！
今日中に上げるっていって二週間放置したり……。
精神的にも肉体的にも疲れて、本当に死にかけておりました…。
もう一つ。
この先、本編がものすごく短くなります。それでいて別章が長くなります。
全ては穂逆の配分ミスのせいです。
本当にすいません。
九章は本来は、もっとコメディにする予定でした。
最後の彼も出てくる予定ではありませんでした。
ちなみに番外編は彼のお話です。
進み方も変更します。
別章→番外編→別章→本編です。
ここからさきもっと更新が遅れてしまいと思いますが、どうかよろしくお願いします。
参照1400突破、本当にありがとうございました！！
- Re: 破壊ノ少年ト修復ノ少女 ( No.109 )
- 日時： 2015/11/04 02:09
- 名前： 穂逆 深去 （ID: rCHW4Zfn）
ーー彼らの”望み”は叶わない。
別章e[Sleeping*Brituful]
16歳になったって何も変わらない。
俺達は”俺達”のままなんだって。
そう、思ってた。
けど、違ったんだ。
種はいつか花になるように。
少女がいつまでも少女でいられないように。
俺達も、変わってしまうのだ。
このままでは、いられない。
俺達の運命は急速する。
これはきっとそのキッカケの話。
*******************************************
リズが中等部三年、すなわち15歳も終わりにさしかかる頃のことだった。
「…今日は一縷？ノゾミ？どっち？」
「今日は俺。一縷は眠たいんだって」
朝、いつものように俺を迎えにきて”とある質問”をするリズに、俺はお面をつけながらもにこやかに答えた。
リズと友達になって、早二年。
俺と一縷は体の主導権を交代することが多くなっていた。
俺達姉弟の秘密を知る協力者ができたことで体を交換し易くなったのだ。
…これは後から知った事だが、一縷はこの頃俺に外の世界を見せてあげようと思って、わざと体を貸してくれていたらしい。
本当に、姉思いの優しい弟だと思う。
「…じゃあ、おはよう、”ノゾミ”」
「あぁ、おはよう、リズ」
「……あーあ。一縷の方もそのくらい、愛想が良ければいいのになぁー」
「…はは、一縷に言っておくよ」
初めの頃こそ、俺に敬語を使っていたリズだったが、面倒くさくなったらしく、今では敬語は殆ど使わなくなった。
二人で喋りながら歩いていく登校風景。
これが俺達の日常だった。
はずだったのだ。
- Re: 破壊ノ少年ト修復ノ少女 ( No.110 )
- 日時： 2015/11/15 07:55
- 名前： 穂逆 深去 （ID: rCHW4Zfn）
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昼休み。
弁当を食べながら俺は、ラチと談笑していた。
本当はリズも誘いたかったのだが、中等部の会長としての仕事が忙しいとかなんとかで、泣く泣く断られてしまった。
「あは、さっきのリズの顔、本当面白かったねー、ノゾミさん」
「あぁ、人を殺しそうな目をしていた。というか、ボソッと”生徒会殺す”って言っていたし」
「いつもの営業スマイルもあれじゃ形無しだよねー。目つき悪すぎ！！」
初めて一縷と入れ替わって学校へ行った日、ラチには一瞬で見破れてしまっていた。
まぁ、透視神に隠し事はできないということだろう。
「…そーいえばさー、リズの驚いた顔って見たことなくない？…………ノゾミさん、リズにキスしてみてよ？」
「は！？」
唐突に彼がそういったものだから、俺は驚いてしまい、食べていた卵焼きを落とす。
「え………、確かにそうだけど…………急にどうした？」
ヤバい、ちょっと今まともに喋れてるか怪しいぞ。
俺のそんな表情を見て取ったか、ラチは少し口角を上げて、こう言った。
「…なぁに？恥ずかしいの？………もしかして、ノゾミさん、リズのことが好きなのかなぁ……？恋愛的な意味で」
「なわけないだろ！？……これは、その…実際にキ、キス…するのが…一縷の体で…だから、その…」
「…ふーん、一縷君に許可無しでは…ってこと？でもさ、大事な大事なお姉さんのためなら、唇の一つや二つ、一縷君貸してくれると思うよ？」
どうしよう、反論できない。
俺が何も、言えずに固まっていると、無慈悲に昼休み終わりの鐘が鳴った。
「じゃあ決まり！！頼んだよ？」
その声は悪魔のように思えた。
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放課後。
ラチは、少しわくわくしたような顔でベッドの上で寝ていた。
(流石に能力を使いすぎたかなぁ………体がだるいや)
しかしこれであの二人がくっつくと思ったら安いものだ。
ラチとしては、あの二人が今までくっついていなかったことの方がおかしかった。
(リズは分かってるけど、実行に移せてないようだし、ノゾミさんは自覚してない……みたいだしね)
きっとあの二人には恋のキューピッドが必要なのだ。
「でもちょっと荒療治すぎたかなぁ…」
そう小さく呟きながら、ラチはゆっくり目を閉じた。
- Re: 破壊ノ少年ト修復ノ少女 ( No.111 )
- 日時： 2015/11/22 13:52
- 名前： 穂逆 深去 （ID: rCHW4Zfn）
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というわけで帰り道。
俺はリズと一緒に帰っているのだが……。
「…………………」
どうしよう、何を話せばいいか分からない。
普段俺、リズと何喋ってたっけ…。
…て、ゆーかタイミング…、どのタイミングで……すれば……
そこで、気がついた。
あれ そもそも
俺 なんで こんなに真剣に リズ に キス しようと して？
(ノリで言われただけじゃないか…、なんで俺は本気に………)
「ねえ」
俺 が リズ に キス したかった から なのか？
「ねえ、ノゾミ」
「ひ、ひゃい！！な、なに？リズ」
驚いてしまって、噛んでしまった俺にリズは少し訝しげな顔をしながら、言う。
「えっと……、今日、家寄ってもいい、かな？」
「え！あ……いいけど、な、なんで？」
「久しぶりに、ノゾミの本体の体の調子を見に行こうかな…と思って」
「……あ、ちょっと待って！！」
多分そのとき俺は気が動転していたのだと思う。
急がないと、と心が焦って。
チュッ……
考えれる限り最悪のタイミングで。
俺は、彼の頬にキスをしたのだった。
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@作者とキャラからの謝罪
一縷「おい！！これだと僕がホ○みたいじゃないか！！見た目的に！！」
穂逆「中身はノゾミさんだから、セーフセーフ(^^)」
穂逆「一縷君はお姉さんの恋路を邪魔する気なのかな？」
一縷「いや、それは……」
穂逆「リア爆推奨派だから、壊すけどね。絶望しろ！！リア充！！」
一縷「頭湧いてんのか」
穂逆「いや、頭腐ってんの(深い意味で)」
セーフ………ですよね？(ガタガタ)
申し訳ございませんでした。
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