ダーク・ファンタジー小説

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badend[完結しました^^]
日時: 2012/04/12 20:30
名前: ゆーき。 (ID: rLEtJyqN)

最後に言った言葉はなんだった?



貴方への憎しみの言葉?



最後に言った言葉はなんだった?



助けてと命乞いしている言葉?



最後に言った言葉はなんだった?



貴方の脳は被害妄想に侵されて何も聞こえなかった?



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんにちわ。ゆーきです。

初投稿なのでよろしくお願いします。

では、人物紹介です。


・櫻井優太(さくらい ゆうた)

・岬 奈緒(みさき なお)

・井内 未来(いのうち みらい)

・夢野 咲(ゆめの さき)

・荒井 俊(あらい しゅん)

・松井 琴葉(まつい ことは)


注意、グロ要素・ハッピーエンド無しなどが嫌いな人は退場してください。
途中で飽きてきたら退場おkです。
これは、いじめ小説ではありません。


気に入ってくださったらコメントよろしくお願いします。


あと、最新が遅いです。

では始めます。

badend ( No.8 )
日時: 2012/04/08 14:28
名前: ゆーき。 (ID: /b8.z0qR)


事件は、通り魔の仕業だ、という事で捜査が開始された。
本当か?本当にそうだったのか?ちゃんと調べたのか?

最近信じられなくなってきてる。

でも、これ以上友達が死なないように、気を付けるようにいっといた。
勿論、奈緒にも。

「そうだ、咲と奈緒。俺、今日家庭事情で早退しなくちゃなんないから
今日は一緒に帰れない。
じゃあ、二人とも気をつけろよ。」

「分かったー」

「分かった…」


多分、二人に話しているときの顔は歪んでいただろう。
お願いだ。これ以上犠牲者を出さないでくれ。

…なんで俺はこんな不安になっているんだ?
不安になる必要はないだろう。

なんで俊が死んでしまったのに泣けない?


———————————— 帰り

「奈緒帰ろー」

「うんっ!」

咲はいつものように手を引き、奈緒と一緒の道を通った。

ピタッ…

「奈緒?」

「ねえねえ、咲ちゃんは私に隠し事してない?」

「なんや急に。してないよ。」

「本当?」

「本当や」

「本当?本当じゃないよね。嘘だよね。私のいない所で話してるの見たし私みたんだよみんなが私のこと話してるのみちゃったんだよ咲ちゃんもそこにいて私を裏切ったよね私を裏切った?咲ちゃんはなんであそこにいたの?みんな大嫌い信じなければよかった咲ちゃんもあいつらと一緒にいておかしくなっちゃったんだよ私はあいつらの所にいなかったからおかしくならなかったおかしくならないように咲ちゃんも離れた方がいいようん私といた方が安全だよ咲ちゃんなら私の事信じてくれるよね信じてくれるよね」

「奈緒っ…安心せえ!みんな奈緒の事を大事にするっていう話だったんや!みんなしんじっ…」

「うるさい!!!!!!!!」

奈緒は、咲に刃物を振り回した。
咲はとっさによけたが、避けきれず腕にかすり傷ができた。

「なんの真似や!奈緒!ウチらの事信じて!」

「信じたくない!!!信じられないの!!」


と、奈緒は咲ぼ首に刃物を刺した。





が、奈緒が刺したのは違う人物だった。

「…み、ら…」


咲は、唖然としていた。

そこにいたのは未来だった。
未来の首には刃物が刺さっており、奈緒がそれを抜き取ると血が噴き出してきた。

「未来!!未来!み…ううううううううっ…」

「咲ちゃんの悪い友達殺しちゃったね。これで邪魔者はいないよ。私の事信じてくれる友達がいれば…」

「奈緒!お前、なにしてくれてるんや!!!」

「きゃははははははははははははは!!!!咲ちゃんも信じないんだね!!分かった!殺してあげるね!!!!!」

「殺されてたまるか。」

「自身がすごいね。」

「一対一の勝負や。刃物は卑怯だから置きぃ」

「分かった。じゃあスタート。」

















——————「ウチの勝ちやな。」

「くっ…」

怒ったような口調で咲は倒れている奈緒を見下ろした。
奈緒は武器なしでは弱い。
それを利用したのだ。


「じゃあ——————…うぐっ!!!????」

「勝負は終わったから、刃物使っていいよね?」

「…卑怯や…」

奈緒は刃物で咲の胸を狙った。
見事に命中し、咲は倒れてしまった。










ねえねえ、私の事誰も信じてくれないの?

badend ( No.9 )
日時: 2012/04/10 15:26
名前: ゆーき。 (ID: S7B875Vg)


胸騒ぎがする。

畜生。なんでこんな不安なんだ。


大丈夫だ、きっとみんな明日も笑顔でくる。
奈緒も、みんなも ———————— 。



ガタンッ

俺の手に持っていたリモコンが床に落ちた。
テレビでは午後のニュースがやっている。

テレビにうつっていたのは目を疑う光景だった。


「う、そだろ…?」

テレビの画面には見覚えのある二人の写真。
未来と咲だ。

写真の下には【井内 未来(14)死亡】【夢野 咲(14)死亡】
という文字があった。


何も考えられなかった。

一気に仲が良かった3人を失ったんだ。

涙は、なかった。



——————————
——————
————

学校ではたくさんの人が噂している。
しかし、俺は誰とも話す気なんかなかった。

「優太君」

「奈緒…」

奈緒は優しい顔をして屋上にいこう、と呼び出した。
一体俺になんの用事だろうか。殺されるのか?


ならはやく殺してくれ…

はやく友達のところへ逝きたいんだ…



「屋上は涼しいね。落ち着く。」

「そうだな…」

急に、奈緒はどうしたんだろうか。

「ねえ、…怒ってる?」

「…何に?」

「優太君に信じないって言って。」

「怒ってないよ。あんなの俺だって信じないもん」

軽くフォローすると安心するように奈緒は息を吐く

「よかった。でね、私みんなの事信じられるように努力したいの。」

「みんなって言っても2人だけだぜ?」

「ううん、みんな。未来ちゃんも咲ちゃんも俊君も。」

「もう、3人は死んだんだ。」

「死んでないよ。」

「…は?」

「だから、私はみんなを信じるの。」


何を言っているのかよくわからない。

もしかして…もしかして俺達を殺して自分も死んで仲良くしようってか?

それなら何で殺すっていう選択肢が出たのかわからない。

何を考えているんだ…


「でね、明日よく咲ちゃんたちと遊んだ公園に来てほしいの。
絶対。分かった?」

「…わかった。行くよ。」


ああ、俺は殺されるんだな…と思った。
奈緒は笑っていて、前の俺なら俺も笑顔になったんだ。

でもこいつは今…



奈緒が屋上からいなくなった。
教室に戻ったんだ。


俺はふと携帯を見た。

そして電話帳を開き、まだ消されていない
俊、未来、咲のメールアドレスがあった。



宛先 荒井俊
------------------------------------
題:無題
------------------------------------
俊。
俺、お前の分まで生きるよ。

勿論、未来と咲の分も。だから応援してくれ。

俺お前のこと大好きだから。
まあ、likeでだからな?(笑)

ずっと俺の親友でいろよ?

 ———END———


送信ボタンを押すとエラーなしで送れた。
俊は携帯好きなのに一緒に燃やしていないのか。

そう思っていると携帯が鳴りだした。

俺は驚き、受信ボックスを見ると一つ名前があった。

【荒井 俊】

「…っ嘘だ…」

メールを開いた。
すると、


名前 荒井俊
------------------------------------
題:Re:当たり前だろ!
------------------------------------
俺達親友に決まってんじゃん!


何言ってんだよ(笑)
俺も大好きだよ!loveで!

うそだけどーwlikeで好きだよ←



「・・・・俊?」

死んだはずの俊からのメール。

怖くなってしまって、携帯を落としてしまった。
幸い、壊れていなかった。

俺は急いで返信を送った



宛先 荒井俊
------------------------------------
題:無題
------------------------------------
やめろwきもいw

俊、お前は未来達を殺した犯人、知ってるだろ?



そう聞くと返信はかえってこなかった。
やはり幻覚なのだろうか。


いや、そんなはずない。

「だって、受信ボックスに俊のメールが入ってるんだぜ」

そう、一人で呟いた

badend ( No.10 )
日時: 2012/04/11 21:01
名前: ゆーき。 (ID: S7B875Vg)

昨日、俺は俊にメールできた。
しかし、次の日、つまり今日はエラーが発生して送れない。

なんだったんだろう。

「おはよう優太。考え事?」

「え…?琴葉…あっ」

今ここは学校なんだ。

気をしっかり持たなくては。

「・・・ああ、そうなんだよ。」

「奈緒の事?」

「・・ああ。」


どうせ、俊にメールできたなんて信じてもらえるはずがない。

「昨日、奈緒に公園にきてって誘われたんでしょ?」

「あ、ああ・・・」

「優太、気を付けてね。絶対に考えすぎないで。


慌てないでいればきっと貴方の望む結果がでるわ。勿論、その結果に私も望んでいるの。そして未来達もきっとね。」

「え…?」


何を言っているんだ?琴葉ちゃんは。
ごめん、俺にはさっぱりだよ。

「どういうことだよ?」

「言ってしまえば、奈緒が怒るわ。」

「そ、そうか…」


【怒】奈緒のその感情に俺はびくついていた。

怒ったらきっと琴葉も殺されるだろう。
そんなのごめんだ。もう犠牲者は出したくない。









————————————————————————

—————————————————————

————————————————


いくら考えても、琴葉の言った意味が分からない。

そういえば・・最近部活に顔出してないな。
それに、友達とも話してない。

奈緒の事が解決したら部活にもいこうか。
友達とも話そう。
これで全部解決すればいいんだが…


俺は、奈緒の事を庇わなければこんなことにならなかったのか?
いや、みんなに会ってなければこんなことにならなかったのか?

わからないんだ。

唯一、俺の悩みに乗ってくれた俊が最初に死んでしまった。
俺は…



「優太くん。」

「何?」

俺の肩を叩いて俺の名前を呼ぶ。
その犯人は奈緒だった。


「優太くん、浮かない顔してるね。大丈夫?」

「…うん…」

「優太くんが元気ないと私も元気なくなるよ…。私に相談してくれないの?」

「ごめん、今そういう気分じゃないんだ。」


と、立ち去ろうとした時

「琴葉ちゃん、優太君になにか吹き込ませたの?」

「…!!そんなんじゃねぇよ!!」

「えっ」

その質問に俺は驚いて怒鳴ってしまった。
すると奈緒は青ざめた顔で驚いていた。

「そっか…分かった。ごめん…ごめんね…ごめん…」

「あ・・いや、そんな誤らなくても…」

「ごめんね。分かった。じゃあね!」


と、奈緒は走り去っていった。




もうすぐ放課後になる。

これで奈緒の事件を終わりにするんだ。


復讐はしない。

命乞いもしない。


慌てない…そういったって刃物を向けられては慌てるに決まっている。


どうしたら奈緒を止められるだろうか。

badend ( No.11 )
日時: 2012/04/12 19:20
名前: ゆーき。 (ID: rLEtJyqN)


キーンコーンカーンコーン…


放課後のチャイムが鳴った。
一斉にみんなは帰るやら部活やらにいっていた。

俺はこのまま、公園に向かう。






————————————————— ついた…

「…まだ誰もきてないのか…」


静まる公園に俺の声は響き渡る。

しかし、今日は誰もいないな。
咲がいた時あんなに人がたくさんいたのに。

人っこ一人きていない。


まるで皆がこれから犯罪が起きる事を想定しているようだった。


風が吹く。
俺は腕に鳥肌がたつのを感じた。


「…あれ、優太くん。もう来てたの?」

「…あ、ああ・・・」


後ろには奈緒がいた。

笑顔で近づいてくる。



「で、なんでここに呼んだんだ?」

「あのね…優太くんに言いたいことがあって…」

「?」

「優太くんはここ数日、幸せと災難が次々と起こったね。
私も、それはとても悲しかった。それに優太くんや琴葉ちゃんも悲しんでいて私はもっと悲しくなったの。

それで優太くんは考えすぎてノイローゼになってしまった。
それで私考えたの。
これから琴葉ちゃんも優太くんも幸せにするの。

それをみんなが望んだことだから。
みんなが応援してくれたことだから。

私も望むことで、琴葉ちゃんも望むことなの。」

「…みんなが望むこと…?」


と、俺は手元を見た。

すると、奈緒の手元にはナイフがあった。



まさか…


俺を殺すのか…?

やだやだやだ俺は死にたくない!!!!


「う…うわぁああああぁぁぁぁああああ!!!!!!!!!!!」

最後のお話の前に。 ( No.12 )
日時: 2012/04/12 19:37
名前: ゆーき。 (ID: /b8.z0qR)

もう最後とかw
早すぎだろ貴様((

と、思うゆーき。です。

すみませんwこんな雑なお話で←

コメは一つももらえなかったのは…げんかk((じゃないよ((はい

よしwⅡではがんばろう((雑なんだろ?((さあ


では最終話、よろしくお願いします。


ああ、違う話もつくろうかn((黙


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