ダーク・ファンタジー小説
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- 真相と嘘のサーカス【カナリア手帳】
- 日時: 2017/02/07 20:04
- 名前: 青らりP (ID: KwIJCRrJ)
真実の裏にはいつも嘘があるんだ。
サーカスみたいに楽しそうなのは絵空事。
幼い時から悟っていた事実。
そんな暗いココロに光を灯したのは、
不思議な童話の”アノヒト”だった。
主人公
加藤田 華凛(カトウダ カリン)
落ち着いていてクールな印象を持つ。しかし気配りもでき一見完璧に見えるが、少し怒りっぽい。瞳は紫色に光る。また、身長は148センチ、髪は首の辺りに一つにむすんである。暗い過去を持つ。
これは、"ネバーランドの真相"と、土曜日は夢現"(後に追加)という私の他小説の視点変更バージョンです。苦手な方はブラウザバッグを推奨します。
- Re: 真相と嘘のサーカス【カナリア手帳】 ( No.10 )
- 日時: 2017/02/10 20:21
- 名前: 青らりP (ID: ZFLyzH3q)
一人じゃない事を知るとふと安心し、頬を緩めた。浩樹君も同じようだ。
「んじゃあ、行こうか。」
宛も無いのに何処かへ向かおうとする浩樹君。実を言うと、普段から彼の行動はいつもよめない。ちょっと変わっているのだ。行動力は間違いなくあるが。しかし、やっぱりどこかもわからない様な所でこのように曖昧に動かれるとさすがに不安だ。
「どこ行くの?」
思わず問いかけると、彼は振り返りもせずに、
「とりあえず誰か人を探す。その方がいいでしょ?」
とりあえず筋が通っている答えで良かったと一安心する。普段慎重な私から見ると、あまり良い行動とは思わないが、一理あるかもしれない。ということで、とにかく今はついていく事にした。
- Re: 真相と嘘のサーカス【カナリア手帳】 ( No.11 )
- 日時: 2017/03/14 20:31
- 名前: 青らりP (ID: KwIJCRrJ)
「ね、ねぇヒロキ君?」
しかし、しかしだ。
「何?」
とぼけた様な彼の返事。
「これって……」
私が良いかけると、
「僕に聞かないでよ僕のほうが気になってるんだ。」
と早口とおまけに棒読みで返事が返された。どうして私達がこんなんになってるかと言うと……。
「ウ,ウウ……ッ」
唸りながら倒れている、知り合いの姿があったからだ。そして、口を揃えて私達は言った。
「あ、藍理!?」
- Re: 真相と嘘のサーカス【カナリア手帳】 ( No.12 )
- 日時: 2017/04/03 12:41
- 名前: 青らりP (ID: KwIJCRrJ)
「ググォ…ゥ」
起き上がれないとでもいうようにただただ地面にはっている彼女。何がしたいのか分からない。
「…え。」
すると、起き上がるとおもったらそこにパタリと心臓が止まったかのように急に動かなくなった。…は?
「…藍理?」
近くによってみても、なぜだか反応がない。しかも、何故か浩樹は小難しい本を読み始めている…。これはふざけてるなと思うと何故だか頭に来て、
「ねるなああああああああ!」
と、ひとつ叫んだ。すると瞬く間に、
「はいいいいいいいいいいい!!」
と大袈裟な声をあげて、彼女が起きた。
- Re: 真相と嘘のサーカス【カナリア手帳】 ( No.13 )
- 日時: 2017/04/24 22:14
- 名前: 貝人♪ (ID: dRebDXey)
どーもこの人に誘われやって来た
いつもハイテンションなのだよ
(^-^)v(^_^)(^-^)v(^_^)
カナリヤだからな
知る人ぞ知る言葉
最近は入学とかで忙しいのかな
- Re: 真相と嘘のサーカス【カナリア手帳】 ( No.14 )
- 日時: 2017/12/12 01:02
- 名前: 青らりP (ID: KwIJCRrJ)
貝人♪s (^ω^三^ω^)アリガトウゴザイマッス(殴
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それから独自の方法で習得した背負い投げ的なものをお見舞いし、藍理の頭にたんこぶを作った。自業自得だ。しかも、さっきから浩樹くんは今でも本を読んでいる。それも歩きながらだ。
「浩樹くん、立ち読みっていうか歩き読みはやめて。」
「…まって。今勇者が実は魔王の息子だったって判明したシーンだから。」
無駄に詳しく説明される。全く。他のメンバーもそうだがなかなか収集がつかない。ちょっと苦笑いしながらはぁとため息をつく。