ダーク・ファンタジー小説

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シエルデジール
日時: 2018/07/22 17:59
名前: 抹茶ぱふぇ (ID: IkQo2inh)

こんな世界は飽きたから




籠の中から抜け出して




空に行くことにしました



初めまして抹茶ぱふぇです。
投稿は初なので色々おかしいかと思いますが
温かい目で見てくださいw

!注意!途中で天使についての話や聖書神話に
ついての話がでてきますが、
完璧に妄想でできています
実際の神話などには全く関係がありません
ご了承ください。

なんでも大丈夫ですという方だけどうぞ→

ーーーー主な登場人物ーーーー

フィズ(仮名)
男、子供
かなり幼い容姿で髪はボサボサ
白い髪だが毛先に行くにつれて水色になっている
無地のフードのついた長袖、明らかにサイズがでかいため
片方の肩が出て袖も萌え袖的な感じになってしまっている
紺色のダボダボズボン
獣人族(?)垂れた狼の耳

ニーヤ
女、子供
フィズよりも年上
白くて長い髪が腰のあたりまで伸びている
袖口にフリルのついた長袖のボリュームスリーブ
刺繍の入った短いスカート
人間族

Re: シエルデジール ( No.3 )
日時: 2017/12/25 07:41
名前: 抹茶ぱふぇ (ID: z5NfRYAW)

誰に対して言っているんだ?
友達と話しているのだろうか?
重い体を起こし瞼を開ける

「あの…大丈夫ですか?」

信じられない。彼女は僕を見て話していたのだ
他人に話しかけられるなんて久しぶりすぎてよくわからなかった。

僕に話しかけるなんて変わっている人だ
あいつらみたいにぼくを殴りたいのか…?

「…?ごめんなさい…殴らないで」

「へっ?」

「…え?」

目の前の少女は困惑した顔でこちらを見てきた
殴るんじゃないのか?
じゃあ一体なんで話しかけてきたんだ?

「よかったら私の部屋に来てくれませんか?
手当しますよ」

手当?なんで僕なんかに?
断るような偉い真似はできなかったので
彼女の後ろに僕はおずおずついていった。

Re: シエルデジール ( No.4 )
日時: 2017/12/29 23:21
名前: 抹茶ぱふぇ (ID: IkQo2inh)

彼女の部屋は乾燥させたハーブや健康用の薬品などが並んでいた。

「えへへ…散らかってますけどゆっくりしてくださいね」

コクリと頷いて椅子に腰掛ける
彼女は慣れた手つきで止血をして薬を塗り僕の頭に包帯を巻いてくれた
なんでこんなに優しくしてくれるんだ…?

「あの…よかったら名前教えてくれませんか?」

名前?
化け物と呼ばれていたために自分の名前を
しばらくよんでいなかったせいで
自分でも自分の名前を忘れてしまった。
焦って彼女の顔を見た。

さっきは混乱していてよくわからなかったが
彼女はずいぶん整った顔をしていた
サラサラの長い白い髪が腰のあたりまで伸びてる
服も僕のボロボロの布切れと違って上等な布で作られている。
おそらくレールダンジュあたりの高価な花から作られた布だろう。
レールダンジュは防御性能も良く肌触りも良い、さらにとても軽いため高級品として取り扱われている。
袖口にフリルのついた長袖と刺繍のあしらわれた短めのスカートがよくにあっている

特に目を引いたのが綺麗な黄色の目だ。
ずっと奥に吸い込まれてしまいそうな…

「レモンフィズ…」

「…?フィズさんですか」

彼女の目を見たら自然と口から出てしまった
だが勘違いをしてくれたみたいだから結果オーライだ。
フィズ…化け物じゃない呼ばれ方は
とても暖かく
優しく
僕の胸の奥に響いて反響して
頭の中で心地よく溶けて消えた

「私はニーヤっていいます」

「あ、あと私堅苦しいのが苦手で…敬語じゃなくて大丈夫ですよ!名前も呼び捨てで!」

「ニーヤ…」

初めてよんだ他人の名前は深く脳に焼きつくように、染み込むように刻みついた
それとともに淀んでいた僕の心の中に一滴の透明な水が垂れた
今までヘドロに埋まっていた宝石の原石が
鈍く輝きを見せながら
僕を魅了して
少しだけその顔を出した。

Re: シエルデジール ( No.5 )
日時: 2018/01/02 12:00
名前: 抹茶ぱふぇ (ID: OLpT7hrD)

ニーヤと僕は同じ孤児院に暮らしている
孤児院ではこの世界についての授業も行われている
いつも馬鹿にして来た群衆は僕とニーヤが話してるのを見て驚いて殴ってこなかった。
何故だかわからないけどたぶんニーヤのおかげだろう
本当にニーヤには助けてもらってばかりだ

授業開始の鐘が鳴った。
先生がツカツカと教室に入ってくる

「では授業開始」

そう言うと先生はいつものようにスラスラと空中に光で字と絵を描いていく

何もないはずの空中に描いているが確かに
カッカツスラスラと描いている音がする
当たり前のことなのだがやっぱり不思議だ

「このようにこの世界は『大きな穴』で5つの『天井』で区切られていますー」

「私たちが飛ぶことができるのはー。じつは一見なにもないように見えるけれどこの穴は四大天使様の聖なる光で埋まっているからですー。皆さんも今後の授業で飛び方を習いますよー。」

Re: シエルデジール ( No.6 )
日時: 2018/01/14 13:48
名前: 抹茶ぱふぇ (ID: Kot0lCt/)

「フィズ聞いた?穴ってことはこの世界には上があるんだね…」

先生の話はとても信じられないような話だったが…

この世界の上

行ってみたいという衝動に駆られた
本能に近いような運命のような
僕はすっかり穴の上に魅せられてしまった

すると隣の席の子が手を挙げた。

「先生、穴の上にはいけないんですか?」

「マリアさんいい質問ですー
さて3週間後に穴の上にいく人を選別する
争奪杯を行いますー。ちなみに争奪杯はペア出場ですー。ペアは皆さんで決めてくださいー。今日の授業はそのための武器の出し方ん学びましょーねー。」

穴の上に行けるチャンスがある
そう聞いただけで僕の心はざわめいた心拍数が上がり血が巡るのを感じられた。

ニーヤの方を見る
どうやら考えていることは僕と同じようだ

「フィズ」

「一緒に出場しよう」

「僕なんかでよければ…」

「全然!むしろ私の方がだよ!」

Re: シエルデジール ( No.7 )
日時: 2018/02/02 06:45
名前: 抹茶ぱふぇ (ID: z5NfRYAW)

考えていたことが同じだったからか穴から出られるからか僕の心はこれまでにないくらい幸せだった。きっと心が弾むとはこのことだろう。

「ではまず光について説明しますー。」

「この世界の光は第一階の鏡から天使様が下ろしてくださっていますー。」

「この世界の光はご存知の通りなーんらかの力で干渉すると形をとり実物となりますー。
力に干渉する方法には個人差があり直接光を殴ったり強く念じたりイメージをしたり声で起こしたりとその方法は様々ですー。そこはコツを掴むしかありませんねー。」

「私がいつも授業で宙に字を描いているのもこの光を使ってるんですよー。」

「では字を書いたり空を飛ぶのは高度な技術がいるので今日は試しに武器の形をとってみましょー。お手本を見せまーす。」

そう言うと先生は手のひらを上に向けた。
するとポッと燃ゆる青い火の玉が何もない光から突然現れた。

すげーという感嘆の声が教室に巻き起こる。
ニーヤも炎に見入っているようだ。

「私の場合の武器は魔法ですー。このようにイメージで出てきた武器はその人の生まれ持った才能でもあり運命でもありますー。なので自然に体に馴染むんですねー。」

「ではーみなさんもいろいろ試してみましょーう。」


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