ダーク・ファンタジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 学校での殺し合い
- 日時: 2021/10/07 18:52
- 名前: 92 (ID: QlSid/7F)
日常って幸せ。そう私は教わって生きてきた。でも、平和ボケした今の人にはスリルが必要だと思わない?
今なら言える。思わない…
エピソード0『はじまり』
学校について、宿題を提出。さあ授業を受けよう!と、私たちみんな思ってた。でも、いつまで経っても先生は来ない。30分後、突然放送が流れた。『今から君たちには、命をかけたサバイバルゲームをしてもらう。机の中をあされ。』こんなのには従うしかない。不思議と、みんな声を出さなかった。直感的に、出しちゃいけないと思ってたんだ。私が机をあさると出て来たのは、銃だった。それと、よくわからないスマホ、家庭科室と図工室の鍵。
教室を見渡してみる。みんな、出てきたものは人それぞれ。でも、銃が出て来たのは私だけらしい。そして、これが命を賭けた、サバイバルゲームのはじまりだった。
- Re: 学校での殺し合い ( No.10 )
- 日時: 2021/11/12 18:42
- 名前: 92 (ID: JDkUYYgc)
「ふふ。」
そう笑われた気がして、思わず藤井さんを見る。
すると、藤井さんが私の銃を取るところだった。
「え...?」
そのまま、私に銃口を藤井さんは向けた。
「だって、私は誰も殺してない。人を殺したようなやつと一緒にいたくないもん」
笑っていった。
バン!
ああ..私は撃たれたんだろう。意識が遠のく。
でも...藤井さんの言っていることが正しい。
ねえ、神様。最後のお願い。
...あいつとあの世で会わないようにしてよ。
.....こんなんだから殺されたんだろうな。
.....あと、藤井さんを幸せにして。
......叶えて。
........さよなら。ありがとう........
そして私は死んだ。
..........................................................................................
作者だ!琴乃編完結だ!
鏡花編はまだまだ続くぞ。
琴乃編サッサと終わらせたかったから死オチさ!
ま、これからもよろしく!
- Re: 学校での殺し合い ( No.11 )
- 日時: 2021/11/15 18:02
- 名前: 92 (ID: JDkUYYgc)
作者だよ!つか藤井さん人殺してるじゃん!
本編どぞ。
ピコーン!ピコーン!
「通知うぜえ...」
鏡花は忌々しげにつぶやいた。どうやらこのスマホ、人が殺されるたびに音が鳴るようなのだ。
「ま、人が殺された状況とか原因が見れるのは面白いけどさ」
そう言いながら、鏡花はアプリを開いた。そこには
『家庭科室にて高橋琴乃死亡。友人に裏切られ...』という記事がのっていた。正直どうでもいい話だ。かわいそうだとかなにもない。
「ま、とりあえず...」
そういう鏡花の顔は狂気に満ちている。
「連続殺人、やっちゃいますか!」
そして鏡花は笑みを浮かべた。
- Re: 学校での殺し合い ( No.12 )
- 日時: 2021/12/04 19:17
- 名前: 92 (ID: JDkUYYgc)
更新動機:沈みそうだから
鏡花が動き出したあと、すぐにアプリには速報が流れ出した。と言っても、とてもシンプルなもので写真もなかったし、鏡花の名前があるわけではなかった。それは恐らく...この殺人鬼のなりの配慮というものなのだろう。
「ふーん。まさかこんなに面白くなるとは思っていなかったよ」
その殺人鬼は変わり果てた校長室で、モニターを見ながら呟いた。
彼、または彼女は近くにある児童名簿をペラペラとめくりながら考えた。
(単なる暇潰しとして企画したが...なかなかに腕の立つ子がいるじゃないか。これは使える)
そして彼、または彼女は、とあるページで手を止めた。
「青山、鏡花...」
鏡花の載ったページだ。
(なるほど)
彼、または彼女は校長室を出た。その少女に会うために。
- Re: 学校での殺し合い ( No.13 )
- 日時: 2021/12/10 19:21
- 名前: 92 (ID: JDkUYYgc)
考えに考え抜いたやつでも、気がつけばかなり短かったりする。そういうときはさっさと次の話を投稿するに限るね!
鏡花はブラブラと廊下を歩いていた。そのうち、後ろに気配があることを感じた。
(気配を隠してない...どういうことだ?)
ゆっくりと後ろを振り向く。そこには、このゲームの主催者が立っていた。もちろん鏡花には、そいつがこのゲームの主催者であることを見抜くすべがない。だけれど、分かった。いや、感じたのだ。
「...誰」
意識せずとも、睨みつけてしまう。
「おお、怖い怖い。そんなに睨まないでほしいな。誰だろうと人に睨みつけられたくないよ」
おどけた調子で彼、または彼女は言った。そして鏡花は、あることに気付いた。
(こいつ...見覚えがある。)
「ああ、見覚えがあるだろう。そりゃそうだ、私はこの学校の校長だもの」
その瞬間、鏡花の頭の中でこの殺人鬼と校長の姿が重なった。
「は...はぁ?」
鏡花には信じられなかった。この事実が。あの優しかった校長が殺人鬼?
鏡花は、間違っているのは現実だと考えたかった。もしくは、長い悪夢。
「そんなわけあるかっ!うちの学校の校長がっ!こんなゲームを企画するわけない!」
鏡花は自分に言い聞かせるように叫んだ。その瞬間、一瞬だけそいつの表情が変わり、苦しそうな表情になった。
「...!」
しかし、その表情もすぐに元の顔に戻る。
(わからない...。)
本当にこいつは校長なのか?なぜ一瞬苦しそうな表情を見せたのか?
そのような考えが頭の中をグルグルと回った。
うん、多分これもう少しで終わりだね。by作者
- Re: 学校での殺し合い ( No.14 )
- 日時: 2021/12/12 18:10
- 名前: 92 (ID: JDkUYYgc)
「鏡花君。もうそろそろこのゲームも終わりだ。しかし私は、まだ足りない。......次のゲームの会場がどこであろうと、私は君を招待することにしう。...GoodNight,And Have A Nice Dream.」
「...望むところだ。」
もうこいつは正常ではない。そうなのだとしたら、私が殺すしかないのだ。
やってやる。...次のゲームの会場が、どこだったとしても。
よし終わった!続編もこのサイトに載せます。待っててください。