ダーク・ファンタジー小説
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- 所詮私は脇役なのだ!!
- 日時: 2023/05/06 20:46
- 名前: 匿名S (ID: 4VUepeYc)
プロローグ
小学5年生にして、私は気づいた。
所詮、私は脇役なのだと。
--------キリトリ線--------
初めまして!匿名Sと申します!
小説ガチの初心者なので大目に見てください…!
あと気まぐれ更新、少しコメディー、割と暗め、でお送りします!!
よろしくお願いします!!!
追記
作者のミスで1話と2話が消えちゃいました…どうすればいいの…
追追記
ミスってなかった!
- 十二話:ご対面!ででん!! ( No.13 )
- 日時: 2023/05/06 20:56
- 名前: 匿名S (ID: 4VUepeYc)
紫亜side
「放課後○○公園に来て」
この手紙を朝発見した。
いったい誰が…?
俺は放課後、○○公園へ行った。
あそこに、人影が見える。
紫亜「千春…!?」
千春「紫亜くん!?」
紫亜「千春、この手紙お前が書いたのか?」
千春「え、紫亜くんもなの?私もこの手紙があって…」
紫,千「「一体誰が…?」」
にしても、なんでこの公園なんだ?
だって、人気が全くしない。荒れ果てた公園だ。
- 十三話:一人消えた。 ( No.14 )
- 日時: 2023/05/06 21:05
- 名前: 匿名S (ID: 4VUepeYc)
ここからちゅーい!
ザシュッ
紫亜「っ!?」
千春「紫亜くん!?!?」
千春「いや、誰が、えっ、な、んで…??」
肩に何かを刺された…
痛さからしてカッタ-…?
『2人とも、久しぶり。』
「「えりか…?」」
そこに居たのは、まるで闇堕ちしたかのような、澄田…えりかだった。
『ふふ、びっくりした?さぷらーいず☆なんちて』
紫亜「えりか…なんでこんなことするんだよ」
千春「えりちゃん…もうやめてよ。」
『千春は黙れ。』
千春「!?…」
『紫亜くんは喋っていいよ〜ま、たぶん最後の言葉になるけど♪』
紫亜「えっ」
グサ
とてつもない痛み、力の入らない体。
…暗転。
千春side
『最後の言葉がえっとか草ーwwwいやもう草超えて花だよwwwwww』
千春「し、紫亜くん…?紫亜くん!?」
うそ…えりちゃんが……?
やだ…なんで?私なんか恨むことした…??
『ねぇ千春ちゃん☆』
「ひッ…!」
『あたしね、ずっと貴方が羨ましかったの』
「…え?」
- また一人消えた ( No.15 )
- 日時: 2023/05/06 21:21
- 名前: 匿名S (ID: 4VUepeYc)
千春「羨まし…かった…?」
『だって、君のせいであたしは脇役になったんだもん』
どういうこと??私は普通に生きてきただけ。なのになんで?あなたに恨まれるの?
『…とぼけないでよ』
『君みたいに可愛くないし、普通に生きてけないし、誰とも仲良くなれない』
『あたしは疲れたの。』
千春「そんなことないよ!えりちゃんだって『あーうざい!!!!!』…え??」
『すぐそう言う!えりちゃんだってえりちゃんだって!!あたしは君のそんなところが嫌い!大嫌いだよ!!!あたしのことなんか知らないくせに!』
千春「それは…えりちゃんもでしょ!」
『うるさいうるさいうるさいうるさい!!!』
『…ごめん。少し取り乱したみたい。』
良かった…これで元に『ねぇ千春ちゃん知ってる?』「え?」
『アリさんを踏んじゃったら、来世アリさんになるって言う言い伝え』
『ここから何が言いたいかわかる?』
『あなたを消したら、来世あなたみたいになれるってこと。』
千春「い、嫌…」
『はぁ。遺言はそれだけ?』
千春「やだ…私もっと生きたい……青春したい…友達作りたい…結婚して幸せに生きたい…○にたくないよ…!」
『さすがに我慢の限界だわ。』
『ばいばい。千春ちゃん』
ザシュッ
グサッ
グサッ
グチャッグサッザシュザクッザスザスグサグサグサッグサッグチョッ
千春「えり…ちゃ……」
『さよなら』
グチャ。
- 十五話:彼女の想い ( No.16 )
- 日時: 2023/05/06 21:27
- 名前: 匿名S (ID: 4VUepeYc)
千春side
私は、もともと体が弱かった。
そのせいで、友達は出来なくて、いつも一人の時間が多かった。
…君が来るまで。
えりか「ねぇねぇ、あなたなんていうの?」
「…ちはる」
えりか「ちはるちゃん!!あたしすみだえりかってゆーの!よろしくね!!」
あの日、あなたに、えりちゃんに。
救われた。
千春(一体いつからこうなっちゃったのかな…)
最後に。
言いたかった。
ありがとうとごめんね。
でももう言えなさそう。
ごめんね。
- そして誰もいなくなった。 ( No.17 )
- 日時: 2023/05/06 21:36
- 名前: 匿名S (ID: 4VUepeYc)
ふぅー終わった終わった。
…と言ってもあと一つやることがあるけど。
『…ここだな』
人気の少ないマンションの屋上。
地獄に私は落ちる。物理的に。
後悔なんてない。
でも、最後に千春が何か言いたげだった。それだけが心残り。
『ちーちゃん。紫亜くん。ごめんね。』
落下。
グチャ
嫉妬に溺れ狂った少女は、その日、地獄へと落ちた。