ダーク・ファンタジー小説
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- 転生したら浅井家の姫で豊臣家の養女になりました。
- 日時: 2024/02/18 02:31
- 名前: れもんみかん (ID: DT92EPoE)
(荒らし禁止)
「STORY」プロローグ
あたしの名前は、躑躅森天音。
生まれは箱根、高校は地元の私立鶴ヶ丘第二女学院高校に通う農業科の高校三年生。部活は家庭科部。中学時代の部活は園芸部。アニメ、ゲーム、マンガ、ラノベはもちろん、家が定食屋だからお店は手伝わされていたから料理は好きだし、祖父母や両親の影響で家庭菜園、コスメ集めも趣味だから特定の趣味は一つや二つじゃ決められない多趣味。九人家族で五人姉弟の二番目で上には二歳年上の姉、躑躅森昴,歳の離れた小学三年生の三つ子の弟、躑躅森陽太、躑躅森銀河、躑躅森琉星(つつじもりすばる、つつじもりようた、つつじもりぎんが、つつじもりりゅうせい)皆、星や宇宙にちなんだ名前で私も生まれが9月30日生まれの天秤座だから、天秤座にちなんで天音とつけられた。高校に上がり中3の夏休みから受験勉強合間に始めたギターを手にギターを弾くことが趣味のひとつになっていた。基本的に家庭科部だけど高一の二学期に当時は同好会だった軽音楽部の先輩に誘われ先輩三人と次の年に入ってきた後輩一人で組んだ五人組ガールズバンド「Spica⭐︎drop(スピカ⭐︎ドロップ)」を組んでギタボ担当をしていた。小さい頃から歌を歌うことが好きでボイトレに通ったり小学校の合唱クラブに入っていたほど、だけど、小6の最後のコンクールのとき、ソロパートを任されていたけど、最初は頑張って練習したけど、その当日、何故か突然来たあまりにも緊張感と不安が重なり声が出来なくなった。それ以来、人前で歌を歌うことが唯一、苦手になった。そんな年上の幼馴染、花倉里菜先輩が昔から知っている私のことを後押しされ、最初は不安はあったがもう一度、歌ってみたいと思い、ギタボ担当になった。でもどこかで歌は好きなのは変わらなかったから。そして先輩たちが卒業後の一年後、二年生には唯一の二年生の同じバンド仲間、一年生は9人入って(五人と四人)でわけていた。私たちは先輩たちが卒業した後もたまにライブハウスやスタジオハウスなどに借りて未だにやっているし、好きなもののために家業ではなくて他のバイトをやりながら充実した高校生生活をしていた。そんな私も年が明けて卒業式が近くなった二月下旬。この日は京都で二泊三日、遊びに行くことになりその理由は高一の夏休み明けに一年間ヨーロッパから留学してきたビクトリア、アマンダの双子の姉妹と仲良くなった私はこの日は留学が終わってからもビクトリアとアマンダが日本の京都にある大学に四年間再び留学にして通うことになったので一月の終わり頃、京都に近い大津にある賃貸のお部屋を借り,準備が少し落ち着いたので、久しぶりに京都で遊びに出かけた。その帰り,アマンダとビクトリアと別れ、名古屋のビジネスホテルを借りて一泊泊まることになった私はちょうど、テレビでおじいちゃんや父親が好きな時代劇の再放送をしていた。そんな帰り、その日は何故だか知らんが大雨で雷に当たり,そのまま意識を失ってしまった。気がついたら私は誰かの腕に抱かれ目の前に映る人の顔はまるで時代劇にみたような容姿をしていた。
(うぎゃあー、うぎゃあー)
「可愛いの…そなたに似て」
「まあ…」
「そうだ…、この姫の名前は琵琶の湖にあやかり「琵琶姫」とつけよう。」
へえ?びわ?琵琶姫って何?
私、まさか、違う時代に転生してしまったのか?
まさか、神仏さまから元の場所には戻れないが違う場所なら、と行っていたけど…。
どうやら、ここは小谷城、浅井家のお城、まさか、あ、あの?
と、思ったら、違かった、あの浅井長政様の弟の娘だった。って、あの人に子供いるけ?奥さんもいるの?
どうやら、ここの世界線はちょっとだけズレているらしくて…。
- Re: 転生したら浅井家の姫で豊臣家の養女になりました。 ( No.11 )
- 日時: 2024/03/09 10:13
- 名前: れもんみかん。 (ID: DT92EPoE)
そんな傍ら、呑気に私が作ったあんこたっぷりよもぎ団子を差し入れに出したので、江姫は美味しそうに団子を食べていた。
江「美味しいよ、琵琶姫、甘くて」
初「あっ、美味しい」
初姫も竜子様も、茶々相手にするのは、諦めたのか美味しいそうに食べてくれた。
江「これ、琵琶姫が作ったの?」
琵琶「はい、料理は好きでして、特に菓子は」
私は、あっ、琵琶「よかったら、これも食べますか?」とまた違うものを差し出す。たまりを塗ったおせんべい
江「うん、食べる!!」
初「あっ、香ばしくて美味しい!!」
竜子「ええ、このよもぎとどくだみを入れた茶が合います。」
茶々様とは、結局、親しくはなれませんでしたが、そのかわり、初姫と江姫とは仲良くなりました。
- Re: 転生したら浅井家の姫で豊臣家の養女になりました。 ( No.12 )
- 日時: 2024/03/09 11:05
- 名前: れもんみかん。 (ID: DT92EPoE)
しかし、この世界線はどうもズレている。普段なら、江姫はこのあと佐治家に嫁ぐつもりが、今のところ、その話はないようで。
しばらくして、旭姫が副田さまとの間に生まれた二人の娘、比奈と阿津(ひな、あつ)。そういえば、私が知っていると、旭姫は子供がいなかったってきくが、この世界線では、お初殿と同い年と、私と同じ年の娘。大坂城ができたので、そこへ移ることになった。豪華絢爛の大坂城。
初「うをっ、お城が輝いています。」
あの安土城のご対面以来、初姫や江姫と仲良くなった。だが、茶々姫だけは、大坂に行きたくないと思い、有楽斎長益が面倒をみながら近くの寺に身を寄せている。初の部屋は竜子様の隣にあるお部屋だった。江の部屋はその隣にある。
私は、カステラの生地を使ったどら焼きを作り、寧々様、竜子様、豪姫様、初姫、江姫たちに配る。
比奈「まあ、美味しそうな菓子だわ、阿津も、一緒に食べたかったわね」
そう、この世界線では、佐治一成の元に嫁いだのは、江姫ではなく阿津が秀吉の養女として元旦明けの4日に輿入れした。
旭「そうね、お比奈」
旭も心配にしているけど、少しは安心している。何故なら故郷の尾張なのだから。
ちなみに大坂に移ってから、私は、完全に寧々の養女になっていた。単なる女房兼養女ではなく‥・。だから、私のお部屋は、豪姫の隣にある。
豪「もう、琵琶姉様、あなたは、私と同様に母様の姫なのよ、そんなの侍女にやらせなさい」
琵琶「私は動いている方がいいんです。」
私は自分で火鉢を用意し、網を引きお餅を焼く。
- Re: 転生したら浅井家の姫で豊臣家の養女になりました。 ( No.13 )
- 日時: 2024/03/09 11:53
- 名前: れもんみかん。 (ID: DT92EPoE)
私はくるみをゴリゴリし、味噌を入れる。砂糖の代わりに蜂蜜を入れたくるみ味噌のお餅、豪姫には温かい麦茶を、そして、私はコーヒー。コーヒーと言ってもたんぽぽコーヒー。
うちで、栽培している一つ。
コーヒー豆の代用の一つ。たんぽぽの根を焙煎し、コーヒーに似た味わいにも関わらずカフェインゼロ。まあ、コーヒーLOVE LOVEの奴らにとっては物足りないが‥・。転生前の私は元々、お茶マニアの私は、日本茶、烏龍茶、ハーブティー、紅茶、コーヒーなども好んでいました。
豪「ふむふむ、悪くはないわね」
豪姫は、この前、私が作った桜餅が好きで八重桜の塩漬けをした桜餅。豪姫様は最近、八郎様(秀家様)のことが好きなようで、私が作った菓子を持って秀家様と一緒にお召し上がることが多い。
くるみ味噌のお餅、柚餅、どら焼きをつまみ、豪「ねえ、姉様、何飲んでいるのよ?」
私が飲んでいる物に気になったのか、見てくる。
豪「なに?この、黒い飲み物は」
琵琶「これはね、苦いのよ」
豪姫は抵抗感があったのか、欲しがらない。よかった〜。私が苦いって言ったから、
豪「なら、なぜ飲んでいるのよ!!」
琵琶「ああ、私は飲めるからいいの、もうちょっと大人になったら飲ませてあげる」
豪「は?」
ちなみに、これは、寧々様、竜子様たちに与えたとき、私が作った苺大福と金平糖を共に出したとき、最初飲んだときに苦いって言ったけど、甘い苺大福を食べ、口直しに苦味のあるたんぽぽコーヒーを飲むと癖になるって言ってたなぁ〜。
- Re: 転生したら浅井家の姫で豊臣家の養女になりました。 ( No.14 )
- 日時: 2024/03/09 23:47
- 名前: れもんみかん。 (ID: DT92EPoE)
そんな中、ある人物と出会った。
ある、あっ‥‥。
琵琶「もしかして‥」
佐月「‥この時代で違う形で会えるなんて、」
お亀「だな、」
まさか、転生前の人々がこの時代に、
一緒にバンドをしていた仲間たち。
お久「今、我らはお方様に仕えております。」
この四人は今、お方様(寧々)の小間使いを得て豪姫様の侍女として仕えていた。
お夕「いろいろと大変ですが、楽しいですよ」
佐月こと鯉花、お亀こと陽茉莉、お久こと月、お夕こと雫。
まさか、この時代に、そいゆう形で‥。
- Re: 転生したら浅井家の姫で豊臣家の養女になりました。 ( No.15 )
- 日時: 2024/03/10 00:31
- 名前: れもんみかん。 (ID: DT92EPoE)
そんなある日、私は最近仲良くなった千宗易殿(利休様)の元に弟子入り、いいや、後ろ盾になっている。
私は仲様の畑と同様に自分も家庭菜園している。この時代、花という観賞用でしかない野菜や果物だったが、私は、それを育て南蛮から来た物や今、あるものなど育てている。それを世話係五人に見てもられていることも。
そんな月日が流れ、天正15年。
変わる歴史の世界線もあれば、変わらない世界線もある。それは去年、旭様が、長年付き添った副田さまと秀吉の命令で強制離縁し副田様がいなくなりあのときは、すごかったよ〜。比奈さまも泣いていた。
色々と大騒動になり、秀吉さまが木の柱に縛り付けられ、仲様の雷、智様はもちろん、駆けつけた秀長さま、それを北政所様、竜子様にその子飼い衆、治部殿(三成殿)虎之介殿(清正)市松殿(正則)らが集まり、仲様に命じて小六殿(蜂須賀殿)が火縄銃を持ってきて、大騒動、そんな中、何とか、いろいろと落ち着き、旭様は、徳川さまの元に嫁ぐことに決意され、旭様は、比奈が嫁にちゃんとした場所に嫁がせたいと理由に、解放された関白様(秀吉さま)市松殿や虎之介殿に命じてまだ正室になってない物をさがせ!!と出し、安心したのか、旭様は、徳川家へ行きました。それは、あの小牧長久手の戦いの例もあったから、ちなみに阿津が嫁いでいる佐治殿とは、あの話とは違うのが離縁はしていなく織田信雄殿の家臣でその天正13年の末に、長女が産まれたと聞いているだけ。初姫様は、その天正15年の元旦明けに寧々さま、竜子様の勧めで、京極高次殿、竜子様の兄がいる大溝城に輿入れした。史実とは同じだが、一年早いうちだった。だが、秀吉様の命で引き継ぎ大坂にある京極屋敷で新婚生活を送ることになったが、嫁いでいたせいか、初姫様とは中々会うことは少なくなっていた。だが、たまに文を書いたり,贈り物を交換するなど交流はあいからわずで、んで最近は豪姫様も宇喜多秀家殿と結婚することが決まったので、今は寧々様の元で花嫁修行をしているため中々‥。
だから、今は未だに嫁ぎ先のない江姫と、一緒に行動することが多くなっていた。
江「はぁ〜、妾はいつまで経っても嫁ぎ先が決まっておらん、」
現在、江姫様は数え16歳、満年齢15歳。
江「今,竜子姉様の前夫の姫、明姫(あきひめ)がうちに来て一緒に遊んだりしているが、」
琵琶「ああ、確か、お竜(りゅう)ちゃんだけ?」
江「今は明子、明姫と改めておる。」
江姫はうちが作る菓子の中で、柚餅が好きらしく柚餅を手に私が入れた椿茶を飲みながら、話していた。
琵琶「(もしも、このあと小吉殿との結婚も史実どおりなら、佐治殿との離縁後に結んでいたけど、今のところ全く話を聞いていないなぁ〜、むしろ、旭様が身近なお人と結ばれてほしいって言ったから、比奈殿と小吉殿の縁談の方に進んでいるから、どうだろう?あの秀忠殿も、まだ聞かないなぁ〜)」
現在、茶々様はまだ有楽斎殿の元にいるし、
すると、江の乳母らしい人が「三の姫様、湯殿の準備が整いました」
江「ああっ、そうか、また来るでな」
琵琶「そうですか、またね」
江姫が行くと、琵琶「さてと‥‥」