二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜
- 日時: 2012/01/18 22:35
- 名前: ペールラ (ID: hFu5/zEO)
- パァン!! 
 森の中、銃声が響いた・・・。
 「仕事の邪魔するからだよ。」
 ドシャッ
 肉の塊が血だまりの池に倒れた。
 そして、彼は・・・いや、彼女は返り血を浴びた頬をぬぐって、再び仕事に戻った。
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- Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.82 )
- 日時: 2012/03/16 20:47
- 名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)
- 第21話「Rain rain go awaay」 
 メ「どうやって起こそうかなぁ・・?」
 キョロキョロしてるとあるものが目にとまった。
 メ「・・・(ニヤッ)」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・実行!・・・・・
 メ「おっきろー。」
 ピ「う〜ん・・・」
 ボ「かー・・・・」
 メ「ほら、さっさと起きる!」
 シャッ
 ベッドの真上のカーテンを開けた。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・飛ばす。・・・・・・
 ボ「んじゃ、お世話になりましたっと。」
 ピ「ふあぁ・・・・」
 メ「さっさとけぇれ。(バッサリ)」
 ピ「メアリー、ひどいよぉ・・尻尾引っ張るなんて・・。」
 メ「だって起きないんだもん。」
 ボ「にゃははwwご愁傷さん。」
 ピ「ムッ・・・・」
 ボ「さぁて、双子のところに行くかな。」
 ピョンと身軽に木々に飛び移りながら去っていった。
 ピ「そういえば、メアリー。」
 メ「ん?」
 ピ「コーヒー、美味しかったよ^^」
 メ「そっか、それならよかったよ^^」
 ピ「また、きてもいい?」
 メ「いいよ、コーヒーなんていくらでもご馳走するからさ。」
 ピ「ほんと!?じゃ、また来るね^^」
 てくてくとのんびり去っていったピアス。
 メ「・・・・ぶっwwwwやっぱ気づかないもんだなぁwww」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・帽子屋屋敷前。・・・
 ボ「おー、双子ー!」
 ぶんぶん手をふって双子の方に歩くボリス。
 ダ「あ、ボリスー!」
 向こうもぶんぶんと元気よく手を振る。
 ディ「ね、ボリス!今日もコレクションの見せあいっこしよ!」
 ボ「おう、いいぜ^^」
 そう言う会話をしてると、ダムが笑いだした。そして、次にディーも何か見つけたようで、笑いだした。
 ボ「???どうしたんだよ?」
 ダ「ボ、ボリス・・それww」
 爆笑しながらも指を必死に指してる双子。
 指してる方向を見てみると・・・
 ボ「・・?」
 その指してる方向はボリスの尻尾。
 「・・・あぁーーーー!!!」
 ダ・ディ「「あはははははははは!!(笑泣)」」
 なんとボリスの尻尾の先にはピンクのリボンが・・・。(しかもハートの飾りがついてる。)
 ボリスはそのリボンを急いで取った。
 ボ「だれだよこんなのつけたのは・・・!」
 そして、一人思い当たる人物が・・・。
 「メアリー!!(怒)」
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・町・・・・・・・・・・
 メ「ん?」
 店員「お客さーん、クレープできましたよー。」
 メ「あ、はーい。」
 メ「どっちか気づいたか。(クレープもぐもぐ)」
 あとがき
 メアリーさんのきまぐれです。タイトルは「雨、雨」です。
 内容は子供たちが雨の日、外で遊びたがってる心を現した歌です。
 いわゆる、てるてる坊主のような感じです。
 ピアスはそのあと、ボリスに知らされたようです。
- Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.83 )
- 日時: 2012/03/16 21:57
- 名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)
- 第22話「影絵を作る看守達。」 
 『こっちだよ・・・・』『開けて・・・』
 『ねぇ開けて』
 『ねぇ』
 
 『『『開けて』』』
 パチン!
 指の鳴る音がしたと思ったら闇から一筋の光があふれた。
 「大丈夫か?」
 聞き覚えのある声・・・
 「まったく、私を忘れたのか!?」
 「いや、違うからナイトメア。」
 「せっかく人が怖そうにしているのを助けてあg」
 「ゴッフゥ!」
 「ちょ、だ、大丈夫!?;」
 「だ、だいじょうぶだ。さぁ、目を覚まして、すぐに立って右に逃げるんだ。」
 一気に白い光が満ち溢れ、目が覚め。
 気がつくと、森の中で眠っていたようだ。
 上を向くとすっかり暗闇に包まれている。
 メ「・・・あーも・・。やな夢・・。ボリスとピアスの呪いか?」
 ゆっくりと立ち上がったが、ぐらりと身体が崩れた。
 木が支えになるので、倒れはしなかっただけマシ。
 そのまま木を支えに、ひたすら歩いた。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 メ「くそっ・・視界が・・;」
 ザッ
 一歩踏んだところでぐらりと一気に世界が変わった。
 メ「!?」
 目を疑う光景だった。
 メ「・・・・あそこだ・・・。」
 そう、夢に出てきた暗いあの場所・・・。
 ??「やっぱ来やがったか・・。」
 そしてあの時見た、赤い髪・・・。
 メ「・・・やっぱり、貴方だったんだ・・。」
 「ジョーカー。」
 ジョ「はっ・・最初っから感づいてたくせになぁ?」
 ゆっくりと近づいてくるジョーカーを撃とうと、銃に手を伸ばしたが・・
 スパンッ!
 メ「っ!?」
 なにかによってその手を弾かれた。
 ぱっとジョーカーの方に目をやった。
 メ「まさか・・その距離で鞭を・・?」
 ぽたぽたと手の甲から流れる血を抑えながらジョーカーを睨んだ。
 ジョ「こう見えても強いんでね。」
 メアリーの前に来て少しかがんだ後、グイッとメアリーの顎を持ち上げた。
 ジョ「やっぱ・・あんた女か。」
 メ「!?」
 ジョ「最初会ったときからそうだった。でも・・やっぱなぁ・・。」
 ニヤニヤ笑いながら空いてる親指でゆっくりとメアリーの唇をなぞる。
 メ「・・・・」
 ジョ「まぁ、そうにらむなよ。烏さんよぉ?」
 メ「もう一人のジョーカーは?」
 ジョ「さぁな?サーカスでもやってんじゃねぇの?」
 メ「ここから出して。」
 ジョ「それは無理だな。」
 メ「な、なんで!?」
 ジョ「わかんねぇのかよ?」
 唇をなぞるのをやめて言った。
 「あんたには罪があんだよ。」
 メ「・・・え?」
 メ「罪・・?」
 確かに自分は何人もの身体とシネマを切ってきた。
 でもそれは役柄。しょうがないこと。それを今まで罪と責める者はいなかった。
 ジョ「言っておくがあんたが考えてるような罪じゃねぇからな?」
 スッと目を細めて言った。
 ジョ「ヒントやるよ、『元いた場所。』」
 メ「え・・!」
 ジョーカーは驚くメアリーをよそに軽々と持ち上げた。
 メ「下せ!」
 ジョ「いやだね。」
 そして、向かった場所は・・
 ガチャン
 メ「!?」
 ガン!
 メ「なっ・・!」
 メ「僕を牢屋に閉じ込めてどうする気!?」
 その言葉も耳に届かず、去っていくジョーカー。
 「罪ってなんだよ!?教えろよ!」
 そう言うと、看守はこう答えた。
 「自分で考えてみろよ。」
 あとがき
 ジョーカー久々の登場。
 次回はブラックさん涙目編。誰が迎えにくるでしょうね?
- Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.84 )
- 日時: 2012/03/17 20:39
- 名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)
- 第23話「引いてダメたら押してみろ。」 
 ※キャラ崩壊します。かっこいいジョーカーさんは突然ログアウトします。
 ずっと暗い天井を眺めていた。することもなく、冷たさで満ち溢れた。
 メ「・・・・・。」
 今、外はどうなってるんだろう?気になる。
 今・・・・
 メ「・・ピアス・・。」
 無意識に彼の名前をつぶやいた。
 無性にあのまぬけが愛しくなる。
 「へぇ・・君はあのねずみが愛しいの?」
 せっかく浸っていたのに大嫌いな声に邪魔された。
 メ「・・・。」
 じろりと睨んだが怯まず、こちらにかがむジョーカー。
 おそらくこの口調はサーカスの方だろう。
 ジョ「君は物好きだね。」
 メ「・・(プイ)」
 苦笑いして溜息をつくと、
 「まさかあんな汚いネズミを好きになるなんて。」
 その言葉を聞いたら不思議と一気に怒りが爆発した。
 ガンッ!!!
 思いっきり格子をたたく。
 メ「ふざけんな!!」
 格子の隙間から手を伸ばしてジョーカーの首をつかんだ。
 メ「お前がピアスの何を知ってるんだ!!!」
 無我夢中で言った。ジョーカーを殺してしまう。そんなことなんて考えずにありったけの力を込めてジョーカーの首をしめた。
 ジョ「っ・・・;」
 苦しそうに呻くジョーカー。
 メ「安心しろよ。お前の代わりなんていくらでもできるんだからさ。」
 彼女は歪んだ笑みで言った。
 そしてとどめと言わんばかりにジョーカーの首をはねようとした時、
 それを鞭で邪魔された。
 バシン!
 メ「いっ・・」
 ジョ「うぁ・・ゴホッゴホッ・・;」
 その拍子にジョーカーの首をしめていた両手を引っ込めた。
 解放されたジョーカーは目の前で咳こんでいた。
 ※ここからジョーカーをホワイトとブラックで分けます。
 ジョ(ブ)「たっく・・何女にやられそうになってんだよ。ジョーカー。」
 ジョ(ホ)「ゴホッ・・油断した・・(ホワイトさん一時退場)」
 ジョ(ブ)「おい、女もう少し大人しk(ガンッ!)Σ!?;」
 手の次は足で思いっきり格子を蹴った。
 どうやらいきなりの出来事で怯んだようだ。
 メ「だれが大人しくできるかっつーのー!」
 ジョ「なっ・・;」
 メ「もう少しで時計に出来そうだったのに・・。」
 メ「邪魔しやがって、このヤロー!」
 ガンガンガンッ!!!
 また格子を蹴りだす。ジョーカーは怯んでいるようだ。
 メ「おい、ジョーカー!」
 ジョ「な、なんだよ;」
 メ「こっから出せ!あいつぶっ殺さなきゃ気が済まねぇ!!」
 ジョ「カギはおめぇが持っt」
 メ「閉じ込めたのはおまえだろーが!!あ゛!?」
 ジョ(ブ)「ジョ・・ジョーカー!ヘルプ!;」
 ↑手に負えなくなった。
 ジョ(ホ)<だが断る。
 ↑トラウマになったようです。
 ジョーカー は どうする? たたかう
 もちもの
 パーティー
 にげる ←
 ・・・・・・・・・・・ジョーカー は にげだした !・・
 メ「はぁ・・;はぁ・・;」←スタミナ切れ。
 ジョ「だ、だいじょうぶか?;」←大人しくなったから来た。
 メ「うっせぇ、このチキン・・。」
 そしてどこからか大好きな声が・・w
 ??「メアリー!!」
 メ「!ピアス!?」
 ジョ(ホ)「あ、この子の保護者が来た・・(泣)」
 ピ「ぴっ???な、なにが起こったの・・;?」
 ジョ(ブ)「いや、な?こいつ(メアリー)が暴れまわりやがって・・。」
 ジョ(ホ)「大変だったの。」
 メ「暴れてやりました。Σd」
 ピ「な、なるほど・・?;」
 ジョ「お願いします。」
 「この子、保護して下さい(泣)」
 ピ「??は、はぁ・・・;」←保護者
 そのあと、仲良く帰りましたとさ。
 あとがき
 もう多分ジョーカーでないんじゃないかなw
 ここで、ピアスに恋をしたことにメアリーさんは気づきます。
 でも、どんどん他の男子に左右されちゃう。いわゆるドロドロですね。
- Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.85 )
- 日時: 2012/03/19 22:11
- 名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)
- 第24話「だから貴方は世界を丸くしたんでしょう?」 
 ※続きです。
 メ「・・・。」
 上を見ると何度も見てきた紅の空。
 隣は大好きな人の横顔。
 それでも心が痛い自分はなんだろう?
 ピ「どうしたの?」
 ひょっこりと顔をのぞかせる。
 メ「へ?あぁ・・いや・・。」
 目も合わせられず、俯いた。
 それを見たピアスは、少し心配そうな顔をした。
 ゆっくりとメアリーが歩き出すと、少し間を開けてピアスもついてくる。
 そして気まずい空気が出来上がった。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 そのあと結局、黙ったまま家についてしまった。
 メ「ピアス、ありがと。」
 ピ「・・うん。」
 やはり、黙ったままだと気まずい。
 それに心配してくれた彼に失礼じゃなのだろうか?
 メ「・・・ごめんね。」
 考えより先に言葉が出た。
 ピ「え?」
 違う。こんなことが言いたいんじゃない。
 ピ「なんで謝るの?」
 メ「だってさ・・・。めんどくさかったでしょ?」
 ピ「———そんなことないよ?」
 メ「!」
 ピ「俺の好きでやったんだし。それにあそこに来るまでニャンコと競争見たいな感じだったし。」
 メ「??どうゆうこと?」
 ピ「うん、ニャンコもメアリーがいない事感づいたみたいで・・。」
 ピ「先に俺が見つけたくて・・。」
 ピ「ニャンコが見つけたらなんか・・取られちゃう気がして・・。」
 メ「え、な、なんで・・。」
 なんだろう、少しドキドキしてきた。
 期待・・・していいの?女の子に・・なっていいの?
 そう聞くと少し顔を赤らめて、でも目はなにか決意したように強い目で。
 ピ「だって・・・。」
 「メアリーを本気好きになったんだもん・・。」
 メ「・・・///」
 ど、どうすればいいの!?;こーゆー時!
 ぼーぜんと立ってるしかできない僕。
 ピ「ご、ごめんこんな・・急に・・///」
 ピ「で、でもメアリーってニャンコと仲よかったでしょ?だから・・。いつもメアリーを手に入れる方法、考えてて・・。」
 真っ赤に目をそらしながら説明するピアス。
 うれしい。
 とにかくうれしい。
 ぼろぼろと心の中の宝箱の中から宝石が溢れるみたいな、そんな感じ。
 告白された時ってこんな感じなんだ・・・。
 思いっきりピアスに抱きついた。
 ピ「Σピッ!?メ、メアリー!?///」
 メ「・・前からピアスの物だっての・・。///」
 チク・・・・・タク・・・・・チク・・・・・タク・・・・・
 この音が居心地いい。
 一番好きな音。大好きな、大好きな人の心の音。
 自分とは違う、規則のいい音。
 子供が風鈴の音で落ちついて眠るような、その感覚と似てる。
 ピ「メ、メアリー・・・///」
 メ「ん〜?」
 ピ「あ、あの・・俺の理性がもつかわかんないから、離れてもらっていい?」
 メ「Σご、ごめん・・///」
 ピ「・・・;///」
 メ「・・・・///」
 ピ「そ、そういえば・・。」
 メ「?」
 ピ「さっき、何悩んでたの・・?」
 メ「・・あぁ・・。ゴメン、言えないや。」
 また、俯いた。
 とても言えない。元の世界に帰りたいなんて。
 自分の罪に気づいて。僕の罪は
 ———————元の世界に帰りたがっている心。
 「言って?」
 メ「・・!」
 顔をあげるとニッコリと笑う彼の笑顔。貴方はこんな私でも、
 —————許シテクレマスカ?——————
 あとがき
 心の変化。彼への愛情。
 タイトルの意味は「貴方の優しさが怖い。」と言う意味を込めました。
 どうも、少し怖いようです。
 二人がとうとう付合い始めました。ここからです、メアリー争奪戦は。
 双子とボリスが参戦するみたいですね。
- Re: アニバーサリーの国のアリス〜お手紙、お届けします。〜 ( No.86 )
- 日時: 2012/03/20 14:21
- 名前: ペールラ (ID: rcIQsSyG)
- 第25話「London Bridge」 
 ダ「メアリー?」
 ディ「メアリー!」
 ア「いないわねぇ・・。」
 ディ「帰っちゃったのかな?」
 ア「さすがにそれは無いと思うわ。」
 ダ「でも、こんなに探してもいないんだもん。」
 ア「もしかしたら・・・。」
 目を上にやって指をさした。
 ア「木の上とかじゃないかしら?」
 ・・・・・・・・・・・・・・・三人がいる目の前の大きな木の上・・・・
 メ「・・・っ;;」
 ど、どうも、メアリーです;
 只今かくれんぼ中。巻き込まれました。
 手紙を届けるはずが・・;
 ア『あら?メアリーさん!』
 メ『あ、アリスさんじゃん。お茶会以来だね。』
 ア『ほんとね!あ、そーだ・・。』
 メ『?』
 ア『かくれんぼ、しましょ!』
 人差指を立てて言った。この言葉がきっかけ。
 真面目なアリスさんがどうしたんだろう。
 そのあとは二人じゃつまらないからと、偶然いたディーとダムが寄って来たのでアリスが誘った。
 下をゆっくり見ると三人の姿はない。
 ほっと安堵すると、太い枝に腰かけた。
 メ「・・何ムキになってんだろ;」
 手を顔で覆った。
 こーゆー遊びにムキになる自分が情けない。負けず嫌いだと初めて知った。見つかりたくないが為にこんな高い木に登っちゃって・・。
 降りるときどーすりゃいいのやら・・・。
 そう考えると、また溜息はこぼれる。さすがに半泣き状態。
 メ「・・・はぁ・・。嫌だなぁ。」←どーすりゃいいのさ。byこころの中
 実はこのかくれんぼは条件付。
 条件は・・
 僕が時間帯が代わる前に見つかったら4人で寝る。
 なにその条件。最近ピアスと付き合い始めたばっかなのに。
 やけに感が鋭いもんですから、そーゆとこ。
 前なんかユリウスとコーヒーを一緒に飲んできただけで、責められた。
 やっぱりこの世界は狂ってる。
 改めてそう感じた。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・近くに猫がいますね・・・・・
 ボ「ふあぁ〜・・・。あー・・暇だなぁ・・。」
 森の中をてくてく。
 どうやら帽子屋に向かってるようです。
 ボ「メアリーもいねぇしな・・。」
 彼女なら木の上です。
 ・・・・・・・・・・・・・・門の前〜(駅アナウンス的な。)・・・
 ボ「・・・あれ?」
 ・・いない。
 ボ「うーん・・。」
 手をあごに当てて考えた。
 この時間帯は仕事をしているはず。まぁいないのは当たり前のようなもの。でも森を歩いていてもいないと言う事は・・?
 ボ「ボスさんにしごかれてんのか・・?」
 ガサッ
 ア「あら?」
 ボ「!アリス!!」
 ディ「あ、ボリス!」
 ダ「ほんとだぁ〜」
 なるほどな。
 アリスと遊んでたわけか。それなら納得できる。
 ボ「アリスと遊んでたんだな。」
 ア「あと、メアリーさんも参加してるのよ。」
 ・・・はい?
 マジかよ。
 ボ「え、そうなのか?」
 ダ「うん、僕らが鬼でメアリーが隠れてるの!」
 ボ「へぇ・・・。」
 ボ「なぁ。」
 ・・・・・・・・・・・俺も参加していい?byボリス・・・・・・
 戻ります。
 メ「・・・・ハッ・・・」
 メ「ハクシュッ!!」
 メ「あ゛ー・・;風邪引いたかも。」
 帽子屋屋敷の季節は秋。
 すこし厚着をしなきゃ寒い。
 誰か見つけてくれー・・・・。
 もうやだよー・・。
 疲れたよー・・。
 チュンチュン・・
 きれいな青い小鳥がメアリーの肩にとまった。
 メ「・・・・クスッ」
 まるで夏の青空を映したような小鳥は美しい声で歌を歌い始めた。
 苦笑いして小鳥の前に手を出すとその手の上に乗る。
 そして小さな羽を大きく広げて空に去っていった。
 「あ!!いた!!」
 メ「Σ!?」
 下を見ると・・・あれ、一人増えてる。
 目にいたいピンク・・・。
 ボリスですね、わかります(^ω^;)
 四人は僕の名前を呼んで僕を見ていた。
 ア「メアリーさーん!」
 にっこりとかわいらしい笑顔を見せるアリスさん。
 ・・・マジで萌えr((
 ディ「時間帯がまだ代わってないから条件成立だね。」
 ダ「そうだね、兄弟。」
 ボ「?条件?」
 ディ「ボリスには教えてあげなーい。」
 ねーと顔を見合わせていった。
 メ「どうしよー、降りれない!!」
 四人「「「「Σえ。」」」」
 そのあとはボリスさんに降ろしてもらいました。
 あとがき
 次回は「zzz」ですね!
 ぜひボリスみたいなふわふわのニャンコがほしいです。
 猫飼ってるんですけど・・・しましまなんだけど・・。かわいいんだけどね?・・・あんま触らせてくれないんです。・・はぁ。ボリス見たいにしつこいぐらいに甘えてくる猫がほしいです。
 タイトルは「ロンドン橋」
 よく小さい頃、皆さんやりましたよね?両手で橋を作ってそこをくぐる。実はマザーグースだと、なぜか「人柱」が出てくるんですよね。
 よくわからないですけど・・。
 長々と失礼しました。
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