二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 黒魔女さんが通る!! 二次創作『哀しみキメラと白い影』
- 日時: 2014/06/06 13:53
- 名前: RE ◆8cVxJAWHAc (ID: nrbjfzgl)
- 黒魔女さんが好き過ぎて、自分でも書いてみたいと 
 思っちゃいました(テヘペロ
 暇な人は読んでくれると嬉しいです
 コメントくれるともっと嬉しいです
 間違いとかはどんどん指摘してください
 コメント貰えると更新が早くなるかもしれません
 無いと寂しいです
 今更ですがタイトル考えてみました
 ギュービッドさま、アニメお疲れさまでした( *`ω´)
 追加:コメントより
 ・どこまで過ぎたか…?えっと、じゅ、12?かなっ?
 ・この先ちょっとグロくなるかもしれない。でも、本家読めるなら多分大丈夫。
 ・オリキャラ、オリジナル魔法・アイテム有り。
 その1 >>01
 その2 >>05
 その3 >>09
 その4(1) >>14 (2) >>15
 その5 >>17
 その6(1) >>18 (2) >>21
 その7 >>24
 その8 >>25
 その9 >>26
 その10(1) >>27 (2)>>30
 その11 >>39
 その12 >>58
 その13 >>64
 その14 >>72
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- Re: 黒魔女さんが通る!! 二次創作『哀しみキメラと白い影(仮)』 ( No.62 )
- 日時: 2013/09/24 02:57
- 名前: 謎 (ID: mFLf.qoQ)
- アレェ更新ドウシタノ? 
 (^言^)
- Re: 黒魔女さんが通る!! 二次創作『哀しみキメラと白い影(仮)』 ( No.63 )
- 日時: 2013/09/25 20:37
- 名前: 謎 (ID: 6njVsspU)
- 抜、参芸 些杓疑家 爪骸隻? 
 ○杙レ 晴ノ? 諏諏 閤欟伽渣?
 面面面面面面面面面面面面面フ(^言^)
 酸殷 抑拆淕湶ヨ 深段局慨ウ
 喇ヨ 楸涓稿侃 街椿 雇価琴 ヲ
 雲間
 ((((((((((((((((((^言^)))))))))))))))))
- その13 ( No.64 )
- 日時: 2013/09/29 22:36
- 名前: RE ◆8cVxJAWHAc (ID: A7lopQ1n)
- ☆ 
 「はあっ、はあっ…」
 もう、どれくらいこうしているのか分からない。
 使えそうな呪文は散々試して、汗だくになるまで暴れまわっても、あたしはまだ、真っ暗闇の中にいた。
 どれくらい時間が経ったんだろう。
 一日は過ぎてなくても、もうとっくに夜が明けちゃってる気がする。と、同時に、まだ30分も経ってない気がしなくもない。
 暗闇の中だと、時間の感覚が分からなくなるって、テレビで見た事があるけど…、そっか、こんな感じなんだ…。
 荒い呼吸を整えようと、あたしは箱に入ってから何度目か分からない体育座りをして、耳を澄ます。
 やっぱり、何の音も聞こえない。
 どうしよう、何とか、外の様子を知る事が出来れば…。
 みんなはどうしたんだろう。
 大丈夫かな。まだ、死霊と戦ってるんだろうか。
 でも、正確な時間は分からないけど、こんなに時間が経った気がしているのに、誰も助けに来てくれないのは、もしかして、みんな、やられちゃったんじゃ…。
 「…そ、んなわけ、無いっ!」
 不安がまたあたしを駆り立て、動け動けと命令する。
 こうなったらもう、ヤケクソだっ!三回目だけどっ!
 「ルキウゲ・ルキウゲ・アプリーレ!」
 呪文を叫びながら、バンザイするみたいに勢いよく立ち上がろうとすると、今度は箱の蓋は手応え無しにあっさり開いた。
 「ほぇ!?!」
 同時に、あたしはバンザイのポーズでばっと立ち上がってしまう。
 正面には、びっくりした顔の大形くんが立っていた。
 え…なんで…?大形くん…?
 「…黒鳥、さん」
 大形くんはあたしの名前を呟いて、
 「……ふ」
 そして耐え切れなくなったように顔を背けて笑いだした。
 し、失礼な…。
 「…い、いや、ごめん黒鳥さん…まさか、バンザイで登場されるとは、思わなくて…」
 大形くんはぬいぐるみで口元を隠しながらこっちを向く。
 いやもう隠さなくていいよ。思いっきり笑ってくれたほうが逆にスッキリするっていうか。
 でもそこは流石の大形くん、すぐに笑みを引っ込めて、真面目な顔になる。
 「黒鳥さん、大丈夫?なんだか大変な事になってるみたいだけど」
 あ、うん、そう、そうなんだよ!
 死霊が!ギュービッドが!みんながっ!
 あたしは箱から転がるように出て、部屋のドアを開け、飛び出す。
 明かりが消されて、薄暗い部屋。まだ夜は開けていないみたい。
 窓から入る月明かりで、なんとか部屋全体が見える。
 テーブルもチェアもそのままだったけど、誰もいない。
 続けてキッチンに飛び込む。
 奥にも、誰もいない。
 みんな…どこに行ったの…。
 「黒鳥さん」
 うなだれて、真ん中の部屋に戻ってきたあたしに、大形くんが声をかける。
 どうしよう、みんな、いなくなっちゃった…。
 「ギュービッドたちは、死霊に連れて行かれたよ。強力な催眠魔法で眠らされてた」
 …え?
 「向かったのはやっぱり本拠地じゃないかな。わざわざ眠らせたんだから、殺されてはいないと思う」
 大形くん!?どういうこと!?大形くんも、その場に居たの!?
 「うん。屋根裏に忍び込んで、ずっと見ていた」
 そんな…じゃあ、なんで助けてくれなかったの!?
 あたしが詰め寄ると、大形くんは慌てて首を振った。
 「まあ、ちょっと落ち着いて。僕の話を聞いてよ」
 落ち着いてなんか居られないよ!死霊たちに連れて行かれたなら、早く助けに行かなくちゃ!
 「待ちなって。ギュービッドから聞いた話から、僕も色々調べてみたんだ」
 …ん?ええ!?
 ギュービッド、いつ大形くんに会ってたの!?
 「いや、僕がここの店主に化けて、いろいろ聞きに行ったんだ。あまり準備の時間がなくて、ボロを出しちゃったけどね。流石にあの時は焦ったよ」
 そ、そうなんだ…やっぱり大形くんには、油断は禁物だね。
 「ギュービッドと別れた後は、君を捜しに行こうと思ったけど、それはギュービッドに任せて、情報収集に専念したんだ。君達は酷い目に遭ったみたいだけど」
 ちなみにコンパスは僕からのクリスマスプレゼントね、と言って、大形くんはリスのぬいぐるみの手をひらひら振った。
 「ギュービッドがここに戻る頃に僕も戻って屋根裏に入り込んだんだけど、ちょっと遅かったみたいだね。君に仕掛けられた発信魔法に気付くのが遅れてしまった」
 発信魔法…。
 「あ、もしかして、あのお花…」
 「そう。それさ。どうやらあれに込められた魔力を追って、死霊達がやって来たみたいなんだ。気付かれないように極々弱い魔力だけど、掛けた本人なら、すぐに追える」
 そう、なんだ…じゃあ、あたしのせいで…。
 再びうなだれたあたしの顔を、大形くんのリスのぬいぐるみがぐいっと正面を向ける。
 「で、だ」
 大形くんのきりっとした目に、正面から見つめられる。
 「黒鳥さんはギュービッドたちを助けたい?」
 そりゃ、もちろん…!
 「じゃあ、僕も手伝おうと思うよ」
 え?ほんとに!?
 「ああ、君がそう願うなら。だから、僕のぬいぐるみを、外してくれないかい?」
 …!!
 また、あたしを利用して、何か始める気なの?
 というか、なんだかもう、自分でぬいぐるみ、外せそうだけど。
 「まさか。僕はね、他人に便乗して魔界支配なんて、そんな寄生虫みたいな事はしないよ。それをするなら、初めから自分で計画を立てる」
 肩をすくめて、それにね、と大形くんは続ける。
 「確かに、自分で外せなくは無いけど、それじゃ意味が無い。君に外して貰う事に、意味があるんだよ」
 …なにそれ?よく、分からないよ。
 「今回僕は、君の為に動く。僕はギュービッドを助けたいなんて思わないけど、君がそれを望むなら。君が願うなら。君の為に、僕はギュービッドたちを助けよう」
 ……。
 「僕を信じてくれるかい?黒鳥さん」
 大形くんはそう言って、静かに微笑んだ。
 あたしは…。
- Re: れれさん、謎さん ( No.65 )
- 日時: 2013/09/28 14:40
- 名前: RE ◆8cVxJAWHAc (ID: A7lopQ1n)
 こんなに更新遅くても見に来てくださるとは…
 感動しています、嬉しいです…!
 謎さんの二通目、文字化けしてしまっていて、
 読めないのがとても残念です…泣
- Re: 黒魔女さんが通る!! 二次創作『哀しみキメラと白い影(仮)』 ( No.66 )
- 日時: 2013/09/28 19:17
- 名前: れれ (ID: H/CWJliZ)
- いえ! 
 こんなに面白いんですもん!
 待ったかいがあったってもんです!
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