二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- イナズマイレブン 鎖縛り【完結】
- 日時: 2010/09/20 16:14
- 名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)
- こんにちは&初めまして☆ 
 夜坂です、また作ってしまった…
 まあ、温かい目で見守ってやってくださいw
 この物語の主人公はガゼルです
 今回も出来るだけ頑張ります!
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
- Re: イナズマイレブン 鎖縛り ( No.76 )
- 日時: 2010/09/20 11:53
- 名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)
- 第十三章 其々の希望 
 桜 「ねぇ…もう気づいてるだろうけど風太を止めるのには一つ手段があるわ」
 ガ 「あぁ…とっくに気づいているさ…それにはまず父さんの部屋に向かわなければ…」
 桜 「ふ〜ん、分かってるじゃん。そうと決まればっ」
 二人は急に反対の方向に走り出した
 ガ 「兄さんの目的はあくまでも社長の座、私が次期社長の座を降りれば…」
 桜 「風太は暴れることはない…でしょ」
 ガ 「あぁ…それには父さんと話をつけなければ」
 桜 「そうね…」
 二人は走るスピードを速め、父の部屋へと向かった
 ガ 「着いた…」
 桜 「早く入りましょう」
 キイと大きな音を立てドアが開いた
 ガ 「父さんっ!」
 大きな声で父を呼ぶ
 ガ父「なんだ…騒がしいな」
 いやそうな顔でこちらに目を向ける
 ガ父「ほう…面白い組み合わせだな…やはり風太を裏切ったか」
 桜 「ええ…」
 ガ 「今日は父さんにお願いがあって来た」
 ガ父「お願い?」
 ガ 「ええ…社長の座を兄さんに渡してほしい」
 ガゼルの声の重みがいつもと違う、いつもの何倍も重い
 ガ父「アイツに?無理な話だな。お前とアイツではお前のほうが少しはマシだからな」
 桜 「やっぱり譲ってくんねぇか…」
 するとガゼルは一歩前に出てこういった
 ガ 「涼野財閥社長直伝第十二条…次期社長候補は本人が望まない限り候補とはみなさない」
 ガ父「!?」
 桜 「なんだそれ?」
 ガ父「お前…何故それを知っている」
 ガ 「小さい頃によく頭に叩き込まれたのを覚えてるんですよ」
 ガ父「ふっ…小さい頃のことを覚えてるとは予想外だったな…よろしい、お前を次期社長候補からはずしてやる」
 ガ 「有難う御座います」
 桜 「よっしゃあ!早く風太の所に行くぞ!」
 ガ 「ああ…」
 ガ父「ちょっと待て」
 ガ 「…なんでしょうか」
 ガ父「全てが終わったらエイリア学園へ…皆の所へ戻りなさい」
 ガ 「えっ…」
 ガ父「これは…命令だ」
 珍しく柔らかい微笑をみせる
 ガ 「…はっ……はいっ」
 桜 「よしっ…行くぞ!」
 ガ 「ああ…!」
 次回へ続く
 次回は多分最終回!
- Re: イナズマイレブン 鎖縛り ( No.77 )
- 日時: 2010/09/20 12:06
- 名前: レモンティー (ID: an.s4YRU)
- 夜坂来たよ^^ 
 そろそろクライマックスか!!
 頑張ってね☆
- Re: イナズマイレブン 鎖縛り ( No.78 )
- 日時: 2010/09/20 16:13
- 名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)
- 第十三章 鎖から解き放たれし鳥 
 桜 「おいっ、早く行くぞ!」
 ガ 「あぁ…」
 桜 「どうしたんだ?」
 ガ 「なぁ…君さ、これ終わった後にエイリア学園にこないかい?」
 桜 「えっ?」
 ガ 「君も身寄りがないんだろう?ならこっちに来ても平気さ」
 桜 「ああ…じゃあ行かせてもらうとするよ」
 二人が会話しながら走っているともうすでに風太の部屋の前についていた
 ガ 「兄さん、入ります」
 丁寧にノックをして入る
 風 「どうした、我が弟よ」
 ガ 「気持ち悪い歓迎はやめて頂きたい」
 風 「ははっ…冗談さ、で?何のようだい?」
 ガ 「実は…次期社長を兄さんに渡したいと思います」
 風 「次期社長?」
 ガ 「しらばっくれないでください、あなたがここに来た理由は全て聞きました」
 風 「誰に?」
 ガ 「誰に…ですか、そうですねあえて言うなら兄さん本人からです」
 風 「私に?私は直接は教えていない…ということは私の独り言、または誰かと話しているところを見た…ということか」
 ガ 「ええ…」
 風 「ふ〜んっ…まっ…次期社長の座さえ奪えればそれでいいけどっ…」
 ガ 「ただし、条件があります」
 風 「条件?」
 ガ 「あなたは次期社長になってなにをしたいのです?これを答えてください」
 風 「そっか…」
 ガ 「兄さんのことですからくだらないことでも考えてるのでしょうね」
 風 「くだらない?それはどうかな、私は次期社長になって人を助けたいのさ」
 桜 「!?」
 この言葉に反応したのは未奈だった
 桜 「なんで…今更!昔はあんなに…人を傷つけてきたくせに!」
 風 「私は海外にいってる時ある曲を聴いた…歌詞はこういう歌詞だったよ」
 と言い、そこらへんにあった紙とペンを持ち言った
 『静けさの中 独り舞い遊ぶ
 僕らのココロの欠片
 人にオモチャとして扱われ 生きる意味を失った
 見ることも触ることも嫌になり
 世界を上から見下ろした
 希望の文字が溢れていた
 その希望を掴もうと 飛び込んだ中は
 黄色く暖かい 夢の中
 僕らはそれはつかめずにいた
 何回も失敗して 時には諦めて
 僕らはそれを繰り返した
 触れることは出来ても
 捕まえられはしない
 すぐに溶けていく 周りが
 自分を追い抜いて 独りになったとしても
 また君に会う為に僕は 耐え続けよう
 たとえこの身が消えても
 僕は君に会いに行く
 君の名は「幸せ」』
 風 「という歌だったんだ…」
 桜 「……」
 風 「私は強く心を打たれた…いままで自分のしてきたことはなんだったんだろうと…」
 ガ 「そうですか…ならこの社長の座お渡しします、少しでもよい世界になる為努力してくださいね」
 風 「ああ…分かった」
 これで全てが終わった、ガゼルはエイリア学園に連絡をいれ、帰ることにした
 ガ 「ではさようなら父さん、兄さん」
 ガ父「ああ…」
 風 「風介…」
 ガ 「はい…」
 風 「有難う」
 ガ 「どういたしまして」
 秋の風がとても優しくガゼルを包み込んだ
 ===========
 ガ 「ただいま…」
 レ 「ガゼル様!おかえりなさい、そして初めまして未奈ちゃん」
 桜 「はじめまして」
 クララ「よかった帰ってきてくれて」
 グ 「ガゼル、大変だったでしょ。少し休んだら?」
 ガ 「いや…それほど疲れてはいないからいいさ」
 グ 「そう…」
 バ 「ガゼル!今日は皆で空を見ないか?」
 ガ 「ああ…いいな」
 皆 「空?」
 バ 「ああ…ほら見にいくぞ!」
 ガ 「先に行ってろ、荷物をおろしてくる」
 真っ赤な夕日が落ちようとしている時刻なはずなのに夕日はまだ落ちる気配はなかった、今この少年たちは夕日に負けないくらいに輝いていた
 空は雲が一つもなく活き活きとしていた
 〜終〜
- Re: イナズマイレブン 鎖縛り【完結】 ( No.79 )
- 日時: 2010/09/21 18:02
- 名前: 夜坂 (ID: L11BZFL.)
- 感謝の言葉 
 今日は、今回はこの小説を
 見てくださり誠にありがとうございます
 コメントをしてくださった方々
 ・香里様 ・日奈様
 ・衣無地様 ・円堂 攻様
 ・瑠璃香&梨花様
 ・灼熱の使途様 ・桃子様
 ・癒玖刃様 ・吉瀬 来駕様
 ・海刀(ソード)様
 ・イナイレ好きっ!様 パンドラ様
 ・たっく様 ・レモンティー様
 どうも有難う御座いました
- Re: イナズマイレブン 鎖縛り【完結】 ( No.80 )
- 日時: 2010/09/21 18:14
- 名前: 海刀 (ソード) (ID: vp2qGUNh)
- 頑張れ! 
 ソードか海刀でいいよ♪
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
この掲示板は過去ログ化されています。

