二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 〔REBORN〕人間不信の雪の守護者 完
- 日時: 2013/07/24 12:42
- 名前: 未桜 ◆5vJ2t2Cxzg (ID: foi8YFR4)
- ある桜が咲く少し前のこと、クラス替えが行われた新しい教室の隅っこに気休め程度に書いたんだ———。苦しくて、逃げたくて、泣きたくて、 
 「Dareka tasukete」と、
 ・・・確か其う書いたはずだ。ローマ字で書くんじゃなかったかな・・・・・
 少し後悔した。子供っぽいかなって。まっ、いいかな。
 誰も見ることは無いだろうし。
 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
 ハイ!初めまして〜〜〜!!
 未桜と申します。いたらぬところは、絶対ある(←此処重要)と思うので温か〜〜い気持ちで見てくれたらな・・・って思ってます。ヨロシクでぇ〜〜す(笑)
 コメもできれば(笑)
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- Re: 〔REBORN〕人間不信の雪の守護者 ( No.53 )
- 日時: 2012/10/20 14:36
- 名前: 未桜 ◆5vJ2t2Cxzg (ID: 3ZIdEbTb)
- 標的29 XANXUS 
 「・・・勝者は遠藤綾乃。」
 私の勝利が決まった途端そこからチェルベッロ(・・・?)さんの話を聞いてなかった。駄目だなぁ私。そんな時、
 「雑魚が」
 誰かがそう言った。たった一言。たった一言なのに何故か恐怖を覚えた。
 声の主を一目見てみようと思って振り返った。声の主は神威のとこのボスXANXUSさんだった。
 この人は『ナニ』?底知れぬ恐怖が外へ外へ出てくる。
 確かに神威は吹雪だと思う。でも、XANXUSさんはそれとは別の冷たさだと思った。冷たくしかし荒々しく燃える灼熱の炎そんな感じだ。
 あいつ等なんでこんな人と戦っているの?関わったらいけないよこの人とは・・・!!
 すると、XANXUSさんは銃だろうか、それを神威に向ける。まさか…!!
 やはり、撃った。神威は避けようとせずただ立っていた。きずいているだろう、だが避けない。
 「Complicare manus!!(手を伸ばせ!!)」
 私が叫んでいた。何故かそう言っていた。神威はその言葉により私の方に手を伸ばした。私はその手をとりこっちに引っ張った。
 あと少し、あと数秒遅かったら神威はこの世にはいなかったかもしれない。
 「・・・なぜ助ける。敵だろう」
 そう言ってこっちを睨む。助けるな そう眼が言っていた。
 「私は、クオリティーなんて知らない。でも私に負けたからって殺されるなんて目覚め悪いし。文句は言わせない」
 もしかしたら、こいつはもう嫌になったんだろう。生きるのが疲れたんだろう。でも私の所為で殺されるのは我慢ならん。
 「なぜ助ける!貴様も殺そうとした!!俺はほかにも多くの者を殺した!!ほっとけばいいだろう!?」
 やっぱりそうか、私の首を狩り取ろうとする時、一瞬苦しそうな眼をしていた。こいつは優しいんだ、神をも威圧してしまう位に。
 「そうかもね、私を殺そうとしたし、沢山の人を殺したかもしれない。でも、私は
 人が死ぬ理由は老衰だけでいいと思う。
 それがどんな人でも、それに、一瞬で死ぬより長い間生き向く方がよっぽど大変だと思うし苦しいと思う。だから生きろ。」
 頑張れよ。そう呟いた
 「はい」
 ・・・・・・ん?なんか敬語だったような?まぁいっか。
 安堵した途端急に視界がだんだんとぼやけてきた、何もかも歪んで見えてくる。
 途轍もない吐き気、頭痛が襲ってくる。
 まって…まだ、頑張ら、なきゃいけない、から・・・もう少し・・・もう、すこ・・・し
 そこからプッツリと、意識が無くなり、暗闇に呑込まれていった。
- Re: 〔REBORN〕人間不信の雪の守護者 ( No.54 )
- 日時: 2012/10/22 16:25
- 名前: 未桜 ◆5vJ2t2Cxzg (ID: 3ZIdEbTb)
- 標的30 主 (神威side) 
 負け・・・か。不思議と悔しさなどはやってこ無かった。
 しかし、馬鹿な負け方をしたな俺は。すられている事に気が付かなかったんだな。
 物事を今は、何故か客観的に考えてしまう。もうすぐ死ぬからなのか、それとも、感情的にめんどくさくなったからなのか。あるいは両方か
 俺には分からなかった。
 「雑魚が」
 ボスがそう言ったのが聞こえた。もうすぐ、ボスが俺に向かって銃を撃つだろう。そうしたら俺は死ぬんだな。避ける気さえ起きない。
 嗚呼、でもヴァリアーに入れて楽しかった、もう少しヴァリアーで居たかった。それが悔いと言ったものだな
 「Complicare manus!!(手を伸ばせ!!)」
 誰かが叫んだ途端に俺の手が伸び、引っ張られた。
 あの女か・・・・・・
 「・・・なぜ助ける。敵だろう」
 コイツは何を考えている?負けてその後助けられて、俺を惨めにさせたいのか? それなら助けられない方がましだ。
 「私は、クオリティーなんて知らない。でも私に負けたからって殺されるなんて目覚め悪いし。文句は言わせない」
 は?何を言っている?赤の他人しかも貴様を殺そうとしたのに何を言っている?
 「なぜ助ける!貴様も殺そうとした!!俺はほかにも多くの者を殺した!!ほっとけばいいだろう!?」
 何かがフッと弾けた様な気がした。
 本当は悩んでいた。このままでいいのかと、軟弱者の仲間のコイツを殺していいのかと、
 しかし、ボスには行き場の無い俺をヴァリアーに置いてくれた。
 だから俺は、ここまで来れた。
 恩義と言ったら堅苦しいが、感謝をしてもしきれないほど感謝している。勿論、ベルやマーモン、ルッスーリア、レb・・・アイツには感謝なんてものは無い。まぁ、三人にも感謝はしている。(レビィ以外)
 だから俺は戦ったし、ボスのやる事について行こうと思った。
 すると、黙っていたアイツはゆっくりと口を開いた。
 「そうかもね、私を殺そうとしたし、沢山の人を殺したかもしれない。でも、私は
 人が死ぬ理由は老衰だけでいいと思う。
 それがどんな人でも、それに、一瞬で死ぬより長い間生き向く方がよっぽど大変だと思うし苦しいと思う。だから生きろ。」
 真っ直ぐ俺を見て言った。優しそうな微笑を浮べ頑張れと言ってくれた。
 嬉しかった。生きていいと、言ってくれて嬉しかった。
 「はい」
 そう言うしか出来なかった。喉にひかっかって言葉が出なかった。
 ボスは、ボスだ。大切なお方だ。
 しかし、この方は弱い。だから出来るだけこの方を守りたいと思ってもいいだろうか。
 そんな時、急に綾乃様は倒れた。
 っ!!しまった、此処はアソコではない。力を使えだ使うほど、命の危険性があるというのに俺の為に使われてしまった。
 急いで運ばなければ!!
- Re: 〔REBORN〕人間不信の雪の守護者 ( No.55 )
- 日時: 2012/10/23 23:01
- 名前: 未桜 ◆5vJ2t2Cxzg (ID: 3ZIdEbTb)
- 神威のプロフール書けて無かったので書きます。 
 神威・トルメンタ(かむい・とるめんた)
 ・主人公達と同い年&雪の守護者
 ・三歳の時母に虐待され捨てられ、挙句の果てにヒットマンに殺されかけるが必死に対処し、ヒットマンを殺した。
 ・若干、女性恐怖症になっている。(母の仕打ちの為)
 ・そんな毎日を過ごしていたが、ある時XANXUSにその強さを気に入られヴァリアーに半ば無理やりいれられた
 ・七カ国語以上最初から喋れていた。(沢山喋れるようになったら力が覚醒するのでは、と考えていたため)
 ・試験では、沢山の人数がいたため五人になるまで戦う、といったものだったが自分以外の人をみんなブチ倒した。
 ・最初は、レビィも尊敬しようとしたが、生理的に無理だったため断念。案外ほっとしていたりする。
 ・女装したら、女と変わらないためベルに「お前女?」と聞かれたのは今でも根に持っている。その時レビィに「よ、妖艶///」と言われた時純粋な殺意が湧いた。
 ・レビィに対して途轍もなく冷たく接する
 ・忠誠を誓ったらとことんその人について行く忠犬
 ・藍色の髪と目をしている美形
- Re: 〔REBORN〕人間不信の雪の守護者 ( No.56 )
- 日時: 2012/10/27 17:35
- 名前: 未桜 ◆5vJ2t2Cxzg (ID: 3ZIdEbTb)
- 参照: 戦いの場面を別sideから
- 標的31 戦い (山本side) 
 遠藤達の戦いは最初、遠藤が不利でひやひやしたけど、段々と互角になっていった。スッゲ—。
 しかもよく見ると、様々な武術を使っているっぽいのな。
 「何種類使っているんだろう?」
 ツナがポツリと言った。同感なのな。
 「あれは、合気道、柔道、空手、カンフー、小林法、あ、あと殺人拳位でしょうか」
 獄寺ってよく分かるなぁ・・・合気道は分かったけどそこまで分からなかったのな。
- Re: 〔REBORN〕人間不信の雪の守護者 ( No.57 )
- 日時: 2012/10/29 20:33
- 名前: 未桜 ◆5vJ2t2Cxzg (ID: 3ZIdEbTb)
- 参照: 第三者目線で書いてみる
- 標的32 残っている時間 
 神威は血相を変えて疾風の如く走る。綾乃を大事そうに抱えていた。
 そして綾乃が寝かせれる場所を見つけ、横にしテキパキと介護する。手馴れたものだ。
 「くそっ、何で忘れていた・・・!!」
 己を責めるように呟いた。それは、誰の耳にも届かず空を舞う——事は無かった。
 沢田達が聞いていた、否、聞こえてしまった。
 「あの…それってどういう事ですか?」
 自分達の仲間を抱き上げ何処かへ行ってしまった神威の事を追いかけてきたのだろう。息が荒くなっていた。
 神威は横目でチラッと沢田達を見るとポツリと言葉を漏らした。
 「この方は・・・、綾乃さまは何回、この地であの力をつかわれてしまったのだ・・・?」
 沢田達は、 綾乃様?態度が違うような そう思ったが口には出さなかった。場の空気が深刻になっていっていたからだ。
 「えぇっと・・・二回かな?今日を入れて」
 その解答を聞くと一瞬だが安堵したような顔つきになったがまた深刻そうな顔になった。
 「そうか・・・まだ二回か・・・、いや俺とスクワーロに使ったんだ安心はできん」
 そうブツブツと呟いた。それに我慢できなくなったのか獄寺が、
 「テメェ!!こっちの質問に答えていねぇぞ!!」
 と、怒鳴った。
 「そうなのな。何で綾乃は倒れたのな?」
 何時もは少し能天気な山本も今回は神威を睨んでいた。
 神威は三人を見ずに口を開いた。
 「あの力は、言ノ葉という一族が使える力でな・・・相手を意のままに操る事が出来るんだ。でも欠点がある。一つ目相手がその言葉の意味を知っていると使えない。二つ目、自我が強かったりすると使う事が困難になる。三つ目・・・その里でしか使えない。使えたとしても命を削る事になる。今思うと、この力は呪いみないなものだ」
 知らされた綾乃の力の秘密を知って思う事は後悔だった。
 綾乃は自我が強かろうスクワーロと神威に使った。里でもないこの土地で、
 「そんな・・・」
 沢田達は言葉が出てこなかった。信じたくないと目が訴えている。
 「使わせときながら言うのも何だが・・・頼むもうこの方に力を使わせないでくれ」
 沢田達の方向に向き、吐き出すように言った。頼むと頭を下げ、そんな神威に、
 「当たり前だよ・・・遠藤さんにそんな力絶対に使わせたりしない。」
 覚悟を決めたように沢田はしっかりと言った。覚悟を決め困惑は何処かへと消えたらしい。
 「そうだな」
 「10代目が言うなら」
 山本、獄寺も沢田の言った事に賛同した。
 その発言を聞いて神威は、たった一言
 「感謝する」
 と、言ったのだった。
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