二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ルーンファクトリー3 愛
- 日時: 2009/11/11 12:34
- 名前: ブルー侍 (ID: fnyLTl/6)
予告編
ルーンファクトリー3、待望の新作二次創作が遂に登場!
「ルーンファクトリー3 愛」
シアレンスの樹の知られざる秘密
旅行から帰ってきたシアさんに異変が・・・?
打ち明けられる離婚話
背後に隠れる謎の黒幕
果たしてマイスはシアさんとの関係を取り戻すことが出来るのか?
そして、シアレンスの樹の隠れざる真実とは一体・・・?
・・・はい、ブルー侍です。
今回またルーンファクトリーの小説を書くことになりました。
ただし、3を書くのは初めてです。
見ていて楽しんでいただいたら幸いです。
それでは!
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.9 )
- 日時: 2009/12/14 10:58
- 名前: ブルー侍 (ID: 7TIkZQxU)
入院中のため(前からだけど)更新停止してました。(汗)
そろそろ再開を考えていますのでどうぞお楽しみに!
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.10 )
- 日時: 2009/12/16 00:04
- 名前: ★未沙貴☆ ◆nunQFMoX6M (ID: nc3CTxta)
えぇ!?
入院!!
大丈夫なの????
お大事にー。
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.11 )
- 日時: 2009/12/18 07:38
- 名前: ブルー侍 (ID: akJ4B8EN)
未沙貴へ
うん、まあ命拾いしたから、
今は大丈夫だよ。(^^;)
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.12 )
- 日時: 2009/12/18 07:48
- 名前: ブルー侍 (ID: akJ4B8EN)
第二章
「それはどういうことですか?」
初めに突っ込んだのはクルルファさんだった。
「あれほど幸せそうにしていたシアが急に離婚を考えるとは思いがたい。それともマイス、シアとけんかでもしたか?」
ウェルズさんは僕のほうをにらみつけてきた。
「い、いえ。今日まで異変に気付かなかったですし・・・」
「うむ、それはそうだろう。シアはマイスがいるところだけは操られる心と戦っていたんだからな」
「そ、それってつまり・・・」
僕は愕然とした。
シアさんは僕と一緒にいたかったから、だから何処かで操られている自分の心と戦っていたんだ。
どうして気がつかなかった?
いや、気付けなかったのか?
ならどうして気がつこうとしなかった?
妻の異変に夫である僕が気付かなくてどうするんだ?
「マイスさん?大丈夫ですか?」
ふと、クルルファさんの声が聞こえた。
「・・・」
「マイスさん。・・・行動しましょう」
「クルルファさん?」
クルルファさんの表情は真剣だった。
「それとも、時間が経つのを黙って待ちますか?」
「・・・いえ、行きましょう」
シアさんの心を開放する!
僕たち夫婦の解散なんてありえない。
僕はそう心に刻み込み、モニカちゃんととクルルファさんと共に宿屋から飛び出した。
シアさんはどこにいる?
ひょっとしたらと思い花畑に来てみたのだが、さすがに同じ場所にシアさんはいなかった。
「お兄ちゃん、村の人たちに聞いてみようよ」
そう言ったモニカちゃんの提案で、僕たちは村の人たちにシアさんの行方を尋ねることにした。
初めに出会ったのはトゥーナだ。
「シア?・・・知らないわ。私も上空から探してみる」
「はい、お願いします」
次にカリン。
「・・・そういえば、何処かで見たわね。(何処だか忘れたけど・・・)」
「そう・・・」
さらにペルシャ。
「シアさんが行方不明!?救急車!救急車呼んでくださーい!!」
「いやいや、救急車じゃシアさん探せないからね」
続いてさくや。
「知らんな〜。そういえば竜玄洞へは行った?」
「そうか、アクアビートさんなら・・・」
僕たちはみんなの情報をもとに、竜玄洞へ向かった。
「モニカちゃん・・・ここは危ないから気をつけるんだよ?」
「えへへ、大丈夫だよ〜。護ってくれるからね、あ・な・た」
モニカちゃんはまるで雲ひとつない快晴のような笑顔を僕に向けてきた。
「あはは、それもそうだ・・・ね・・・・・・」
ふと、僕の目の前にいるモニカちゃんの顔がもの凄く歪んで見えた。
・・・僕は・・・この笑顔を前に何処かで見たことが無いだろうか?
気がつけば、僕の視界は何処か違う場所に飛んでいた。
さっきいたところと似たような場所。
そこで、聞きなれた声が聞こえてきた。
「マイスさん、ここには危険なモンスターがたくさんいますね」
「・・・シアさん・・・。」
「マイスさん。もし私の身に何かあっても、きっとあなたが助けてくれますよね?」
シアさんはまるで雲ひとつない快晴のような笑顔を僕に向けていた。
「・・・はい、もちろんです」
・・・やはり、モニカちゃんはシアさんの妹なんだな。
そう思ったときには元のモニカちゃんとクルルファさんのいる場所へ戻っていた。
後ろを振り返ってみても、シアさんの姿はいない。
「マイスさん、どうなされましたか?」
「クルルファさん・・・。・・・ちょっと、記憶の旅をしていました」
僕がそういうと、クルルファさんは難しそうな顔をした。
「記憶の旅ですか?」
僕はその問いに何も言わずに、ただ頷いて見せた。
「何か用か?」
僕達が竜玄洞の最深部に来た直後に聞こえてきた声がこれだった。
「アクアビートさん!話があります!」
「おお、ラグナか。久しぶりだな」
すると、周りが突然揺れ始め、その揺れとともにアクアビートという竜が現れた。
「これがお姉ちゃんを操った犯人・・・」
モニカちゃんは初めて見る竜に動揺を見せているようだ。
一方でクルルファさんはじっとアクアビートを見つめたまま表情も変えずに黙っていた。
さすが集落を治めるだけのことはあって、見慣れているのだろう。
「アクアビートさん、聞きたいことがあるんです」
「ほう、それは何だね?」
「実はシアさんの様子がおかしくて・・・」
僕はアクアビートさんに事情を説明した。
「・・・ふむ、シアの様子がおかしいか・・・」
「はい、それで何か知らないでしょうか?」
アクアビートさんは少しの間考えるような素振りを見せたが、やがて僕のほうを見つめた。
「マイス、心が操られているのは確かだろう。・・・ただ、操っている奴はそう遠くにいない」
・・・遠くにはいない。
アクアビートさんはそういった。
なら、いったい何処にいるんだ?
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.13 )
- 日時: 2009/12/18 22:23
- 名前: ★未沙貴☆ ◆nunQFMoX6M (ID: nc3CTxta)
遠くにはいない…って、いったい誰!?
気になるー
この掲示板は過去ログ化されています。