二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ルーンファクトリー3 愛
- 日時: 2009/11/11 12:34
- 名前: ブルー侍 (ID: fnyLTl/6)
予告編
ルーンファクトリー3、待望の新作二次創作が遂に登場!
「ルーンファクトリー3 愛」
シアレンスの樹の知られざる秘密
旅行から帰ってきたシアさんに異変が・・・?
打ち明けられる離婚話
背後に隠れる謎の黒幕
果たしてマイスはシアさんとの関係を取り戻すことが出来るのか?
そして、シアレンスの樹の隠れざる真実とは一体・・・?
・・・はい、ブルー侍です。
今回またルーンファクトリーの小説を書くことになりました。
ただし、3を書くのは初めてです。
見ていて楽しんでいただいたら幸いです。
それでは!
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.1 )
- 日時: 2009/11/11 12:35
- 名前: ブルー侍 (ID: fnyLTl/6)
第一章
ある場所で2人の男がいた。
1人は老人で病に侵され、苦しい表情で布団の上で横たわっていて、もう一人の男はまだ若く必死に看病をしていた。
「・・・うう・・・、シアレンスの花を・・・咲かせてはならん・・・」
老人はそう言って身体を起こそうとする。
「ダメです、師匠!!今は安静にしていないと!!」
「・・・はぁはぁ・・・、お前に託したいことがある。・・・絶対に、絶対にシアレンスの花を枯らせるのだ。奴が・・・蘇る前に・・・・・・」
「師匠?・・・師匠———!!」
新婚旅行。
この四字熟語のような言葉には深々と思入れがあるもんだ。
僕とシアさんもまた新婚旅行に出かけていて、今日は最終日ということでカルディアの冒険大会に参加していた。
「随分奥までやってきましたね。辺りが相当暗くなってきました」
「シアさん、気を付けてください。最深部には何があるか分かりませんから」
「分かってますよ、何回冒険してきたと思っているんですか?」
そう言いながらシアさんは僕の右腕に抱きついてきた。
「ちょっと?危ないですよ、シアさん・・・!」
僕たちはそんなやりとりをしながら、早くも最深部へとたどり着いてしまった。
「味気のない結末でしたね」
シアさんは顔をにこにこさせて、最深部の中央にある台座に近づこうとする。
「いや、待ってください。台の前に誰かいますよ」
僕はそう言って台のほうを指さす。
確かにその先に何か動く黒い影が見えた。
正直言って、かなり不気味だ。
やがて、影はこちらのほうに近づきながら口を開いた。
「・・・マイスか。どうしてお主がカルディアにおるのじゃ?」
「めいさん!?」
影の正体はなんとめいさんだった。
そういえば、以前めいさんはカルディアにいたと本人から聞いたことがある。
しかし今日はなぎなたを持っていて少しばかり雰囲気が違うように感じた。
「マイスさん、この人・・・宿にいた・・・」
シアさんは不安そうな表情で僕の腕をよりいっそう抱きしめた。
「はい。めいさん!これは一体どういうことですか?」
「・・・説明せぬとも分かるであろう。台の上の宝石を守るのじゃ」
そういうと、めいさんはなぎなたを構え始めた。
そんな危ないものを構えられても困るのだが・・・。
「・・・めいさん、ごめんなさい。」
僕はモコモコに変身してめいさんとの間合いをすばやくつめた。
「なっ・・・早い!じゃが!」
めいさんはなぎなたを構え、僕に向けてみねうちを仕掛けた。
しかし、僕はくるりと回ってみねうちをかわし、めいさんに向けて渾身の拳を向けて飛びかかった。
「モコモコ〜!!!」
「!?」
「マイスさん!!」
帰りのバスの中、僕は僕の肩に寄りかかって寝ているシアさんを見つめた。
首にかけてある今日の冒険大会の優勝賞品のペンダントが目についた。
そして、僕もシアさんと同じペンダントをつけている。
この2つのペンダントは恋愛成就がかかっているという。
本当なのだろうか?
まあ、疑ったところで僕に確かめる方法はないのだが・・・。
それから一週間がたった。
僕は冬の冷たい風に吹かれながら、シアさんの花屋へ向かっていた。
今日は偶然だろうか?
花屋の途中で同じく花屋に向かうシアさんと出会った。
ずいぶん先に家を出たはずなのに、今までどこを寄り道していたのだろうか?
「あら、あなた」
「シアさん、今から花屋へ行くところですか?」
「ええ」
シアさんの返事はそのたった二語だった。
なんだか妙に冷たいな・・・。
僕はそのまま黙ってシアさんの隣をついて行った。
すると、やがてシアさんがこんなことを言い出した。
「ねえ、あなた。シアレンスの樹は咲いて良かったと思いますか?」
「え?あ、当たり前じゃないですか!?」
シアさんは僕のその答えに期待外れとでも言いたいような表情でため息をついた。
僕はそんなシアさんの様子が気になってならなかった。
「・・・シアさん?疲れているんじゃないですか?」
「・・・」
「ちょっとシアさん!?大丈夫ですか?」
僕はとっさにシアさんの肩をつかんだ。
しかし、彼女からは返ってきた返事は冷たいものだった。
「ごめんなさい」
「え?」
声が小さくてよく聞こえない。
「あなたに質問するべきではなかったですね。」
僕は言葉を失った。
え?今、彼女はなんて言った?
それってどういう意味なんだろうか?
「ちょっと、本当に大丈夫ですか!?」
「ごめんなさい、わたしもう行きます。」
「シアさん!!」
しかし、僕の声など無視してシアさんは花屋のほうへ行ってしまった。
僕はポカンと口をあけたまま、しばらくその場にたたずんでいた。
一体、何が起きたんだろう?
あんなのいつものシアさんじゃない。
僕はそう思いながら花屋にやってきたが、そこにシアさんの姿はなかった。
「シアさん?居ませんかー?」
おかしいな、花屋に向かったわけじゃないのか?
「お姉ちゃんならさっき出て行ったよ」
そう言って花屋の2階のほうから1人の女の子が下りてきた。
シアさんの歳の離れた妹のモニカちゃんだった。
「モニカちゃん」
「お兄ちゃん、お姉ちゃんのことが気になるの?」
モニカは僕の目をじっと見つめている。
「うん、さっき様子がおかしかったからが気になっているんだ」
「お姉ちゃん・・・ここ最近ずっとおかしかった」
「え?」
「お兄ちゃん?まさか一番そばにいたのに、何も気づかなかったの?」
「・・・・・・。」
気づくも何も、僕は今日シアさんの様子がおかしいと思ったんだ。
逆にいえば昨日まで普通だったんだ。
「・・・お兄ちゃん?」
モニカちゃんが心配そうな表情で見つめてくる。
いかん、今はそれどころじゃないな。
「今はシアさんの居場所をつきとめよう!」
そう言って僕は花屋を出た。
もちろん、1人の付き添いを連れて。
「あ、お兄ちゃん!待って!!」
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.2 )
- 日時: 2009/11/12 22:37
- 名前: ★未沙貴☆ ◆nunQFMoX6M (ID: nZ60vFmZ)
3書きだしたんだぁ(^o^)
ねぇ、私のスレ消えたよ、また。
まぁ、もーどうでもいいけど…
また気が向いたら書くかも。
ブルー侍の小説は見に来るね!
- Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.3 )
- 日時: 2009/11/13 12:17
- 名前: ブルー侍 (ID: s4AxdT15)
このサイト、どうなってんだろう?
書いてる途中の小説消すなんて
酷いにもほどがあるよ!
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