二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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ルーンファクトリー3 愛
日時: 2009/11/11 12:34
名前: ブルー侍 (ID: fnyLTl/6)

  予告編

ルーンファクトリー3、待望の新作二次創作が遂に登場!

「ルーンファクトリー3 愛」

シアレンスの樹の知られざる秘密

旅行から帰ってきたシアさんに異変が・・・?

打ち明けられる離婚話

背後に隠れる謎の黒幕

果たしてマイスはシアさんとの関係を取り戻すことが出来るのか?

そして、シアレンスの樹の隠れざる真実とは一体・・・?



・・・はい、ブルー侍です。
今回またルーンファクトリーの小説を書くことになりました。
ただし、3を書くのは初めてです。

見ていて楽しんでいただいたら幸いです。
それでは!

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Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.4 )
日時: 2009/11/13 15:49
名前: 翡翠 ◆Bx4C.55fGY (ID: eCrj8qey)
参照: 暇な方、人よりちょっとズレている方、どうぞ二次元小説カキコ学園へお越しください

3の小説も書き始めたんだ!
がんばって!!
ってシアレンスの花を咲かせちゃいけないってどう言う事なんだろ??

そう言えばこの前ルン3の小説作るって友達に言ったら新しい完全オリジナルの小説作ったらって言われたんだけどどう思う?
そういうのって興味ある?

Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.5 )
日時: 2009/11/13 16:59
名前: ブルー侍 (ID: /gz88uq5)

  第二章

僕とモニカちゃんはプリベラの森の花畑にやってきた。

きっとここにいると僕には確信があった。

「シアさん!」

予感が的中したようだ。

僕の目の前にシアさんがいた。

シアさんは花畑の真ん中でしゃがみ込み、花を見つめていた。

その姿がなんだか妙に悲しく見えたのは気のせいではないだろう。

シアさんはしばらく花を見つめていたが、やがてこちらの存在に気付き、近寄ってきた。

「マイスさん・・・。モニカまで・・・」

「お姉ちゃん、心配したんだよ?」

モニカちゃんの声は泣き出しそうなほど震えていた。

「やっぱりお二人には分かるんですね」

「僕はシアさんの夫ですから」

僕のその言葉にシアさんは笑った。

「シアさん・・・」

僕はここで何か言わないとダメな気がした。

「なんですか?マイスさん」

「僕はそんなにシアさんにとって頼りない夫ですか?」

「・・・・・・」

シアさんの様子、やはり気になる。

正直言って、こんな何か思い悩んでいるようなシアさんを見たのはこの時が初めてだった。

「シアさん。何があったか、僕に話してください」

「・・・本当に話していいのですか?」

「はい、話してください」

「・・・分かりました」

いよいよ・・・か。

思えば初めから僕に相談してくれれば何とか出来たような気がする。

しかし、そう思った僕は後に凄く後悔することになるのだ。

「マイスさん、わたしと離婚してください」

「・・・え?」

今、何て言った?

「お姉ちゃん・・・何を言ってるの?」

モニカちゃんも慌ててるようだ。

待て待て、シアさんは今何と言った?

離婚しようだって?

「やっぱりわたしはマイスさんと一緒にはいられません」

「ど、どうしてですか?」

「わたし、マイスさんのこと、嫌いになりました」

「な、どうしていきなりそんなこと・・・」

僕の言葉がシアさんの冷たい表情によって遮られる。

これ以上は何も言えなかった。

「さようなら、マイスさん・・・」

シアさんはそう言って立ち上がり、花畑を後にしようとした。

・・・ダメだ、呼び止めることも・・・出来ない・・・。

僕は遠ざかるシアさんの後姿をただ見るしかなかった。






「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」

僕はモニカちゃんの必死の呼びかけで、ようやく正気を取り戻した。

「シアさん・・・。一体どうして・・・」

「お兄ちゃん、元気出して!」

「モニカちゃん・・・?」

モニカちゃんはニコッと笑っていた。

「きっとお姉ちゃんも何かあるんだよ。本気で離婚なんて望んでるわけないよ。」

モニカちゃんの言葉に僕は少し悩んだ。

離婚は本気ではないと信じたい。

だが、だとすれば一体シアさんの身に一体何が起きたというんだ?

「・・・モニカちゃん、ごめんね。モニカちゃんだって辛いはずなのに、そんな無理させちゃって・・・」

僕はそう言ってモニカちゃんの頭を撫でてあげようと手をのばしたが、モニカちゃんの手に叩かれはじかれてしまった。

「無理してないもん。・・・それにモニカはね、お兄ちゃんまでおかしくなってほしくないもん・・・」

「モニカちゃん・・・」

「うええええん!」

結局、モニカちゃんは泣き出してしまった。

僕は静かに歩みよって、その小さな身体が壊れないように優しく抱いた。






モニカちゃんにとってもやっぱりシアさんのことは心配なんだ。

そりゃ、お姉ちゃんだからもあるだろう。

ただ自分が心を許してきた人が急に変わる・・・というのは、こんなにも傷つくものだったとこのとき初めて分かった。






僕は泣き疲れて眠ってしまったモニカちゃんを背負って、モンスターの集落にやってきた。

シアさんの変化はひょっとしたらモンスターの力によるものなのかもしれない。

そう思った僕はクルルファさんを訪ねることにしたのだ。

「クルルファさん」

「あら、マイスさん?それにモニカちゃんまで・・・。あの・・・涙拭いてください」

「え?」

クルルファさんは白いハンカチを差し出した。

僕・・・泣いていたのか?

ってことは、もしかしてモニカちゃんが僕のことを気にしていたのは、僕が泣いていたからだろうか?

「すいません、クルルファさん」

僕はクルルファさんからハンカチをもらって涙を拭いた。

目の辺りが熱い。

僕、本当に泣いていたんだな・・・

「それで、今日はどうなされたのですか?」

「クルルファさん、相談があるんです」

僕はそう言って、モニカちゃんをクルルファさんのベットに寝かせてから今回の事件のことを話した。

クルルファさんは僕が話し終えるまで表情を変えることなく聞いていた。

彼女はすべてを話し終えて少しの沈黙が流れた後、口を開いた。

「ウェルズさんのところへ行きましょう。残念ながら、私の持っている知識に心当たりはありません。」






モニカちゃんが起きるのを待ってから、僕はクルルファさんも連れてウェルズさんを探した。

とは言っても、時間がかかるようなことはなく、すぐにウェルズさんの居場所を突き止めた。

その居場所はずばりしののめさんが営業している宿屋だった。

僕はシアさんとバッタリ遭遇しないことを祈りながら、宿屋の扉を開けた。

扉の先に見えるのは、すでに見慣れてしまった風景としののめさんとさくやだった。

「あら、マイスはん。今日は何の用ですか?」

「しののめさん、ここにウェルズさんはいませんか?」

「・・・ワシに何か用か?」

ふと男湯のほうから声が聞こえた。

そこから出てきた人物こそウェルズさんだった。

「ウェルズさん。あの・・・シアさんのことで話したいことがあるんです」

「・・・ふむ、やっぱりか・・・」

ウェルズさんは表情を変えることなく言う。

「・・・と言うと?」

僕はウェルズさんのいうことが変に感じた。

「シアの様子がここ最近おかしくてな。マイスが来るだろうと思っていたんじゃ」

「・・・ウェルズさん、何か心当たりはありませんか?」

ウェルズさんも前々からシアさんの様子のおかしさに気付いているみたいだ。

なのに、どうして僕は一番彼女のそばにいたのに気付かなかったんだ?

僕は夫として、一体何をしていたんだ?

「心を操られている・・・。そう考えるのが妥当じゃろう」

ウェルズさんが初めに言ったことはこれだった。

Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.6 )
日時: 2009/11/13 17:03
名前: 翡翠 ◆Bx4C.55fGY (ID: eCrj8qey)
参照: 暇な方、人よりちょっとズレている方、どうぞ二次元小説カキコ学園へお越しください

り、離婚!?
それは困る!
本当に心を操られてるだけならいいんだけど…

Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.7 )
日時: 2009/11/13 20:32
名前: 朱空 (ID: EJiOtxGl)

こんにちは
こないだはカキコありがとうございます。
何故か、アタシの小説も消えてしまい、最初からやり直しました。

前回の小説も読みました。
面白かったです♪
3の小説、頑張ってください。

Re: ルーンファクトリー3 愛 ( No.8 )
日時: 2009/11/13 22:53
名前: ★未沙貴☆ ◆nunQFMoX6M (ID: nZ60vFmZ)

離婚!?
大変!!!!


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