二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- とある魔術と科学の二重奏
- 日時: 2010/11/09 21:10
- 名前: 泉 海斗 (ID: B240tmf4)
こんばんは、泉海斗です。
これはとある魔術と科学の十字路の外伝的な作品です。舞台は学園都市で、おもに科学側の話を書いていきたいと思います。闇の書と光の書によって生まれた歪みが関係してくる話になると思います。
いろいろありますが、最後までお付き合いしてくれれば嬉しいです。
たくさんの閲覧・コメント待ってます。
明日の朝から投稿開始しますのでお楽しみに??
では!!
- Re: とある魔術と科学の二重奏 ( No.36 )
- 日時: 2010/12/06 14:20
- 名前: 鑢 (ID: hjs3.iQ/)
- 参照: http://刀語〜らじお〜
漢字変換間違っていますよ。
着てくれない→来てくれない
- Re: とある魔術と科学の二重奏 ( No.37 )
- 日時: 2010/12/06 14:26
- 名前: 鑢 (ID: hjs3.iQ/)
- 参照: http://刀語〜らじお〜
漢字変換間違っていますよ。
着てくれない→来てくれない
この剣→この件
- Re: とある魔術と科学の二重奏 ( No.38 )
- 日時: 2010/12/06 18:07
- 名前: 泉 海斗 (ID: B240tmf4)
ご指摘ありがとうございます。
- Re: とある魔術と科学の二重奏 ( No.39 )
- 日時: 2010/12/07 07:09
- 名前: 泉 海斗 (ID: B240tmf4)
第8話 情報
学園都市を揺るがす事件が多発していた。上条当麻の娘たちが誘拐されてから1週間が早くも過ぎ去ろうとしていた。そんな彼女たちに続くようにかつてのポルターガイスト事件に利用された今では中学生の子供たち。ちょうど研究所が近かったために誘拐されたのだというのが上の見解だった。
そして次々と消えていく学生たち。それも中学高校と年代をと問わずにである。そんな事件についに本格的な調査が行われ始めた。
しかし一向につかめない犯人たちの足取り。つい最近学園都市最強と風紀委員総括理事長がやられた事件も起きていた。それらは公には伏せられているが、知らされた人々・・・風紀委員やレベル5たち。そして大人たち。力ある彼らをひねることができるくらいの危険な人物が今学園都市で何かをしようとしている。
「手がかりは・・・・ないです」
がっくり頭をたれ、動いていた手がぴたりと止まる。目に大きな熊を作りながらくるりと回転式のイスをまわして後ろにいた人たちに申し訳なさそうに言う。
「いや、よく頑張ってくれたよ初春さん。お疲れ様」
「お疲れ初春さん。もう3日も寝てないんでしょ??少し寝たらいいよ」
後ろに立って待っていた上条と美琴はそれぞれ労わりの言葉をかける。悔しいが、彼らができるのは初春の見つける情報をたどって捜索するということだけだった。つい最近木山春生からの情報も元に検索した建物なども調査したがそこは惜しくも逃げ出した後だった。
調査に協力するといっていた京介と愛華との連絡もここ最近はできていなかった。コールはするがまったくでないのだ。時間を置いてもずっとそれが続き、ついには連絡をしなくなった。
しかし彼らなりに何かをしてくれていると信じて今は彼らでできることを探してた。そんな風にしていてもう一週間。有力な情報はない代わりに誘拐という被害は悪化の一途をたどっていた。
「それにしてもあの理事長さんを倒すだなんて、なんてやつなのでしょう」
「白井さんが言う理事長さん手そんなに強いんですか??」
「確かレベル5って死か聞いてないけど・・・私よりランク下だしってそれでいて理事長て何か裏があるのかしら」
「レベルだけでは図りえない何かを持っている・・・。そんな理由もあるんじゃないか??」
「上条さんの言うとおりかもしれませんわね。人望も力もあるお人ですが過去のデータがまったくないのですの。過去に何をしていたのか、生まれはどこなのか・・・」
「まあ、悩んでもしょうがないですね。一息ついてまた探しましょう」
佐天が置くからジュースとお菓子を持ってでてきた。ずっとパソコンやスクリーンとのにらめっこだったためにか、からだに疲れがたまっていた。泊りがけでの連日連夜の調査と巡回・・・疲れないわけなかった。
椅子に座ってもくもくとお菓子とジュースを飲食する。ふと美琴が佐天を見るとなにやら雑誌を読んでいるところだった。タイトルは学園都市に巣食う伝説とあった。
ふと隣の上条を見る。あの時は彼だとは思わなかったが、どんな力も打ち消す右腕を持つのが彼、上条当麻。
「また新しい都市伝説がうわさされてるようですよ??」
「またですの??佐天さんもそういう類がお好きですわね」
「だって面白いじゃないですか。例えばどんな情報もハッキングしてしまう謎の人物とか」
「ぎく!!」
「まるで初春みたいな人ですわね」
「だが初春さんはそんなこと好き好んでやらないだろう??」
「上条さんの言うとおりですよ。あとは事件が起こるたびにフラグを立てる男とか」
「ぎく!!」
「なんか見に覚えがあるような気がするんだけど」
ビキビキと青筋を立てる美琴の隣でアハハと苦笑いをする上条。そんな彼が本人だとは知るものはここにいる美琴だけである。まだまだあると色々や次に言ってくる佐天。聞いていると聞いたことがあるものばかり。上条にとっては懐かしいもの、美琴にとっては最近体験したこと、白井と佐天にとっては新しい発見だった。
そんななかで一番目に止まったのは。
「帝(エンペラー)・・・ってなんでしょう??」
「何ですの??その帝とは」
雑誌の後ろのほうを見て頭をかしげる佐天と覗き込む白井。そこには学園都市に隠された力を持つものたちとあった。それを持つものを帝というらしいが。彼女たちにとってはまったく初耳のものだった。上条は何か知っていそうだと美琴は思ったがそれでは面白くないと思い自粛した。
「五帝部会・・・帝たちだけの組織らしいです」
「まったく意味の分からないものばかりまかり通ってますわねここは・・・」
ハァとため息を尽く白井。彼女たちが知らない学園都市の闇は深い。それをかじる程度は知っている白井だが、その部会がどれほどのものなのか、予想もできない。しかしそれを聞いたとき、なぜかあの理事長のことが頭に浮かんだ。
———どういうことですの・・・??あの人はただのレベル5の理事長さんですのに・・・。
カリスマ性とその力、人望を使って学園都市を守っている斉藤焔だが、今は第8学区の病院へと搬送されていた。体中に大ダメージを受けており、常人では死んでもおかしくない怪我だった。お見舞いにいったときは気丈に振舞っていた彼だが、体中に取り付けられたチューブを見て痛々しさを感じていた。
「白井さん??どうしたんですか??」
佐天が心配そうに覗き込んだためにはっと気がつく白井。どうやらぼんやりと考え事をしていたようだ。
「黒子も疲れてるんじゃない??能力酷使して巡回してるんでしょ??」
確かに疲れはあるかもしれないが、今のはそれだけではない気がした。ぶんぶんとありえないことを思いつき、否定するかのように頭を振る。
すっくと立ち上がると気合を入れるかのように頬をぱちんと叩く。
「よし、まだまだあきらめませんわよ。絶対に捕まえて差し上げますわ」
なにやらめらめらと燃えているように錯覚を見る。それは一体何の炎なのか。今までにない白井を目の当たりにして美琴と佐天は唖然とし、関係者の未来のことについては色々知っている上条は誰にも見られないようにくすりと笑っていた。そしてちょうどそのとき支部に直接連絡が来た。最重要コードを通してのものだった。慌てて起き上がってくる初春。慌てている割にはちゃんと花の飾りはつけていた。なければ力がでないのだろうか。
そこには送信者の名前ではなくなにやらコードネームらしきもので書かれていた。それを見た美琴たちは一体なんなんだという表情だ。しかし最重要で北ということは有力情報に違いないと重い、それを開く。そこにあったのは彼女たちが求めていたものだった。それも現在追跡中の映像とともにあった。
「やってくれましたわね・・・さすがは都市伝説さんですわ」
苦笑いの白井。そこに書かれていたコードネームは・・・。
「闇帝(ダークネス・エンペラー)・・・」
- Re: とある魔術と科学の二重奏 ( No.40 )
- 日時: 2010/12/10 20:33
- 名前: 鑢 (ID: hjs3.iQ/)
- 参照: http://enburiomitke
漢字変換間違っていますよ。
意外→以外
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