二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 妖狐×僕SS【コラボ作品!】
- 日時: 2012/05/02 22:26
- 名前: LEO×恵莉♪ (ID: L11BZFL.)
どうもーッ!! LEOです〜♪
今回は、恵莉♪とコラボさせていただきます!!!!
ではでは〜、僕のキャラを紹介させていただきますね〜♪
不死崎 呱々音 (ふしさき ここね) 女 高1
残夏から呼ばれてるあだ名 ここたん
一人称 『我』
二人称 『貴様・君』
妖怪 不死鳥
志之神 善 (しのかみ ぜん) 男 高3
残夏から呼ばれてるあだ名 ぜんたん
一人称 『俺』
二人称 名前で呼ぶか『お前・てめえ』
妖怪 死神
志之神 悪 (しのかみ あく)
残夏から呼ばれるあだ名 あくたん
一人称 『俺』
二人称 『アンタ・お前・てめえ』
善の、もう一つの人格
はい、こんな感じです。
じゃあ、恵莉に部屋割りとパートナー分け任せるZE☆
話は、そのあとから!
じゃ、頑張りましょう!
- Re: 妖狐×僕SS【コラボ作品!】 ( No.36 )
- 日時: 2012/05/31 21:00
- 名前: 恵莉♪ (ID: CnBgMNSf)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
第八話「心の闇」 シリアス注意ですっ!(by作者
「で、でもでも…!私が人を好きになってもいいのかな…。」
ごろんと寝返りをうつ。
「『嫌われ者』が誰かを好きになっちゃってもいいのかな…。」
ふと、瞳から涙が零れ落ちた。
—回想中—
「——めてよ…!!」
「やめてよ…!!」
誰にも気づかれないような暗い場所に放り込まれ、沢山の暴力を受けたその少女は精一杯の力を振り絞って叫んだ。
叫び声と同時に鈍い音が少女の頭に響いた——。
「あ…ぅ…」
目の前が暗くなっていくような…そんな感覚を体に覚えた。
痛い。寒い。怖い。寂しい。苦しい。
幼いことからその感覚しか分からなかった。
外国人みたいな見た目…そんなことで学校では心無い虐めが繰り広げられている。
勿論教師たちはそのことを知らない。
いや、知っていても見て見ぬふりだろう。
毎日のように虐められ虐められ虐められ…ついに恵瑠は壊れた——。
「…はぁ、はぁ…」
気付くと恵瑠は過去のことを思い出していた。
頬からは汗が滲み出ていて、目からは涙が流れ出ている。
「もう…嫌だなあ…」
恵瑠は上体を起こし、涙を拭いた。
「ん…。」
ふと、視線をずらすと机の上にお皿が乗っている。
「あっ…!!」
恵瑠は、先程のことを思い出した…
「善、さん…悪、さん……。」
気が付くと、恵瑠の目からはじわじわと涙があふれ出ていた。
「…だめ。泣いちゃ、ダメ……」
恵瑠は自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
「せっかく、作ってくれたんだもん。食べなきゃね。」
無理に笑って、立ち上がった。
さっきまで泣いていたせいか、少しふらふらした。
—十分後—
「…いただきます。」
そういうと、一口頬張る。
「…美味しい…!?」
恵瑠は、その味に吃驚した。
優しくて温かい味…。
恵瑠には今までに食べたことのない味だった。
一口食べるだけで心の中がぽかぽかしてくる…
そんな気がした。
…………。←食事中だよ〜☆(by残夏
「御馳走様でしたっ!!」
恵瑠は、すっかり元気を取り戻していた。
さっきまでの重たい気持ちがまるで嘘のように…
「お皿、洗って返さなくちゃね…!!」
ふいにそんな事を思い、皿を洗い始める。
皿を洗っていると、心も洗われているような気がする…
洗剤の泡が流れていく様子を見てふと思う。
「過去も…こんな簡単に忘れられたらいいのにな…」
「キュッ」
どこか悲しげな皿を拭く音が部屋中に響いた。
「さぁ…!!返しに行かなくちゃっ!!」
恵瑠は駆け足で不死崎の部屋へと向かった。
続く。
- Re: 妖狐×僕SS【コラボ作品!】 ( No.37 )
- 日時: 2012/05/31 21:04
- 名前: 恵莉♪ (ID: CnBgMNSf)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
あ゛〜!!
やってしまった…orz…
シリアス入りまくって暗く重たくなっちまったよ…。
ゴメン←
恵瑠たんのエピソード的なものを入れようと思ったら、つい☆←
ほんっとうにごめんなさいっ!!
駄目だったら消します!書き直します!
以上、少し長い恵莉の独り言(と書いてあとがきと読むw)でした!!
- Re: 妖狐×僕SS【コラボ作品!】 ( No.38 )
- 日時: 2012/06/01 21:06
- 名前: LEO (ID: L11BZFL.)
恵莉へ
サンキュ!!!
いいじゃん、シリアス〜。
いぬぼくはシリアス&ポジティブ&変態でできているのだよ・・・。
(↑LEO、いぬぼくを語るwwww)
じゃあ、続きは任せておくれよ。
- Re: 妖狐×僕SS【コラボ作品!】 ( No.39 )
- 日時: 2012/06/02 16:48
- 名前: 恵莉♪ (ID: CnBgMNSf)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=28303
お、おうっ///
良いのか…!?
ありがとな♪
続きは任せたぜよ←
- Re: 妖狐×僕SS【コラボ作品!】 ( No.40 )
- 日時: 2012/06/03 13:58
- 名前: LEO (ID: L11BZFL.)
第八話『助けてくれ。』
不死崎の部屋——5号室の前。恵瑠は、お皿をぎゅううっと握りしめる。パキッとひびが入ってしまいそうだ。
「よ、よし。行くぞ!私!」
恵瑠は思い切って扉を開ける、すると——
「う・・・ぐっ・・・。」
そこには変化した姿のままで倒れこむ不死崎の姿があった。
「ふ、不死崎さん!?」
恵瑠はお皿を適当に置いて、しゃがみこみ不死崎に声をかける。
「ど、どうしたんですか!?」
「あ・・・・悪・・・。し、死神の力に・・・取りこまれ・・・。」
途中で、不死崎は意識を失う。
『・・・。』
その時、恵瑠の後ろに黒い影が見えた。
「!?」
ビュッと相手は鋭い影を振る。恵瑠は、バッと不死崎を抱え避ける。
「あ、貴方は誰っ・・・・!あ、悪さん!?」
その姿は死神・・・だが、間違いなく悪であった。違う点は目の色が真っ赤だということ。
『貴様モ、死界ニ送ッテヤロウカ?』
悪は、自我を失っている——ということは中に居る善は——?
「あ、悪さん!私です!恵瑠ですよ!」
『貴様ナド、知ラナイ。』
悪は、ゆっくりと鎌を下ろす。
『俺ハ、死神ダ。』
「悪さんっ・・・!」
恵瑠は、もう駄目だと悟り変化する。だが、攻撃はせず攻撃が当たっても大丈夫なようにと言うことである。
『戦ル(やる)ツモリカ?』
「そんなこと、できないに決まってるじゃない!」
恵瑠は、身を少し引く。悪は鎌を構える。
『マア、イイ。貴様ハ死界ニイ・・・ク・・・・!?』
悪の様子がおかしい、悪はふらりとふらつき鎌を地面に突き立てて体を支える。
『「う・・・ぐっは・・・。こいつ・・・とうとう出てきやがったかくっそ。」』
悪、いや善だ。悪の人格を振り切ったのだろう。
「ぜ、善さん!」
『「お前、不死崎を連れて逃げろ。今すぐに。」』
「そ、そんなことできません!」
『「いいから行け!」』
最後の言葉は、善ではなく悪であった。
「あ、悪さん!」
『「俺の中の死神が暴走しちまったみたいだな・・・。善の言うとおり逃げろ。」』
「できないって言ってるじゃないですか!」
恵瑠はだんだん目に涙があふれてきた。
『「たぶん、このままじゃお前マジで死ぬぜ?」』
「でも、悪さんと善さんを置いていくことはできない!」
「『グ・・・コイツメ・・・』」
だが、死神は悪の体を必死に奪い返そうと出てくる。
「悪さん!悪さん!」
『「くそ・・・。もう、駄目かもな・・・。」』
「そ、そんな!あきらめいでください!」
恵瑠の頬を涙が伝う。
『「あー、もういいや。正直に言う。」』
悪は青い目に涙を浮かばせ最後に呟いた。
『「助けてくれ。恵瑠。」』
刹那、悪の体を黒い竜巻が囲む。
「!?」
恵瑠が目を開いた時にはもう悪の姿はなかった・・・。
続く
この掲示板は過去ログ化されています。