二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【3Z】モノクロ
日時: 2010/01/10 21:44
名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: zKcuwG5/)

もう、いきなり書きやす!!
__________________________


 〜♪前奏♪〜

ねぇ。私、うまれてきて良かったのかな?

みんなに嫌われて、一人になって、たくさんの仮面作って、

本当の自分を隠して・・・。

誰も私を分かってくれない。いっつも表面ばかり見て。

なら、もう誰も分からなくて良いって、
心を閉ざして。

でも、違ったんだね。私が見せようとしないのに、

人が見てくれるワケないよね・・・。

貴方達のおかげで、気付くことができた。ありがとう。

だから、貴方達が、私の目の前から消えるのが怖い。

お願い。ずっと、そばにいて・・・。

ずっと、私の心に問いかけて・・・。

もう、私を一人にしないで・・・。

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Re: 【3Z】モノクロ ( No.4 )
日時: 2010/01/24 23:49
名前: 春蘭 (ID: o9QGQ.Yt)

京子、書き直したんだ〜
ツッキーから名前変えたwww
頑張れ〜
お気に入り登録しとくね

Re: 【3Z】モノクロ ( No.5 )
日時: 2010/01/25 20:07
名前: 月芽麻 (ID: iEydDqYB)

お久しぶりです!!
また、今回も頑張ってください。

Re: 【3Z】モノクロ ( No.6 )
日時: 2010/01/29 21:19
名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: 3JA2YsPn)

お久しぶりでさァ!!
なんか、更新遅い・・・。
名前は、消えてるし・・・。
もし、名前の後のやつ変わってても、気にしないでくだせェ!
  
    〜♪第二小節♪〜

(もう、何もかもめんどくさい・・・・。)

(意味わかんない)

表と裏・・・・。

表と心・・・。

私の中は、いつも——モノクロ——・・・。



「死ねよ・・・。」
       
      「お前、うぜーんだよ。」

「「「アハハハハ!!馬鹿!死ねよ!!」」」

バンッ!!ボトボトッ!!

私に向かって、いろいろなものが、降り注ぐ。

分かるかな?そう。私、いじめられてるんだ・・・。

ん?何でそんなに、冷静なのかって?

それは・・・もう、慣れたから・・・かな?

あぁ。慣れたって言うのは・・・

幼稚園から、精神的に大人びていた私は、周囲の人から避

けられていた。たくさんの仮面を付け替えていた。

小学校に入ったら、親に虐待され、痣だらけ・・。

友達は、数人。仲の良いように装っていた。

中学校に入ると、成績が学年トップでないと許されない生

活になり、自由などなかった。いじめの的にされ、それは

だんだんエスカレートしていった。友人も、いなくなっ

た。親も、教師も、周囲の人も、誰も信用できなくなった。

仮面の数は、増え続け、本当の自分が分からなくなった。
高校に入っても、何も変わらないことは、分かってた。

分かってたんだ。でも、やっぱり、少しは期待してたん

だ。私の見るものが、見る世界が、変わるかもって・・・

いや、願ってたんだ。自分が、自分の見る世界が、変わっ

てくれるんじゃないかって。こんな自分でも、変われるん

じゃないかって。
こんな世界は嫌だって。こんな生活は、嫌だって。
みん
なのように、自由になりたいって———…




Re: 【3Z】モノクロ ( No.7 )
日時: 2010/01/29 21:20
名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: 3JA2YsPn)

あ、変わってなかった・・・。
良かった・・・。

 〜♪第三小節♪〜

・・ある日の職員会議・・・


「今回の議題は、問題になっている“イジメ”につてです・・・。」

「・・・あの・・・。ウチのクラスの沖野さんなんですが、いじめられてるようでして・・・・。それも、1年生からずっと・・・。この学校は、クラス替えがないので、
これからも続く可能性もあるし・・・。」

「あぁ。あの沖野さん・・・。」

「えぇ。・・多分、成績がいいので、逆恨みとかかなって。もし宜しければ、他のクラスに変えることはできませんかね?」

「う〜ん・・・。いじめがないクラス・・・。
あぁ!坂田君!!君のクラスはどうかね!?
イジメはないといっておったではないか!」

「・・・・別にいいっすよ?あんた等がいいなら。
・・・でも、確実に信頼はなくなるでしょうね。」

「・・・あぁ。しょうがないことだ。では、3年生から変わってもらおう。」
________________________________________

朝から授業なんてやってられっかよ。
眠ィ〜。サボりやすかね・・・。
そんなことを考えながら、俺は屋上へ足を進める。途中、土方のヤローが何か言ってたが、
無視してやった。・・・姉さんが亡くなってから、もうしばらくたつ。でも、ヤローは何も無かったかのように過ごしてやがる。・・・気にくわねー。

—「キモイんだよ!」
        —「此処からとべよ。」
—「何?とべないの?」

大勢の女達の声。飛び出してくる卑劣な言葉・・・。人を馬鹿にしたような笑い声。


何だ?この声。
いつもは静かな屋上から、聞こえてくる声。



—「死ねよ。」


イジメ?それしか思い浮かばなかった。言われてる方は、何も言わない。いや、言えないのか?どちらにしろ、人の命をごみのように扱うこいつ等に、腹が立った。
だから、助けてやることにしたんだ。


ギィィィイ・・・・

女達が、一斉に俺の方を見た。

「お、沖田様///!ど、どうして・・・。か、帰るよ!!」
リーダー格の女が、そう叫ぶと、覚えてろよだとか、調子に乗るなだの言って、そそくさ
と帰っていった。

「大丈夫かィ?」

其処には、綺麗系の女がいた。でも、その女の顔には表情が無かった。その女の瞳には、輝きが無かった。
そんなことを考えていると、女が口を開いた。

「はい。大丈夫です。助けていただき有難うございました。では、」

そういって立ち去ろうとした。

「待って下せェ!!」

呼び止めていた。何故だろう・・・?普段の俺は、こんなことしねーのに・・・。

「・・・名前は・・・何ていうんでィ?」

とっさに聞いていた。今日の俺は、変だ。いつもは、土方さんに死ねとか言いまくってる俺が。人の苦しむ顔を見るのが好きな俺が。人のことなんて気にしない俺が。こんな事、聞くなんて・・・・。

「三つ葉。・・・2年A組、沖野 三つ葉。」

驚いた。姉さんと同じ名前。何処と無く、似てる。顔立ちも、髪色も・・・・・・
そうか、重ねてたんだ。コイツを、姉さんに。

「俺は、2年Z組の沖田総悟でさァ。よろしく。」

「よろしく。じゃあ。」


そういって、彼女は教室に戻って行った。
これが、アイツとの出会いだった。
何でだ?胸が痛い・・・。あぁ。コレが一目惚れってやつか・・・。

あぁ。初めて会った奴に恋しちまうなんてな・・・。


Re: 【3Z】モノクロ ( No.8 )
日時: 2010/01/29 21:21
名前: 沖田京子 ◆qjQ5/KoTvU (ID: 3JA2YsPn)

〜第四小節〜


春休みも明け、あと一年乗り切ればこの高校ともおさらば、あのクラスメイト達ともおさらば。
がんばらないと・・・。


でも、何か皆の視線が、痛い。
何故だ?

「沖野さん。良かったわね。」
   「でも、逃げるなんて卑怯じゃない?」
       「ねぇ。チクッたの?先生達に・・・。」

覚悟しといて・・・。と言って、去っていく女子達。
今だ何の事だか理解できない私。

「・・・何言ってるの・・・・・?」

皆が集まっている掲示板を見ると・・・

『2年A組の沖野 三つ葉さんは、
3年Z組にクラス替えになります。』

・・・・・・え?ウ・・ソ・・・。
私が、Z組?
何で?何でなの・・・。




〜Z組教室前〜

来て見たものの、何なんだこのクラス?
凄く恐ろしい言葉が聞こえてくるような・・・。

—「死ねェェェ〜!!ゴリラァァァアア!!」

だとか・・

—「猫耳女は即死刑・・・・」

とか・・・


入りたくな〜〜い〜〜!!

でも、入らなきゃ・・・。

いや、入れない・・・。

でも・・・いや・・・でも・・・・

もういい!入っちゃえ!!


ガラガラ・・・


し〜ん・・・

皆見てるよ・・・。もう嫌だ。帰りたい・・・。
えっと、席は・・・。窓際の後ろから2番目。
お、中々いい席♪なんて、言ってられない。
皆の視線が痛い・・。

大人しく席に座る私。



バンッ!!


勢い良く開いたドア。

「おー。HRはじめるぞ〜。」

「きりーつ!気をつけ〜!礼!お願いします。」

白衣にくわえタバコ、白髪の天然パーマの教師とは思えない人物が教卓の前に立つ。

「えー。今年は、新しい生徒がZ組にやって来た。
まぁ。転校生っつーワケではないから、特別扱いは、しねーけど、自己紹介ぐらいはしとけ。」

そう言われ、前に出る。

「えっと、沖野 三つ葉です。宜しくお願いします。」

ある男子生徒が、驚いたような目で、私を見ている。
何なんだ?此処の生徒はホントに・・・。

そんな時に・・・


ガラガラ・・・

ある生徒が入ってきた。

「沖田君〜。遅刻してんの分かってる?」

「えぇ。分かってますぜ?行きに、迷子が居たんで、家まで送ってきたんでさァ。」

首に赤い変なアイマスクをぶら下げて、当然のように嘘を吐く少年。

「嘘ついてんじゃねーよ。寝てただろ。」

「ばれやした?・・・あ・・・。」

「・・・あ・・・。」

その少年は、去年の終わりに助けてくれた少年、そう。
沖田総悟だった。

「えっと。あの時は、どうも有難うございました。」

彼のもとえ近づいた私は、お礼を言った。

「いえ、いいんでさァ。でも、何でA組で、学年トップの成績とってた奴が、Z組に落ちてきたのか、それを教えて下せェ。」

びっくりした。いきなりそんなこと聞かれるなんて思ってなかった。

「え・・・。私も、わかんないって言うか・・・」

「まぁ、いいから席につけ。」



今、歯車が動き出した・・・・・・





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