二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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山本武の漂流記【REBORN!】お正月編スタート! 立て直し
日時: 2010/01/04 11:36
名前: 風梨 (ID: S2/Ss8/E)

どーも!
 知ってる人はお久しぶり!
 知らない人は初めまして!

山雲が好きな駄小説放出者です;;

 山雲好きな人は雑りましょ〜


☆ルール☆
・荒らしはUターン!来るな!!

・『こりゃ、駄文で読めないな〜w』と言う方は、、戻るをクリック!

・【REBORN!】が嫌いって人も来ないでね〜


お客さん&友達&リボ小仲間募集!!

コメントくれたらあなたの小説に遊びに行きます!(内心楽しみです!)

 じゃ、ぼちぼち始めましょっか!

アドバイス等も待ってマース!


 よかったら前の小説ものぞいてくれたら嬉しいです!


・雲雀恭弥の頭の中【REBORN!】↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13978

・山本武の幼なじみ【REBORN!】↓
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=13850

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Re: 山本武の漂流記【REBORN!】お正月編スタート!  ( No.8 )
日時: 2010/01/04 11:42
名前: 風梨 (ID: S2/Ss8/E)

 特別編 初詣&お正月! パート1

今年も後すこし。除夜の鐘も鳴り響く

「今年も色々あったわね〜」

沢田家の母、つまり俺の母さんが懐かしそうに言った

 紅白のカウントダウンも終わって、年越しそばも食べた。

後は数時間後に来る正月の朝を待つだけだ。

 しかし、俺は甘かった。

          この家には…………あいつがいるんだから(汗



ツ「ZZZZ……………Z〜」

?「おい、ツナ
   起きろ!」

ツ「ん〜………なんだよ、リボーン」

まだ寝てから10分も経ってないように思えるのに、リボーンに揺さぶり起こされた

リ「何言ってんだ?
   これから初詣に行くんじゃねーか」

ツ「初詣?」

 机の上にある時計を見た……………………1:54……………

ツ「まだ朝にもなってないんだぞ!
   お前、初詣の意味分かってんのかよ!?」

リ「つべこべ言わずにさっさと支度しろ
   ったく、こいつの準備はできてんのに」

こいつって……………?

そう聞こうとした瞬間、ドアがバーンと勢い良く開いて、毛むくじゃらの子どもとしっぽ頭の子どもが入って来た

ラ「ガハハハハ!
   やーい、ツナのおねぼーさんだもんね〜」

イ「ハヤクオキル!サワダサンハツモウデ!!」

ツ「ぐわぁっ!!」

いきなりベットに飛び乗って来てギシギシと飛び跳ねた

………しかも………俺の上で。









ツ「ったく、どんな新年の始まりだよ………」

ぶつくさ言いながらツナ、リボーン、ランボ、イーピンは並森神社に向かった

すると、鳥居の前に5人の人影が……………。

リ「お、そろってるな♪」

ツ「え?」

ツナ達に気づいたそのうちの一人が勢いよく手を振って来た。

?「十代目ー!!」

?「ツナ!」

ツ「獄寺君、山本!」

?「今年も極限だー!」

?「はは
   よく来たな、ツナ」

ツ「お兄さん、ディーノさんまで………!」

そーすると………あと一人の人影は……………?

?「おそいよ、沢田綱吉」

ツ「ひ、ヒバリさん!!」

さすがに暗闇の中で見る雲雀さんは怖い……………(汗

それに、なんでトンファー装備!?

デ「落ち着け、恭弥;」

獄「元旦を十代目とご一緒できるなんて………自分、感激っす!!」

山「しっかし、さみーのな〜」

了「極限だー!
  極限でいれば寒さなんて吹き飛ぶに決まっている!!」

獄「逆にお前だけ暑苦しいんだよ!
   この極限バカ」

新年から忙しいな〜、やっぱり(笑

ツ「リボーン、やっぱお前が呼んだのか?」

リ「一人来てねーけどな」

へ?

雲「ところで、どうして僕たちを集めたんだい?
   赤ん坊……」

山「神社だから初詣ってのは分かるけど………なんでこんな時間なんだ?」

了「それは、朝に来ると人でいっぱいだからではないのか?」

リ「二人とも当たりだ
   今から、ボンゴレ式初詣を始めるぞ!」

…………気がつけば、リボーンが殿様のコスプレをしている……。

ツ「またそんな格好!
   っていうか、ボンゴレ式って!?」

デ「この神社を見てみろよ」

みんなが言われるままに祠のある方を見る

普通の神社だけど?

リボーンを見ると手に持っていたレオンが巨大な錫に化けていた。

リ「今から順番に向こうのお賽銭箱まで言ってこのレオンを鳴らし、おみくじを一枚引いてここまで帰ってこい。制限時間は無しだ」

獄「なんだ、簡単じゃないっすか〜
   そんなん5分もかからずいけますよww」

獄寺の言うことにみんなうなずく

リ「そうもいかねーぞ」

そういって意味ありげにニヤッと笑うと、いきなりランボをつかんだ

ラ「な、なにすんだリボーン!
   はなせ!はなせー!」

リ「うっせーな」(←あくまで無表情ww)

次の瞬間、ひょいとランボを鳥居の中に投げた

すると………


           (((ダアァァァーーーーーーーァァァアン))

ラ「ギャーーーーーーーーーーーァ!!!」


 すごい音がしてランボが空に消えて行った(笑

リボーンとディーノ以外、一同呆然としている………。

リ「………って感じだww」

ツ「おい!どうなってるんだよ!」

デ「多分、地雷に当たったんだろうな〜」

ツ「多分って………そんな危ないの出来る訳ないだろ!!なあ山本!」

慌ててツナが同意を求めた、しかし……

山「面白そうじゃねーか」

遊びだと思ってノリ気のようだ

ツ「えー!ちょっ、獄寺君!」

獄「上等じゃねーか、こうじゃないとやりがいがねーぜ!」

燃えてる………この人;

ツ「おにーさん!」

了「ぬぉーー!
   極限にトレーニングになりそうだ!!」

……………もっと燃えてる……。

ツ「ひょ、ひょっとして…………」

まさかと思って雲雀の方を見た

案の定………………………トンファーを構えて笑っている

ツ『なんでこんなにやる気満々!!?』


 

Re: 山本武の漂流記【REBORN!】お正月編スタート!  ( No.9 )
日時: 2010/01/04 11:43
名前: 風梨 (ID: S2/Ss8/E)

特別編 お正月&初詣!! パート2

順番を決めた結果、

 1番手………了平

 2番手………山本

 3番手………ディーノ

 4番手………獄寺

 5番手………雲雀

 6番手………ツナ

                   っとなった。

了「お、始めは俺か〜
   気合い入れんとな!」

……すっごく嬉しそうだww

リ「全部が地雷って訳じゃねーぞ
   地面には沢山のトラップが埋まってる、気を抜くな」

獄「まあ、アホ牛みたいにならないようにするんだなw」

山「先輩、慎重に!」

了「じゃあ行ってくる!
    極限ダーーーー!」

そういうと、いきなり賽銭箱まで突っ走って行った

ツ「怖い物知らず!?
   っていうか、慎重にっていってんのに!」

了平が真ん中当たりまで走ったとき、

((ドーーーーン!!))

すごい音がしてたちまち煙が立ちこめた

デ「了平!!」

獄「あのバカ……!」

了「くっ……………!」

爆発に巻込まれずに済んだらしい

しかし、石畳からずれてしまい、土のある所に片膝をついてしまった

そこがトラップだったらしい、

((メキメキ!!))

了平の後ろに立っていた大木が勢いよく倒れてきた

ツ「お兄さん!!!!」

了平が目を開いて振り返ったっ…………………!

((ドシーーーーーーーーーン))

土煙が立ち込める………………

山「先輩!」

山本が駆け寄ろうとした、しかし

リ「まあ見ておけ」

リボーンに止められた

煙が落ち着いてきた、まさにそのとき!

了「極限!右アッパーーーー!!」

((バコッッッ!!))


木が………吹っ飛んだ!!?


(((ガランゴロン)))←??



了「ふ〜、やれやれ………」

デ「………めちゃくちゃだ」

ツ「……うん」

リ「そうか?やると予想はできたけどな〜
                 …………それより」

了平が投げ飛ばした大木が祠の方に飛んでいったらしい。

 その時に、錫に化けたレオンが地面に落ちたのだろう……………;

了「………………どうしたもんかな?」

リ「了平、失格!!」









山「次、俺な!」

何故か神社は何事も無かったかのように奇麗になっている………。

了「頑張ってこい!
   結構手強いからな〜」

リ「念のためにバット持っていくか?」

リボーンが山本にバットを渡す

山「お、サンキュー☆」

ツ「何で持ってんの!!?
    ってか、山本も素直に受け取るなー!!」



いきなり突っ走っていった了平よりは順調の滑り出しだったwww

 さすが山本、バットを担いで鼻歌を歌いながら悠々と歩いてる;

獄「あいつ、絶対なめてるな…………」

デ「まあ、山本らしいって言ったらそれまでだなww」

真ん中の当たりまで来ると、危ないと思ったのか右側の土の道を通って歩いた

リ「フフン
   そこはあのトラップだな♪」

右側沿いに並ぶ木々の一本に、見るからに怪しげな落ち葉があった。

山「……なんだこれ?」

(ポチッ…………)

獄「踏むのかよ!!」

・・・・・・・・しかし、何も起こらない。

あれ?

全員がおかしいな……っと思ったその時(リボーン以外w)

((パーパッパパパーパパーパッパパパーパパーパッパパパーパパー))

いきなり爽快な音楽が………

山本がバットを構える!

すると左沿いの木から野球ボールが!!!

さあ、打つか、打つか山本!!?

獄「……なんじゃコレーーーーー!!!!」

了「打ったーーーーー!これは大きい当たり、大きい当たりです!
 山本選手大きくガッツポーズ!」

獄「お前も当たり前のようにアナウンスしてんじゃねー!」

了「ん?小僧にマイクを渡されたのだ!」

((グワ〜〜〜〜ン…………))


ツ「………もしかして」

祠まで後少しだった山本が、『ヤベ!』って顔をした

山「あっはは、レオンにブチ当たっちまった;」

…………見ればわかります……………(汗

デ「…………こりゃ、山本も失格だな」

Re: 山本武の漂流記【REBORN!】お正月編スタート!  ( No.10 )
日時: 2010/01/04 11:44
名前: 風梨 (ID: S2/Ss8/E)

 特別編 お正月&初詣!!!  パート3

デ「俺の番か〜!」

ビシビシとムチを成らして、ディーノが鳥居の前に来た。

山「俺達の分も、拝んできてくださいよ」(苦笑

デ「おう。
  見てろよ〜、恭弥!」

雲「………………。」

相変わらず無表情の雲雀におもわず苦笑するディーノがスタートした。

ツ「…………」

獄「ん?どーかしたんですか、十代目」

心配そうにディーノをみるツナに獄寺が聞いた

ツ「……………今、ディーノさんの部下いないよね?
   大丈夫かなーっと思って………………」

獄「あ………………!」

リ「大丈夫な訳ないだろ?」





案の定………………(数分後)

デ「助けてくれ〜!!」

何故か祠の上に立って降りれなくなったディーノさん…………………。

ツ「どーやったらそうなるんですか!!!?」

リ「ディーノ、失格!」






獄「ようやく俺だ!
   見ててください、絶対レオンを鳴らしてみせます!!」

ツ「なんだか、もう初詣じゃないような………」

山「ガンバレよ、獄寺!」

リ「…………やる気充分なところ悪いんだが」

張り切っている獄寺にリボーンが伝えた。

リ「次は先に雲雀をやらせる」

山・ツ・了「!!!」

獄「ど、どうしてっすか、リボーンさん!?」

リ「『あの男』が来たんだ」

あの男??

ツナが聞き返そうとした時!

 どこからともなく霧が漂ってきた。

ツ「この感じ…………ま、まさか!」

濃い霧のむこうから見えてきた人影に、みんなの視線が釘づけになった

?「クフフ……………
   お呼びですか、アルコバレーノ」

獄「六道骸!!」

深い緑の黒曜の制服に、左目の六の文字…………

 その姿を見た瞬間、雲雀がトンファーを構えて攻撃しようとしたが、ディーノに肩をつかまれて止められてしまった

デ「落ち着け、恭弥」

肩に置かれたディーノの手を見ながら雲雀が言った

雲「この手を離さないと……………噛み殺すよ」

山「まあ待てって!
   それよりどうして黒曜の奴が?」

リ「だから言ってるだろ
   俺が呼んだって」

そういうとリボーンが睨み合っている骸と雲雀の間に立ち、事の説明を始めた

リ「雲雀にとって、今回の初詣は簡単すぎると思ってな。
 だから骸に来てもらったんだ
  お前等二人には一緒にスタートしてもらう
 先に戻って来た方が勝ちだ」

骸「クフフ
   なるほど、ジャポーネの初詣とはなかなかユニークですね」

ツ「ちょっと違うけどね……;」

しかし、雲雀はそんなこと聞いてもいないらしい

雲「嫌だ
   この際初詣なんてどうでもいい、この場で君を噛み殺す」

了「ちょっとまて、勝手なことを言うな!」

獄「ここで殺し合いするきかよ;」

骸が一歩歩み寄って………笑った

骸「望むところです…………っと言いたいのですが。
   君ごとき、この勝負で殺すなんて事もできるんです
 駄々をこねてここで殺してくれなんて、中学生が言うことじゃないですよ」

骸の言葉が相当頭に来たらしい

雲「……………分かったよ
  せいぜい今のうちにで後悔でもするんだね
   君は今夜中に、僕に膝末く屍になるんだから」

骸「クフフ
   相変わらず、威勢のいい口ですね」

両者ともに口元が笑っているが、それが逆に怖い

 目に見える程の殺気が二人の間に…………………………。






ツ『なんで初詣でこんなことに!!?』

Re: 山本武の漂流記【REBORN!】お正月編スタート!  ( No.11 )
日時: 2010/01/04 11:44
名前: 風梨 (ID: S2/Ss8/E)

 特別編 お正月&初詣!!!! パート4


〜☆ちょっと雑談☆〜

了「………こんなに爆発音とか出しているのに大丈夫なのか?」

獄「確かに、何の苦情も入ってこないな」

山「ぐっすり寝てるからじゃねーの?」

デ「いや、さすがに普通は起きるだろ;」

リ「幻術士を雇ったんだ
   ヴァリアーと戦った時みたいにな」

なるほど〜

ツ「そんなことよりどーするのさ!
   これじゃあ新年早々死人が出ちゃうよ!?」

〜終了〜ww










 もはや誰も口出しが出来ない状況にある。

そんな中、一番楽しんでいるのはリボーンだろう

リ「ほんじゃ、始めるぞ
   俺の合図でスタートだ!」

いや、このままじゃ初詣どころじゃなくなる…………(汗

ツ「ディーノさん、止めてくださいよ!」

デ「ムチャ言うなよ、俺が殺されちまう……………!
  まあ、ここは並森だから辺りが荒れ地になるって事態は免れるだろうけど」

リ「並森を守るか、骸を倒すか見物だな
   しかし、人間は執念と集中が混じると我を忘れてしまうからな」

ツ「それって並森が消える確立の方が高いってこと!?
 だめだ!絶対スタートなんてしたら……………」

リ「始め☆」

ツ「バカぁ!!!!!」

 ツナの思いも空しく、始まってしまった(滝汗


 二人とも本気で殺し合いをしようとしている。

しかし、骸は先にレオンを鳴らしてからゆっくりと雲雀を倒そうとしているらしく、雲雀は先に骸を倒そうとしているらしい

山「すっげー、戦い方が違うのな〜」

ツ「何じっくり見物してんの!?」

獄「もういいスよ、この際」

ツ「ふて腐れてる場合じゃないって!」


この神社の境内は広い、戦い方が違うぶん、距離としては骸の方が祠に近い為優利と言える

雲雀のトンファーが骸をかすめる。

 その時によけた骸の置いた足の下にあるトラップが作動した

『地雷』………しかしそれにとらわれること無く、トンファーで迫ってくる雲雀を三叉槍で防御する

 しかし、攻撃的には雲雀の方が押していた

トラップにかかっても捕われずに攻撃を続ける
 
 二人の眼中には目の前の相手を倒すことしか考えていない

もはや本能で避け、殺りたいままに攻撃を続けている


骸の左目の文字が『一』に変わった

雲雀に幻を見せている間にミッションを済ませてしまおうという魂胆だろう

いきなり出てきた火柱が雲雀の行く先を遮る

雲「……相変わらず、卑怯なわざを使うよね」

骸「これも作戦の一つですよ」

火の粉が舞う、炎も激しい………

 とんだ火粉が雲雀の頬に当たり、顔をしかめた

骸「おや、熱いですか?
 すぐに冷やさないといけませんね」

骸が手を一振りすると、火柱は瞬時にして水に変わった

その時、雲雀の表情が焦りと変わった

 水柱は津波となって雲雀に襲いかかる

デ「恭弥!!」

ツ「わあ!水がこっちまで……!」

 雲雀が水に飲み込まれている間に、骸はひらりと祠の石階段に飛び乗った

そして、自分の幻覚に飲み込まれている雲雀を見ながら、

((ガラン ガラン))

とレオンの錫を鳴らした

骸「クッハハハ!
   まだそんな幻覚に戸惑っているのですか、雲雀恭弥?」

甲高く笑いながらおみくじを乱暴に引っこ抜く

ペラリとめくって「ほう」と微笑んだ

骸「これは縁起がいい…………『大吉』ですね
  『完全無欠』……この言葉、信じてみましょうか」

そういって、引いたおみくじをポケットにしまった時、

雲「……………いつまで笑ってるつもりなの」

幻覚の水の中からはっきりと雲雀の声が聞こえた

骸「おやおや、まだ倒れていないと思いましたが………元気そうですね」

 ((バシャ!!))

水の中から、骸をめがけて走ってくる雲雀

骸「後は向こうに帰ればいいだけですし、そろそろ遊んであげましょうか」

余裕に冷静な声で片手を左目に当てる

次の瞬間、目の文字は『四』に変わっていた。



山「水が……消えた」

デ「………恭弥は!?」

リ「フフン
   思ったとおり、すっごいことになってるな」

ツ「うん………早すぎて目が追いつかない………」


骸の左目が『四』に変わってから、まさに高速で攻撃守備を繰り返している

 互いに押しては引いて、互角状態を保っている

雲「どうしたのかな?
   遊びにしては手こずっているようにも見えるけど」

骸「クフフ
   少しは余裕ができたのですか?
  先ほどまでは口も開けない程だったのに」

両者がいたずらそうに口元に笑みを見せた

((ピピピピピ

また足下でトラップ発動の音がする

爆風と共に距離を取った

骸「クフフ
   強くなったようですね」

雲「さあ、君が弱くなったんじゃないの」

骸「ちっ
   本当に可愛くないですね」

雲「僕の知ったことじゃないよ
   ……疲れて来たんじゃない?少し息が上がってるように見えるけど」

骸「フフ、まさか……」

前置きもなく、骸が左目に手を置いた

雲「………また幻覚を使うつもりかい?」

骸は余裕の笑みを浮かべた

骸「クフフ
   一瞬だけ、君と本気で戦ってあげようと思いましてね」

雲「わお、それって挑発のつもり?
   それとも、本気じゃないから勝てないっていう言い訳でもするのかな?」

雲雀はトンファーを構え直した

骸「…………君はどうしてそんなに僕を殺したいのですか?」

雲「………なに
   卑怯な幻術を使うしかできない奴が、僕より強いと言いはっている面が気に入らないんだ。
  そんな奴の屍の上に立つのは、当然のこと。」

骸「………そうですか」

 骸の顔が無表情になり、左目を押さえる手に力が入っている

 相当、怒りが込み上げているらしい

骸「では、あなたのいうその卑怯な幻術で私が勝利を手にすることは、そのくだらないプライドをズタズタにすることに持ってこいということですね」

 そう言いきった時には、眉間がより、左手が震えていた

しかし…………その口調は笑っている

雲「へー、君にそんなことできるのかい?」

 まるで愉快な話でもしているような口調だ

(( バッ!!

骸の右手が勢いよく5本指を立てて雲雀に突き出された

骸「5分、あげましょう
  その間にくじまで引き終えてくればいい
   君と本気で戦うにはそのくらい必要でね
  その後は、あなたを屍にするのに1分もかかりませんよ」

雲雀はしばらく構えていたが、やがてトンファーを下ろした

雲「おもしろいね
   けど僕は3分で戻ってくるよ
  それまでに終わってなかったら………2分以下で君を噛み殺す」

笑いながら雲雀は立ちどまっている骸にすれ違った

骸「………………本当は、使いたくないんですけどね」

((ガシッ…………ボッ!!

 骸の目から始まり、一瞬にして体まで………………………黒い闘気が灯った







ツ「や、やばいよ!
   あれって…………もしかして!!」

リ「マジでヤバいな
   第五道……『人間道』だ」

デ「あの、六道輪廻でもっとも邪気な道といわれるものか」

獄寺、山本、了平は初めて見る骸の姿に目を見開いている

獄「な、なんだよあれ……」

山「あのドス黒い炎………」

了「雲雀は気づいていないのか!?」

 今、骸の怒りは頂点に達している

 そんなときに人間道を発動させたら…………………

ツ「リボーン!!どーすんだよ!!!
   並森どころか、みんな死んじゃうよ!!」

リ「まいったな〜、レオンは今錫に化けてるし……
 おっ!」

ツ「そんな……むせきにn(パク 」

 リボーンがツナの口に何かを放り込んだ


獄「やめろーー、てめー等!!
 くそ、俺が止めて来ます!」

山「俺も行く!
 正月早々とんでもねーしな」

了「極限にあいつ等を止めにいくぞ!!」

?「待て」

獄・山・了「「「!!?」」」

3人の目線の先には、ハイパー死ぬ気モードになったツナがいた

ツ(ハ)「俺が行く、みんなは安全なところまで避難しててくれ」

獄「…………十代目」

リ「急げ、もうすぐ雲雀が骸の元に着く」

 そう言われるが早いか、ハイパーモードのツナは二人の元へ飛んで行った。




















リ「じゃあ、俺等は『竹寿司』に行くか!」

山「え、俺の家?」

リ「もう予約済みだ
   正月っていったらあれだろ?
  もうそろそろみんな集まるだろうしな」

了「おお!もう朝日が出ているではないか!!
   めでたいなー☆」

獄「耳元で騒ぐな!
  んなこと見えてるっつーの!」

山「奇麗だな〜………
   ツナ達、大丈夫かな?」

獄「十代目を信じろ
       絶対大丈夫だ」



   


 

Re: 山本武の漂流記【REBORN!】お正月編スタート!  ( No.12 )
日時: 2010/01/04 11:45
名前: 風梨 (ID: S2/Ss8/E)

 特別編 お正月&初詣!!!! パート5 〜前〜

武(山本息子w)「ただいま〜」

リ「失礼するぞ」

了「お邪魔します、極限に!」

デ「おはよーございます。」

獄「………………おじゃまします」

山本に続いて竹寿司に入ると、親父さんの威勢のいい声に迎えられた

剛(山本親父w)「よ〜、帰ったか!
        お友達も、ラッシャイ」

 親父さんはカウンターで魚を捌いていて、机ではツナの母さんや京子、春は奥の台所を行き来して重箱に具を詰めていた

 やっぱり正月と言ったらおせちだよな〜

奈々(沢田母w)「あら、おかえりなさい
          初詣ですって?」

武「はは、初詣できたっていうか、なんていうか………」

春「あけましておめでとーございます〜!
          ア ハッピーニューイヤ〜!!」

台所から元気に顔を出して来た春、その後ろには京子がいた

京「あけましておめでとう!
   ………あれ、お兄ちゃん達初詣に行って来たんだよね?」

了「おめでとう、京子!
   そうだが………なんでだ?」

京「なんでそんなに汚れてるの?」

あ………
 
 それぞれの洋服を見ると土や埃で汚れていた

デ「いやーその、これは………」

了「し、新春相撲大会があったんだ!」

武「そ、そうそう!」

春「そーいえば、ツナさんは?」

獄「す、相撲大会関係で送れてて…………」

奈「あらそうなの?
   何にしろその格好じゃ困るわね〜」

?「その心配ないわ」

入り口から髪の長い女性が入って来た

 獄寺の姉、ビアンキだ

獄「げ、姉貴!
   ぐは!」

デ「わ、大丈夫か獄寺?」

姉の姿を見て倒れてしまった獄寺をディーノが支えたw

ビ「リボーンに頼まれて男子用に袴を作ってきたの」

ボンっと、袴の入った袋を山本に渡した

武「あ、どーもっす!」

ビ「おせち料理、私にも作るの手伝わせてくれないかしら?」

奈「ええいいわよ!」

え!それじゃあ おせちがボイズンクッキングに…………(汗

剛「ちょっ、勘弁してくれよ〜………
   あ、武は着替える前に手伝えな」

京「お兄ちゃんもよろしくね!」

武「うぃーすww」

了「おう、まかせろ!」

今年も賑やかに始まりそうだ(笑










?「おーい、リボーン!」

店先で誰かの声がした

デ「ん?」

獄「もしかして!」

ガラガラとドアをあけてディーノ、獄寺、リボーンが外にでると、死ぬ気の炎が小さくなったツナがいた

両腕には気を失った骸と雲雀が…………

獄「十代目!
   ご無事だと思いました……………!」

リ「おつかれだったな、ツナ」

ディーノが雲雀、獄寺が骸を預かるとツナの炎が消えた

ツ「ったく、とんだ新年だよ………」

リ「まさか、あんなことになるとは思いもしなかったな♪」

ツ「うそだ!絶対うそ!!」

ポンッとツナの方に手が置かれた

ふりかえると『俺もそんなことがあったよ』と哀れみの表情でディーノが笑っていた(笑

獄「とりあえず、こいつ等どうにかしましょう」


行ったん終了!



P.S.
ん〜………どうして骸と雲雀はこんなにルールを守ってたんでしょうねWW
 っていうか、イーピンどこ行ったんだろ(笑


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