二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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【銀魂】 みちる君様へ 【REBORN】
日時: 2010/02/28 17:57
名前: 夜郎自大 (ID: 6HmQD9.i)

初めまして。
内容は題名からもお解かり頂けるでしょう、銀魂とREBORNの小説です。
複数話に分ける小説となってます。大体四話完結です。
 
注意
○コメント内での喧嘩・中傷・荒らし・勧誘等はご遠慮させて頂きます
○オリジナルキャラクターや、家族設定がお望みで無い方は引き返すよう願います
○銀魂・REBORN自体が嫌いな方もですよ
○更新は一気にします
○多少更新が遅くなるのは承知のうえで閲覧下さい
 
上記を承知の上でよろすんっ!←
嘘です。宜しくお願いします。
 
リストうp
バレンタインデー記念 by志村静流 >>1 >>2 >>3 >>4
真選組撲滅計画 by土方十兵 >>5 >>6 >>7 >>8
生き残りの兄貴 byエーギル >>10 >>11 >>12 >>13
死に神・御神裄 by御神 裄 >>29 >>30 >>31 >>32
 
オリキャラ募集の案内 >>15
 
お客様うp
瑞穂様 みちる君様 紅様
 

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Re: 【銀魂】 真選組でましたお^ω^ ( No.8 )
日時: 2010/02/18 16:47
名前: 夜郎自大 (ID: 6HmQD9.i)

第四訓
 
「……ん……」
「兄貴」
 
 少し目を開けると、差し込む太陽の光に白い雲。
 そして誰かが名を呼んだ。
 
「……兄貴、気がついたか?」
 
 弟である、十四郎だった。
 
「やっと目ェ覚ましたか」
「……! 敵は!」
「全滅したぜ。こりゃあ見事に血の海だ」
 
 眩い光に照らされ、風に波紋を広げる海。
 体にもその水滴が大量に付着していた。
「いまはちょっとした改装工事ってとこだ」
「……そうか。あの時の敵はどうなった」
「ああ、総悟に助けてもらった。俺らしくないよな……」
 
 目線の先には一番隊を指揮する沖田の姿。
 そして、ふと気がついた。
 
「傷……」
「治療してもらった。薫が手伝ってくれたからな」
「……下ネタばっかりの奴に、か」
「問題はそこかよ」
 
 一日と言わずに元に戻った屯所。そして今夜、勝利を称え、飲み会をする様子だ。
 
 
「今夜もガンガン飲めよー! 乾杯!」
「乾杯ー!」
「お疲れさんっ! 土方兄弟さん!」
「あまり茶々を入れんなよぉ、薫ー」
「おめーもだろ!」
 
 ビール瓶をラッパ飲みする近藤と、日本酒をがぶ飲みする薫に挟まれ、土方達は呆れまくっていた。
「おいテメーら! あんまハメはずんじゃあ……」
「いーじゃねーか、十四郎。今夜は語り明かそうぜ……アッチ系を」
「ふざけんな後鳥羽ァァァァ! こんな時だけ参加しやがってェェェェ!!」
「だって俺酒好きだし、大酒飲みだし」
「あまり飲むと、お前のボトルが元気無くすぞ!」
「近藤、テメーはダマッテロ!!」
 
 真選組は今日から平穏です。きっと。
 
 
後書
真選組さん、乙でした。
弟にしようか兄にしようか迷った挙句は兄っていう←

Re: 【銀魂】 真選組でましたお^ω^ ( No.9 )
日時: 2010/02/18 17:18
名前: 瑞穂 ◆HYM8GEYlXY (ID: mwz5SFMT)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novei3/index.cgi?mode

コメいたします!いやぃや、面白いですな!これからも、楽しみにしてますよ!!!!!
が〜んばれ〜!!!!!!( ^^) _旦~~

【銀魂】 真選組でましたお^ω^ ( No.10 )
日時: 2010/02/25 23:34
名前: 夜郎自大 (ID: 6HmQD9.i)

瑞穂さん>
 
コメント有難う御座います。
是非頑張らせていただきます。

【銀魂】 復活初めましたお^ω^ 【REBORN】 ( No.11 )
日時: 2010/02/25 23:41
名前: 夜郎自大 (ID: 6HmQD9.i)

主要人物
 
エーギル
三話主人公。ベルフェゴール・ラジエルの兄。通称・ギル。
フリーの殺し屋。弟同様前髪で目が隠れる。ティアラは当たり前。
逃走・脱出を得意とし、殺人鬼(弟)から逃れた唯一の人物。ベルは覚えていないという。
同校だったスクアーロの後輩。
 
第一話
 
 脳天は薄暗い真っ昼間。
 年齢20。職業はフリーの殺し屋な俺。また依頼を受けている最中だ。
 今回の報酬は異様に高い。何せ、標的は某マフィアの頭だからだろう。
「今日も俺のために死ねよな」
 
 依頼人からの呼び名は鬼神だったり、ギルだったり。自分でもなんだが、呼ばれた名前は数知れずと言える。
 
「俺を殺すのか……!?」
「当たり前だろう。それが俺の仕事であり……」
 
 生き様だからだ。
 そういう前にお得意のデリンジャーを心臓目掛けて発砲した。
 こんな至近距離から命中しないわけもなく、向かい側の男は倒れた。
 愛用武器はこれだけではない。懐には、ダガーやボーラさえ持っている。
「……もしもし? ああ、あんたね。ま、無事終了だ。報酬は倍増……だろ?」
 
 約束もしていないのに、そんな事をほざいた。相手は了承してくれたから問題は無いが。
「さて、貰いに行くか……」
 
 そう思い、路地裏から出ようとした時だった。
 目の前に一筋の黒い影が現れる。
「うしし。血の臭いがしたんだよねー」
「誰だ?」
 
 聞き覚えのある笑い声。顔を上げると見たことのあるティアラに金色の髪。
「……ん? なーんだ、殺した後かよ」
「お前……・」
「は? 王子に何言ってんの?」
 
 あまり係わると厄介になりそうだったし、人違いだとすると恥ずかしい。
 気になっていた事を口に出さずにいた。
 そしてそのまま路地裏を後にした。あの見覚えのある男を残して。
 通り過ぎると、後ろから小声でこう聞こえた。
「……何アイツ。俺と同じティアラしてやがったし」……と。

【銀魂】 復活初めましたお^ω^ 【REBORN】 ( No.12 )
日時: 2010/02/25 23:41
名前: 夜郎自大 (ID: 6HmQD9.i)

第二話
 
 夜が明け、この国一帯が太陽に照らされる。
 そんな朝から俺は依頼。正直朝は弱い。それでも依頼は確実にこなす。
 今日は昼から少々用事がある。
 俺の元先輩である、スクアーロに会いに行くのだ。
 
 依頼を終えると足早に報酬を貰い、奴の元を訪ねる。
 目の前には豪邸かと思われるアジト。スクアーロが所属している、独立暗殺部隊ヴァリアーのアジトだ。
「……スクアーロ! いるか?」
「誰だぁ! ……お前……! 久しぶりだなぁ! エーギル!!」
 
 威勢の良い声が聞こえ、出てきたのは白銀の長髪、そして左手に剣。彼こそがスクアーロだ。
 それと同時に出てきた人物がもう一人。
「相変わらずうるせーな。王子ゲームしてんだから静かに……って、そいつ、誰?」
「あ゛? 俺の後輩だぁ」
「……ふーん。そ。でも王子には関係ないから。じゃ、静かにしててくれよな」
「んだとぉ!」
「アイツは?」
「あ? ここの幹部のベル。ベルフェゴールだぁ。そういえばお前にそっくりだな」
 
 やはりそうだったのか。
 あのティアラといい、物言いといい、髪といい。全てが見覚えのあるものだと思っていた。
 予想はそのまま当たっていた。
「知り合いか?」
「詳しくは、お前の部屋で話すとする」
「だったら来い」
 
 誘導されるがまま、部屋に向かった。
 そして、しんみりした空気の中で口を開いた。
「俺は……ベルフェゴールの実兄であり、長男坊だ」
「実兄……!? 兄貴って事か……!?」
「ああ、そうだ。あいつに殺された家族の中で、俺が唯一の生存者と言える。ただ……あの様子じゃ覚えてないだろうな」
「……そうだったのか……」
 
 俺は全てを話した。一から十まで……。そして、ベルに打ち明けることにした。


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