二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 白雪と花弁 【BLEACH】
- 日時: 2010/03/05 20:53
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
ハイ、掛け持ちばっかの凛ですよ←←
絶対更新遅いです((じゃやるな
<ご挨拶>
初めましての方もお久し振りの方もこんにちは
エト、他にはBLEACH小説を3つ書いております、凛と申します
凛<りん>です。涼ではありませんよ←
では宜しくお願い致します
+注意+
1、BLEACHの設定が崩壊してたりします
2、「有り得ねぇよ!」ってことがバンバン起こります
4、「んなの存在しねーよ!!」ってのもあるかも
3、キャラ崩壊したり……するかも
4、荒らし・悪口・中傷・偽厳禁
5、何かに似てたらすみません
7、オリキャラあり
以上のことを守れる方はご覧ください
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- Re: 白雪と花弁 【BLEACH】 ( No.25 )
- 日時: 2010/03/09 22:20
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
第10話 *ココロの孔
あれから、あのような日々が続いていった
陰口を叩かれ、嫌がらせもしばしば
日に日に雪の元気は無くなっていった
「終わり、ました」
「そうか」
フラフラと覚束無い足取りで部屋を出て行こうとする雪
「白猫? なんか元気ないわよ?」
ふと乱菊が言う
「顔色悪ぃけど大丈夫か?」
「あ……大丈夫です。はい」
無理矢理ニコッと笑ってみせる
観察力の無い人だったら騙されただろう
けれど、この部屋に居た全員は雪の笑顔に気付いていた
雪が去った後、乱菊がポツリと言った
「なーんか今日の白猫元気ありませんでしたねぇ」
「そうだな」
「って本気で思ってます?」
ジト目で軽く日番谷を睨む乱菊
「悪かったな感情がこもってなくて」
「……誰もそんなの言ってません」
白猫の光は何処へ消えたのだろうか
ココロの孔は埋まるのだろうか
- Re: 白雪と花弁 【BLEACH】 ( No.26 )
- 日時: 2010/03/10 10:34
- 名前: 秋空 (ID: n5JLvXgp)
- 参照:
変な髪の色と目ね……
やちるちゃんとか恋次の髪の色とかどうなんだと問いたくなる所です(苦笑
まっ,言われる方が見てる此方としては面白いですが♪
しかし,乱菊さんって本当なんで副官やってるんでしょう?
そりゃ勿論十番隊に乱菊さん以上の戦士が居ないのでしょうけど………
デスクワークは間違いなく他の隊士より出来ない方っぽいし…
戦闘だって副官の中で強い方とは思えない(汗
ココロの孔と言うと虚を思い浮かべます…ある意味哀れな存在ですよね……
いや,普通にか!
- Re: 白雪と花弁 【BLEACH】 ( No.27 )
- 日時: 2010/03/10 17:39
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
秋空
まぁ雪は小さい頃から蔑まれて生きてきましたから(ひっつんに似てる?)
こんなのは慣れっこのはずだったんです
だよねぇw 書いてて思った
雪が変ならじゃひっつんや恋次ややちるとかはどーなの? って話ですよねw
副官をやってる理由はやっぱ実力じゃないですか?
あと根は優しいから。とか?(ナイナイ
ココロの孔
虚やんけ!!(今更
哀れ哀れ((作者が言うな by璃音&小夜
- Re: 白雪と花弁 【BLEACH】 ( No.28 )
- 日時: 2010/03/10 20:14
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
第11話 *割れそうな 壊れそうな
(良かった……泣かなかった)
雑用をしながら、1人でホッと胸を撫で下ろす
皆の顔を見たら涙が零れそうになったから
雑用を終え、隊舎の自分の部屋に戻るりかける
「おい、これもやっとけ」
ビシャッと頭に濡れたものが当たる
暫くして、濡れ雑巾だというのが分かった
聞こえるのはクスクスと笑い声
ポタリ、水が滴る音が木霊する
「……は、い」
断れない自分を怨む
何故、私は嫌われるのか
問いかけても答えは分からない
白猫のココロは、割れそうな 壊れそうなか細いココロになっていた
- Re: 白雪と花弁 【BLEACH】 ( No.29 )
- 日時: 2010/03/12 20:25
- 名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)
第12話 *知らぬ涙
「……」
黙って濡れ雑巾を持ち、掃除を開始する
「!!」
ピクッと反応すると、素早く見知った霊圧から逃げる
霊圧を消し、瞬歩で逃げた
そう、霊圧の主は乱菊と小夜だったのだ
「あれ? 雪の霊圧を見失ったんですけど」
「霊圧を消したのね……全く」
2人が何処かへ行った後、密かに掃除を続けた
「みぃ……ごめんなさい」
ポタリ。何かが落ちた
「何……で……」
ポロポロと後から後から止め処なく涙が頬を伝い落ちる
ゴシゴシと拭っても拭っても涙は溢れ、薔薇色の瞳から零れ落ちる
白花色の長い髪が顔を隠す
掃除を終え、素早く自室に戻る
部屋の隅へ座り込み、1人で泣く
「ッ……どぉして……私は認めてもらえないの?」
其処で泣いているのは、3席でない
唯の『雪』だった
近くにあった鏡に、己の姿を映す
鏡の中で白花色のロングヘアの少女が泣いていた
「なんで……私はこんな髪の毛と瞳なの?」
鏡の中の自分に問いただす
けれども答えは返らない
部屋には悲痛な少女の叫びしか聞こえない
「ッ!」
雪は、誰にも知られずに泣き続けた
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