二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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白雪と花弁 【BLEACH】
日時: 2010/03/05 20:53
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

ハイ、掛け持ちばっかの凛ですよ←←
絶対更新遅いです((じゃやるな

<ご挨拶>

初めましての方もお久し振りの方もこんにちは
エト、他にはBLEACH小説を3つ書いております、凛と申します
凛<りん>です。涼ではありませんよ←
では宜しくお願い致します

+注意+

1、BLEACHの設定が崩壊してたりします
2、「有り得ねぇよ!」ってことがバンバン起こります
4、「んなの存在しねーよ!!」ってのもあるかも
3、キャラ崩壊したり……するかも
4、荒らし・悪口・中傷・偽厳禁
5、何かに似てたらすみません
7、オリキャラあり

以上のことを守れる方はご覧ください

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Re: 白雪と花弁 【BLEACH】 ( No.20 )
日時: 2010/03/05 20:52
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第7話 *白猫と兎

「こんにちは乱菊さん、小夜ちゃん。あれ? この子は?」

雪を見て雛森が言う

「ああ、新しく入隊した猫目雪よ。白猫みたいでしょ? だからたまーに『白猫』って呼んでるわ♪」

「確かに見えますね。あたしもたまに呼んで良い?」

「良いですよ」

書類を渡し、その後ちょっとした雑談になる

「……なんだか、雛森副隊長って兎さんみたいです」

「兎?」

「はい。優しいし、ほんわかしたところとか」

「確かに雛森は兎ね〜じゃ隊長は狼かしら?」

ポンと手を叩き乱菊が言う

「日番谷君が?」

「そっ、孤高の狼って感じじゃない」

確かに似てるかも……と小夜も思う

「乱菊さんも猫な気がします」

「あら、璃音どーして?」

「気紛れだし」

「ひっどぉーい」

サラッと言う璃音

「璃音は蝶。夜蝶だし」

「あーそーいや流魂街の頃、雪に『蝶ちょ』って言われたなぁ」

「何年前だと思ってるの〜」

笑いあう

「小夜は……犬じゃない?」

「明るいしね。小夜ちゃんにピッタリだと思う」

ニコニコと微笑む雛森

「あ、もうこんな時間。隊長に怒られちゃう」

「さよなら」

「さよなら」

そして3人10番隊に帰った

Re: 白雪と花弁 【BLEACH】 ( No.21 )
日時: 2010/03/07 15:49
名前: 秋空 (ID: y5qheDIH)

乱菊さんはまさに猫ですねぇ(苦笑
藍染様はぱっと見穏やかで優しくて大きいパンダって所でしょうか?

んで,本性は狸(笑

Re: 白雪と花弁 【BLEACH】 ( No.22 )
日時: 2010/03/07 20:52
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

秋空

乱菊さんは猫だね。んでひっつんは狼
雛森は兎しかいないでしょ! 可愛いもん

藍染さん達ね、やっぱ出さない←((おいおいおい
出しづらいから

Re: 白雪と花弁 【BLEACH】 ( No.23 )
日時: 2010/03/07 21:33
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第8話 *夜空

帰ってから書類を片付け、定時をちょっぴりオーバー(乱菊の所為)して部屋に戻った

「今日は……楽しかったな」

流魂街でも、此処でも

私は認めてもらえない存在だった

だけど……

(私を認めてくれてる人達が居る)

それだけが私の光だった


屋根に登り、月を見る

夜風が頬を撫で、白花色の髪を弄ぶ

「月が綺麗だなぁ」

黄金に光る月を見上げ、そっと呟く

今の私は色が分かる

昔の私には見ることが出来なかった色も

見える

「寒いっ……戻ろう」

うー寒いなぁ……と言いながら、雪は瞬歩で屋根を後にした

黄金の月光を背に受けて

Re: 白雪と花弁 【BLEACH】 ( No.24 )
日時: 2010/03/09 20:52
名前: 凛 ◆KM/REaTgCs (ID: HFyTdTQr)

第9話 *夢と現実の差

だけど、現実は厳しかった

「おい新人。掃除やっとけよ」

「え……でも私当番じゃ……「さっさとやれよ鈍間!!」」

バシンと叩かれる

「た……」

ジワジワと紅くなり、痛くなる

(慣れてた、はずなのに)

今はこんなに痛い

周りの人がクスクスと笑ってる

「ほら、あの子よ。新人のくせに3席になったっていう……」

「えぇ〜? でも扱き使われてるじゃない。惨めねぇ」

ココロにも無い事を言う隊士

「化け物」

ビクッと振り向く

「あいつ化け物だぜ。変な髪の色と目だし」

「うわっ気持ち悪ぃ!!」

自分達の隊長のことは棚にあげ、ウエェと言う隊士

ヒソヒソ、ヒソヒソ

話し声

仕方なく掃除をやる

勿論、仕事は全て終わらせた後

「……みぃ」

慣れてたはず

そうだ。思い出せ、あの頃を

あの頃だってもっと辛かったんだから


掃除を終え、陰口を叩かれた後。雪は中庭の大きな木に登った

高いところに居る時は、全てが和らぐ気がしたから

「慣れてた、はず」

流魂街の時だって石を投げつけられたりした

化け物だって言われた

「なのに……」

膝を抱え、顔を埋める

「どうしてぇ……? 涙が……止まらないよ……」

声を殺し、霊圧を消して1人で泣く

小さな頃からの癖

「私は……いらない存在なの?」

自問自答を繰り返す

せめて。髪と瞳が黒くて、普通だったのなら

少しはましだった?

その答えも、今はもう分からない


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