二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 妖精ギルド フェアリーテイル
- 日時: 2010/03/22 20:18
- 名前: 櫻宮 尊 (ID: 7VttjCRw)
- 参照: http://www,kakiko,cc/
初めましてwフェアリーテイルを書いてきますので
よろしくおねがいしますw
- Re: 妖精ギルド フェアリーテイル ( No.23 )
- 日時: 2010/04/04 14:46
- 名前: 櫻宮 尊 (ID: 7VttjCRw)
- 参照: http://www,kakiko,cc/
第二十一話○○★
マグノリア駅
ナツ・グレイ・クロス・ハッピー・ロゼリア・スノウ・シャロン・ルーシィは駅でエルザを待っていた。
ナツ「何でお前まで一緒なんだよ?変態野郎」
グレイ「俺もエルザに呼ばれてんだよ!クソ炎」
クロス「あのさーまた喧嘩してるとエルザにやられるよ?つか、僕も巻き込まれそうだし」
スノウ「そういえばエルザ遅いね」
ロゼリア「多分荷物じゃないかしらね?今までのパターンだと」
シャロン「…もう駅に入ったみたい」
ハッピー「どうしてわかるの?」
シャロン「…風が教えてくれた」
エルザ「すまない。待たせたな」
エルザの持ってきた荷物かなり多かった。
ルーシィ「多っ!!」
エルザ「確か君は…」
ルーシィ「ルーシィです。ミラさんに頼まれて同行することになりました」
エルザ「そうか。私はエルザだ。傭兵ギルドを倒したとか色々噂は聞いてるぞ」
ルーシィ「それナツとスノウなんですけどね」
エルザ「今回は危険な橋を渡ることになるがきっと大丈夫だろう」
ルーシィ「危険!?」
シャロン「…こんなに集めて何をしようとしているの?」
エルザ「その話は列車の中でする」
ナツ「エルザ!行ってもいいけどその代わり条件つきだ!」
エルザ「条件?」
ナツ「俺と勝負しろ!!」
クロス「やめといたほうがいいんじゃないの?僕にも勝てないんだからエルザにも勝てるはずないって」
ナツ「あの時の俺とは違うんだよ!」
エルザ「いいだろう。あまり自信はないが久しぶりに全力でぶつかり合うのも悪くない」
と、列車の中
早くも酔っているナツ。
スノウ「やっぱり乗り物に弱いんだね、ナツは」
クロス「さっきの威勢はどこにいったのやら」
エルザ「ナツ、私の隣に来い。今楽にしてやる」
ナツはエルザの隣に移動した。すると…エルザはナツにパンチを喰らわせ気絶した。
グレイ「違う意味で楽になってねぇか?」
ロゼリア「エルザ、そろそろ説明してもらえないかしら?」
エルザ「少し前に魔導士が集まる酒屋で気になる事があってな。その男達はララバイの封印を解く…エリゴール…ということを言っていた」
ロゼリア「エリゴール…ってまさか!」
エルザ「そうだ。アイゼンヴァルトの死神 エリゴール」
クロス「アイゼンヴァルトって…確か闇ギルドの」
ルーシィ「闇ギルドって解散命令を無視してギルド活動をしているギルド!?」
シャロン「…でも問題はアイゼンヴァルトよりララバイの方」
グレイ「ララバイ…子守唄…もしかして眠りの魔法か?」
エルザ「わからないが封印されてるってことは強力な魔法なのだろう」
スノウ「それをアイゼンヴァルトが悪用すれば大変なことに…」
クロス「でもララバイが何かわからないと防ぎようがない…アイゼンヴァルトを倒せば別だけど」
そして列車を降りて駅に…
スノウ「これからどうするつもりなの?」
エルザ「アイゼンヴァルトに乗り込むつもりだ。私だけでは恐らく勝てないだろうと考え、お前達にも来てもらったんだ」
ルーシィ「あれ?」
ハッピー「ルーシィどうかしたの?」
ルーシィ「ナツがいないの!」
クロス「!…もしかして酔って動けず列車の中?」
エルザ「私としたことが…話に夢中でナツが乗り物に弱いことを忘れていた。今すぐ列車を止めるぞ!」
- Re: 妖精ギルド フェアリーテイル ( No.24 )
- 日時: 2010/04/04 20:00
- 名前: 櫻宮 尊 (ID: 7VttjCRw)
- 参照: http://www,kakiko,cc/
第二十二話○○★★
その頃列車の中では
カゲ「そのマーク、正規ギルドのフェアリーテイルか」
ナツの前に一人の男が座った。
カゲ「そういえばフェアリーテイルって新入りの女の子がいるんだってね。こっちのギルドは男ばっかりだから羨ましいな」
でもナツは酔っているため口を利かず
カゲ「なーんつって キック!」
カゲはナツの顔を蹴った。
カゲ「シカトは嫌だなぁ。闇ギルド差別だよ」
ナツ「…闇…ギルド?」
カゲ「フェアリーテイルって正規ギルドだからって調子にのってもらっちゃ困るんだよね。僕らがフェアリーテイルのことなんて呼んでるかわかるかい?」
ナツはじっとカゲを睨んでいた。
カゲ「ハエだよ、ハエ」
ナツ「…い…いい加減にしろぉ!」
手に炎を纏わせた…が、酔って炎がすぐに消えてしまった。
カゲ「そんなのが君の魔法?魔法はこう使わないとね」
カゲの影が動き出し、ナツを殴った。
と、急に列車が止まった。
そしてカゲの鞄がその勢いで落ち、中から荷物が出た。
ナツは髑髏の形をした笛が目に入ったがすぐにカゲの方を向き、
ナツ「さっきはよくもやったな?お返しだ!!」
手に炎を纏い、カゲを殴り飛ばした。
アナウンス「今の急停車は誤報ときたのでまもなく列車を出発いたします」
ナツ「やっべ!逃げるか」
荷物を取り出して窓から出ようとする。
カゲ「アイゼンヴァルトに手をだしたんだ!ただで済むと思うなよ!」
ナツ「お前の顔は覚えたぞ!散々フェアリーテイルをバカにしやがって」
そしてナツは窓から外に出た。
丁度エルザ達が魔動四輪車で列車の近くに来ているとこだった。
そして外に出たナツは、魔動四輪車の上に居たグレイに激突し、マグネッツでくっついてるクロスごと下に落下した」
グレイ「てめぇ!いきなり何しやがる!!」
ナツ「誰だ?おめぇ。今のショックで記憶喪失になっちまった」
クロス「いっつー、何で僕まで…」
スノウ「ナツー!無事みたいだね。よかった」
ナツ「無事なもんか。中で変な奴に絡まれたんだ!」
ルーシィ「あ!アンタ達外れてるじゃない。もしかして魔法が解けた?」
ルーシィの言った通りグレイとクロスの顔のマグネッツが消えていた。けど…
ロゼリア「手はくっついたままみたいね」
クロス「ってことは手ももうそろそろなのかな。顔の魔法が解けたってことは」
ルーシィ「でも今の状態ってただ手繋いでるだけで全く不自然ないわね」
ナツ「思い出した!確かアイゼンヴァルトとか言ってたような」
スノウ「アイゼンヴァルト!?」
エルザ「バカモノ!!」
エルザはナツを平手打ちし、かなりふっ飛ばした。
エルザ「さっき話を聞いてなかったのか!アイゼンヴァルトは私達が追ってる相手だ!」
クロス「(さっき気絶させたからだろ…)そいつの特徴は?」
ナツ「三つ穴があいた髑髏の笛を持ってたくらいだな」
ルーシィ「…髑髏の笛?」
ハッピー「ルーシィ、どうかしたの?」
ルーシィ「ララバイ…子守唄…死…その笛がララバイだ!呪歌…死の魔法!!」
スノウ「呪歌って呪殺魔法の一種!!」
ルーシィ「ララバイはその音色を聞いただけで命を奪う魔法なの!…集団呪殺魔法」
ロゼリア「そんな危険なものがアイゼンヴァルトの手に渡ったなんて…」
クロス「ま、阻止すればいいことでしょ。今からあの列車追いかけてさ」
皆は魔動四輪車に乗って列車を追いかけました。
- Re: 妖精ギルド フェアリーテイル ( No.25 )
- 日時: 2010/04/04 21:31
- 名前: 櫻宮 尊 (ID: 7VttjCRw)
- 参照: http://www,kakiko,cc/
第二十三話○○★★★
クヌギ駅…今大変なことが起こっていた。
列車がアイゼンヴァルトによって乗っ取られたと。
シャロン「…列車が乗っ取られたみたい。アイゼンヴァルトに」
スノウ「列車!?でも列車ってスピードはあっても線路しか通れないのにどうして…」
ルーシィ「きっと駅かその近くが目的じゃないかしら?もしそうだとしたら列車で十分よ」
グレイ「おい、クロス。お前の魔法で列車まで行けないのか?」
クロス「無理。あの魔法は両手でやるんだから。片手で出来たとしても不安定で何処に行くかわからない。ヘタすれば永遠に迷う事になる」
ハッピー「そういえばルーシィに何か言う事があった気がする。忘れちゃったけど」
ルーシィ「何よ?気になるじゃない」
ハッピー「思い出したらすぐに言うよ」
そしてクヌギ駅
駅からは一筋の煙が出ていた。
エルザ達は中へ突入。暫く進むと軍隊が倒れていた。
ロゼリア「下級軍隊が魔導士に勝てるわけないわ。しかもあのアイゼンヴァルトとなると尚更ね」
シャロン「…誓い。多分アイゼンヴァルトはホームに居る」
ホームに着くと大勢のアイゼンヴァルトが待ち構えていた。
クロス「うっわー多すぎでしょ、雑魚」
エルザ「エリゴール、ララバイを使って何をするつもりだ!」
エリゴール「簡単なことさ。ララバイを使って権利を掲げ、のんきに過ごしてる奴等に罰を与える」
スノウ「そんなことは絶対にさせない!」
エリゴール「お前等、後は任せたぞ。オレは笛を吹きに行く」
エリゴールはガラスを突き破って駅の奥に行った。
シャロン「…逃がさない」
シャロンがその後を追った。
エルザ「ナツ!グレイ!クロス!お前等もエリゴールを追いに行くんだ!」
クロス「シャロン一人でも大丈夫だと思うけどなー」
渋々3人も別の道から追いに行った。
カゲ「オレはあいつらを追いに行く!あの火の奴は許せねぇ!!」
カゲは自分の影に入って消えた。
レイユール「じゃぁ、オレはもう一人の方をやるか!」
レイユールは黒い縄のようなもので移動する。
ルーシィ「あの大勢を女子4人で戦うの!?」
エルザ「一つ言っておくが貴様等の明日は約束できんぞ」
エルザは剣を異空間から出現させた。
ルーシィ「剣!?魔法剣!!」
ロゼリア「ま、こういう展開になることはわかってたけど、あの人数なら楽しめそうね」
スノウ「ここはやるしかないものね!」
スノウは杖を異空間から出現させた。
ルーシィ「それじゃぁ、アタシも!開け!巨蟹宮の扉 キャンサー!!」
出てきたのはエバルーの時に出た蟹っぽい男。
エルザ「こちらの準備は万端だな。向こうは4人に任せれば大丈夫だろう」
- Re: 妖精ギルド フェアリーテイル ( No.26 )
- 日時: 2010/04/05 11:05
- 名前: 櫻宮 尊 (ID: 7VttjCRw)
- 参照: http://www,kakiko,cc/
第二十四話○○★★★★
男「まずは遠距離魔法でもくらえ!」
アイゼンヴァルトの魔導士の何人かは一斉に光線のような魔法を放ちます。
スノウは杖を回転させ、地面に勢いよく突き、
スノウ「スノーバリア!」
ロゼリア「プラントガード」
雪の壁と植物の壁で光線は全て防がれました。
ルーシィ「キャンサー!やっちゃなさい!!」
キャンサー「了解エビ」
エルザ「私もそろそろいかせてもらうか」
キャンサーとエルザは敵陣の中へ突っ込み、一気に倒してった。
エルザは剣から槍、槍から双剣、双剣から斧、斧から大剣とかなりの速さで換装していく。
男「なんて速さで換装するんだ!?」
ルーシィ「換装?」
ハッピー「別の空間からしまってある武器を出すんだよ。スノウの杖も同じなんだよ」
スノウは杖を回転させ、
スノウ「ブリザード!!」
強烈な吹雪で何人かが凍りつき、
ロゼリア「ローズ・シャワー!」
薔薇の花びらが大量に現れたかと思うと、アイゼンヴァルトの魔導士の何人かを囲んだ。
花びらが消えたときには、中に居た魔導士は全員倒れていた。
結構の人数を倒していったが、まだまだアイゼンヴァルトの魔導士の人数は多かった。
エルザ「まだこんなにいるのか。面倒だ」
エルザの鎧が大きな翼が4枚あり、周りに剣がいくつも円のような形に並んでいる鎧になった。
エルザ「ザ・ナイト!」
カラッカ「こいつ…まさか」
ロゼリア「もう私達の出番は終わりね。あの魔法が出たら一掃されるわ」
エルザ「舞え、剣たちよ。サークルソード!!」
周りにあった剣が回転しながら敵を斬っていった。
残ったのはカラッカとビアードの2人。
ビアード「この俺が相手してやる!」
ビアードはエルザに突っ込んでいく。が…エルザに一撃でやられてしまった。
カラッカ「まさかティタニーアのエルザか!?」
- Re: 妖精ギルド フェアリーテイル ( No.27 )
- 日時: 2010/04/05 22:26
- 名前: 櫻宮 尊 (ID: 7VttjCRw)
- 参照: http://www,kakiko,cc/
第二十五話○○★★★★★
カラッカ「ひぃぃぃぃ!」
カラッカはその場を逃走しました。
エルザ「ルーシィ、スノウ、奴を追いかけてくれ。私とロゼリアは周りにいる民間人を逃がす」
スノウ「うん!わかった」
ルーシィとスノウはカラッカを追いかけました。
エルザとロゼリアは外に繋がってる場所へ向かいました。
その頃ナツとグレイとクロスは…
ナツ「つーかあいつ何処に行ったんだよ!」
グレイ「知るかそんなこと。手当たり次第に探すしかねぇだろ」
クロス「シャロンが追ってるから一応は大丈夫だと思うんだけどな」
進んでいくと分かれ道がありました。
クロス「で、どうする?これ」
グレイ「二手にわかれて行ったほうが早いだろ」
そうしてナツとグレイ&クロスは二手に分かれました。
クロス「あんなもんが流されてもねぇ。つーか音色を本人出す本人までやられるっていうのに…よくやるよ」
グレイ「流す…そうか!!拡声装置のある部屋にいるはずだ!」
クロス「なるほど。流すといえばそこくらいしかないからね」
クロスは鍵を出し、
クロス「開け!羅針盤座の扉 ピクシス!!」
オニバスで出てきた羅針盤の顔をした老人が現れた。
クロス「一々探している時間はないからね。ピクシス、拡声装置のある部屋は何処にある?」
ピクシスの針が何回か回りだし、すぐに止まった。
ピクシス「そこじゃ」
ピクシスはそう言うと消えた。ピクシスが指さしたのはすぐ隣にあった扉だった。
グレイ「時間ロスしただけじゃねぇか!」
クロス「だってすぐ隣の部屋だなんて思わないじゃん。なんか意味ないことしちゃったなぁ」
そして突入するが部屋には誰もいなかった。
グレイ「誰もいねぇみたいだな」
クロス「もしかして駅で使うつもりないんじゃないの?よくよく考えれば民間人なんてアイゼンヴァルトならララバイの必要ないし」
グレイ「すると…駅の外か!」
部屋から出ようとすると、黒い縄のような物で遮られた。
レイユール「お前等勘が良すぎだ。この作戦には邪魔なほどな」
グレイ「誰だ?コイツ」
クロス「知らない。でもアイゼンヴァルトなんじゃない?作戦って言ってるんだし」
グレイ「ならさっさと倒してその作戦ってのを教えてもらうか」
その頃外では
エルザ「ここを占拠したした魔導士は音色を聞いた者を殺す魔法を使おうとしている!死にたくなければ今すぐ遠くで避難するんだ!!」
その言葉を聞き、駅の周りに居た人達は一斉に逃げ出した。
駅員「君、何故パニックになってしまうことを…」
ロゼリア「今言った事は事実よ。貴方も逃げた方がいいわ」
そう言うと駅員は一目散に逃げ出した。
エルザ「これだけ人もいなければララバイを吹くは意味はないだろう」
エルザとロゼリアが駅の中に入ろうとして振り向くと、駅は強風によって囲まれてた。