二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 囚人・紙飛行機(完結しました!! サンクス!!)
- 日時: 2010/04/28 22:27
- 名前: 梨恋 (ID: ty0KknfA)
こんにちわ、初投稿します!!
梨恋といいます。
今回は、VOCALOID「鏡音リン・レン」による、
「囚人」と「紙飛行機」という曲の小説を
書こうと思っています^^
@登場人物@
・レン
ワケあって投獄されている、14歳の男の子。
リンに恋をする。
・リン
かなり重い病気にかかっている同じく14歳の女の子。
父親が牢屋の看守をしており、よく仕事場に遊びに行く。
※注意※
・初心者なので、おかしなことをしてしまうかも
知れませんが、ご了承くださいませ;;
・曲の解釈は、梨恋によるものです。
おかしくてもお見逃し下さい;;
4/28 完結しました!!
何かリクエストあれば書きます!!←
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- Re: 囚人・紙飛行機 ( No.48 )
- 日時: 2010/04/23 07:22
- 名前: 梨恋 (ID: ty0KknfA)
≫秋桜ちゃん
おお!!
それは光栄であります!!w
頑張るお!!
- Re: 囚人・紙飛行機 ( No.49 )
- 日時: 2010/04/23 15:02
- 名前: 鏡音兄弟 ◆rTLpmVOGvM (ID: M1RDs2BR)
(´;ω;`)普通の人は最後・・でなく・・・のにぃっ
号泣・・し・・ちゃった・・・よぅ・・・
リンとレンがかわいそうだよおおおおおおおおお
うあああああああああああ(すいませw
- Re: 囚人・紙飛行機 ( No.50 )
- 日時: 2010/04/24 10:07
- 名前: 梨恋 ◆Qd6XA/vkyQ (ID: ty0KknfA)
≫鏡音兄弟様
コメントありがとうございます!!///
落ち着いてくださi(
光栄でございます(`・ω・´)ゞ
- Re: 囚人・紙飛行機 ( No.51 )
- 日時: 2010/04/24 10:29
- 名前: 梨恋 ◆Qd6XA/vkyQ (ID: ty0KknfA)
7.
目前に広がる、大きな柵。
その向こうに、君はいつものように立っていた。
私を見て、綺麗な笑顔を浮かべる彼。
私の胸が、少し痛んだ。
歯を食いしばり、紙飛行機を大きく振りかぶる。
さよならの思いのせて、
交わされる紙飛行機。
涙は流さないから、
神様、お願いします。
この手紙を彼に
届けて———・・・
彼は、いつものように紙飛行機を受け取り、得意げに笑った。
私も笑顔で応える。
ちゃんと、笑えたかな・・・?
彼は、どこか不安げな表情を含めながらも、紙飛行機を広げた。
文字を読み進める彼の顔が、どんどん強張っていくのが伝わった。
彼がすがるように私を見る。
でも私は、決して悲しい表情を見せようとしなかった。
見せたくなかった。
だから———私は君に、また笑顔を向けた。
ごめんね
ごめんなさい・・・
君に辛い思いをさせてしまって・・・
「・・・あ」
私は、目頭が熱くなっていくのを感じた。
(泣いちゃだめ・・・
これ以上、彼に辛い思いをさせないで・・・)
私は唇をかみしめ、必死に涙を堪えた。
彼が手紙を読み終え、顔を上げる。
私は、不安そうな表情をしている彼に、背を向けた。
もう迷わない———
君に嫌われたって構わない。
どうか、彼の罪が許されますように。
その願いを込めて、私は歩きだす。
絶対に振り返らない。
「待つよ」
ふと、声が聞こえた。
そんなまさか・・・
耳を疑ったけど、その声は確かに発せられていた。
———君の声だった。
「いつまでも、待ってるよ!
君が来るその日まで、
手紙を大事になくさずにいたら、
また・・・会えますよね・・・」
溢れる涙が、私の頬を濡らす。
よほど振り返ろうと思った。
でも———ごめんね、やっぱりこんな悲しい顔は見せられない。
これ以上心配かけないって、決めたから。
私は顔を上げ、一度も振り返らずに歩きだした。
そんな私の背中を押すように、追い風が吹いた———
- Re: 囚人・紙飛行機 ( No.52 )
- 日時: 2010/04/24 10:43
- 名前: 沙羅 ◆sRhArO6uyM (ID: 4/G.K5v4)
うぇーん…
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