二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 戦国BASARA、リレー小説「総大将は女子高生!」
- 日時: 2010/10/06 21:23
- 名前: るりぃ (ID: /TProENM)
こんにちは、るりぃです。
戦国BASARAでリレー小説をやってみたかったので、つくってみました。
では、主人公の設定です。この主人公でリレーしていきます。
名前:不破 彩葉(ふわ、あやは) 性別:女 年齢:19
容姿:年齢より上にみられる美人、微笑まれるとどんなに辛い事があっても救われたような気分になる。
性格:外面のイメージを壊さないように必死で頑張っている、プライドが高い、(主に心の中で)毒舌。
属性:光、氷 武器:主に日本刀、だけどどんな武器でも使いこなす。
凡用
「この美しき日ノ本を守るのは私の役目ね・・・」
登場ムービーの台詞
「冷氷麗舞(れいひょうれいぶ)、不破彩葉、参る。」
BASARA技発動時&終了時の台詞
「私には譲れない物がある!」「氷の如く眠れ・・・」
戦極ドライブ発動時
「凍りつきなさい!」 固有技「朽ち果てなさい!」
瀕死時、死亡時の台詞
「例えこの身体が果てようとも、私は戦い続ける・・・この美しい日ノ本を守る為に!」
「ふ、私もまだまだ青かった・・・か・・・空がちかいな・・・」
その他:現代から彩葉の身体に入りこんだ女の子、もとは普通の女子高生だった。自分の演技力と彩葉の身体に教え込まれた武芸で外は美しい天女のような人、中身はおっさん臭い女子高生と言うギャップが・・・
.・†━━━━━━━━ 目次 ━━━━━━━━†・.
・第壱話〜出会い〜 from 彩葉 >>4
・第壱話〜出会い〜 from 燕 >>7
・第弐話〜燕〜 from 彩葉 >>9
・第参話〜武田の若虎〜 from 燕 >>10
・第四話〜彩葉最強伝説〜 from 彩葉 >>11
・第四話〜彩葉最強伝説〜 from 燕 >>14
・第伍話〜最北端へ〜 from 彩葉 >>15
・第伍話〜最北端へ〜 from 燕 >>18
・第六話〜最北端制圧戦〜 from 彩葉 >>19
・第六話〜最北端制圧戦〜 from 燕 >>34
・第七話〜最北端制圧戦2〜 from 燕 >>35
・第八話〜改めて不破軍です!〜 from 彩葉 >>36
・第九話〜武田軍の影〜 from 彩葉 >>42
・第九話〜武田軍の影〜 from 燕 >>43
・第十話〜武田軍襲来〜 from 彩葉 >>53
・第十話〜武田軍襲来〜 from 燕 >>54
・第十一話〜紅蓮の鬼〜 from 彩葉 >>55
・第十一話〜紅蓮の鬼〜 from 燕 >>56
・第十一話〜紅蓮の鬼〜 from 信玄 >>58
・第十二話〜疑問解明〜 from 彩葉 >>59
・第十二話〜疑問解明〜 from 幸村 >>66
・第十三話〜迷彩の忍〜 from 彩葉 >>82
・第十三話〜迷彩の忍〜 from 佐助 >>88
・第十四話〜俺の心〜 from 燕 >>84
・第十四話〜苦労人忍〜 from 彩葉 >>92
・第十五話〜雪解けの原因〜 from 希里 >>99
・第十六話〜牢獄の四日目〜 from 彩葉 >>102
・第十六話〜牢獄の4日目〜 from 幸村 >>103
・第十七話〜直接対決〜 from 彩葉 >>104
・第十七話〜直接対決〜 from 幸村 >>105
・第十七話〜直接対決〜 from 佐助 >>106
・第十八話〜武田道場〜 from 彩葉 >>107
・第十九話〜始動準備〜 from 燕 >>108
・第二十話〜絶体絶命!〜 from 彩葉 >>109
・第二十一話〜救援〜 from 彩葉 >>110
・第二十一話〜救援〜 from 希里 >>111
・第二十二話〜姿〜 from 燕 >>113
・第二十三話〜生きて〜 from 彩葉 >>114
・第二十四話〜言えない事〜 from 燕 >>115
・第二十四話〜言えない事〜 from 彩葉 >>118
・第二十五話〜紫電〜 from 彩葉 >>123
・第二十五話〜紫電〜 from 燕 >>124
・第二十五話〜紫電〜 from 雄飛 >>129
・第二十六話〜戦闘後の平和〜 from 彩葉 >>125
・第二十六話〜戦闘後の平和 from 雄飛 >>131
・第二十六話〜戦闘後の平和 from 燕 >>132
・第二十六話〜先頭後の平和 from 希里 >>133
・第二十七話〜再会・出発〜 from 彩葉 >>135
・第二十七話〜再会・出発〜 from 燕 >>136
・第二十七話〜再会・出発〜 from 雄飛 >>1371
・第二十八話〜京の噂〜 from 彩葉 >>138
・第二十八話〜京の噂〜 from 雄飛 >>139
・第二十八話〜京の噂〜 from 燕 >>140
・第二十九話〜ナルシスト〜 from 彩葉 >>141
・第二十九話〜ナルシスト〜 from 燕 >>142
・第二十九話〜ナルシスト〜 from ? >>143
(○´・д・)ノ--------キリトリ線--------ヽ(・д・`●)
=☆=☆=【番外編】=☆=☆=
・間話〜とある忍のボヤキ×3〜 >>22
・主人公の台詞全て。 >>23
・ターフに書いてもらったよ! 彩葉のイメージソング【決意の言葉】 >>112
・戦国BASARA短編集より転載 番外編 >>126
・戦国BASARA短編集より転載 番外編 >>127
・コラボ小説 『屋敷への道すがら』 >>128
・ライトノベル風二つ名 >>130
・彩葉を書いてもらいました。 >>133
=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=☆=
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- Re: 戦国BASARA、リレー小説〜飛び入り参加可!〜 ( No.53 )
- 日時: 2010/04/25 10:51
- 名前: るりぃ (ID: 8S0DwXmM)
こと>
okだよ♪早瀬希里ちゃんね♪
「紅氷決闘」でだすよ〜。詳しい事は打ち合わせ場所で聞いてね♪
第十話〜武田軍襲来〜
燕もアタシも変だ、きな臭いと言い合ったけれど、その間にも武田軍はこちらに向かってきた。
なのでアタシは武田軍がいよいよ近づいて戦になる前にいつきちゃん達にそれぞれの持ち場につかせたりしている。
あ、勿論いつきちゃんは本来いる場所にいさせてるよ。
でも、その前の通過点である広い土地で燕とアタシが待機している。
くくくくく・・・この戦の勝利条件はアタシと燕の撃破、および、いつきちゃんの待つ防衛地点への到達。
失敗条件はアタシと燕に倒される事、武田軍大将の敗走!
世の中そんなに甘くはないのだ!
勝利条件は言葉では簡単そうだけれど、燕撃破なんて不可能だから、つまり。
勝利条件がクリアできない=武田軍大将敗走決定
彩「いいですか?武士が相手だからといって恐れるにはたりません、雪の上は貴方達の庭です、敵軍に存分に見せ付けてあげなさい!」
いつき軍改め不破軍、士気上昇中!
・・・そりゃまあ上がるよ、鰻登りにあがるよ。
燕に鍛えられた弓隊農民ズは自身満々の様子。
アタシに鍛えられた切り込み部隊も自信満々。
期待しないで下さい、貴方たち切り込み部隊が死んだらアタシのせいです。
そういえばBASARAは士気上昇って無いんだよね・・・
信長の野望とか戦国無双にはあったんだけどな・・・
とりあえずこれは無双システムにしておこう。
そんなことを考えていると燕がやってきてこういった。
燕「彩葉、伝令だ、武田軍第一地点到達、少数部隊編成との事だ。」
アタシはそれをきいてほっとした。
彩「ええ、少数部隊なら手数が勝っているこちらが有利と見えるわ。だけれど武田の飼い犬が厄介よ、だから皆様は持ち場で待機、私たちが迎え撃ちましょう。いきましょう、燕。」
・・・あっれー、なぜ心の中とは別の事が・・・
とにかく武田の飼い犬をぶっ潰してこようか。
アタシの可愛い燕に傷をつけたかりを返さなければ!
その刹那、ズドドドッ、と、地響きがした。
燕「へぇ、どうやら彩葉の仕掛けた罠が役に立っているみたいだね。」
彩「ええ、頑張りましたから・・・一般兵は軽く生き埋めになっていると思いますよ。」
アタシは誉められて嬉しかったので満面の笑みで答えた。
・・・なぜか燕の笑顔が引きつっているのかは気にしない。
さて、武田といえば赤、赤と言えば炎。
彼らはその色にふさわしい炎属性のBASARA使い。
自然の法則で火で氷は溶ける。けれど雪は火に強い水を生み出す。ふふふふふ・・・どうでるかな?
・・・あとなーんか忘れている気がするのは気のせいかな?
・・・そういえば侵略者側は名乗らないんだっけ、四字熟語・・・残念だわ・・・
彩「さてさて、武田軍の人間はこちらに来れるのかかしらね、雪崩で息絶えてくれれば助かるのですが武将クラスだと無理でしょうね・・・っ!」
アタシがそんな風にぶつぶつ呟いていると、此処にくるまでの一本道からもの凄い爆発音とメテオがきた。
彩「燕ッ!此処にくるまでの一本道からもの凄い爆発音とメテオが来ています!まずいですね・・・これは絶対にOYAKATASAMAフラグです、どうしましょう!?武田軍総大将自らとは思いませんでした!」
アタシが燕に叫ぶと燕はぽかんとした表情をした後に冷静にこういった。
燕「彩葉・・・すまないけど俺は異国語はわからない。そして彩葉が興奮している理由もわからない。キチンと説明してくれ。」
ヤバ、テンション上がった所為でカタカナを使ってしまった。OYAKATASAMAなんてローマ字だよ、ごめん燕。
でもアレだよ、メテオが見える、凄い見える、きっとアタシが仕掛けた罠も潜り抜けたんだろうなぁ・・・うん・・・
つぎは大将クラスの人間も足止めできるような罠を作ろう。
きっとアタシの頭の中の知恵という知恵を振り絞ればメテオを放つ大将もきっと足止めできるはずだ。
彩「ええと、キチンとですか・・・武田軍総大将が、確実にこちらに向かっている、隕石を降らせながら向かってくる・・・」
燕「隕石?ふん、武田も婆砂羅の持ち主か、良い、俺と彩葉なら無敵だからな。」
え?誉められてんの?よし!燕の期待にこたえられるように武田ぶっ殺す!
やる気が出たアタシの眼前に、凄まじい爆風が吹き荒れる。
瞬時にアタシ達は己の獲物を構え、その爆風の中から現れる男を睨んだ。
?「ほう、これだけの罠を仕掛けるもの故に落ち延びた老将かと思えば、どうやら違うようだ。」
爆風の中から現れた男は、モフモフの兜を装備した赤色を印象とさせる中年の男。
素敵なおじ様だなあ、鍛え上げられた肉体はすげぇ素敵なんだけれど、この状況下ではしゃいでられない事はアタシくらいにもわかる。
オイオイ武田軍、総大将自らがこんな最北端にくるなんてよく許したな。
普通は配下の武将を宛がうだけだろうよ。
ったく何考えてんだ恐ろしいな、このスタイリックアクション世界。
武「ワシの名は武田信玄!甲斐の虎よ!主等の名を聞いておこう!」
彩「・・・不破彩葉、女とて努々侮るな」
燕「日ノ本の狼、霧崎燕だ、噛み付かれろ、この狼に。」
完全に雰囲気が戦モード、アタシも普段の雰囲気から武将として雰囲気に変貌させなきゃ。
農民や燕と一緒に訓練して武芸を教え込まれた身体は既に臨戦体制。
日本刀を握りながらアタシが手にしているのは黒く鈍い光を放つ短銃。
彩葉&燕「「いざ、お相手ねがおう。」」
つづく・・・
- Re: 戦国BASARA、リレー小説〜飛び入り参加可!〜 ( No.54 )
- 日時: 2010/04/25 18:00
- 名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
るりぃ>燕視点、書くよ!
第十話〜武田軍襲来〜
彩葉ときな臭いと言い合った間の内にも、武田軍はこちらに向かってきた。
彩葉はすぐさまいつきや農民(俺にもだけど)に持ち場につかせた。
いつき達のいる場所の前には俺と彩葉が待ち構える。
この戦の勝利条件は俺と彩葉の撃破、および、いつきの待つ防衛地点への到達だ。
失敗条件は俺と彩葉に倒される事、武田軍大将の敗走である。
武田軍は勝利がほしい。
だが、俺がいる限りはまず勝利はほぼ0に近いだろう。
俺の撃破なんてありえないし。
まぁ、つまり簡単にやると・・・。
勝利条件がクリアできない=武田軍大将敗走決定となるわけだ。
彩葉はニッと笑って後ろに言う。
彩「いいですか?武士が相手だからといって恐れるにはたりません、雪の上は貴方達の庭です、敵軍に存分に見せ付けてあげなさい!」
いつき軍改め不破軍、士気上昇中!
まぁ・・・士気が上がるのは当然か・・・・——。
俺はそう思って前を向いておく。
農民の中には俺に鍛えられた弓隊農民と彩葉に鍛えられた切り込み部隊がいるからだ。
しかもかなりのレベルアップをさせたしな。
段々武田軍が近づいてくる。
彩葉は何か考えていたが、俺は話しかけた。
燕「彩葉、伝令だ、武田軍第一地点到達、少数部隊編成との事だ」
その言葉を聞いて彩葉はホッとし言う。
彩「ええ、少数部隊なら手数が勝っているこちらが有利と見えるわ。だけれど武田の飼い犬が厄介よ、だから皆様は持ち場で待機、私たちが迎え撃ちましょう。いきましょう、燕」
俺は頷いて先を一回見る。
・・・・まだ、大丈夫だな・・・——。
そう心でホッとした。
だが、ここは戦の場。
一瞬の隙を与えないようにすぐさま切り替える。
その刹那、ズドドドッ、と、地響きがした。
聴いたことがある音に俺は感心する。
燕「へぇ、どうやら彩葉の仕掛けた罠が役に立っているみたいだね」
彩葉は満面の笑みで言った。
彩「ええ、頑張りましたから・・・一般兵は軽く生き埋めになっていると思いますよ」
・・・・・普通は笑顔で言わないだろう。
彩葉の満面の笑みに俺は笑顔で引きつった。
・・・・・・彩葉は本当にマジで怖い。
彩葉は自信満々のように言った。
彩「さてさて、武田軍の人間はこちらに来れるのかかしらね、雪崩で息絶えてくれれば助かるのですが武将クラスだと無理でしょうね・・・っ!」
ぶつぶつ呟いては・・・・いないな。
だってもの凄く聞こえてるし;
その瞬間、此処にくるまでの一本道からもの凄い爆発音と何かが見えた。
彩葉は真剣な顔をして言う。
彩「燕ッ!此処にくるまでの一本道からもの凄い爆発音とメテオが来ています!まずいですね・・・これは絶対にOYAKATASAMAフラグです、どうしましょう!?武田軍総大将自らとは思いませんでした!」
俺はポカンとした。
だって、途中で南蛮語を言ったんだぞ?
しかも発音良いし・・・・。
俺はすぐさま冷静になって彩葉に返す。
燕「彩葉・・・すまないけど俺は異国語はわからない。そして彩葉が興奮している理由もわからない。キチンと説明してくれ」
本当に済まないと思ってるけど・・・分からないものは分からないんだ。
彩葉は少し遠い目(?)をして何か決心してる。
俺は違う方に感じ取って「苦労してるんだな・・・」と思った。
彩葉は少し冷や汗を流して言った。
彩「ええと、キチンとですか・・・武田軍総大将が、確実にこちらに向かっている、隕石を降らせながら向かってくる・・・」
隕石と聞いて普通じゃないなと思い彩葉にすぐ返す。
燕「隕石?ふん、武田も婆砂羅の持ち主か、良い、俺と彩葉なら無敵だからな」
これでも彩葉を褒めたほうだ。
褒めていないように聞こえないのは、途中棒読みだったかもしれない。
その時は一生懸命俺は謝る。
そう思っている内に目の前に凄まじい爆風が吹き荒れる。
瞬時に俺達は己の獲物を構え、その爆風の中から現れる男を睨んだ。
?「ほう、これだけの罠を仕掛けるもの故に落ち延びた老将かと思えば、どうやら違うようだ」
爆風の中から現れた男は、モフモフの兜(どこかで見たことがあるのに名前忘れた)を装備した赤色を印象とさせる中年の男。
それよりも・・・オイオイ武田軍、総大将自らがこんな最北端にくるなんて聞いてねぇぞ?(腹黒)
俺でもこんな相手は初めてなんだぞ?
武「ワシの名は武田信玄!甲斐の虎よ!主等の名を聞いておこう!」
その名前を聞いて少し納得する。
なんか見たことがあるなぁ・・・と思ってたら来ちゃったよ。
まさかの強敵が・・・。
それは置いといて、彩葉と俺はいつもの台詞を言う。
彩「・・・不破彩葉、女とて努々侮るな」
燕「日ノ本の狼、霧崎燕だ、噛み付かれろ、この狼に」
完全に戦闘モードになる。
彩葉も今回は武将として変貌した。
この一ヶ月、彩葉の成長スピードは速い。
今回はいつも使っていた武器である日本刀と短銃を持っている。
俺はいつも通りの弓矢を持って彩葉と異口同音にし、言った。
彩葉&燕「「いざ、お相手ねがおう」」
つづく・・・。
- Re: 戦国BASARA、リレー小説〜飛び入り参加可!〜 ( No.55 )
- 日時: 2010/04/25 21:25
- 名前: るりぃ (ID: 8S0DwXmM)
お、完成している!早速十一話書くよ!
第十一話〜紅蓮の鬼〜
素早さをベースとした攻撃をとく意図するアタシに対して、信玄公はパワータイプ。
故にモーションは遅めだけど、それを補う強力な一撃をお見舞いしてくるので喰らったらアウトだ。
どうして最北端にきたんですかー☆
他の兵はどこにいるんですかー☆
総大将1人で此処に来ちゃっていいんですかー☆
とか、質問する余裕がねぇ!
つか、戦闘しながら質問する余裕がねえよ!ツッコミ要員が足りねえよ!
バックステップしながら弾を連射するけれども、あの巨大な斧にはじかれました。
畜生、顔面に打ち込んでやりたいけれど、「信玄公の首をゲットしちゃった☆」なんてことになったら上杉軍までこっちに来ちゃう!
信「随分と威勢がいいのお!」
彩「ッ!」
ブンッという凄くいい音が真横でしました、と言うか風が吹きました、あと髪の毛が何本か生贄に持ってかれました。
うおおおおおおおおお!マジ恐ぇぇぇぇええええええ!何この信玄公!レベルマックスなの?
女らしい叫び声が出来ないアタシは心の中で思いっきり叫んでます。
アタシのプライドはエベレストより高いので、「痛い」とか「キャッ」とかは絶対言わない。
その分心の中で思いっきり叫んでるけどな!
ああ、アタシは口が悪いよ!「口が悪いのは悪」っていわれそうだよ!どこぞの正義に!
燕は別方向に視線をやってあたりを警戒しているので信玄公とタイマン状態、死亡フラグです。
彩「炎の婆砂羅使い相手ですか・・・」
信「おぬしは違うと申すのか?」
そう言いつつも攻撃の手は止めないOYAKATASAMA、実はドSだろ、ドSなんだろ信玄公。
婆砂羅技をよけつつ銃で遠距離攻撃するアタシはもうこうなったらこうするしか無いじゃん。
彩「(炎の婆砂羅使いとは)違いますよ、(畜生!)こうなったら奥義しか無いですね!」
今は日本刀を持っていないのであの婆砂羅技は使用不可、なのでいま考えた奥義を信玄公に試してみる。
まずは銃を乱射させるんだけれどその際に太腿にセットしてあった短銃の二丁目を引き抜いて二丁銃にする。
そして確実に殺す勢いで心臓を狙う。ぐるりと回って撃てば多勢の時には便利かもしれないけれど、今はタイマン。
だから、まわらずに一方向のみに連射、スゲェ連射しまくる。
当然避けられるとおもってるから、連射しつつ近距離攻撃の射程範囲にまで一気に走りこむ。
残念なことにアタシはスピードしか能が無いから、武器の力を借りて気をそらしているうちに。
彩「ハッ!」
人体ってのは急所が存在する、急所が無かったらお前ロボットかよ、と言うことになる。
顎の下からガチアッパーして気絶させようかと思ったけれど止めて置いた。
そして男の急所に当てることにした、ほら、悶絶もんなんだよね。
そして容赦なくスピードを落とさずに金的をしてから懐に隠してあった『紐』で素早く首を絞める。
信「うぐっ・・・!?」
彩「動かないで下さい信玄公、女の力で絞めるだけでも・・・貴方を殺せてしまうのですよ?」
そう言って相手に怖い印象を持たせないように優雅に微笑む。
・・・なんか後ろで燕の呟きが聞こえたけれど今は集中。
アタシは信玄公のモフモフひっくるめて首周りに紐・・・もといピアノ線をまきつけている。
ピアノ線は現代からトリップしてきた便利なアイテムな訳で、頑丈なピアノ線は中々きれないし便利でした。
動いたら仕方ないけれど殺す、絞めれば呼吸困難で死ぬ。
それ以外にも耳の後ろにある乳様突起ってのをさせば運動神経が麻痺するから嬲り殺しにできる。
首を掻ききれば勿論死ぬし、喉仏を切っても死ぬ。
人間の弱点ってほーんといっぱいあるんだよねー。
てか危なかった・・・ガチでタイマン勝負になっていたら絶対にジ・エンドしてたよ。
一ヶ月くらい前まで普通に女子高生してた人間が戦国時代で生きてきた武将にかなうはずがねぇんだよ!
マジで恐えぇぇぇえええっ!
これはやられたな、といって豪快に笑い、降参だとばかりに体の力を抜く信玄公。
え、終わり?じゃあ縛らせてもらいます、何するかわからないのでね。
好きなキャラなのに本当に残念だと思いながら縛り上げていると、燕が息を呑む気配がした。
振り返ろうとするよりも早く、鋭い声が耳に入る。
燕「彩葉ッ!右に避けろッ!」
右。瞬時に理解して、信玄公の肩をもち一緒に右へ飛ぶ。
・・・武将の信玄公を持って飛べたのはアタシが怪力なせいじゃない。そう思わないとお嫁にいけない。
雪の上に倒れたかたちの信玄公とアタシ。
ごめんなさい信玄公、倒しちゃったよ、そう心の中で思って信玄公を木にもたれるかたちで座らせると、アタシは信玄公を背に立つ。
先ほど居た所の雪が何故かとけている。あれ?雪解けはまだだぞ☆とかいってる場合じゃない。
バキッ、と、何かが折れる音。燕のほうからする。
彩「え・・・。」
マジでか?と、声に出さなかったのを誉めてください燕。
折れる音に惹かれるように視線をそちらに向けると其処に居たのはよくキャラとしてめでていた・・・
真田幸村、その人が居た。
幸「・・・おぬしがお館様を打ち負かしたのか。」
紅蓮の闘志を思わせる槍がアタシを指すように向けられた。燕は素早くアタシと真田幸村の間に割って入り、舌打ちをする。
そういや真田幸村って信玄公馬鹿だっけ、殴り愛するほどだもんね。
うふふ、ヤベェ、アタシ信玄公と思いっきり刃交えてそして勝利しちまってるよ。日本一の兵に殺される・・・
やべぇぇぇえええ!
幸「答えろ!!おぬしがお館様を打ち負かしたのかっ!」
恐えぇぇええ!何この人超恐い!ギャグサイトで見る真田幸村じゃねえよ!鬼恐ぇよこの人!
大声を張り上げてアタシに向かって怒る真田幸村の瞳はもの凄く怒っていた。・・・とりあえずごめん。
燕「馬鹿め、貴様のような『犬』風情が騒ぎ立てると甲斐の虎ともあろう男の威厳という物が下がる、口を閉じろ。」
おおい燕ぇぇぇ!ちょっと待って、その真田幸村もしかして黒属性かもしんないから騒ぎ立てないでぇぇぇ!
戦の時だけ性格変わる人かもしれないから!
・・・まさか、真田幸村=キレたら怖い人!?
幸「ッ!黙れ!お館様!この幸村がお助けいたします!」
燕「お前が紅蓮の鬼か・・・なら少しは楽しめそうだな、彩葉!武田信玄は頼んだ!」
そう言って戦いだした燕に向かってアタシは叫んだ。
彩「燕!もしも私に何かあったときは貴方が此処を守るのです!此処から離れてはいけません!」
応、と、短い返事が返ってきたのでひとまず安心。
アタシは信玄公に色々聞きたいことがあったので、こう話掛けた。
彩「信玄公・・・少しお話ししませんか?」
信「ああ、かまわぬ。」
・・・燕、信玄公ってメッサかっこいいよ。
つづく・・・
- Re: 戦国BASARA、リレー小説〜飛び入り参加可!〜 ( No.56 )
- 日時: 2010/04/29 15:22
- 名前: ターフ ◆lrnC2c/ESk (ID: 3c0JYUg8)
- 参照: http://名前変えたよ★(元はトコ)
久しぶりの更新!
第十一話〜紅蓮の鬼〜
武田軍の総大将である武田信玄と俺と同じく彩葉は対立した。
俺はそこら辺の奴らよりも強いし、彩葉はかなり素早い攻撃を繰り出すから大丈夫だと思っていたのだが今見ている通り、俺たちが少し押されていた。
彩葉はバックステップをしながら弾を乱射するが、寄せ付けないように巨大の斧に弾き飛ばされた。
信「随分と威勢がいいのお!」
彩「ッ!」
ブンッと凄い音で彩葉の真横に落ちた。
彩葉は少し青い顔をするがすぐさま体制を整える。
多分、心の中では「恐い」とか「危ない」とかの文字が浮かんでいるだろう。
俺は別方向に視線を向け辺りを警戒する。
彩葉は少しこっちを睨んだようだが、俺は気にしない。
彩「炎の婆砂羅使い相手ですか・・・」
信「おぬしは違うと申すのか?」
そう会話で言いつつも、信玄は彩葉に攻撃している。
多分、信玄の今の攻撃は婆沙羅技なのだろう。
彩葉は距離を持ちながら遠距離で攻撃する。
遠距離で攻撃するのがめんどくさいのか、彩葉は大きな声で叫んだ。
彩「違いますよ、こうなったら奥義しか無いですね!」
俺は少し驚いた。
いつの間に、日本刀以外に奥義が習得していたんだ………!——。
一ヶ月とは人のレベルを恐ろしく上げさせるものである。
彩葉は普通に攻撃をしながらとっさに太腿にセットしてあった短銃の二丁目を引き抜いて二丁銃にし、確実に心臓を狙った。
信玄は余裕で避けていた。
これはある意味、上杉の総大将のおかげかなんかだろう。
こんなスピードで戦っていたしね。
その頃は俺が一人で観戦していただけど。
彩葉は連射しつつ近距離攻撃の射程範囲にまで一気に走りこむ。
そうしている内に………———。
彩「ハッ!」
人体の急所に当てた。
少し信玄は悶絶の呻き声を上げる。
彩葉はそれを狙って懐に隠してあった『紐』で素早く首を絞める。
信「うぐっ・・・!?」
彩「動かないで下さい信玄公、女の力で絞めるだけでも・・・貴方を殺せてしまうのですよ?」
ニコッと優雅に微笑む。
…ある意味、彩葉は忍の仕事も出来るんではないかと恐怖になりながら思った。
燕「……恐い;」
俺はそう呟いた。
その呟いた言葉に、彩葉が気にしなかったのが幸いだが。
彩葉はすぐさま行動に出ていた。
透明のような糸を巻きついている。
多分、動いたらいけない物なんだろうな…アレ。
て言うか、マジで血祭りになりえる。
でも、戦闘が続くよりはマシだろう。
続いてたら、俺たちがマジで殺されそうだし…。
そう思っていた時、これはやられたな、といって豪快に笑い、降参だとばかりに体の力を抜く信玄。
彩葉は残念そうに縛り上げているのを、俺は息を呑んだ。
俺の所を彩葉は振り返ろうとしたが、俺は違う気配に気付き叫ぶ。
燕「彩葉ッ!右に避けろッ!」
彩葉は瞬時に信玄の肩をもち右へ飛んだ。
本当に危なかった。
俺は一旦ため息を付いた。
彩葉はすぐさま、近くの木にもたれるかたちで座らせて信玄の背に立つ。
その時、俺の近くからバキッ、と、何かが折れる音。
音を聞いてすぐさま向くと、武田軍の若き虎である真田幸村がいた。
幸「・・・おぬしがお館様を打ち負かしたのか」
彩葉の向けて槍の先を指す。
素早く危険を感じ、彩葉と真田幸村の間に割って入り舌打ちをした。
幸村は豹変した覇気を出しながら叫ぶ。
幸「答えろ!!おぬしがお館様を打ち負かしたのかっ!」
ビリビリと伝わる強い覇気は本当の虎のようだった。
しかも瞳の奥には凄い恨みのようなものが見える。
俺は少しこいつにイラついた。
せっかく武田信玄が作った男の威厳を壊す直前だからだ。
俺は幸村を恐れずに言う。
燕「馬鹿め、貴様のような『犬』風情が騒ぎ立てると甲斐の虎ともあろう男の威厳という物が下がる、口を閉じろ」
少しきつく言った効果か、幸村は少し後ろに下がる。
幸「ッ!黙れ!お館様!この幸村がお助けいたします!」
躾がなっていない『犬』のように幸村は吠えた。
俺は久々の手ごたえがある奴を見つけたように少し微笑した。
燕「お前が紅蓮の鬼か・・・なら少しは楽しめそうだな、彩葉!武田信玄は頼んだ!」
彩葉に向かって叫ぶ。
彩「燕!もしも私に何かあったときは貴方が此処を守るのです!此処から離れてはいけません!」
応、と、短い返事で返して幸村へと襲い掛かった。
彩葉は信玄に色々聞きたい事があるので、こう話しかけた。
彩「信玄公・・・少しお話ししませんか?」
信「ああ、かまわぬ。」
その会話は俺には聞こえなく、俺は幸村と対決を挑んだ。
つづく…。
- Re: 戦国BASARA、リレー小説〜飛び入り参加可!〜 ( No.57 )
- 日時: 2010/04/29 12:11
- 名前: るりぃ (ID: 8FNw8six)
ターフ>
凄い!あとはことの信玄公視点がどうなってるか楽しみだね!
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