二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- TALES OF SYMPHONIA
- 日時: 2010/05/26 14:13
- 名前: 行進曲 (ID: leJCucM4)
どうも初めまして!
行進曲 と言います。
今回はテイルズオブシンフォニア(PS2・GCのゲームです。)を元に小説を書きたいと思っています。
下手くそなのですがどうぞ宜しくお願いします!
- Re: TALES OF SYMPHONIA ( No.1 )
- 日時: 2010/05/29 20:52
- 名前: 行進曲 (ID: OMznPSTJ)
登場キャラクター
・ジーニアス・セイジ
15歳 身長153㎝ 体重40㎏
主人公
ハーフエルフの少年。三年前、ロイド・アーヴィング達と共に世界再生の旅に出た。
旅の中出会った同じハーフエルフの少年、ミトスとは親友であった。
だが、ミトスは敵、クルシスのリーダーユグドラシルと同一人物であった。
そのことを知り、仲間を傷つけられたジーニアスは同時に心にも深く傷を負った。
3年の時を経て、あれから大分成長した彼だが、未だに傷は癒し切れていない様子。
リフィル・セイジとは姉弟関係にある。
クラトス・アウリオン
31歳(外見の年齢) 身長187㎝ 体重78㎏
主人公
ロイド・アーヴィングの実の父親。以前はクルシスでミトス・ユグドラシルの下で働いていた。また4000年前の四代英雄一人である。ミトス・ユグドラシルと共にハーフエルフ迫害をなくすため、共に闘った。
一度はロイド達と行動を共にしていたが、彼らを裏切り、クルシスの天使である自分の正体を明かす。しかし彼は根っから裏切ったわけではなく、ミトスに怪しまれぬようにするためにクルシスを利用し、行く先々でロイド達にヒントを与えていた。ミトスの野望を阻止した際、最終決戦を行った地、デリスカーラーンへエクスフィア回収の旅へと出ていた。
- Re: TALES OF SYMPHONIA ( No.2 )
- 日時: 2010/05/31 19:13
- 名前: 行進曲 (ID: K.LxVVE2)
序章 「始まりの行進曲」
今日も太陽が暖かく世界を包み込む。
イセリア。
そこは、再生の旅を始めた「始まりの町」でもある。
イセリアには小さな学校が一つある。
そこに通う少年と教師。
彼女らこそ、ハーフエルフ達、そして天使達の陰謀を打ち砕いた英雄に違いはない。
尤も、彼女らにはそんな自覚はないが。
「それでは、ジーニアス。この問題の答えを。」
イセリアの唯一の教師、リフィル・セイジが弟のジーニアス・セイジに黒板を軽くコンコンと叩いて訊ねる。
「はい、姉さん。
そこは……」
ジーニアスが優等生らしくすらすらと答える。
「その通りよ。」
リフィルは口に出さないが、内心では弟の事を誇りに思っている。
彼女とジーニアスはハーフエルフだ。
ハーフエルフは以前迫害されていた。
彼女とジーニアスはエルフの村から追い出され、冷たい海に投げ込まれた。
幼かったジーニアスは何も覚えていないようだが、彼女にとっては忘れようと思っても忘れられない記憶だった。
——キーンコーンカーンコーン
授業終了のチャイムが鳴った。
今日はこれで学校は終わり。
ジーニアスはさっさと仕度し、家へ向かう。
村自体がそこまで大きくないため、ジーニアスとリフィルの家は学校からかなり近い距離にある。
家に荷物を置いたジーニアスは再び急いで家から走り出す。
走りついたのは村からイセリアの森へ繋がる門だ。
彼はいつもここから山を登り、親友、ロイド・アーヴィングの家まで行く。
「今日は……帰ってるかな? ロイド?」
- Re: TALES OF SYMPHONIA ( No.3 )
- 日時: 2010/05/31 19:27
- 名前: 行進曲 (ID: K.LxVVE2)
イセリアの森を抜けた先にロイド・アーヴィングの家はある。
扉をノックすると中から年輩のドワーフが出てきた。
ロイドの育ての親、ダイクだ。
「よお、ジーニアスか!」
「ロイド、まだ帰ってきませんか?」
「いや、まだ帰ってきてねえな。
でも、今日は一人お客さんが来てらっしゃる。」
「客?」
ダイクに招き入れられ、ジーニアスはテーブルに座っている男を一目見て驚いたようにその名をを発した。
「ク、クラトス・アウリオン!?」
「あの時の少年か。
背が少し伸びたか?」
クラトスは以前、世界再生の旅の時、共に行動したことのあった傭兵だった男だ。
しかし、彼の正体はクルシスの天使だった。
そして、ロイドの本当の父親でもあった。
「デリス・カーラーンに言ってたんじゃなかったの!?」
「実はユグドラシル……ミトスの姉であるマーテルについて、一つ分かった事がある。」
「ミトスの……お姉さん……。」
ミトス・ユグドラシル。かつての親友の名だ。
彼の正体はクルシスを統べる大天使、ハーフエルフ。
分かりあえていたと思ったジーニアスだったがミトスは彼を裏切った。
そして彼は……。
今も彼の名を聞くだけで胸が痛くなる。
「マーテル……彼女を殺したのは人間ではない。」
「え……じゃあ……誰が……?」
「それはわからない。
だから私はそれを確かめに再び旅に出ることにする。」
そう言うとクラトスは立ち上がり、テーブルに置かれた刀を腰にさす。
「ま、待って!
それならボクもついていく!」
「子供の遠足ではない。」
クラトスにきっぱりと言われる。
昔もそう言われたことがあった。
「ボク……ボクは、ミトスをあんな風にした奴が許せないよ!
お願い!ミトスのために少しでも何かしてあげたいんだ!」
扉を開いたクラトスの動きが止まる。
振り返ったその表情には優しい微笑みが浮かんでいた。
「やはり、ここで待っていて正解だったな。」
「待っていた……?」
ジーニアスがダイクの方に振り替える。ダイクはそっぽを向いてしまう。
「では、イセリアに戻ろう。
ダイク殿、世話になった。」
「何言ってんだ! お前さんの帰る場所もここなんだ、また戻ってこい!」
森へと消えて行くクラトスとジーニアスにダイクは大きく手を振った。
- Re: TALES OF SYMPHONIA ( No.4 )
- 日時: 2010/05/28 22:25
- 名前: A/M (ID: 0q.TSO76)
コメントこの前は有難う御座いました!
行進曲さんもすごいですね♪
(ギャグマンガ日和全員集合作者より)
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