二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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我ら兄弟ボンゴレファミリア!〜REBORN!〜
日時: 2010/06/22 19:33
名前: KEI (ID: O7xH2wYh)

ここは、夜琉さんと紅さんと共に作っていく、REBORNの小説第二段です。

荒らし、中傷は止めてくださいね。

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Re: 我ら兄弟ボンゴレファミリア!〜REBORN!〜 ( No.32 )
日時: 2010/07/29 18:25
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)

標的31 「格闘vs格闘」

「だが……、まぁいいか」(亜衣)
「……どうしたんだ?」(龍牙)
「いや、私は格闘というより武器の方が得意でな。頭もそちらの方がまわる」(亜衣)
「えぇー! でも亜衣ちゃんの格闘見たいよ?」(來)

困っている亜衣を余所に、來が駄々をこねる。
その言葉でもっと困る亜衣。
さて、亜衣はどうでるか。

「……まぁいいだろう。受けて立つ」(亜衣)

大体の答えは、もちろんOK。
心が優しくお人好しなため、断るのが苦手なのだ。
そのため質問攻めになるといつも困り果てて、結局は全部に答えてしまう。
これがお人好しという証拠の一つ。

「では始めよう。そちらから仕掛けてきていいぞ」(亜衣)
「凄い自信。俺に格闘で勝てるとでも?」(龍牙)
「もちろんそのつもりだ」(亜衣)

龍牙が走る。
そしてそのまま、亜衣に飛び蹴り。
亜衣は何も構えていないかと思えば、サッとフルートを取り出す。
そして綺麗な音色を奏で出す。
綺麗なような、寂しいような。
亜衣の気持ちのこもった音色。
音色は亜衣を取り巻くかのように、その姿を消した。
“亜衣”という姿が消えた。
もちろんこれは、フルートの音色が作り出した幻覚。

「ということは後ろだなっ! このパターンは見飽きたぞ!」(龍牙)

龍牙はスタッと床に落ちると、後ろに足を伸ばす。
もちろん足蹴りだ。
しかしその足は空気をスカッと通り抜け床につく。
後ろではスタッと誰かが舞い降りた音がした。

「悪いが幻覚は使ってないぞ? フルートはちょっとした“ダミー”だ」(亜衣)
「じゃぁどうやって……」(龍牙)

警戒しながらも態勢を立て直し、亜衣に問う。
その問いに亜衣は平然とした顔で答えた。

「簡単だ。フルートに目をいかせている間、上に跳んだだけだ」(亜衣)
「そして、後ろに来たと思わせて裏をついた……と?」(龍牙)
「その通りだ、龍牙」(亜衣)

緊張した空気が流れる中、二人はにらみ合う。
果たして勝者はどちらか?

Re: 我ら兄弟ボンゴレファミリア!〜REBORN!〜 ( No.33 )
日時: 2010/07/30 14:46
名前: 紅 ◆EQmoJC8tmw (ID: 38xu/37K)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

標的32 雲推参

龍牙「やっぱお前は面白いよ!」
亜衣「そうか?」
龍牙「あぁ。だけどよ、そんな奴が俺に倒されるのが楽しみなんだよ!」

そう言いながら龍牙は回し蹴りをしてきた

それを亜衣は簡単にかわす

龍牙「逃げてばかりじゃねぇか!面白くねぇぞ!」
亜衣「逃げるのも戦法の一つだ」

そう言って亜衣は龍牙の後ろについた

亜衣「これは貰うぞ」

龍牙のつけたチョーカーを簡単に取った

龍牙「畜生ぅ……馬鹿兄には一度も負けたことねぇのに……」
亜衣「それはお前の兄が弱いんじゃないのか?」
來 「そうだよ!あんな馬鹿犬なんて私簡単に倒せるよ?」
龍牙「っ……また手合わせ頼むぜ」
亜衣「あぁいつでも相手してやる。ところで次は誰だ?」

そこに一つの足音が響いた

そこに居たのはトンファーを構えた実弥だった

ツナ「ヒバリさん?!」
実弥「実弥だよ。間違えないでくれる?」
亜衣「次はお前が相手か?」
実弥「楽しそうな事やってると思ったら……ふぅん、良いよやってあげても」
來 「なら次はアヒルの妹だね♪」
実弥「雲雀だよ。いい加減覚えてくれる?」

來は「やだよ〜」といいながらアッカンベーをしていた

実弥「咬み殺.すよ?」
來 「やれるもんならやってみなよ!」

二人とも戦闘態勢になった

次はこの因縁の対決となるだろう

—続—

Re: 我ら兄弟ボンゴレファミリア!〜REBORN!〜 ( No.34 )
日時: 2010/07/30 17:02
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)

標的33 「二つの戦い」

「君にはとことん頭にくる」(実弥)
「こっちだって頭にきてるよっ!」(來)

二人の会話をキョトンとした顔で見るボンゴレ達。
しかしこれは日常からして当たり前の光景になっている。
呆然としてみているのも今のうちだけだろう。
亜衣達側から見れば、完全に呆れ顔。
すると來が言った。

「じゃぁさ、どっちが強いのか対決しようよ。私の方が年下だからって手加減はなしだからねっ!」(來)
「当たり前だよ。そんなことするんだったら、やめておいた方がマシだ」(実弥)
「ふーん……。その自信どっから来んのかなぁ?」(來)
「そんなこと、君には関係ないよ」(実弥)

二人の間で、火花が散る。
その二人を一番呆れた様子で見ていたのは亜衣だった。
守護者同士の対決。練習とは言っても守護者同士なんてものは滅多にしない。
いつもなら、ボスvs守護者がルールなのだ。
それをボス抜きで勝手に決めるといつ誰がキレるか……。
それが一番の心配どころである。

「ではお前達はここを使って勝手に戦え」(亜衣)
「え、いいの? じゃぁ行くよっ!」(來)
「望むとこだね。……咬み殺.す」(実弥)
「……でも亜衣。お前はどうすんだ?」(リボーン)

リボーンが亜衣に言った。
しかし亜衣は微笑むだけで、何も答えようとしない。そしてついには無言のままエレベーターに向かう。

「む、無視!?」(ツナ)
「……いきなりで悪い。沢田、着いて来い」(亜衣)
「そうゆうことか。……ツナ。試練に打ち勝て」(リボーン)
「ちょ、ちょっと待てよっ! いきなりなんなんだよ!?」(ツナ)
「……お前の修行に入る。獄寺や山本も来ていいぞ?」(亜衣)

亜衣が不適に笑う。
それを見てまた、リボーンが笑う。
何故かこの二人の笑みは不敵に見える。
何を企んでいるのやら?
來vs実弥、亜衣vsツナ。
果たして勝利は誰の手に?

Re: 我ら兄弟ボンゴレファミリア!〜REBORN!〜 ( No.35 )
日時: 2010/08/02 14:52
名前: 紅 ◆EQmoJC8tmw (ID: 38xu/37K)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

標的34

ツナたちが居なくなった後部屋には來と実弥が残った

実弥「行くよ」

そう言って実弥はトンファーを來に向けた

それを來は骸とお揃いの三叉槍で受け止めた

來 「悪いけどさ、私の方があんたなんかより断然戦闘も出来るよ?」
実弥「だったら見せてよ」
來 「にゅぅ〜……分かったよ!本当はダメって亜衣ちゃんに言われてるけど……」

そう言うと來は右目に手を翳した

そしてその瞬間に來の右目は紅く変わっていった

そしてその右目に移る文字はまだぼやけてはいるが確かに漢数字の六だった

來 「地獄道!」
実弥「幻術かい?笑える」
來 「笑ってられるの?」

すると廻りは一気に水だけになった

壁も床も無く上下左右も全ての感覚が無い

本当にそこは水だけだった

実弥「……」
來 「何したって無駄だよ。骸にぃと同じ能力なんだから」

來vs実弥

どちらがこの因縁の対決の勝者になるのだろうか

—続—

Re: 我ら兄弟ボンゴレファミリア!〜REBORN!〜 ( No.36 )
日時: 2010/08/05 08:13
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
参照: 未来は愛のために、愛は未来のために

標的35 「因縁の対決」

すると、実弥がフッと笑う。
その理由なんて知る余地もない。

「な、何で笑ってられるの!?」(來)
「簡単なことだよ。これも所詮は幻覚……、実在しないものなんだから」(実弥)

実弥がまたフッと笑う。
流石の來も、不気味に思えてきた。
だが実弥の不気味な笑いは止まらない。
むしろ高まってゆくばかりだ。
すると、実弥が大きくトンファーを振った。

「そ、そんなことしても無駄だよっ! 六道輪廻は無敵なんだからっ!」(來)
「……幻覚に無限なんて言葉はない。所詮、幻覚は幻覚。さっき聞いていただろう?」(実弥)

実弥が不意に目を開ける。
そう幻覚は所詮幻覚。空想にしかすぎないのだ。
すると見る見るうちに水がなくなってゆく。

「ど、うして……?」(來)
「何度言ったら分かるんだい? 所詮は幻覚だ、と。隙が無い訳じゃないんだよ」(実弥)
「……くっ……」(來)
「君みたいな奴と、こんな勝負をしても面白くないね。やっぱり亜衣と戦う方が面白い……」(実弥)

そう言った実弥は、亜衣が向かった方向へと立ち去っていく。
その場に残った來は、ただ唇を噛み締めていた。


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