二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦
- 日時: 2010/09/23 13:13
- 名前: 鞠魂 (ID: OMeZPkdt)
こんにちは。
はじめまして、鞠魂です。
皆様に楽しく読んでいただく前に、
・悪口禁止
・荒らさない
・アドバイスなどは受け付けます。
以上のことを守っていただきお読みください。
それでは、よろしくお願いします。
- Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.17 )
- 日時: 2011/03/21 14:06
- 名前: 鞠魂 (ID: w9hamx8g)
第9話「涼野伶花 消失」
その日は影山によって、イナズマジャパン対ジ・エンパイアの試合が日にちが繰り上がって、テレビで放送されていた。伶花なら今から間に合うかもしないが、伶花自身動く気力がなくなってた。
一方そのころ、円堂達も影山により今回の試合に参加できずにテレビで見ていた。
「あれ?伶花もいないみたいだな。どうしたんだろ?」
円堂がテレビを見ていった。鬼道も不動も気にかけた。不動は、心あたりがあったが、正確には分からないため伏せておいた。
それから、鉄壁の守りを持つジ・エンパイアから1点は取ったものの、試合は敗北に終わった。
それから、風丸達がイナズマジャパンの宿舎に戻って円堂達も合流した。そして、
「円堂。伶花も一緒じゃなかったのか?」
「いや。一緒じゃないし、先に戻ってたりしてるかと思ったんだけど。伶花大丈夫かな。」
円堂達は伶花を心配しながら、宿舎に入りそれから、日が暮れたころ。
「あ!帰ってきた!」
円堂の言葉に皆が集まった。伶花の自動車が宿舎の前に止まったのだった。
「ありがとう。レイド、これからは練習が終わったときに行くから、レイドは兄さんについていて。何かあったら困るから。」
「かしこ参りました。伶花様もお気をつけて。」
「ああ。ありがとう。もう、戻っていいぞ。」
そう言って、車のドアを閉めた。それから、宿舎内に入ると。
「伶花!!」
皆が玄関の前にいた。
「どうしたの。皆。」
「大丈夫か?伶花?」
円堂が心配そうに言った。
「私は、大丈夫。」
「・・・・・。何かあったんだろ。」
鬼道が伶花を見て言った。
「!?・・・・・。いいよ。皆もいるんだ、話すよ。」
伶花はそういうと、中へ上がりこみ食堂で話した。
「え!?ガゼルが事故に!?」
ヒロトが言った。
「うん。私のせいで・・・・・。」
「どういうことだ?」
鬼道が言った。
「私、兄さんにライオコット島で調べ物してもらってたの。そしたら、車が来て・・・・・。私が、あんなこと言わなかったら・・・・・。」
その時点で、伶花の瞳には光がなかった。
「私・・・・・。兄さんをあんなにしてサッカーをやる資格なんて・・・無いよ・・・。」
ガタッ!
不動が動いた、そして伶花のネクタイをつかんだ。
「ふざけんじゃねぇ!!お前、何のために戦ってきたんだ!お前のプレーには、お前に託した思いがあるんだぞ!!弱音はいてんじゃねえよ!!」
「おい!不動!!」
鬼道が不動の手をつかみ不動をおさえた。
不動から、手が離れた伶花はその場に倒れた。
「伶花!!」
円堂が言った。すると、鬼道が不動から離れ、伶花をおぶった。
それから、鬼道は伶花の部屋へつれて行った。暗い、部屋の中でベットに伶花を寝かせた。布団をかけたときに、伶花は鬼道に寝ながら小さく「ありがとう。」と呟いた。
「・・・・・。頑張れよ、伶花・・・・。」
そう言って、伶花の部屋を出た。
つづく
- Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.18 )
- 日時: 2011/04/01 16:52
- 名前: 鞠魂 (ID: L529GKb7)
第10話「二人の支え」
次の日の朝—
不動と鬼道は、着替え自然に伶花の部屋へ向かっていた。そして、伶花の部屋のドアの前で顔を合わせた。
「何しにきたんだ。」
鬼道が言った。すると、不動は少し顔を赤くした。
「昨日のこと、誤りにきたんだよ。」
「・・・・・・。まぁ。いい入ろう。」
「おい。勝手に入っていいのかよ。」
不動が言った。
「俺は、伶花に前に許可をもらった。お前のことも、伶花は許すと思うから入れ。」
そう言われ不動は大人しく、鬼道と共に伶花の部屋に入った。
「起こすなよ。」
「分かってるよ。」
それから、二人は伶花のベットの脇に左に不動、右に鬼道と分かれて椅子を持ってきて座った。
「おい。」
「なんだ。」
不動が鬼道に話しかけた。
「お前。伶花のこと好きなのか。」
「え・・・・・。好きって。」
「恋愛感情持ってるかって聞いてんだよ。」
「なんで、そんなこと聞くんだ。」
「べ、別にいいじゃねぇか!」
ちょっと、むきになったが伶花を起こさないように、不動も鬼道も小声で話している。
「別に、幼いころに遊んでイナズマジャパンの仲間としては、好きだ。」
「へぇ〜。でも、こいつはきっとお前のこと好きだぜ。こいつ試合でも練習でもお前のこと気にかけてるし、試合のときベンチからでもすごく分かる。」
「・・・・・・・。お前は伶花のことが好きなのか。」
「は!?」
「うるさい。伶花が起きるだろ。」
「お前、なんで聞くんだよ。」
不動が少してれながら聞き返した。
「お前、伶花のことすごく気にしてるじゃないか。」
少しだったのが、不動の顔はけっこう赤い。それから、少し落ち着いてから、言った。
「べ、別に好きじゃねぇよ。」
「そうか。」
鬼道はそれを聞いて、少し安心した顔をした。
「何安心してるんだよ。」
不動が言うと。伶花の携帯がなった。そして、伶花が目を覚ました。
けれど、まだ伶花の目にしっかりとした光はない。
「なんで、二人が私の部屋にいるんだ?・・・・・まぁいいが。着替える後ろ向いていてくれ。」
伶花は、いつものようにポニーテイルで髪を縛っていないので、お尻の辺りまで髪がある。
「おい。伶花大丈夫なのか。」
そう言われて伶花が振り返ると、目は涙に覆われていた。
「!?」
鬼道も不動も驚いた。鬼道は不動の横に行った。すると、力が抜けたように倒れた。二人は、伶花が床に頭がつく前に二人で伶花を受け止めた。床には、伶花の涙がこぼれ始めた。そして、受け止めてもらった鬼道に抱きついて大きく泣いた。鬼道は伶花のことを優しく抱きしめた。不動も、伶花のことをさすって二人で伶花を支えたのだった。
つづく
- Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.19 )
- 日時: 2011/04/02 14:24
- 名前: 鞠魂 (ID: L529GKb7)
第11話「練習復帰」
鬼道と不動二人は、伶花のことを好きになっていたのだ—。
けれど、何もできていないと感じ、今も二人は伶花を支えてあげようと思ったのだった—。
それから、数分後—。
涙が止まらなくなく、胸が締めつけれていた伶花は、言った。
「有人君。不動君。もういいよ、ありがとう。」
「伶花・・・・。」
鬼道が言った。そして、
「私、眠ってた時に感じた。サッカーがしたい。皆と・・・・・。
だから、二人・・・には。感謝してるし・・・・。だから、言いたいの・・・・。ちゃんとは、話せないし・・・・。でも、もう大切な人を失いたくないし、傷つけたくない・・・。だから、二人に・・・・。一緒に協力してもらいたいの・・・。」
伶花が泣きながら言った。鬼道と不動は顔を見合わせ言った。
「いいぞ。伶花。」
「しょうがねぇな。協力して、やるよ。」
そう言ったのを聞くと、伶花は顔を上げ二人に抱きついた。
「あ、ありがとう。二人とも・・・。」
二人は驚いたが、小さく笑った。それから、伶花は「朝練始まるから、言っていいよ。午後になったら、私の部屋に来て」と言ったので、鬼道と不動は、伶花の部屋を出た。
それから、朝ご飯を食べてから朝練となり、昼食後の休憩に二人は誰かに見つからないように、伶花の部屋へ向かった。
ガチャッ
鬼道がドアを開けた。すると、伶花はベットの上で白狐を可愛がっていた。
「れ、伶花・・・?」
「なんだ、そいつ。」
鬼道も不動も驚いている。それからなんと。
「そいつとは、なんだ貴様。いきなり、失礼ではないか?まったく、伶花の仲間といえ、無礼なやつだ。」
と言ったのは、伶花が抱えていた白狐だ。
「え・・・・・。」
「しゃ・・・。べった。」
二人とも目が点な状況だ。すると、
「シルベット静かにしろ。有人君、不動君、これは私のペットのシルベット。白狐だよ。ちなみに、オスだ。さっきしゃべってたけど、実際変化してるから、元の姿は人間みたいなものだよ。」
白狐のシルベットが元は人間。と言うことを聞いても二人はまったく理解できない。
「それじゃ。シルベットこれ頼んだよ。セリア達にもちゃんと説明をしろよ。」
そう言って、シルベットに少し厚い封筒を食わさせた。
「分かってるよ。おい、そこの二人伶花に迷惑かけんなよ。」
と言って、伶花の部屋にある窓から飛び出していった。
「ちょっ。」
不動が飛び降りたシルベットを見て言ったが、伶花は「大丈夫だよ。」
と言う顔をしていたから、口を結んだ。
それから、伶花は自分もチームKの試合を見ていたことと、影山についても調べていたことを話した。
「影山の悪事は重々承知だ。でも、影山は利用されている。」
その言葉を聞いた二人は。驚いた。
「あの、影山が利用されているだと!?」
鬼道が言うと、不動は。
「ガセじゃねぇの。」
伶花の発言を疑った。けれど、伶花は。
「いや。確かなことだ、実際動かしている奴は影山よりも最悪な人間だ。」
「一体誰なんだ。」
鬼道が尋ねると。
「すまない。そこまでは、我らの機密事項だ。言うことはできない。」
「我ら?」
鬼道が言ったが、不動も「誰なんだよ」って顔をしている。
「私の作ったサッカーチームだ。メンバーが、被害にあったんだ。だから、チームで協力して調べようと計画したんだ。私も、あの人とは切っても切れない関係だ。生憎。おじい様の経営している会社の協力者となっているから、何度か会ったかことはある。」
「・・・・・。」
鬼道も不動も難しい顔をしている。すると、伶花は。
「準決勝・・・・・。準決勝あたりになったら、そいつと出くわす。今も、被害者犠牲者はいるんだ。私は、なんとしてもあいつを逮捕させたいんだ。今だから、言えるがあいつに両親を殺されたのではないかと考えている。」
「!?なんだって?!」
鬼道が言った。
「まだ、「考え」としか言える状況では無いがな。」
「伶花・・・・・。」
「心配しないで、私は大丈夫。午後からはちゃんと練習にも参加するし。ありがとうね。二人とも、大好きだよ。」
そう言う伶花を見て二人は、少し顔を赤くして伶花を見た。
「あ、えっと。チームメイトとしてね。」
伶花も、照れながら笑った。
それから、伶花は午後の練習に参加した。
つづく
- Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.20 )
- 日時: 2011/04/05 16:10
- 名前: 鞠魂 (ID: L529GKb7)
第12話「イタリア戦に向けて」
伶花が消失してからも、それから1週間で風介は退院することができた。そして、吹雪がメンバー復帰しアメリカとの戦いも無事に勝利。残るはついに、イタリアとの戦い。
「はぁぁぁぁぁ!!!」
伶花は円堂とのPKでかなり熱くなっていた。
「いいシュートだ。でも、無理はあんまりするなよ!!」
円堂もそれに気づき、伶花に気を使った。
「分かってる、大丈夫さ。」
必ず、勝つ!!この思いが、伶花の頭に強くいだいた。
「あいつ。大丈夫なのかよ、まったく。」
不動が伶花の姿を見て、言った。
そして、練習が終わったあと————。
「はぁぁぁぁ!!!」
終わってからも、伶花は近くの海岸で練習をしていた。
『あんたは、私よりも強いんだ。イタリアなんて簡単だろ。』
セリアの言葉が頭を過ぎった。
「そうは言っても、重りは開放しない。」
そう言って、またボールを蹴り続けた。
「・・・・・・・・。有人君大丈夫かな?」
鬼道の心配をする理由は、今日あったスペイン代表レットマタドールとの試合で見せた、鬼道の焦りだ。影山のことに気持ちが行って、一人でプレイしていたのだ。
「試合に、響かないといいけど。」
それから、日が暮れたとき。伶花は、窓から鬼道の様子を見ていた。一人で練習をしている鬼道の姿を————。
すると、少ししてから不動と佐久間が練習に加わった。
それに安心した伶花は、窓から放れた。
翌日—————。
ついに迎えたイタリアとの試合。イナズマジャパンはオルフェウスに勝つことができるのだろうか。
つづく
- Re: イナズマイレブン小説 もう1つの世界への挑戦 ( No.21 )
- 日時: 2011/04/05 16:20
- 名前: 華奈 ◆268i9tslsM (ID: RqJf1b70)
初めまして!
面白いです^^
頑張って下さいね♪
この掲示板は過去ログ化されています。